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鈴木貫太郎の信念

さて、戦後78回目のお盆が終わったわけですが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

この時期は戦争をテーマにしたドラマやドキュメンタリーが盛んに放送され、
否が応でも戦争の気分が高まるわけですが、
あまり「皮膚が焼けただれ…」のような感情的な話になってしまい、
本質を見誤りがちです。

確かに戦争は悲惨なのです。
特攻隊にしても、
あのような戦略で勝利できると考えていた者はいなかったでしょう。
そこを指して、なぜ若者を犬死にさせたのかと言う方もいますが、
若者たちは、別に天皇のためでも大日本帝国のためでもなく、
愛する父母や妻子や友達のために盾となったわけです。
自分に残されていたはずの、
人生の残り時間をすべて投じることで、
自分以外の者を逃がそうとしたのです。

そして、そのことで生き永らえた命があるとすれば、
この戦略を批判する資格は、私たちにはないでしょう。

何を言いたいのかというとですね、
どんなに悲惨な戦争でも、立派な方はいて、
自分の命はその方から守られたものなのだ

ということです。

大東亜戦争より40年ほど前の、日露戦争開戦時、
当時の明治天皇が詠まれた御製の歌、
「よもの海 みなはらからと 思ふ世に など波風の たちさわぐらむ」は有名ですよね。
世界の全てを兄弟姉妹であると思っているのに、
どうして波風が立つのだろうか、という意味ですよね。
実際、明治天皇は心からそう思っていたらしく、
開戦の折、全国の学校の教員に対して、
いずれ仲良くなるために戦うのだから、
相手を悪く言うような教育はしてはならぬと命じています。

この明治天皇の御製歌ですが、
のちに昭和天皇も、大東亜戦争の開戦前にこの御製を引用され、
開戦反対の意思を示されたと言われています。

その大東亜戦争で日本と戦ったアメリカは、
当時、ルーズベルト大統領でしたが、
このルーズベルトが終戦4ヶ月前に脳卒中で死去した時、
日本の鈴木貫太郎首相は、なんと、敵の大将であるルーズベルトに弔電を出しています。
しかも、ルーズベルトが敵であるにも関わらず、ひとつも蔑むことなく、
彼の指導力を称え、死去はアメリカの損失であるという内容の弔電でした。

果たして、日本人の精神性というのは立派なものだなと感じます。
「汝の隣人を愛せよ」という聖書の教えを、
日本は騎士道や武士道として身につけていたのだな、と。

私たちは、そうやって受け継がれてきた命です。
権利とか収入とか名誉とか、
自分の生活を守ることに汲々としがちですが、
もっと博愛の精神を持たねばならぬのかもしれません。

ルーズベルトの死後、副大統領のトルーマンが大統領に昇格しましたが、
このトルーマンが、少しも博愛の精神を持ち合わせない人でした。
大東亜戦争が終わったのは、ご存知のとおり、
このトルーマンが、この時期の日本が降伏の意思を示していたにも関わらず、
そんなこと関係なく広島や長崎に原爆をブッ放し、
そこにいた市民を無差別に虐殺したためです。

確かに戦争は悲惨なのです。
しかし、どんなに悲惨な戦争でも、立派な方はいるのだということと、
別に戦争を礼賛しなくても、その人物を称えることは正しかろうと思います。

[SE;KICHI]

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こんにちは、あるいはこんばんは。
二度目のEnzoです。
一応もういちど・・・「エンゾー」ではなく「エンツォ」です。
なんだか田舎に行くと方言で・・・
エンゾーって排水溝の意味を持つらしいですね!!!
まぁ、気を取り直しまして。

最近、ちょっと増えてきてたンですよね。
数年前まではたぁまに、あれ?なんかいるかな?昨日もいたけどすぐ居なくなったし、
と、特に気にもしなかったンですけど。
それがだんだんと期間?が短くなって2日、3日とよく居座っていたりして、
さすがに不安になってきたンですよね。

実は僕自身のせいでもあるンですが、
簡単に言いますと、こちらから不必要に余計に買ってしまったおやつとか、
消費期限の近いものとかあげちゃったンです。
はい、たぶん駄目ですよね。
ただの自己満足の部類だと自分でも重々承知しております。

食べ物って高いものでも安いものでも、
昨日はメチャメチャしょっぱいと思ったものでも、
今日は汗かいたせいで凄く美味しい!
とか思えるじゃないですか。
そしてその瞬間の幸福感って他にはないものを感じるンですよね!
その幸福感のおすそ分けをしている、と言うだけなンですけれども
・・・この「だけ」の考えが悪いンですねきっと。

全然関係ないですけど、
写真は数か月前に立ち寄った飲食店のメニューです。

カレーラーメンライス①カレーラーメンライス②

カレーライスとカレーラーメンが一緒になった、
子供のころに家でやったら母親とかに怒られるような、
男子ロマン飯!(流行語大賞候補)

こちら、今季放送してる?もう終わった? ドラマDIY・・・! ←これいるンだっけな?
に、出てくるお店みたいです。
CMとココのお店の張り紙で知りました。
主演の?ひらがなの名前の子、笑顔がかわいいですね。
笑顔でいられる時間(生活)が多かったンだろうなと感じました。
でもTV見ないから何してる人とか流行ってるとか全然わからないけど・・・

上村ひなの 上村ひなの
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/126163/

いつの間にか話題がお出かけしてましたね。
おかえりなさい。はい、ただいま。
よくあるンですよ、いつの間にか話がそれちゃうこと。
ファミレスとかの「さっきから他の話題乗り越えて、
お前しか喋って無いよ男女(全年齢対象)」的な世界を繰り広げる、
話の終着点が宇宙探査機になるやつ。
これを今後「●ンドクルーザー」と呼ぶことにします。
T●Y●TAさんゴメンナサイ・・・

で、なンでしたっけ?
あぁ、そうだ
最近、出先で急にもよおしてしまって、
2日~3日に一回位のペースでしか、
家で(HOME)排便してない(LESS)って話でしたよね。

駄目だ駄目だと思いながらも手と口が止まらない、
昔はよかったンですけど消化が追いついていかない・・・
本当に気をつけなきゃ!

もうすぐお盆ですね。(アップされる頃にはお盆過ぎてるかもですけど)
ちょうど実家に帰る途中においしいクレープ屋&ジェラート屋さんがあるから、
立ち寄ろうと思います。

では、また。

[Enzo]

コントラスト。

先日、家族でアウトレットモールのフードコートで、
食事をしていた時のこと。
海鮮丼を食べていた6歳の息子がしくじって、
どんぶり鉢を落として割ってしまいました。
親として、破片を拾い集め、
散乱した刺身をかき集めようとしたのですが、
そこに現れたのが、
若くてチャラそうな、清掃担当のお姉さん。
「おケガはありませんか? 触らないでください! 
私がやりますから」
そして、本当にその言葉どおり、米粒ひとつ残さず拭い去り、
最後に再び「おケガはありませんでしたか?」と私たちを気遣い、
去って行きました。

私たちは恐縮していたわけですが、息子はそれどころではなく、
食器を割ってしまったことと、
食べている途中だった海鮮丼がなくなったことにショックを受けていたところ、
再び現れた先ほどのお姉さん、私たちのそばにひざまずき、
「海鮮丼屋さんが、
同じ商品を再度提供させていただきたいと申しております」と言います。
……ウソですよね?
海鮮丼屋さんがもう一度作りたいはずはなく、
明らかにその掃除のお姉さんが頼んでくれたんですよね?
流石にそれは…とお断り申し上げたのですが、
「あの人、食器が割れた瞬間に颯爽と現れて掃除し、
海鮮丼屋さんにも話をつけてくれたんだね」と感動しました。

一方、また別の日。
今度は中年3人で、
ロードサイドのラーメン屋さんに行ったわけです。
3人とも初めてのラーメン屋さんでシステムが分からない中、
モタモタしながら食券を買って席についたわけです。
なにしろ初めての店ですからね、
どこの系列だとか、
いろいろヘラヘラと話していたわけですが、
そんなとき、ヌッと現れたのが、背の高い男性の店員さん。
私たちは座敷に座っていたので、
高さの差から、威圧感はなかなかのものです。
「もう呼ばれてますよ」
どうやら、調理できたら番号札で呼ばれるシステムなのを知らず、
私たちが話し続けていたため、呼びに来られたのでした。
慌てて立ち上がり、靴を履いて窓口まで行って、
「すいません、すいません」とか言いながら、
自席にラーメンを運んだ私たち。

口にしたラーメンは美味しかったのかもしれないけれど、
それすら思い出せないほど、
なんとなく鬱屈した記憶が残ったラーメン屋さんでした。

当然ですが、悪いのは話に夢中になっていた私たちです。
マイクも使わず肉声で呼ばれても分からんよ〜とか、
そもそも呼び出しシステムだって教えといてよ〜とか、
もっと言えば、なんだって手ぶらで呼びにくるんだ、一人前くらい運んできてもバチは当たらんやろとか、
私たちの小さな器が要らぬことを思わせるのですが、
あくまでも悪いのは私たちです。

ただ。
悪いのは私たちだと分かったうえで、あえて思うのです。

フードコートの清掃係のお姉さんと、
ラーメン屋のスタッフのお兄さん、
どちらがお客さんを感動させているか。

感動って大袈裟な感じもしますが、
それがリピーターの条件でしょう。
実際、ラーメン屋のほうは、
自分たちが悪いのは百も承知なうえで、
「なんか、もう来ないかも」なんて話しだす中年3人。
理不尽かもしれませんが、顧客の購買行動なんてそんなものです。

翻って自分の働きぶりはどうか
たまに考えてみないといけませんよね。

[SE;KICHI]

蟻田功という人

かつて、私が学生だった頃、早めの年次に薬理学という講義がありました。
その講義の担当教官がわりと雑駁な話をする人で、
薬理学の細かい機構よりも、それを取り巻く背景などを取り上げたものでした。
そこで、私が知ったのが、蟻田功という人名でした。

この蟻田功という人物は熊本県生まれの医学者で、
世界保健機関(WHO)の天然痘根絶対策本部長を務めた方だそうです。
同じく熊本出身だった担当教官の思い入れは強く、
特に天然痘に関心がなかった私たち学生にも熱心に「伝道」されたので、
そのしつこさに、ついつい記憶してしまった人名でした。

あれから幾星霜。
卒業後はそんな人名を思い出す必要もなく、すっかり忘れていたのですが、
5月の新聞で、3月に亡くなっていらっしゃったことを知り、
学生当時の記憶と共に、急に思い出したわけです。

学生だった頃は「ふ~ん、WHOの偉い人が日本人なんだ」くらいの認識でしたが、
いま、大人になって少しは視野が広がった私から見て、
天然痘根絶宣言というのは偉業だなと分かります。

人類とウイルスの長い闘いのなかで、
天然痘は、人類が勝利を宣言できた唯一の事例です。
ひとつの感染症に打ち勝つことがどれほど困難かということは、
私たちはここ数年、新型コロナウイルスのパンデミックで痛感しました。
いまだに続く新型コロナウイルスに関して言えば、
当初、人類は根絶を目指そうとしたものの、
感染の広がりに根絶の取り組みは追いつかず、
じりじりと土俵際に追い詰められた結果、
仕方なく根絶を諦めて共存を指向したように見えます。
結果、闘いとしては勝利できたとは言えず、
事実上、勝利は無理なのだろう
つまり、人類はウイルスひとつ滅ぼすことができぬのだと、
己の無力さを思い知らされましたよね。
それゆえに、たった1勝とはいえ、
天然痘に勝てたというのはとんでもない偉業でしょう。

蟻田さんが天然痘根絶対策本部に参加した時、
WHO本部からの参加メンバーは蟻田さん含めてわずか4人だったそうで、
それに対して世界の患者数は推定で年間3千万人、
死者は600万人以上に及んでいたそうです。
私は、権威的な賞などに価値を感じるタイプではなかったそうですが、
蟻田さんの偉業に対しては、
ノーベルなんとか賞でも、国民なんとか賞でも、
差し上げて然るべきだと思ったりもします。
だって、それ以降、日本人どころか世界中で、
その対戦で勝つことは並大抵でないと思い知ったわけだから。

[SE;KICHI]

ある日の珍事

先日の勤務中、昼過ぎの出来事です。
お客様のもとに向かって運転している最中、珍しい出来事に遭遇しました。

富山市から川を渡って立山町に向かう常願寺公園近くの土手沿い、
富山地鉄水橋常願寺踏切の前に差し掛かったところで警報機が鳴りはじめ、
止まったところ、それは起きました。

なんと対向車のトラック(ゴミ収集車)が突っ込んで、
踏切の遮断機の遮断棒をぶち壊したのです。
しかも自車側のみならず、自分がいる方の反対側の遮断棒も豪快にバキっと。

あまり見かけないというか、
まっとうなドライバーなら警報機が鳴った瞬間に止まるのが、
法律順守で普通のことだと思うので、この出来事にはさすがに驚愕しました。
警報機が鳴ったら、遮断機が下りるまでの時差を鑑みて、
自車のサイズとスピードからアクセルを踏みぬいて速度を上げ、
抜けていくドライバーはたまに見かけますが、
あくまでそれは総合的に脱出可能と、瞬時に判断してのことだと思います。
自分も踏切通過中に警報機が鳴ったら、
アクセルを踏んで軌道内から即時脱出することがあります。
基本的にはいけないことですが、
事故になるくらいであれば必要なことだと思います。
(そもそも踏切の軌道内では加速することは禁止されていますが…)

ですが、おそらくこのドライバーはそれを見誤ったようです。
彼も勤務中でしたのでトラックを運転していましたが、
普段運転している自車感覚のまま突っ込めると判断したのでしょうか。
それにしては踏み出すスピードも遅く見えましたが。
ともかく箱型のごみ収集車は、
その体積が平型ダンプなどと違って引っ掛かりやすい物ですから、
すぐにひっかかってしまうことは冷静になれば想像がつくのですが、
構わず突っ込んだのですから、接触し、
勢いよく動くトラックに引っ張られ、バキっと破損。
対向車側の遮断棒も接触して引っ掛かり、
豪快にぶち破ることになったわけです。

そして折れた遮断棒は私の車の前側に曲がって、あわや接触する寸前に。
多分、私だけでなく、後ろのおばちゃんたちや、反対車線の営業マンなど、
踏切近くにいたドライバーたちも驚いたことでしょう。
この道のこの場所はもともと混みやすい踏切ですので、
目撃者多数といった感じです。
しかも、私のいた150m程後ろには幹線農道の交差点があり、
次々と後続車が入ってきて後を絶ちません。
たちまち渋滞してしまうのは目に見えていました。

ちなみに折った瞬間、私はトラックドライバーのおっちゃんの顔を見ましたが、
やっちゃった~みたいな苦い顔をしていました。
そして、そのまま100m程進んで停車し、
ドライバーは下りてきて徒歩で踏切に向かってきました。
なんとそこで折れかけた2本の遮断棒を勝手に手で千切って、
線路の脇に投げ捨てました。
なにやら起きていることの情報量が多すぎて愕然とします。

折れた遮断桿

一方、警報機が鳴っている踏切に電車が迫ってきていました。
橋を渡って加速していた電車。
遮断棒が無いまま通過すると思っていましたが、
踏切に異常をきたした警報か何かを検知して、
急ブレーキをかけて急停止したのです。
しかも、完全に踏切箇所を過ぎず、2両のうち後方の車両のみが留まる状態で。
おいおいこれは長引く大事になってきたぞ~💦と思いつつ、
意外にも制動力が早いことに感心しているのも束の間、
電車の運転士がいそいそと出てきて現場確認を始めました。
そして、線路脇に投げ捨てているドライバーを見つけると、
話しかけて何やら談合を始めました。
そして、1,2分ほどの会話が終了すると、
それぞれ何事もなかったかのように戻っていき、電車は颯爽と出発して離れていき、
トラックも加速してどこかに消えてしまいました。
ただ、踏切の警報機の音だけは消えずに鳴り続けたのです。
遮断棒が折れて無くなり、ほぼ踏切の意味をなしてない遮断機。
警報機だけが鳴る踏切は今も存在しますが、
なんというか警報機だけが鳴り響く状況は、どこか虚しささえ感じます。



その警報機。
電車が過ぎても鳴り止みませんでした。
3分以上(体感では5分以上)だったと思います。
延々と鳴っているのです。
しびれを切らしてか、対向車側の何台かは横のスペースに入って切り返し、
ターンして戻っていくのが見られました。
しかし私のいた車線にはそんなスペースなんてありません。
先述の通り、後方の信号から次々とクルマが供給される状況ですから、
当然渋滞が発生。
多分ですが、電車もない遮断機もないのに、
なぜ前で詰まっているのか分からないので、
イライラしているドライバーも多かったのではないかと思います。
そんな状況で、どうしようもないのですが、変な焦燥感を感じている私。
例え電車が過ぎていても、警報機が鳴っている以上は進めないのですから、
なぜか後ろの人たちに申し訳ない気持ちと、
あの運転手やってくれたなーと、
若干イラついてしまっていました。
結果的に警報機は鳴り止み、踏切を渡ることはできましたが、
対向車の渋滞はもっとすごいことになっており、500mは続いていたと思います。

対向車の渋滞 去っていくトラック

あの運転手はどうしたのでしょうか。
調べたところによると、刑法第百二十五条往来危険罪に該当する可能性もある為、
逃げることはないと思いますが、
おそらく会社かどこからか、何かしらの賠償は払われていると思いますが、
電車の乗客にも我々運転手たちにも迷惑をかけています。
賠償しろとは思いませんが、
近くにいた人たちに会釈ぐらいしてほしかったものです。

これは珍しい出来事に遭遇したな。と思うお昼過ぎでした。

※ちなみにその日の夕方、同じ踏切に通りかかったところ、既に復旧されていました。
さすがに安全装置、仕事は早いです。

[K.K]

夏季休業のお知らせ

平素より格別のご高配に預かり、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は勝手ながら、
8月13日(日)から8月16日(水)を夏季休業とさせていただき、
お盆明けは8月17日(木)より通常営業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
猶、今後とも倍旧のご厚情を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

[AKA]

ドレミファドン in SPA

弊社代表のご友人に、電器屋のようでパン屋のような、
パン屋のようで電器屋のような、何屋かよく分からない方がいらっしゃいます。
まぁ、その方が何屋かはどうでもいいのですが、
その方は、お店が休みの水曜日、奥様に秘密で買ったオープンカーを駆って、
とある温泉施設に行くのだそうです。

その温泉施設は富山県射水市にある『海王』
温泉の濃度が濃いとかで、その手のランキングでは上位常連であるうえ、
交通の便が良い場所にあるので、富山ではかなり有名な温泉です。
内部はドン・○ホーテのように商品とPOPで溢れかえっていますが、
確かに茶褐色の温泉は濃いようで、浴室内はいたるところが変色しており、
それどころか「濃すぎるから、あんまり長く入らないでね」と、
安全を啓発するための張り紙がいたるところに。

ほかにも、ドライサウナの温度が115℃だとか、
なんというか、泉質の良さに加え、なかなか攻めている温泉なのですが、
私が心を奪われているのは、もっと別のところです。

それは、懐メロ。

館内のスピーカーから流れている曲が延々と懐メロなのです。
それも、ちょっと古い…とかではなく、
キャンディーズとか、天地真理とか、アグネス・チャンとか、
平成にすら入っていない時期の懐メロなのです。
令和のいま、露天風呂に入りながら『あなたに夢中』(1973年)を聞けるなんて、
ちょっと涙が出そうな、ノスタルジックな気分になります。

伝わってますでしょうか。
実は、フォークソングを延々と流している銭湯とか温泉は、まぁ、あります。
私が知っている富山県内の別の銭湯では、
延々と谷村新司(アリス含む)だけが流れていたりします。
しかし、ここ(海王)は懐メロのアイドルソングのみ。

それで気づいたのですが、
露天風呂に入っていて、懐メロの前奏が流れると、
まず、「ん、なんだろう?」と思い、
前奏を聴きながら「あ、あれか!」となり、
歌い出しには口ずさめる準備ができている
という、
何段階かの「記憶の掘り起こし」とでもいうプロセスがあるのです。
チャッチャッチャラ~ララ、ドン♪って聴いて、
「また会う日まで」!って答える、セルフ・ドレミファドンね。

いまどきの曲は、前奏のない曲も多いですね。
いきなりトップギアで歌い出したり、簡単な前奏の後、すぐにサビだったり、
早く「本題」入ろうとする曲が多くて、
前奏でワクワクする遊びができないですよね。

ちょっと、露天風呂で感じたことですが、
私、その前奏を聴きに、この温泉に通ってるのかもしれません。
問題は、それを聞くために、
「濃すぎるから、あんまり長く入らないでね」の張り紙を無視して、
どんどん長湯になって、風呂上がりにフラフラすることでしょうか 笑

[SE;KICHI]

恒例の。

年に一回の健康診断が先日ありました。

ここ数年肝臓の数値が高いので、
去年は試しに検査の一週間前からお酒をやめて挑みましたが、
数値は高いままで変わりませんでした。
それで今回は数ヶ月前から週二回禁酒日を作って地道にがんばった結果、
数値が基準値にようやくおさまりました。
普段通りにした方がいいと思い、
検査前日もいつものようにお酒を飲んで行きましたので、
それで基準値内はなおさらうれしく感じました。
今後も続けていきたいと思います。

また、メタボの判断のため、腹囲も毎年測られるのですが、
去年より3cm痩せていて計測した方に、
おめでとうございます、メタボではありませんよと褒められました。

ただし、コレステロールと中性脂肪の数値が高いのは例年通りで、
課題は残りました。

胃カメラも毎年やってますが、
ここ数年は同じ男性の方が検査してくれていたのですが、
今年は初めての女性の方でした。
それほど若そうではなかったので、そこそこ経験のある方かと思っていましたが、
実際始まってみると、
カメラの付いた菅を最初からグイグイ押し込んできて、
苦しいと言うかきついと言うか大変でした。
撮影する際にも、空気を入れたり洗浄したりするのも容赦ない感じで、
ずっと体に力が入りっぱなしでした。
ようやく終わった時にはひと仕事終えた後のような脱力感に見舞われました。
また来年もやるのかと思うと憂鬱です。

年齢的にそろそろ健康と体力の維持をしっかり意識して生活していかないと、
すぐにガタがきてしまいます。
ろくに運動もしないのに、好きなものを好きなだけ食べて、
お酒も飲みたいだけ飲んでいるわけにはいきません。
まずは体を動かして脂肪の燃焼からですかね。
また一年がんばりたいと思います。

[M M]

つまらないかどうかはアンタの気持ちひとつ。

先日、テレビを見ていたら、
「“年収300万円だけど好きな仕事に就いている人”と、
“つまらない仕事に就いているけど年収500万円ある人”では、
果たしてどちらが幸せでしょうか」という討論をやっていました。

この設問に対して、出演者は各々自分の意見を述べていましたし、
記憶は曖昧ながら、もしかしたら dボタンで視聴者も投票できたかもしれません。
いずれにしても、この設問に対する賛否は非常に伯仲しており、
つまり、年収300万円だけど好きな仕事をしているほうが幸せと感じる人と、
つまらない仕事だけど年収500万円もらえるなら幸せと感じる人の、
その割合はフィフティフィフティだったということで、
私は少し驚いたのでした。

だってね、この設問、ファクトに基づいた質問ではないじゃないですか。
「年収300万円だけど好きな仕事をしている」はまだ分かります。
「つまらない仕事だけど……」ってどういうことでしょうか。

その仕事をつまらないと思っているのはオマエだろって話です。
昔から、職業に貴賤はないなどと言いますが、
元来、仕事そのものには、上下や貴賤があるわけではありませんよね。
自らを卑下するような愚痴ばかりを口にしながら働けば、
それがどのような仕事であろうと、周囲の人は鬱陶しいと噂し、
一方、自らの仕事に信念を持って前向きな心を持って働けば、
それがどのような仕事であろうと、周囲の人は立派と評するのです。

愚痴には感染力があります。
他人に聞いてほしいという気持ちも分かりますが、
聞かされた方も別に聞いても幸せにはならないし、
むしろ聞いているうちに気が滅入ってしまい、
モチベーションが下がるという、なかなかの強い感染力を持っています。

「つまらない仕事」だと思うのであれば、
年収うんぬんの前に、
その、自分の仕事を「つまらない仕事」だとぬかす、
そのつまらないマインドをどうにかせよ
という話です。
そうです、つまらないのは仕事ではなく、
仕事をつまらないと思ってしまうオマエのマインドのほうだということです。

仕事には、必ず報酬がついています。
同一労働同一賃金などと言って、
何をどれくらいやったらいくらもらえるとか、そういう算定の仕方が流行っているので、
やれ、「これくらいやったんだから、これくらいもらえるだろう」とか、
「あんなに頑張ったのに、これしかもらえないなんて納得がいかん」とか、
与えられる金銭の多寡に一喜一憂する人も多いかもしれません。

金銭で受ける報酬は、なかなか思い通りにはならないかもしれませんが、
私は、それ以外に、
必ず働きに比例して、「喜び」という報酬が与えられると思っているのです。
一所懸命な仕事には、すでに「喜び」という無上の報酬が与えられているので、
いわゆる金銭の給与は、働く人を、養い、歓待する天の恵みでしょう。
つまり、メインの報酬は「喜び」で、金銭は割増金であるということです。
割増金だからこそ、感謝して頂戴するのが望ましいですよね。

権利を主張する人が増えました。
「これくらいやったんだから、これくらいもらえるだろう」とか、
「あんなに頑張ったのに、これしかもらえないなんて納得がいかん」とか。
インターネットなどで相場が明らかになっているからかもしれません。
しかし、メインの報酬は「喜び」でなのですから、
割増金である金銭は感謝して頂戴するのが望ましいですよね。

「喜び」の根源は、今日も人様のお役に立てたこと。
「つまらない仕事」は、その仕事が人様のお役に立てなかったこと。
やはり、年収の問題ではなく、
なんのために働いているのか、
カネのために働いているわけではないですよね?という、
働く動機の部分だと思います。

ついでにもうひとつ驚いたのが、この設問の出題者が、池上彰さんだったこと。
池上さんと言えば、分かりやすいニュース解説が人気で、
なんというか、現代日本の碩学みたいな雰囲気を醸し出している人ですが、
そんな人がこのような設問を作ったことに、私はまた少し驚いたのでした。
まぁ、私自身は、自身の意見は述べない彼を卑怯だと感じるし、
選挙特番などでは底意地の悪さも垣間見えるので、彼らしいといえば、そうかもしれませんが。


影響力のある人が、年収とやりがいのトレードオフみたいな、
下品な世論誘導をしてるんじゃないよ
と言う話です。
影響力あるんだから、マインド形成とか、もっと役に立つこと言えよ、ってね。

[SE;KICHI]

言えなかった自分。

しばらく前になりますが富山駅の立ち食いソバで昼食をとっていた時の話です。

私もオーダーが決められず自販機の前でモタモタとはするのですが、
年配の方が自販機の前で何か文句を言っていました。
何を言っているのかと聞き耳をたてると、
「文字が小さくて読めない」と叫んでいました。
私も近眼や老眼で小さい文字には苦労しますが、
その方は店員を呼びつけ「文字が小さい。親切ではない」と、
当たり散らしていました。

注文品を店員に伝え食券をやっと買いました。
私的にはそこまで小さい訳でも無いと思うので、
言いがかりだと感じてはいたのですが、
仮に見えにくいとするなら注文したいのは何番だろうか?と、
問いかければいい話で当たり散らす必要はないですよね。

問題はもう一つ起こりました。

立ち食いソバ屋さんですから、
食券を出せば混みあっていなければ早々に商品がでてきます。
食券を出してからトイレに行ってくると言い出しました。
店員さんからは「もう出ますけど」と言われると、
「ここで漏らしていいのか?」といいだし、
他のお客もいる中で「漏らす漏らす」と連呼しました。
バカじゃないのと思って言おうか迷っている内に、
調理されている方が諦めたのか呆れたのか、
「行ってきてください。戻られてから出します」と。

何か自分の中でモヤモヤとします。
すぐに注意できなかった自分や、
何でも言ったもん勝ちみたいになっている事に。

人それぞれ怒りのポイントは違うでしょうが、
これは違うだろと思うのは私だけでしょうか?

[WAKA]
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kkseishin

Author:kkseishin
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■富山本社/〒930-0821
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〒950-1142
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