義を見てせざるは勇なきなり
今年、花粉、すごくないです?
例年、私は目にくるタイプなんですが、
もう、晴れた日など、目が開けられないほどです。
ところで、3/13、今日からマスクを外そう!という日だったわけですが、
蓋を開けてみたら、マスクを外している人なんてほとんどおらず、
ほとんどの方が、様子見に徹していて、
みんな、まだマスク着けているから、自分もまだマスクつけておこう…みたいな、
なんというか、日本人的な考えだったようです。
私は、とても残念に思いました。
つくづく、日本人というのは、周囲の様子見て決める傾向が強く、
思考の結果としての合理的判断は重視しないのだなと感じます。
もちろん、自分の家族に基礎疾患があるとか、高齢者がいるとか、
もしくは、医療関係者だとか、妊婦がいるとか、そういう理由があって、
だから、自分の意思でマスクはしておきたいんだ!という積極的な判断なら、
それはそれでいいと思うんです。
しかし、いやもう本当はマスクなんてしたくないんだけど……、
まだみんなしている人多いから……みたいな人って、
私は、本当にバカだと思うんです。
だって、みんながそう思ってたら外せないですよね。
同調圧力があるから……と言いますが、
そっち側に回るということは、
アンタも圧力かける側に回ってるんだという話にもなります。
外したいと思うのなら外せばいいんですよ。
様子見で、みんながマスクしてるからマスクを外さないという人は、
知らず知らずに、同調圧力かける側の加害者になっているのだと、
自覚すべきだと思うのです。
私の友人に、100人ちょっとの会社を率いている社長がいます。
明治18年創業の鋼材を扱う会社なのですが、
そこの社長は、「自分が外さなかったら社員が外せない」と、
率先してマスクを外しています。
よく言う、隗より始めよというやつです。
長い付き合いですが、私が知る彼は重度の花粉症で、
この時期は鼻の周りがぐじゅぐじゅで大変そうですが、
それでも、リーダーの責務として、
マスクを外すという、ファーストペンギンとしての姿を見せるということを自分に課し、
日々、鼻と口の周りを剥き出しにしています。
彼曰く、「早くみんな、外したい人は外さないかな。
そしたら、花粉対策でボクがマスクできるのに」と笑います。
弊社の社長も、何でも各自が自分で考えればいいという人です。
なので、社員に対する啓蒙の意思表示のつもりかどうかは知りませんが、
3/13以降、彼も鼻と口の周りを剥き出しにしているので、
なかなか男気のある人物だと、密かに誇らしく思うのですが、
一方で、「ボクは花粉症だからさ、
いちおう、マスクは外さないでおきます」などという、
軟弱極まりない態度の人もいます。
確かに、花粉症という事情であれば、仕方ないかもしれません。
しかし、自治体の首長とか、議員さんがそういうことを言ったりするんです。
そりゃ、本当に花粉症がひどいのかもしれませんが、
でも、アナタの仕事は、率先してマスクを外して、
大丈夫だよというメッセージを発信することではないのでしょうか。
前述の社長のように、率先することで社員に心理的安全性を与える、
その役に徹することは大事なのではないでしょうか。
もう国がいいっていってるんだから、
自分の判断で、外したいなら外せばいいんですよ。
自分が同調圧力の加害者にならないように、
自分から社会の模範となり、マスクを外していきましょうよ。
「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉があります。
人として何が正しい行動かを知りながら実行しないのは、勇気がないからだ……
という意味です。
[SE;KICHI]
例年、私は目にくるタイプなんですが、
もう、晴れた日など、目が開けられないほどです。
ところで、3/13、今日からマスクを外そう!という日だったわけですが、
蓋を開けてみたら、マスクを外している人なんてほとんどおらず、
ほとんどの方が、様子見に徹していて、
みんな、まだマスク着けているから、自分もまだマスクつけておこう…みたいな、
なんというか、日本人的な考えだったようです。
私は、とても残念に思いました。
つくづく、日本人というのは、周囲の様子見て決める傾向が強く、
思考の結果としての合理的判断は重視しないのだなと感じます。
もちろん、自分の家族に基礎疾患があるとか、高齢者がいるとか、
もしくは、医療関係者だとか、妊婦がいるとか、そういう理由があって、
だから、自分の意思でマスクはしておきたいんだ!という積極的な判断なら、
それはそれでいいと思うんです。
しかし、いやもう本当はマスクなんてしたくないんだけど……、
まだみんなしている人多いから……みたいな人って、
私は、本当にバカだと思うんです。
だって、みんながそう思ってたら外せないですよね。
同調圧力があるから……と言いますが、
そっち側に回るということは、
アンタも圧力かける側に回ってるんだという話にもなります。
外したいと思うのなら外せばいいんですよ。
様子見で、みんながマスクしてるからマスクを外さないという人は、
知らず知らずに、同調圧力かける側の加害者になっているのだと、
自覚すべきだと思うのです。
私の友人に、100人ちょっとの会社を率いている社長がいます。
明治18年創業の鋼材を扱う会社なのですが、
そこの社長は、「自分が外さなかったら社員が外せない」と、
率先してマスクを外しています。
よく言う、隗より始めよというやつです。
長い付き合いですが、私が知る彼は重度の花粉症で、
この時期は鼻の周りがぐじゅぐじゅで大変そうですが、
それでも、リーダーの責務として、
マスクを外すという、ファーストペンギンとしての姿を見せるということを自分に課し、
日々、鼻と口の周りを剥き出しにしています。
彼曰く、「早くみんな、外したい人は外さないかな。
そしたら、花粉対策でボクがマスクできるのに」と笑います。
弊社の社長も、何でも各自が自分で考えればいいという人です。
なので、社員に対する啓蒙の意思表示のつもりかどうかは知りませんが、
3/13以降、彼も鼻と口の周りを剥き出しにしているので、
なかなか男気のある人物だと、密かに誇らしく思うのですが、
一方で、「ボクは花粉症だからさ、
いちおう、マスクは外さないでおきます」などという、
軟弱極まりない態度の人もいます。
確かに、花粉症という事情であれば、仕方ないかもしれません。
しかし、自治体の首長とか、議員さんがそういうことを言ったりするんです。
そりゃ、本当に花粉症がひどいのかもしれませんが、
でも、アナタの仕事は、率先してマスクを外して、
大丈夫だよというメッセージを発信することではないのでしょうか。
前述の社長のように、率先することで社員に心理的安全性を与える、
その役に徹することは大事なのではないでしょうか。
もう国がいいっていってるんだから、
自分の判断で、外したいなら外せばいいんですよ。
自分が同調圧力の加害者にならないように、
自分から社会の模範となり、マスクを外していきましょうよ。
「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉があります。
人として何が正しい行動かを知りながら実行しないのは、勇気がないからだ……
という意味です。
[SE;KICHI]
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