FC2ブログ

イベントじゃないんだから

お正月休み、みなさん、いかがお過ごしでしたか?

今年の私は12月31日まで出勤で、元旦だけ休んで新年は2日から出勤でしたので、
どこにも行けませんでした。
本当に人遣いの荒い会社です。

今年はそんな感じで迎えた新年でしたが、
例年の私は、年末年始を、京都や日光や箱根など、
富山以外の場所で過ごすことが多いです。

しかし、もともと人がたくさんいる場所が好きではないので、
初詣で有名な神社などには近寄ることは避け、静かに過ごします。
無理に初詣に行かなくても、趣味の関係で寺社には頻繁に行きますのでね。

話は変わりますが、『西国三十三ヵ所巡礼』というのをご存知でしょうか。

1000年ほど前から伝わっている日本最古の巡礼で、
2府5県にまたがるコース延長は1000kmにおよびます。
曰く、西国三十三所の観音菩薩を巡礼参拝すると、
現世で犯したあらゆる罪が消滅するとされているそうで、
古来、多くの人がそれを願って巡礼をしてきたと伝えられています。

私は、こういう“信仰文化”というものに関心を持っています。
それが成立した文化的経緯などに思いをはせると、ワクワクします。

いくらあらゆる罪が消滅すると言われても、1000kmは長いですよね。
それなのに、その長い道程を歩こうと思う、そのモチベーションは何なのか。
それって尊敬に値すると思うんです。

現代人の多くは、
過去の日本人よりも現在の日本人のほうが高等であると思っているでしょうが、
実は私はそうは思っていなくて、
昔の人はすごいなぁと思ってしまいます。
だって、「1000km歩いたら許してやる」と言われても、
現代人で、「じゃ、頑張って歩こう」って思える人は少ないじゃないですか。

見ることもできない観音様を実在すると信じ、
その存在に許されたいと一心に願って1000kmを歩く、
昔の人のその感性って、現在に比べて豊かだなって思うのです。
その信仰心は、現代人が忘れてしまったものの一つでしょう。

なにしろ1000kmですからね、道中は長いです。
歩きながら自然と自分を見つめることになるでしょう。
こういう自分を見つめる時間も、現代人が忘れてしまったものの一つでしょう。
現代では座禅などに出向かないとそんな時間は確保できません。
そういう意味でも、昔のほうが豊かだったと思えます。

元旦のテレビ中継で、
まるで祭りのように大きな神社に初詣の人々が殺到しているのを見ると、
この人たちの信仰心は、どんなもんなんだろうなぁと、苦笑してしまいます。

大切なのは、やはり心だと思うのです。
きっと、それが豊かさのカギだと思うのです。


元旦にたくさんの人が詰めかける神社に行っても、
心を静めて一年の計をお祈りすることは難しいでしょう。
それよりも、それぞれの場所で、各自が心を見つめてみるべきではないでしょうか。
1000km歩くのは無理にしても、
見えない存在への畏怖と感謝を持って心静かに、思いを新たにしたいものです。

[SE;KICHI]
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
TEL:(076)451-0541
FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR