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GALERIE MILLET

「襟裳の春は 何もない春です」という曲がありましたが、
何もないという点では、富山だってたいがいのものです。

特に私が ない! と思っているのが、
美術館のような施設です。

人口10万人あたり美術館数では、富山は第6位ということなので、
そういう意味での偏差値は低くないほうなのですが、
なにしろ施設の絶対数が少ないので困ってしまいます。

芸術系が充実していないと、どうしても、
「食べられないものは、いらない」というような、
田舎にありがちな、実利的な価値観になってしまい、
どうも、心が貧しくなるような気がします。

そんななか、昨年秋に富山に開館した美術館が
GALERIE MILLET です。
20130318 Galerie Millet
GALERIE MILLET

富山の中心商店街は、駐車場完備の郊外型店舗に押され、
百貨店の撤退や専門店の移転が相次ぎ、着々と寂れつつありますが、
その中心商店街にオープンしたのが GALERIE MILLET です。
私も、久しく足を向けなかった中心商店街ですが、
GALERIE MILLET 開館以来、ちょくちょく出掛けるようになりました。

ここGALERIE MILLET は館名から分かる通り、
「落穂拾い」で有名なミレーを中心に、
バルビゾン派の画家の作品が収蔵されています。

いままでミレーの美術館と言えば山梨県立美術館でしたが、
富山からでは非常に行きにくく、難渋していました。

とはいえ、実は私は自然に対する関心が薄いというのと、
社会主義やプロレタリア文学と関係が深い印象も苦手で、
なんとなく昔からバルビゾン派は好きになれないのですが、
レイモン・ブラカサという画家については若い頃から好きでした。
ここGALERIE MILLET では「牧場」という作品を見ることができ、
私は本当に嬉しいです。

本当に、心から思うのですが、
田舎で、職場と自宅の往復という生活をしていると、
感性が腐ってきます。


都会から見れば「田舎は豊かだ」と見えるかもしれませんが、
実際の田舎は生活の天井が低いので、それは錯覚かもしれません。
そもそも田舎の移動手段は自動車が中心ですから、
移動がどうしても目的地への直線移動になりがちで、
なかなか変わった場所に立ち寄りにくいのです。


ともすれば「どうすれば安くあげられるか」とか、
「どうやったら短時間で済むか」といった、
豊かではない人間性が構築されてしまいます。

美術でも食でもなんでもいいですが、
豊かなものをゆっくり鑑賞する時間を持ちたいものです。

[SE;KICHI]
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