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ギャップ萌え

以前、富山のバカでかくて立派な墓石の話を書いたら、
それなりに反響をいただきました。 ⇒ 『カロート
まぁ、石屋でもないのに墓について取り上げているブログも珍しいでしょうから、
変わった記事だったかもしれません。

しかし、まぁ、なんというか、私のことを「墓好き」だと思われると心外というか、
墓石について関心がある人のように思われるのは、ちょっと本意ではありません。


私は「墓好き」ではありません。
陵墓好きです。
むしろ墓より陵の方が好きです。

陵というのは、天皇・皇后などのお墓のことで、
歴代124代の天皇に、北朝の5天皇や皇后方を加え、全国に200ほどあります。

超有名なのは、教科書でおなじみの仁徳天皇陵でしょうか。
正式には百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)といいます。

私がたびたび話題に挙げている鸕野讚良皇女(持統天皇)の陵はこんな感じ。
檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)と呼び、
夫の天武天皇と合葬されています。

持統天皇陵 http://ryobo.fromnara.com/

陵は皇室関連施設なので、宮内庁の管理になっており、
中に入れるわけではありません。
古墳は柵で囲われ、鳥居と、被葬者が書かれた制札と呼ばれる看板があるだけです。
基本的に管理事務所のようなものがあるわけでもなく、
要するに、他人の墓を敷地の外から眺めるだけということになります。
何が楽しいかといえば、楽しいことは起きません。

では何をしに行くのか、キザったらしく言えば、
ロマンを感じるため。

当時、天皇陛下といえば崇拝の対象であったため、
集落から離れた特別な場所に、大きな古墳をどぉーんと作り、
信仰深い住民らはうやうやしく日参し、参拝したはずです。
しかし、今は昔。
陵墓のすぐ隣にまで民家が迫り、風景に溶け込んでいます。

天皇陵
http://ryobo.fromnara.com/

左上から時計回りに孝昭天皇、宣化天皇、朱雀天皇、花山天皇の陵です。
民家や会社が、両側に迫っているのがわかりますよね。
私は、このギャップに萌えます。
ギャップ萌えというやつです。

私は被葬者の気分になって、
どんな気分だろうかと考えてみたりします。

ここ100年ほどは、民家や道路が整備され、少し騒がしくなったでしょうか。

また、歴代天皇の中には、配流先で憤死したような方もいらっしゃいます。
落語の「崇徳院」で有名な崇徳天皇などがそうで、
その陵は配流先の讃岐国にあったりしますが、
都を思いながら憤死し、こんなところに葬られるのってどんな気持ちかしらと、
なんだか感情移入してみたりして。

浅見光彦さんとかを見る気分が近いですかね。

どうでしょうか。
陵墓というからには、陵以外に、その他の皇族を葬った墓というのもありますし、
考古学的な比定の信憑性とか、副葬品を埋葬している陪塚の存在とか、
実はこの趣味も、意外と奥行きがあったりするのですが、
まぁ、頭脳的にも健康的にも、身体には良さそうなので、
難しいことは考えず、オススメです。

皆さんも、何人かは名前を知っている天皇がいるでしょう。
その天皇がこの世に残した事績を思い浮かべ、その上で葬られ方を見てみれば、
何とも言えない気持ちになるかもしれません。

これは、普通の人のお墓を見るよりもお勧めです。

[SE;KICHI]
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