エクスリブリス

私は Exlibris が好きなんですよ。

Exlibris、ご存知でしょうか。

日本語では蔵書票と言います。
図書館で借りた本の見返し部分などを見ると、
「○○図書館蔵書」と書かれた印鑑が押されていること、ありますよね。
おおざっぱに言えば、Exlibris とは、あの印鑑をシールにして貼ったもののことです。

Exlibris は、蔵書票であることを示す“Exlibris”という単語と、
持ち主の名前を入れるというルールはありますが、それ以外は自由です。
実際は単純な印鑑のようなデザインではつまらないので、
趣味とか職業とか信条とか、持ち主を象徴する絵柄が用いたりして、
ひと目で持ち主が分かるように、デザインに工夫を凝らします。

個人が特定されてしまうので、私自身の Exlibris は公表しませんが、
たとえばこの Exlibris の場合、
釣りが趣味の Louis Rhead さんだということがわかります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:LouisRheadBookplate.JPG

ちなみに、私の Exlibris は Caduceusの杖をデザインした洋風のもので、
わりとおとなしいデザインだと思っていますが、、
一般的にはエロティックで幻想的な図案が多いように思います。
こういうのが、大きめの切手か、トランプほどの大きさのシールにされて、
本の見返しに貼ってあると思ってください。

もともとは本の所有者を示す、
言わば子供の「なまえシール」みたいなものだったのですが、
著名な芸術家の手によるものもあり、
現在では美術品として収集の対象にもなっています。
日本書票協会とか、国際蔵書票連盟(FISAE)というのもあるくらいです。

「自分を表す図柄」というコンセプトが面白いなと、私は思っています。
いわば、自分専用のエンブレム。

Exlibris の発祥は15世紀ぐらいのヨーロッパ。
少し違いますが、日本にもこれと似たの、ありますよね。

そう。家紋
自分専用というわけではないけれど、自分たち一族のエンブレム。

というわけで、ここ数年、私は家紋に関心を持っています。

日本の、どこの家にもある家紋は、その家に古くから伝わってきた大切な印です。
興味深いことに、西洋には、Exlibris のような、個人を示す紋章はありますが、
家紋のような代々伝わるものはないそうです。
家紋の図柄はなかなか変化に富んで面白く、
また謎めいています。

家紋と聞いてもなじみ薄いかもしれませんが、高島屋のロゴもJALのロゴも、
キッコーマンのロゴも警察のマークだって、もともとは家紋です。

ここ富山県には木瓜紋家紋(木瓜)とか丸に立ち澤瀉紋家紋(立ち澤瀉)
使っている家が多いみたいです。

私自身は特に名家の生まれというわけでもないのですが、
清和天皇系だということが分かっているので、
家紋は清和天皇の丸に笹竜胆家紋(笹竜胆)なのかと思っていたのですが、
今回、調べてみたら丸に蔦の葉紋家紋(蔦の葉)ということで、
あまりのオーソドックスさ加減にがっかりしたのでした。
まぁ、でも、その変遷の途中で何があったのか、調べるのもまた楽しいのですが。

皆さんもどうですか。
ただ、家紋って何千種類もあるし、五徳とか百足とか豆造とか、
訳の分からない図案もかなりあるので、
皆さんが思っているよりも奥が深く、不用意に入ると出てこれなくなります。
気を付けてお入りください。

[SE;KICHI]
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
TEL:(076)451-0541
FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR