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みんな、どうなんだろう?

みんな、どうなんだろう?って思うこと、ありますよね?

もっとも、「イヌ派? ネコ派?」とか「うどんとそば、どっち好き?」のような、
どっちだっていい話題のことではありませんし、
はたまた、「寝るときブラジャーする?」とか「目玉焼きに何かける?」のような、
聞いたところで自分に役立たないテーマの話ではありません。

もっと生活に密着したことで、
「みんな、どうなんだろう?」って思うこと、ありますよね?

例えば、通帳とハンコを一緒に保管してはいけないと言いますが、
みんな、どこにどんな感じでしまってるんだろう、とか。
例えば、自宅への火災報知機の設置が義務付けられているけれど、
みんな、どんなタイプの火災報知機をつけているのだろう、とか。
もっと細かい話だと、洗剤は何がいいのかしらとか、
空気清浄機は、食洗機は、冷蔵庫はどこのメーカーがいいのかしらとか。
自分も自分なりに考えて取り組んではいるけれど、
その結論がスタンダードなのかどうか自信が持てなくて、
「みんな、どうなんだろう?」って思うことです。

私にとって、これと似たトークテーマがおふくろの味です。

例えば、わが社の TOTSU さん。
2年ほど前の第二子出産前後は、上の娘さんと、
ご自分の実家で過ごされていたそうですが、
ご実家で、どんなものを食べているかと尋ねてみたところ、
「いやぁ、普通のおふくろの味ですよ」とのことでした。

なるほど、おふくろの味ね。
・・・いや、でも、
おふくろの味って、おふくろによるのでは?

例えば、前にも書いたと思うのですが、
私にとってのおふくろの味って、です。
あとは、蕪とエビの炊いたのとか、秋の土瓶蒸しとかでしょうか。
記憶として残っているのはそんな感じです。(c.f.『母の日』)

一方、 TOTSU さんが実家で食べていたおふくろの味って、
焼いた太刀魚とか肉じゃがとか野菜炒めとか、そういうのだそうです。

全然違う。
で、「みんな、どうなんだろう?」って思うんです。

いや、もちろん、私のほうが特殊であることは百も承知です。
先日も、取引先の方とお食事をさせていただく機会があり、
鉄板で焼かれ、ジュージュー音を立てながら運ばれてくるステーキをいただきました。
楕円形で、木の板に乗ってくる、個食用の鉄板です。
その取引先の方が言うには、「こういう鉄板、ウチにも欲しいなぁ。」とのこと。
そこで私は悟ったわけです。
「あ、もしかしたら、普通は自宅に鉄板なんてないんだ。」と。

私は、特に裕福な家庭に育ったわけではないのですが、
母が料理に凝るタイプだったので、自宅にこういう鉄板はありました。
おふくろの味と呼べるのかどうか分かりませんが、
夕食の食卓に木の台座だけが置かれていて、
母親が、ジュージュー音を立てているステーキを鉄板ごと運んでくることはありました。

私は自慢しているのではないのです。
むしろ嘆息しています。

逆に、私には、焼いた太刀魚とか肉じゃがとか野菜炒めとか、
そういう献立に対する郷愁が、全然ありません。
そういうのが食卓に並ぶような家ではなかったから。

WAKA さんは子供のころ、煮物ばかり食卓に並んで閉口したとか、
co-K さんは祖母の作るきゅうりの粕和えが苦手だったとか、
同僚たちは互いにそういう話を披露しあっているのですが、
煮物や粕和えを食べる機会がなかった私は、
本質的には分からないのです。

私は、定食屋では定番とされている生姜焼きも、酢豚も、
子供の頃にはほとんど食べた経験がありません。
もうお分かりですよね。母が作らないメニューだからです。
思い入れがないためにか、大人になっても慣れず、
結果的に、今でも、あまり好きではないメニューです。
子供に人気とされているカレーですら、
「あの、ココナッツミルクとか入った辛いヤツね」という感じで、
いまだにたいして好きではない。

ちなみに、『ひとり旅の思い出』という記事で書きましたが、
私は小学生3~4年生だった2年間、長野の農家にホームステイしていましたので、
そこで、自給自足、煮物三昧、漬物三昧の生活は体験できました。
それまでの、実母の作る食事からのギャップの大きさに衝撃を受けたものです。


いやぁ。
性格的にはむしろ、変わり者とか個性的とか思われたいほうですが、
育った環境面などで、
自分が特殊であるということを知らされるというのは、
なかなか寂しいものです。


自分がスタンダードではないという自覚はあるので、
いつも「みんな、どうなんだろう?」って、
探り探り、様子をうかがいながら謙虚に生活しています。

[SE;KICHI]
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