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板を下ろせば?

仏教的なアプローチの記事を書けと、リクエストをいただきました。

はぁ。
リクエストをいただくのは嬉しいのですが、なかなかエネルギーのいるテーマです。

同僚のT氏は固定観念の男。
「男が昼食にパスタなんて、みっともない」とか、
「男がエアロビクスなんて、恥ずかしい」という、
今どき寺内貫太郎ばりの頑固な男

最近聞いた話では、
「昔、シャンプーに『メ○ット』を使っていたら禿げてきたから、いまだに苦手」と、
またしても因果関係のはっきりしない話を力説。

普通に生活していれば、同僚やら友人やら、
いろんなところから様々な情報が耳に入るものですが、彼はなにしろ頑固。
周囲から新しい情報をもらっても、
自分の固定観念に沿わなければ聞き入れません。

なぜかというと、どうも勇気がないからなんだそうです。
新しいことに取り組むとか、知らないところに行ってみるというような、
一歩踏み出すことに対して、勇気が出ないのだそうです。
自分の固定観念に沿わなければ他人のアドバイスも聞けないという性分は、
他人のアドバイスをないがしろにしているということではなくて、
そのアドバイスに従って自分の価値観を変更することに勇気が出ないから、
結果としてアドバイスを無視する形になるのだそうです。

私自身は新しい価値観に飲み込まれる感じが割と好きなので、
彼のこのメカニズムを知った時、不思議な感じがしましたが、
よくよく考えてみれば、世間では意外と見かける話かもしれません。

私は、母方の先祖に職業として哲学者をやっていた者が多い関係か、
学生の頃から成功哲学などを学ぶのが好きです。
というか、哲学のない人はダメだとすら思っています。
私の場合、最初にデール・カーネギーの『道は開ける』を読み、
悩みの克服方法とか、心とはどうあるべきかなどといったことを学び、
続いて、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』で、
いわゆる“引き寄せの法則”脚注 について知り、これを実践するようになりました。

この、実践というのがミソです。たぶん。

ほかにも、ニール・ドナルド・ウォルシュとか、コリン・ターナーとか、
成功哲学は世の中にたくさんあると思いますが、
成功哲学というものは、ベースが自己暗示なので、
実践しないことには何事も起こりません。
知っただけで実践しなければ、毒にも薬にもならないのです。

実際、成功哲学を知ったうえで、
「そうは言っても、なかなかねぇ」と実践を渋る方は多いようですし、
そればかりか、どうせやらないからと、ハナから知ろうとすらしない方も多いようで、
当然、そういう方に対して、哲学は何の役にも立ちません。

実践するかしないかの差は、その内容を知ったうえで、受け入れるかどうかの差です。
成功哲学を例に出しましたが、他人のアドバイスでもなんでも、
結局、受け入れないことには何も起きないのです。

仏教とは関係ない話を長々としてきましたが、
この、受け入れるということは、仏教的にも大切なテーゼだと思います。

残念なことだけれど、人生、辛いことや悲しいことも起きます。
耳に痛いアドバイスやら叱責やらを聞かなくてはいけないこともあります。
他人に騙されて悔しい思いをすることもあるでしょう。
人間関係などに悩み、神様を恨みたくなる日もあることでしょう。

しかし、その逆境から甦る方法は、まず現状を受け入れることでしょう。
立ち上がって歩き出す方法を考えるために、
まずは自分の現状をきちんと認識し、受け入れることが大事です。

そんな時、寺内貫太郎ばりの固定観念や先入観は、邪魔です。
先入観を持つということは、中心概念を絞るという面ではアリな気もしますが、
多くの場合は、「自分にとっての正解を狭く限定する」ということです。
ダーツで言えば、アタリがものすごく小さい状態。

「担板漢」って、知ってますよね?

有名な比喩ですが、大きな板を肩に担いでいる人のことです。
大きな板を担いでいるもんだから、視界が狭くて、足元しか見えない。
板を下ろすと視界が開けると思うのだけれど、
本人はその板を大事なものだから失ってはならぬと、担ぎ続ける。
板は重いでしょうから、歩くのも大変でしょうねぇ。

担いでいる板は、プライドだったり、物欲だったり、固定観念だったり。
つまらないプライドにこだわるあまり、視界が開けず、
人間関係がこじれたり、お金に執着しすぎて仕事でつまずいたり。

一度、板を下ろして周りを見回したほうがいいですよね。

人生は修行というか、勉強だと思います。
つまらない固定観念のために人生が限定されるのは損。
視野を広く持ち、自分に与えられた機会を受け入れ、
幸からも不幸からも、たくさんの学びを得たいものです。

どうでしょうか。
ギリギリ仏教的なところに着地できたと思うのですが、どうでしょうか。

 注)簡単に言えば、最初に目標を立て、うまくいくイメージを繰り返し繰り返し思い描き、肯定的な言葉を自分に語りかけるというやり方です。

[SE;KICHI]
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