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続・ドゥケルバン

ゴールデンウィークあたりに、
ドゥケルバン病がひどくてたまらないという記事を書きました。(『ドゥケルバン』)
あれから数ヶ月が経過しましたが、
今日も、私の手首は順調に痛みを維持しており、
毎朝、目が覚めては、痛みの残っていることを確認し、
生きていることに感じ入る日々を送っているのであります。
合掌。

ところで、かなり昔に私の御朱印帳を紹介したことがありましたよね。
もう4年も前の『疲れすぎて病気』という記事です。

御朱印というのは、お遍路さんとか、巡礼の方が集めているアレで、
お寺の方にお願いすると、筆でさらさらっと書いてくださいます。

いくつか実物をご披露しましょう。サムネイルです。拡大可。



左端は京都の蓮華王院というお寺の御朱印です。
ふつう、三十三間堂と呼ばれていて、修学旅行などの定番です。
中央に大きく「大悲殿」と書かれていますが、
大悲というのは悲しみではなく、“大いなる慈悲”という意味で、
これは本尊が観音菩薩であることを示しています。
その隣、左から2つ目は、同じく京都の清水寺です。
ここは超有名ですね。
やはり「大悲閣」と書かれていて、本尊が観音菩薩であることが分かります。
さらに隣、左から3つ目は、奈良の東大寺です。
大仏で有名なお寺ですが、宗派は華厳宗で、
中央に大きく「華厳」と書かれています。
右端は、同じく奈良の法隆寺
聖徳太子ゆかりのお寺で、中央には、聖徳太子の教えである、
「以和為貴(和を以て貴きと為す)」と書かれています。

さて、何が言いたいかというとですね、
達筆だということです。
私なんかと違って、普段から毛筆を操っておいでなのでしょう。
実に、さらさらっと書いてくださいます。

これなんかすごいですよ。

サムネイルです。拡大可。

これは京都の西芳寺。“苔寺”として有名なお寺です。
御朱印をお願いすると、さらさらっとこれを書いてくださいます。
このお寺は事前に往復ハガキで拝観申し込みが必要なお寺で、
拝観時間も指定されるし、拝観料も3000円と高額なのですが、
御朱印がカッコイイことで、マニアにとっては有名なお寺です。

とにかく、御朱印は達筆だということ、分かっていただけましたか?

さて。話を突然ドゥケルバン病に戻します。
それは平成13年の9月15日のことでした。
私は、とある小さなお寺に参拝に出かけ、御朱印をお願いしたわけです。
すると、ご住職の奥様と思われる老婆が出現し、
「住職は不在で、また、私は手首が痛くて書けない」と言うのです。
まぁ、書けないものは仕方ないなぁと、私が帰ろうとすると、
「私は痛くて書けないから、アンタが書け」と言うではありませんか。

・・・ええっ!? 書いたことないよ、そんなの。

御朱印マニアは、書いてもらうのが好きなだけで、
自分が書きたいわけではありません。
だいたい、どうしてお金を払って自分で書かねばならないのか。
毛筆が得意ではない私は固辞したのですが、
老婆(奥様)に「私が言うとおりに書けば大丈夫だから」と言われ、
押し切られてしまいました。
結果は、ちっとも大丈夫ではありませんでした。
それがこれ。

サムネイルです。拡大可。

そのお寺の名誉のために、一部画像を加工していますが、
一瞥してポンコツですよね。
先ほど披露した5寺の御朱印に比べて、あからさまに下手でしょう。
自分でも慄然としました。

もちろん書いたのは私自身なので、悪いのはうまく書けなかった私なのですが、
老婆の策略で自分の大事な御朱印帳を汚されたような気分になり、
怒りと落胆の混ざった気持ちになったのを、15年たった今でもよく覚えています。

その時の私は、無謀なことを私にさせた老婆を恨むあまり、
だいたいさぁ、字も書けないほど手首が痛いってこと、あるもんかね?と、
まるで老婆の手首の痛みが狂言であるかのように悪態をついていたわけですが、
今なら私にも分かります。
字が書けないほど手首が痛むってことは、あります。
長い話でしたが、結論は、
痛みは、なってみないと分からない。
まぁ、だからといって、無謀な老婆を許したわけではありませんが。

[SE;KICHI]
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