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脚が、脚がぁぁぁぁ!

以前にも少しだけ触れましたが、私は足が少し不自由なんです。

足長差と呼びますが、20年ほど前の事故の後遺症で、左脚が3cmほど短いので、
装具という、一種の義足のようなものをはめて生活しています。
私の装具は足底板と呼ばれる、左右の脚の長さを調整するようなものです。
装具を装着することで歩きやすくなり、骨盤の高さも整います。

歩きやすくなったのならいいじゃないかと思うかもしれませんが、
片足に装具を装着することで、片足にだけ高下駄をはいて歩く感じになるので、
どうも無意識にいろいろな箇所が歪んでくるらしく、
長年、肩とか腰とか、骨盤以外の別の箇所が常に痛んでいます。

だから、本当は歩きやすさの面では装具サマサマなのですが、
身体の歪みという意味では、装具はないほうが違和感は少ないので、
装具を外し、いつか素足で歩きたいというのが、ささやかな夢になりました。

装具を外すためには、左右の足の長さの差を解消しなければなりません。

そこで、私は月に2回くらいカイロプラクティックに通っています。
その治療院は、完全予約制で、いちおう女性専用になっている治療院なのですが、
場所は単なる民家で、そこの家のリビングにお邪魔する形で施術を受けます。

足湯に入りながらお茶を飲み、身体を温めてから、施術スタートです。

施術師さんはほとんど私の身体には触れません。
立っている私の身体に手をかざし、何かブツブツ、小声で誰かと話しています。
誰か、というのは、私ではありません。たぶん身体です。

身体は、たくさんのことを知ってるし、覚えてるんだそうです。
私の場合は、歪みの原因が20年ほど前の事故の後遺症なので、
歪みを解消するには、その事故前の、つまり歪む前の身体に戻せばよいわけで、
身体に、事故でどこがどう歪んだのか、その前はどういう身体だったのか、
身体が覚えている記憶を聞くのだそうです。

施術師さんが話している相手は私の身体であり、私自身ではありませんので、
私は返事をしません。
というより、つぶやく感じなので、ほとんど聞き取ることができません。
無理して聞き耳を立ててみると、
「事故で大変だったけど、それからずっとずっと頑張ってきたんだね。」とか、
「その前の身体がどんな感じだったのか、教えてね」とか、
「その時の、自分らしい身体に戻るために、私が手伝えることはある?」など、
幼ない子供に話しかけるが如く、小声で優しく話しかけています。
それは15分くらい、“身体に、どう触っていいかを尋ねている”という感じです。

施術後に聞いたところによれば、身体に拒絶されることもあるそうで、
その場合は施術効果が出ないことが多いので、やめることもあるそうです。
まぁ、潜在意識で拒否していることをやっても、そりゃダメでしょうからね。

私の身体は思いのほか素直な身体らしく、施術師の方の手助けを望んだようです。
私の身体は、私自身も知らぬ間に、直接、施術師さんに何かを伝えたようです。

私はうつ伏せになるように言われ、施術師さんは身体の発注通りに施術を開始します。

施術を開始といっても、やっぱり施術師さんはほとんど私の身体には触れません。
たまに、そっと身体に手を当てたり軽く揺すったりするだけで、
押したり揉んだりすることはありません。
そして、施術師さんは、やっぱり何かブツブツ、小声で私の身体と話しています。
「頑張って・・・何か手伝えることがあったら教えてね・・・」と。

これも施術後に聞いたところによれば、
身体が事故前の自分らしい身体に戻ろうとしているのを応援しているのだそうです。
それは、私の身体と施術師の彼女にのみ分かるサジ加減で、
身体の主である私自身ですら蚊帳の外です。

・・・みなさん、ついてこれていますか。

さて、施術中、私の身体がどうなっていると思いますか?

施術師さんは私の身体に、せいぜい手を添えたり軽く揺するくらいですが、
毎回、私の身体はものすごく反応します。
特に、短いほうの脚(左脚)がこむらがえりのように激しく引き攣ります。
北斗神拳を食らった時のように、筋肉が激しく勝手に動きます。
施術師さんいわく、「脚自身が伸びようとしている」のだそう。

そして、施術後、私の身体がどうなっていると思いますか?

足長差が、なくなっているのです。
3cmの足長差といえば、片足だけ電話帳に乗せているようなものだったのですが、
施術師さんの説得で脚が奮起したか、その足長差は解消されているのです。
現在、私は左足に装具をはめるのをやめていますが、生活に不自由はありません。

どうでしょうか、コレ。
私の左脚は説得されて伸長し、励まされながら治癒したということになります。
それどころか、左脚は装具が心から嫌だったらしく、
施術師さんによれば、装具の話をすると不快な雰囲気を漂わせるらしいです。
私ではなく左脚が、です。

これは、いわゆる気功です。

もしかしたら自己暗示のようなものかもしれません。
左脚の自己治癒能力を深く信じる、一種の催眠のようなものかもしれません。
しかし、実際に足長差の解消を体験してしまうと、
どういう経緯か、頑張って元の状態に戻してきた左脚を、愛おしくすら思います。
これまでは、装具の原因となっている短い左脚を忌々しく思っていたのに、です。

これは、治ると信じれば病気は治るとか、受かると信じれば受験に受かるとか、
いわゆる“引き寄せの法則”の仲間かもしれません。
「脚が伸びて、装具のいらない身体になる」と信じたところ、
そういう身体が引き寄せられたのでしょうか。

だとすれば!ということで、最近の私は、左脚をよく褒めます。
隣の右脚と長さを合わせてくれようと、毎日、頑張ってくれているからです。
褒められて気分がいいのか、まだ、今のところ足長差は復活していません。
すこぶる調子が良く、ありがたいことです。

私の知っている人で、ここ数ヶ月、耳鳴りに悩まされ、
大学病院に通って投薬治療を受けている人がいますが、一向に治ってきません。
脚と耳は違うのかもしれませんが、治ると信じる力が足りないのかもしれません。

ちょっと不思議な話でしたが、
肉体を含め、自分自身との対話というのは、大事なんだろうなと思います。

ちなみに、私の次の施術予定は、施術師さんと私の身体が話し合って決めます。
私自身の意見は聞いてもらえません。
足に手を当てられ、「半月後がいいって」と言われ、問答無用で半月後に決まります。
身体がそう言うのであれば、仕方がありません。

[SE;KICHI]
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