ひっくり返ったカツカレー

先日お昼にカツカレーを食べたのですが、
その時私はカツをスプーンですくおうとして、
そのままテーブルにベチャッとひっくり返してしまいました。
ああ…、と思いました。
「こういうことの繰り返しの人生だった…」と。

こういう風に書くと悲壮感丸出しで、大げさな感じもしますが、
本当に、カツとカレーライスの間にスプーンを差し込んで持ち上げようとした時に、
カツが、哀れ半回転しテーブルに着地した瞬間は、
情けなさと諦めが入り混じった、何とも言えない気持ちになったのです。

私はよく食事中に何かしら落としたりこぼしたりします。
箸はもちろん、溶けたアイス一滴を服に落としたり、
グラスと口との距離感を誤って飲み物をこぼしてしまったり等々。
どれも一つ一つは大したことないかもしれませんが、
これが一度に何回も続くと恥ずかしいです。

そもそも遡れば20年近く前、お泊り保育のときに毎食お味噌汁がでたのですが、
私はそれを2食続けてひっくり返しました。
普段は子供のころの自分と今現在の自分はまったく別人だと考えている私ですが、
その時の写真…服を汚してしまったので1人だけ体操服に着替えている…
を見るたびに、さすが同一人物だなと思わずにはいられません。
こういった思い出や日頃の小さなミスがあるため、
人とのごはんは気が抜けません。
飲み物を注ぐときに手が滑ってしまうのではないか、
端に寄せたお皿を肘で落としてしまうのではないかと、おっかなびっくりです。
それでも少し気が緩んでしまい、
箸を落としたり、カツをひっくり返したりしてしまうのです。

話は変わりますが、『婚約者の友人』という映画を観ました。
ヒロイン・アンナは踏んだり蹴ったりの失恋をするのですが、
この、マネの“自殺”を見て、「この絵を見ると生きる希望が湧くのよ」と言います。

自殺
https://www.musey.net/4253/4297

「自殺」と「生きる希望」はまったく正反対の言葉だと思います。
劇中の男女の複雑な感情の動きにあまりついていけなかった私は、
このセリフで完全に「もう訳わかんないっすわ」となりました。

観終わったあとこの絵について調べたのですが、
研究はほとんどされておらず、テーマも不明だそうです。腑に落ちない…。
でも少し考えて、アンナはこの自らを銃で撃って死んだ男と、
自分を重ね合わせたのではないかと思いました。
アンナはたくさんの経験をして成長し新しい人間に生まれ変わります。
絵の中の男と同じように過去の自分はこの世からいなくなり、
新しい人生が始まった、ということなのでしょうか。
そう考えると、絵を前にしたアンナの、
どこか清々しい表情もなんとなくわかる気がします。

ここで話をカツカレーに戻します。
私はカツを落としたあと、「こういうことの繰り返しの人生だった」と言いました。
そのときは、「だった」なんて過去形にして縁起が悪かったなと思ったのですが、
あとからこの映画のことを思い出しました。
そうだ!「こういうことの繰り返しの人生だった」と言った瞬間に、
これまでのものを落としたりこぼしたりする私はいなくなり、
別の人間に生まれ変わったんだ!
アンナの大失恋と私のどうしようもない失敗を一緒にするのもおかしいですが、
こう考えた方が気持ちが前向きになって良いです。
よし、私はもう何も落っことさないぞ!
……もしくは、些細なミスは気にも留めない人間になるぞ!(早速弱気)


https://www.youtube.com/watch?v=KxQ6skvDSbc

[a.]

どら焼きの妙味 【和のスイーツ3部作①】

以前、和菓子の造形が好きだと書いて以来、
いろいろな方から、何がオススメか聞かれるようになりました。

私は内心、「アンタの好みも知らないのに、オススメなんてできないよ」と思い、
やんわりとそのことを相手に伝えたりするのですが、敵もさるもの、
先日など、「じゃ、オススメのどら焼きは?」と、対象を絞って再び質問されました。

オススメのどら焼き・・・ねぇ・・・。

だいたい、どら焼きというのは確かに和菓子ではあるけれど、
「和菓子の造形が好きだ」というときの“和菓子”に、
どら焼きは含まれないような気もするのですが、どうなのでしょうか。
みなさん、和菓子といえばどら焼きだったりするのでしょうか。

どら焼きといえば、東十条の南口から隅田川のほうに降りて行ったところに、
草月さんという和菓子屋さんがありますが、
ここで売っている“黒松”という名称のどら焼きのようなものは、美味しいですね。
昔、『笑っていいとも』で、芸能人が差し入れを勝負するコーナーで、
楠田枝里子さんが紹介していました。

どら焼きのようなもの・・・と書きましたが、
実際のところ、どら焼きのような形をしているが、食べたらそうでもないという感じで、
“黒松”という独自の食べ物だと言われたほうがしっくりくる感じです。

黒松黒松 断面

餡は、まぁ、正直に言えば普通なのですが、
皮の部分がふんわりモチモチしており、
また、この皮の部分に黒糖とハチミツの風味が強く利いているので、
味は私好みで、なんというか、穏やかな気分になるお菓子です。
まぁ、和菓子として、造形にグッとくるようなものではないですが。

黒松本舗 草月

店頭まで行ってみて、「本日、黒松あります」の掲示が出ていないと買えませんし、
しかも、その掲示があっても、並ばないと手に入らないことの多い“黒松”ですが、
贈り物にすると意外と喜んでいただけるので、一度はご賞味ください。

ところで、皮がおいしいどら焼きといえば、うさぎやさんでしょうか。
御徒町の黒門交番の近くにありますね。
店に入ると、かなり混んでいるのですが並んでいるという感じではなく、
魚河岸のセリみたいな感じで(いや、セリの経験はないんですけれども)
何人かいる店員さんと上手にアイコンタクトしながら、
「3個!」とか「5個!」とか頼みます。
すると、その店員さんはそそくさと奥に引っ込み、
個数を揃えたどら焼きを包んで戻ってくるという、なんとも原始的な仕組みです。

うさぎやうさぎや 断面

ここのどら焼きの特徴は、温かいことでしょうか。
できたてなのか、渡された時点ではまだ温かく、
店側も、買ったらすぐに食べることを推奨しています。
私なんかは、温泉街とかじゃあるまいし、
道端でどら焼きなんか食べれないよと思うのですが、
意外とお客は律儀なもので、すぐ近くの小さな小さな公園で、
ひとり無言でどら焼きを頬張る会社員をしばしば見かけます。
餡は・・・・・・ものすごく粒餡なので、実はその点はちょっと苦手なのですが、
皮にハチミツの風味をかなり強く感じ、ハチミツ好きの私を喜ばせます。
もともと焼きが甘くてモチモチした感じなので、
そういうのが少しクセになる感じもあります。

ところで、餡について文句の多い私なのですが、
餡が美味しいと思うのは、黒船さん。
自由が丘でカステラなどを販売しているお店ですが、
このお店が出している黒船どら焼きは、
皮はともかく、餡が美味しいなと思っています。

黒船

・・・・・・意外とどら焼きだけで文章が書けましたね。
しかし、こうやってどら焼きに絞って書いてみて感じるのですが、
そもそも、どら焼きって、メチャクチャおいしいかと言われれば少し疑問ですよね。
食べる前から味の想像もつきやすいので、
なかなか相手を感動させられないですし、
上生菓子のような茶席に出せるお菓子でもないですしねぇ。
そう思うと、どら焼きって、なんか不憫だなぁという感じもします。

最終的に書きたい話はどら焼きではないので、この話は続きます。

[SE;KICHI]

かつて英雄(ウルトラマン)だった戦士(オトコ)達へ③

もう終わりかと思っていたのですが・・・。
しかし一度書き出したら止まらないほど思い入れが強いウルトラマン。
自分だけではなく他の方にもそれぞれあるそうですので、
今回は角度を変えて、もう少しだけお願いします。

先日我が社のSE;KICHIさんとも少し話したのですが、
最近のウルトラマンは“よく喋る”のです。
ご存じウルトラマンの声は、シュワッっとか、シュワッチとかです。
当然宇宙人ですからね。
それが最近のヒーロー達はペラペラ流ちょうに日本語で喋っちゃいます。
主人公の声で。

平成戦士たち http://m-78.jp/news/n-4093/

どうやらSE;KICHIさんはそれがお気に召さないようで、
その点において平成のウルトラマンは認めていないから!と仰ってました。

確かに前々回紹介したウルトラマンジードも含め、
変身時も敵味方関係なく会話をしています。
主人公がヒーローと一体化しているのをより強調させ、
ウルトラマンにも血が通っている印象を与える意味合いかもしれませんが、
振り返ってみると、昔はそうではなかった気がします。
(※筆者は別に嫌いというわけではありません。)

例えば初代ウルトラマンです。
主人公ハヤタ隊員は、
第1話で宇宙から怪獣ベムラーを追いかけてきたウルトラマンと、
飛行中に激突事故を起こし、命を落とします。
申し訳なさからウルトラマンは彼と一体化し、地球で共に生きていくと伝えるシーン、
ウルトラマンは日本語で喋るのですが、
なんとハヤタ隊員その人ではなく、全く別の人の声で喋るんです。
(中曽根雅夫という方。ヒーローとは程遠い悪役みたいな声ですが。笑)
今になって思えば、当時これは大変貴重なことで、
めったに聞くことができませんでした。
第33話メフィラス星人の回は何故かナレーションの方の声ですが、
最終話ゼットンに敗れ、瀕死のウルトラマンを介抱しにきたゾフィーに対して、
これまたこの声で喋るのです。

ゾフィー
http://ultrakentei.blog.fc2.com/blog-entry-73.html

宇宙人なのに日本語で喋るのはいったん置いておいて、
せいぜいウルトラマンが喋るのは最初と最後くらいでした。
これはその後のウルトラマンにもある程度共通していることです。

戦闘シーンは気合が入っている時シュワッとか、
苦しい時フゥッワッとかある程度感情が伝わってくるのみ。
余計な話などせず、戦いで決着を付けるものでしたから。

それを踏まえ改めて鑑みるに、最近の作風としては、
戦闘アクションよりも人間ドラマを重視する傾向があると思います。
それ故に戦闘シーンが少なくなり、
喋ってばかりいるイメージが付いてきたのかも。
大人も一緒に楽しむ時代だからなのかもしれませんね。

そしてもうひとつ、先述しましたが、声についてです。
誰のどんな声か?
これはかなり重要なポイントだと私は思うのです。

代表的なのは、かのウルトラセブン。
彼の声はシュワッではなくジュワッ。
気合が入る際のデュアアッとか、初代ウルトラマンとまるで違います。
(変身プロセスだって光り輝く音からではなく、目から全身を段階的に変身させていくスタイルですので、全く違います。)
声当ては主人公モロボシ・ダンの声ですが、かなり特徴的。
うん、これこそ個性ですよ!

ウルトラセブン
http://blog.goo.ne.jp/52godzilla/e/ea73f51640830013aa626b4a9266f820

また、ウルトラマンジャック(帰マン)の声は初代ウルトラマンを流用した感じですが、
(喋る声は谷津勲という方です。カラータイマー音は以前に比べ適当な音になりました。笑)
ウルトラマンエースはかなり特徴的なんです!←筆者大好き。
喋る声の方がそのまま声当てされていますが、
ものすごいオッサンみたいな声なのです!(笑)

ウルトラマンエース
http://next884mat.at.webry.info/200702/article_23.html

見た目はジェンダーレスで中性的なデザインなのに、
テェェェェッとか、フンッイヤァァァッとか、
気合入った時の声は超独特で、このウルトラマンエースの真骨頂です!
(声当ては超有名声優の納谷悟朗!銭形警部や沖田艦長の人です!!)
タロウは主人公東光太郎の声を加工したもので、
気合や苦しい時のタァァァッは、ものすごく気持ち悪くてダサいですが、
これもタロウの印象を強くする個性。
レオに至っては、ほとんど声出さないかと思ったら、
出した時のタァッは何か抜けた感じ。
かと思えばそうでもなく、全話通してスパルタ風で、
主人公は普段から上官にしごかれている物語ですので、
ある程度は出てくるその声は想像できるのですが、
必殺技レオキックのイヤァァァァッはもう苦しそうな悲鳴です!(笑)
想像を超えた痛々しさは聞いてられないです。笑

ウルトラマンレオレオキック
https://middle-edge.jp/articles/WnCJN

と、まあこのように個性がいろいろとあります。

しかし、この特徴ある個性が、シリーズが変わる度薄くなっていきました。
これは昭和のウルトラ兄弟によく見られたもので、
他の作品に出る際、個性のあるそれぞれのウルトラマンが、
その登場する作品のウルトラマンの声に統一されていてしまったということです。
私から見たらそれは扱いが雑で、
かつて地球を守ってくれたヒーロー達に失礼にも感じます。
エースのヒッポリト星人の回、タロウのテンペラー星人の回は見るに堪えないです。
昭和の時代の事情もあるのでしょうが、
そのウルトラマンをリスペクトし、守り抜いてほしいものです。

その点、最近のウルトラマンは、そういった私にとってありえない矛盾点を考慮され、
当時の音源を使って声当てをしているところは、一定の評価ができると言えます。
平成3部作をはじめ、その点はしっかりとしています。
コアなファンはうるさく、戦闘の構えや劇伴にまで言及しますから。(笑)

ともあれ、今回喋ること、声について、またずらずらと文字を並べてしまいました。
分からない人には全く関心の無いだろう世界ですが、
好きな人にとってはツッコミ所満載のネタです。
分かる方が、あーあるある!と思って頂けると幸いです。

おまけ
声について、平成3部作以降も作り込まれています。その一部を紹介です。↓

・ウルトラマンティガの声:真地勇志(超有名。笑ってコラえてのナレーター、ダイナも。)
・ウルトラマンダイナの声:つるの剛士(主人公本人の声を加工したもの。)
・ウルトラマンガイアの声:吉岡毅(主人公本人の声を加工、非常に分かりやすい例。)
・ウルトラマンメビウスの声:五十嵐隼士(主人公本人で、あまり人間時と変わらない。)
・ウルトラマンオーブの声:石黒英雄(主人公本人、平気で喋るし声も加工してる感無し。)

この声だけとってみても、そのウルトラマンらしさというのが出ているんですよ~。

[K.K]

なに自分のことばっかり言ってるんだ!

結論から言うと、タイトルに書いた通りです。

1週間ほど前、北陸で記録的な大雪になりましたね。
新潟県三条市では、積雪の影響で、
JR信越本線の普通電車が動けなくなるというトラブルがあり、大きく取り上げられました。
折からの遅延の影響で、この電車には430人もの乗客が乗っていましたが、
この電車の運転見合わせは、なんと15時間以上に及び、
その間、数時間に渡って立ちっぱなしの方もいらっしゃったようで、
その想像を絶するご苦労に、乗り合わせられた方々には、気の毒でなりません。

大雪に限らず、架線トラブルとか強風とか、
何らかの原因でダイヤが乱れたり、電車が立ち往生することはままありますが、
さすがに15時間というのは類例のない長時間でしょう。
そのため、JRに対して、対応に不備があったのではないかと、
そのさなかから、報道番組を中心に議論百出の様相を呈しておりました。

確かに、私も、JRに何の非もないとは思いません。
駅を出て2分で停車し、そのまま15時間なんて、どう考えてもダメです。
雪が重そうなら電車を前進させなければよかったのだし、
「これはヤバい」と感じた時点で速やかに後退すればよかったのです。
とにかく、運行を継続するかどうかの判断が甘かったことは明らかです。

しかし、だいたい、この手のトラブルはいくつかのミスの積み重ねで起こるものですが、
それは、後から思い返してみてという結果論であって、
そのひとつひとつの判断は、いちおう、熟考のうえでなされていたはずです。
つまり、JRは、一生懸命に考えて、失敗したということです。
ぼんやりしていたわけではなく、考えて、ミスったわけです。
そういうことって、私たちも、普段の生活のなかで、ありますよね。

とにかく、トラブルは起こってしまいました。
事ここに至っては、「あの時の判断が・・・」とか言ってみても仕方ありません。
「いま、どう対応するか」がすべてになるのです。
そして、私は、そのときのJRの対応は、そう悪くはなかったと思うのです。

今回、ニュースでは、缶詰になった人の家族などにカメラを向け、
JRの対応についてインタビューしていました。
多分に恣意的なものであり、そういう質問のされ方をするせいもあって、
「情報が何もない、JRの対応はおかしい」という回答が多数を占め、
なかには「すぐに降ろしてあげてほしい」と訴えるご家族もいらっしゃいました。

私は、今回のJRの対応は、そこまで悪くはなかったと思うのです。
「すぐ降ろせ」って、気持ちは分かりますが、
雪の吹きすさぶ深夜の暗闇のなか、
土手だか田んぼだか分らぬような場所に430人も降ろしたら、
どこかに落ちたり埋まったりして行方の分からなくなる人が出たはずです。
みなさん、北海道の岡田幹男さんを覚えていませんか。
4~5年前、9歳の娘と乗っていたクルマが大雪で立ち往生した際、
近くに見えた友人宅を目指してクルマを降りてしまったために遭難してしまい、
最後は娘だけでも守ろうと、10時間にわたって娘に覆いかぶさり、
そのまま亡くなってしまった
方です。
衝撃的な事件でしたが、その、忘れてはいけない教訓は、
「吹雪の中で外に出てはならぬ」ということでしょう。
今回、JRは夜間における乗客の降車を許さなかった結果、
確かに体調不良のお客様は出てしまいましたが、
最終的にケガ人を一人も出さずに済みました。
これは、もっと評価されてしかるべきではないかと、私は思うのです。

まとめますと、JRは、事態を未然に防ぐことには失敗しましたが、
それは、その後の対処法とは別の話であり、
JRは、負傷者を出さずに事態を収束させることには成功しました。
そう、これは成功です。

それは、不用意に乗客を降ろさないという、熟慮の末の判断と、
代替輸送のバスですら接近できないほどの積雪に対し、
人海戦術で除雪に尽力した乗務員やスタッフの必死の除雪の賜物でしょう。
そういうのを責めるのはどうなのかと私は思います。

前述のとおり、JRは一生懸命に考えて、そのうえでミスったわけです。
日本という国は、かつて、こういうのを許容する国であったと記憶しています。
人を傷つけたり、人のものを盗んだりという実害があればまた別ですが、
そうでない場合には、たとえ一定の迷惑が掛かったとしても、
それが一生懸命に考えて行動した結果なのであれば、
お互い様だからと水に流す文化があったと思うのです。
松岡修造さんも林修さんも、失敗しても何度でも立ち上がれと言っていますよね。
会社関係の研修とかでも失敗してもいいからやってみろと、よく聞きます。
ところが、実際はどうでしょうか。
今は寛容性が失われ、ちょっとのミスも許さない社会になっています。
それを見て、「結局、失敗したら袋叩きに遭うんじゃん」って思ってしまいます。

私も昔、電車の立ち往生に遭遇したことがあります。
私の場合は9時間くらい閉じ込められたのですが、
特急電車の指定席だったので、環境的には苦しくはありませんでした。
しかし、それでも、車掌に詰め寄る乗客はいらっしゃいました。
「急いでいるのに、どうしてくれるんだ!」と食って掛かっているわけですが、
その理由というのが、「大事な取引に遅れてしまうではないか」というものから、
「息子と遊園地に行く約束をしているのに」とか、
「法事の予定に間に合わないじゃないか」のような、ごく個人的なこと。
そんなことを言ってみても動き出すわけでなし、
車掌さんもどうにもできずに困るだけで、うるさいな、と、
配られた毛布にくるまりながら、眠りたい私は、
なに自分のことばっかり言ってるんだ!と、不快に思っていたものです。

今回も、電車が立ち往生したのがセンター試験の2日前だったために、
当事者の家族を中心に「センター試験が近いのに」という、
個人的な理由から、「ウチの子だけでも」という訴えが出ましたが、
私は、やはり、なに自分のことばっかり言ってるんだ!と思います。

「こうすれば良かったのに」とあとから批判するのは誰でもできます。
しかし、その場で最善と思われる手段を選んで実行に移し、
その責任については甘んじて受けなければいけないという仕事は、
誰にでもできることではないと思います。
「ウチの子だけでも」などというバカ者の言うことを聞くのは簡単ですが、
JRは430人を無事に安全な場所に移動させる義務があったわけです。
それは、そもそも、なかなかの無理難題であったはずです。
今回の対応は、成人式の当日に雲隠れした無責任な着付け屋とは違って、
逃げることなく対処した、実に責任ある対応だったと思います。
私は、JRの方々はよく頑張ったと思っています。

15時間立ちっぱなしというのは、確かに大変ですが、
その15時間、運転士さんや車掌さんはずっと除雪していたそうです。
その除雪のおかげで15時間後に運転が再開されたわけですが、
乗客のみんな、監禁されていた電車を降りるとき、
徹夜で除雪してくれた車掌さんに、
ちゃんと「お疲れサマ」言えたでしょうか。
私は、他人の状況を思いやることは美しいことだと思っています。
一人でも多くの乗客が車掌さんをねぎらっていますように。
そういう日本でありますように。

[SE;KICHI]

名前の決め方

自分の名前の由来って知っていますか?

名前は親が子供に与える最初のプレゼントとも言われます。
シンプルな名前にも、親に聞くと意外な思いが込められていることもあると思います。
最近は、キャラクターの名前を無理な当て字でつけることもあるようですが。
光宙(ぴかちゅう)とか。
(若いうちは明るい性格なら乗り切れそうですが、50代くらいになるとなんともいたたまれない気がします。)

名前の付け方の一つに、姓名判断を用いる方法があります。

姓名判断。
ざっくり言うと、名前の画数でその人の人生の運勢を見る占いの一種です。
以前、姓名判断の本で私の名前を見たとき、
総画数が四大凶数の一つで、ショックを受けた覚えがあります。

一つの決まった方法があるのだと思っていましたが、流派がいろいろあるらしいです。

信頼できるものかと勝手に思っていましたが、いろいろあるということは、
なんだ、やはり占いの一種でしかないのか、と思いました。
ただ、詳しい方に名前を見てもらうと、
本やネットではわからないオーダーメイドな解説をしてくれるので、
信頼感はそれなりに感じています。

・・・と、ここまで書いて、私は占いはあまり信じていないと思っていたのですが、、、

確かに雑誌の誕生日占いや星座占いなどは信じないのですが、
四柱推命や手相占いはわりと当たると思っています。
四柱推命をもとにした、動物占いは、かなり当たっていたので。
歴史のありそうなものを信じやすいみたいです。
まあ、信じてもそのあとどうするわけでもないことが多いのですが。。。
どうせならもっと詳しくなりたいですね。

せっかくの機会なので、姓名判断に少し詳しくなってみようかなと。

姓名判断は、名前の画数を次の5つに分け、
それらの吉凶のバランスを見ることで運勢を判断します。

姓名判断サンプル
https://enamae.net/

天格:姓の画数の合計。生まれ持った運勢。
家族共通のもので、個々の吉凶にはあまり関わってこない。
人格:姓の最後の一字と名の最初の一字を足した画数。
最も重要な運勢を示すと言われる。
素質、性格、能力のほか、家族、仕事、結婚などの総合的な運勢。
中年期の運勢に影響を与える。
地格:名の画数の合計。
幼少期から青年期の運勢を表し、性格、才能、金運、適職、性的傾向に関与する。
外格:総画から地格を引いた画数。
家族や職場などの外因的要素、対人関係・社会的環境一般の運勢。
総格:姓名の総画数。
50代あたりから晩年にかけての運勢。
他の運勢との組み合わせが重要で、総画だけではそれほど大きなウエイトは占めない。

そして、画数で凶数と吉数が決まっています。

私の名前は、賢くなるようにというような意味なのですが、
一文字だと画数が良くないのでもう一文字足したそうです。
父が姓名判断も取り入れていたとはつい先日まで知りませんでした。

結果、私の総画数は凶数です。

そして私の妻も結婚すると苗字が変わって、
私と同じ総画数になっちゃいました。

夫婦で凶数です。

ただ、凶数があるから悪いというものでもなく、
運勢の強弱の調和が大切ということなので、
強いばかりでもよくないそうです。

ちなみに妊娠中の妻は、
その凶数である画数と同じ年齢の時に子供が産まれるので、
その子が運勢を変えてくれる、と、
姓名判断ができる知り合いの人に言われました。

また、上記の五運の内、
天格と総格は全体の吉凶にはそれほどかかわらないそうですが、
人格と外格が凶数だと運勢が悪い方に行きやすいようです。
(私は総格以外は吉でした。)

一般的な吉数:1、3、5、6、7、8、11、13、15、16、17、18、21、23、24、25、29、31、32、33、35、37、38、39、41、45、47、48、52、57、58、61、63、65、67、68、73、75、81以降は1と同じ意味になる。

上記以外がすべて凶数というわけではありません。
また、奇数(陽)や偶数(陰)に偏った名前も凶とされます。(そうでない流派もあるよう)

興味がある方はちょっと調べてみて、
自分の強いところと弱いところを知ってみると、
自分の人生が垣間見えておもしろいかもしれません。

さて、子供の名前、どうしようか。

[Monsieur]

ええケツしてるやんけ。

石仏に限らず、石灯籠や狛犬など、古い石造物に興味のある私ですが、
それは、K先生という研究家の方に魅力を教えてもらって以来です。
その、私の師匠と呼んでも過言ではないK先生が亡くなられてから、
もう15年くらいが経ってしまいましたが、
いまだに興味深い石造物を見かけるとK先生を思い出します。

さて、昨夏、平成の武者修行ということで、
少年少女らを伴って、弊社を含む複数の会社の若手社員が立山登山に挑みましたが、
初めて全員が顔を合わせた夕方、
翌日からの登山の無事を祈るため参拝したのが雄山神社の中宮祈願所。

雄山神社 中宮祈願所

古くは、だいぶ前に紹介した元明天皇や後醍醐天皇の勅願所でもあったという、
伊邪那岐神と天手力雄神を祀る、古色蒼然とした神社です。

鳥居をくぐってしばらく歩くと、左右に狛犬が鎮座ましましています。

狛犬

狛犬には、互いに見つめ合う配置と、正面を向いた配置の2種類があるのですが、
ここのは2頭が揃って正面を向いた配置です。

さて、少し行くと、佐伯有頼という人の廟所があります。
この佐伯有頼という人は、立山の開山とされている人であり、
そのこともあって、明日からの登山の安寧を祈ってここに参拝したわけですね。

開山・佐伯有頼廟

・・・・・・違和感、ありませんか。
写真の左端、石燈籠の左側。
何でしょうか、コレ。

謎の像

近くに寄ってみても、結局分からない「なんだこりゃ」感
だいたい、コイツは何の動物なのでしょうか。
ビリケンさんを載せた・・・・・・バク?

バク ◀ バク
https://www.zooing.net/archives/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%90%E3%82%AF

ふつう、こういうのって、
造立年とか寄進者の名前などが台座などに彫られているものですが、
そういうのも一切皆無なので、情報はナシ。
ゆえに、これが何なのか、さっぱりわからないのです。

場所的には廟所の手前に配置されているので、狛犬感もあるのですが、
狛犬はさっき立派なのを見ましたし、そもそも、犬のようにも見えないので、
ますますこれが何なのか、不思議になってきます。
結局、ワケのわからないポーズを取った赤ん坊のような者が、
ワケのわからない動物のようなものにまたがっている

しかも素肌の尻でという、実にシュールな造形です。

この何者か分からない像、
上に載っている赤ん坊のような者の表情は、何とも言えず憎たらしいのですが、
それを載せているワケの分からない動物のほうは、表情もバカっぽくて愛らしく、
じっと見ているとクセになってくるような感じもします。

ちなみに、お尻の感じはこうです。

ケツ♡

なんか、ロンパースを履いた赤ん坊がハイハイしているみたい。
んもう、本当に、誰が、何の意図で製作したのか完全に不明ですが、
この尻は癒されますよね。
思わず触ってみましたが、完全に石の感触でした。

[SE;KICHI]

必需品

本格的な冬到来。
冷たい風と毎日戦っております。
ずっと新潟で暮らしている私でも慣れません。
皆様はどのように過ごされておりますか?
ウインタースポーツが好きな方はアクティブに楽しんでいたり、
インドア派の方は美味しい食事をしたり、様々でしょうか。

私はどちらかというとインドア派。
家でまったりと過ごすのが好きです。
ですが一応友人と飲みに行ったりと外に出たりもします。
やってることはインドアですが 笑

そんなインドアな私は家での過ごし方はほぼ100%が娯楽。
いやー、もういいおっさんでそれではいかん!
と・・・最近は意識しているおかげか、少し本を読むようになりました。
そしておっさんですが、何か他に資格を取りたいなと思い模索中です。
休日も外出するときは、
カバンの中に本を入れてどこでも読書出来るようにしています(するかは別ですが)

皆様も外出するときの必需品があると思います。
財布、鍵などはもちろんですが、
今はスマホがないとダメって方多いのではないでしょうか。
少し前ですが電車に乗っているときのことです。
私の周りに見渡して20人ちょっとくらいの方が同乗していたんですが、
全員がスマホを見ていたのです。
15人とかじゃなくもれなく全員ですよ。
ちょっと異様に思えましたし、
よくそんなに見るものあるなぁと感心もしました 笑 
私はSNSをほぼやっていないので・・・
やってる方はそれくらい常にチェックするものなんですかね。

そんなことを言っている私の必需品は、
財布、鍵、アイフォン、アイパッド、本、のど飴、リップクリームです。
ちゃっかりスマホも持って、タブレットまであるじゃねえかよ!と思われそうですが、
読書できる状況であれば読書をします。
仕事の合間とかだと、スマホ(会社用と自分用も・・・)とパソコンを開いてしまうので、
もう少し本を読んで自分にとって有意義な時間にしたいなと思っております。
えー、同僚の皆さん、自分にとって有意義な時間とはっきり言ってしまいすみません 笑 
第一はお客様の為、皆さんの為と思ってます!
本当ですよ!笑  

何が言いたいかというと無理のない程度に、
ちょっと変化を付けてライフスタイルを具体的に変えてみようかなと。
それで新しい発見などが出来ればいいかなぁと思っております。
なんか前もこんなこと言ってた気がしますが・・・
まぁそれだけ自分が大切に思っているということで、
見逃して下さいますようお願い致します 笑

最後は最近買った本の紹介です。
「感情的にならない気持の整理術」と、「浮世の画家」です。
「浮世の画家」は完全にジャケ買いで未だ読めていません 笑

必需品

「感情的にならない気持の整理術」は、
私個人が短気だと思うので今まさに読んでいる最中であります。
たしかに悪い例で自分に該当するところが何個も出てきて面白いです 笑
そしてこれからも読むのが楽しみです!

アウトドア派もインドア派も、冬を楽しんでいきましょう!
読んでいただきありがとうございました。

[SYUN]

求める人財はそもそもいない

就職活動というのは、学生さんの側から見れば所属する職場を決めるということですが、
企業の側からすれば、良さそうな人材を取り合うという争奪戦なわけです。
しかし、このところの採用活動の現場において、
求める人財はそもそもいないというのは、定説になっています。

正月から楽しくない話で恐縮ですが、
昨年末に、学生さんたちと懇談する会というのがあって、
そこで話題になったのが、最近の若い人の主体的でない感じについて。
それも、企業側参加者が参加学生を評して言っているのではなく、
学生の参加者も含めて、その場の一致した話題として、
最近の若い人は主体的でないよねという話になりました。

それは私も感じています。
時折、専門学校や大学で講演する機会をいただくのですが、
その際に接する学生さんたちは、若いし、すごく可能性は感じるのだけれど、
総じて受動的で、将来に希望を持っていない子が多いと感じます。
もちろん、みんながみんなそうだということではないのですが、
いわゆる山本七平的に語られる「社会の空気」として、そういう雰囲気はあります。
しかし、学生さん自身が自分たちの世代を評して、
「最近の若い人は主体的でない」と認識しているとは予想外で、少し驚きました。

最近の若いモンはなっとらんという話ではありません。

なぜなら、それら若い人は、
主体的に、「主体的でない生き方」を選んでいるわけではないからです。
ちょっと言葉遊び的ですが、
彼らは、好きで受動的な生き方をしているわけではないのです。
学校の教育だったり、家庭の教育だったり、TVなどの影響だったり、
社会における教育のシステムが故障しているという話です。

たとえば、いつだったか、高校で講義を担当した際、
『親からの教育で印象に残っていることは何か』というテーマで発表させたところ、
「人生に希望など持つなと言われています」と言った女の子がいました。
聞いた私は大いに動揺したのですが、その子が取り立てて特別なわけでもなく、
ほかにも「Give and Take」とか「出る杭は打たれる」とか、
「偉い人の言うことを聞いていれば間違いないから」とか、
たくさんのネガティブな教えを聞かせてもらい、吐きそうでした。

自宅や学校で、そういうマインドを持った大人たちから懇々と諭されるうち、
無邪気に走り回っていた子供たちがどんどん萎えていくのは当然でしょう。
社会が、すなわち社会を形成している大人たちが、
寄ってたかって子供たちをダメにしてきたんだと思います。

そうやって隷属的な価値観が蔓延してきていますが、一方では、
「世界に一つだけの花」などという、バカが勘違いするような曲が流行ったため、
唯我独尊、自分は自分、ありのままを受け入れてほしい人が増えてしまいました。

それは結局、自己本位だということに他ならないと思うのです。
隷属的で自己本位というのは、相反する価値観のような感じにも見えますが、
主体的向上を目指さないという意味では一緒のことです。

もちろん、いま、主体的に生きている学生さんも多くいるとは思いますが、
現時点で主体的なマインドを持てている学生さんは、
そもそもそれだけで、殊勝で立派だなという印象を受けます。

繰り返しますが、主体的でない若者が増えていたとしても、
最近の若いモンはなっとらんという話ではありません。
いや、100歩譲って、最近の若いモンはなっとらんのかもしれませんが、
いま、そういう人たちが構成員として社会に出ているのは事実です。
いつだったか『毒矢の譬え』を紹介したことがありましたが、
社会における教育のシステムが故障しているとしても、
それは単なる原因(と思われる要素)であって、
それが分かったところで問題がなくなるわけでなし、
学校や各家庭には猛省を促しながらも、
私たちは、今日の一手を打つことが重要だと思うのです。

すでに社会の構成員になっている若者(から、疲弊した中年まで)は、
社会が育てるしかないのです。
その意味で、冒頭の、求める人財はそもそもいないというのは至言で、
凡百の人を、いかに稀有な人に磨き上げられるか、
これは、社会のために、企業に課せられた永遠の責務です。

弊社も、若い人たちの啓蒙には、それなりに試行錯誤しているところですが、
彼らだって、「最近の若い人は主体的でない」と言われながらも、
それぞれが特徴を持った個性として、確実に伸びてきています。
今年は戌年。
戌といえば安産・多産の象徴として知られていますが、
若い彼らの良いところを注視しつつ、多くを産み出す年になればと、
期待しつつ、彼らに伝わるような教導の仕方について、
思いを巡らせているところです。

良い年にしましょう!

[AKA]

年頭のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

皆様のご支援のおかげで無事新たな新年を迎えることができました。
気持ちを新たに、より一層皆様のお役に立てるよう努力を積み重ねて参りたいと存じます。

本年もより一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。
また、皆様のご健勝とご発展を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

代表取締役 松田 昌貴

年末ですね。

先日いつも行く床屋で店主と話していたら、
若い男性が車に乗っていて、
後ろから来た車に追突されてどうしたらいいのかわからなくなり、
怖くなってその場から逃げたそうです。

ビックリしますね。
追突されて逃げるくらいですから、
人をはねたりしたらやはり逃げるのでしょうか。
恐ろしい話です。
そんな人に車に乗って欲しくありませんよね。

暗くなるのが早くなって来ました。車の運転には十分に注意しましょう。

今年も残すところあとわずかとなりました。
本年もたくさんの方々にお世話になり、心から感謝申し上げます。
来年度は、皆様にとって明るい年になることを強く願っております。

来年もどうかよろしくお願い申し上げます。

[M M]
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kkseishin

Author:kkseishin
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