突然の観光スポット
コロナで日本中が自粛だった春先、
テレビ番組も新しい番組収録ができないとのことで、
過去の放送分を再放送するようなことをしていたようですね。
特に、かつて放送されて名作と言われたドラマが再放送され、
改めて人気を博したなんていうことがあったようです。
この時期、バラエティ番組もしかりで、
『ナニコレ珍百景』とか『月曜から夜ふかし』のような番組も、
「傑作選」などと銘打って過去の放送分を再放送していたようです。
その再放送で話題を集めたのが、
われらが富山県高岡市にある『温泉天国よつやの湯』だそうです。

ここは、まぁ、単なる銭湯です。
いや、銭湯というのは各都道府県の公衆浴場組合に加盟している施設のことなので、
加盟していないこの施設は、厳密には銭湯とも言えないのですが、
いまのようにスーパー銭湯が百花繚乱となる以前からある施設で、
入浴料も銭湯よりは高く、スーパー銭湯よりは安い 550円。
とはいえ、
私がちょくちょく足を運んでいた20年ほど前よりは値上げされている印象です。

ここがどうしてテレビ番組に紹介されるかというと、
風呂屋なのに、ウォータースライダーがあるから。
男湯だけなんですが。
建物の外観、側面にはそれっぽいチューブ状のものが設置されています。
私はそうしたテレビ番組のことは知らなかったのですが、
子どもたちがその番組を観ていて「行きたい、行きたい」の大合唱で、
私としては20年ぶりくらいに、仕方なく行ってきたというわけです。
店先にも、取材を受けたことが誇らしく掲示されています。

北海道テレビ? よくこんなところまで来ましたね。
しばらく行かないうちに、
有名になったものです。
券売機でチケットを買い、それをフロントに出して脱衣場に通ります。
脱衣場には、100円のコインロッカーが並んでいます。
100円は開錠時にリターンされる方式のようですが、
壊れてしまって、100円投入口がガムテープでふさがれているロッカーもあり。
ソファーや床が、ところどころ、ガムテープで補修されているのもご愛敬で、
一事が万事、この調子です。
当然、かなり年季の入った浴室。
浴槽のお湯は柔らかく、ぬるめで長く入りやすい感じです。
奥のほうには、スーパー銭湯で見かけるバブルの出るような浴槽もありますが、
変わっているのが『背中洗い』。
浴槽の中にナイロン製と思われるブラシが回転しており、
これに背中を押し当てることで背中を洗ってくれるという、
なかなか他では見かけないコンテンツ。
20年前と変わらないB級感に、思わず1人で笑ってしまいました。
背中洗いの脇の階段を上がるとサウナと水風呂。
水風呂はサウナの真横にあって、さらにその隣に、噂のウォータースライダー入口。
このウォータースライダー、180°ほど曲がっているので、
出発箇所から着水箇所の様子は見えないのです。
私の記憶では、滑り降りた先で誰かにぶつからないよう、
昔はモニタがあったような気がしたのですが、気のせいでしょうか。
とりあえず滑ってみましょう。
予想に反して、めっちゃスピードが出ます。
めっちゃです。
自分以外に滑っている大人は全然いませんので、
正直、羞恥心を捨てて童心に帰るというプロセスは要りますが、
やってみるとかなり楽しい。
ただし、着水点のプールが浅いので、
放り出される時に身体を強打しないよう、大人はちょっとだけ注意が要ります。
さっきの『背中洗い』の風呂のほうが深いくらいです。
ところで、風呂屋ですから、内部を撮影するわけにはいきません。
ので、『月曜から夜ふかし』の放送画面をキャプチャーしておきます。
少しでも雰囲気は伝わるでしょうか。


https://trend-at-tv.com/word/16788
何がいいって、
銭湯に入るくらいの料金で、ウォータースライダーを楽しめることですかね。
何度か行きましたが、毎回、子どもがそこそこの人数いて、
まるで“ちびくろサンボ”のように、
階段を駆け上がっては滑り降り、ということを無限ループで繰り返していました。
ウチの長男は、ちょっと体質が特異というか、少し配慮が必要な子で、
2週間に一度は大きな病院に通院して、毎日10錠ほどの薬を飲まなくてはなりません。
当然、プールなどのアクティビティにも制限が課せられているのですが、
ここなら、公共のプールではないし、所詮は銭湯の滑り台、
詭弁ではあるのですが、ここなら問題ないだろうと連れて行ったところ、
普段いろいろ制限されている分、大興奮の長男でした。
いや、実際は「所詮は銭湯の滑り台」などという、
そんな生半可なレベルのものではないのですが。
しばらく行かないうちに、
有名になったものです。
原田泰造さんも、『ナニコレ珍百景』でここのことを知り、
自家用車を飛ばして夜中に入りに来たとのこと。
昔からある施設が突然観光地化されたようで、びっくりです。
うたせゆもロウリュの装置も壊れているくらいの古い施設で、
この先、老朽化だけが心配ですが、
せっかく珍百景に登録されたわけですし、
みなさんも、いまのうちにちょっとお試しください。
[AKA]
テレビ番組も新しい番組収録ができないとのことで、
過去の放送分を再放送するようなことをしていたようですね。
特に、かつて放送されて名作と言われたドラマが再放送され、
改めて人気を博したなんていうことがあったようです。
この時期、バラエティ番組もしかりで、
『ナニコレ珍百景』とか『月曜から夜ふかし』のような番組も、
「傑作選」などと銘打って過去の放送分を再放送していたようです。
その再放送で話題を集めたのが、
われらが富山県高岡市にある『温泉天国よつやの湯』だそうです。

ここは、まぁ、単なる銭湯です。
いや、銭湯というのは各都道府県の公衆浴場組合に加盟している施設のことなので、
加盟していないこの施設は、厳密には銭湯とも言えないのですが、
いまのようにスーパー銭湯が百花繚乱となる以前からある施設で、
入浴料も銭湯よりは高く、スーパー銭湯よりは安い 550円。
とはいえ、
私がちょくちょく足を運んでいた20年ほど前よりは値上げされている印象です。

ここがどうしてテレビ番組に紹介されるかというと、
風呂屋なのに、ウォータースライダーがあるから。
男湯だけなんですが。
建物の外観、側面にはそれっぽいチューブ状のものが設置されています。
私はそうしたテレビ番組のことは知らなかったのですが、
子どもたちがその番組を観ていて「行きたい、行きたい」の大合唱で、
私としては20年ぶりくらいに、仕方なく行ってきたというわけです。
店先にも、取材を受けたことが誇らしく掲示されています。

北海道テレビ? よくこんなところまで来ましたね。
しばらく行かないうちに、
有名になったものです。
券売機でチケットを買い、それをフロントに出して脱衣場に通ります。
脱衣場には、100円のコインロッカーが並んでいます。
100円は開錠時にリターンされる方式のようですが、
壊れてしまって、100円投入口がガムテープでふさがれているロッカーもあり。
ソファーや床が、ところどころ、ガムテープで補修されているのもご愛敬で、
一事が万事、この調子です。
当然、かなり年季の入った浴室。
浴槽のお湯は柔らかく、ぬるめで長く入りやすい感じです。
奥のほうには、スーパー銭湯で見かけるバブルの出るような浴槽もありますが、
変わっているのが『背中洗い』。
浴槽の中にナイロン製と思われるブラシが回転しており、
これに背中を押し当てることで背中を洗ってくれるという、
なかなか他では見かけないコンテンツ。
20年前と変わらないB級感に、思わず1人で笑ってしまいました。
背中洗いの脇の階段を上がるとサウナと水風呂。
水風呂はサウナの真横にあって、さらにその隣に、噂のウォータースライダー入口。
このウォータースライダー、180°ほど曲がっているので、
出発箇所から着水箇所の様子は見えないのです。
私の記憶では、滑り降りた先で誰かにぶつからないよう、
昔はモニタがあったような気がしたのですが、気のせいでしょうか。
とりあえず滑ってみましょう。
予想に反して、めっちゃスピードが出ます。
めっちゃです。
自分以外に滑っている大人は全然いませんので、
正直、羞恥心を捨てて童心に帰るというプロセスは要りますが、
やってみるとかなり楽しい。
ただし、着水点のプールが浅いので、
放り出される時に身体を強打しないよう、大人はちょっとだけ注意が要ります。
さっきの『背中洗い』の風呂のほうが深いくらいです。
ところで、風呂屋ですから、内部を撮影するわけにはいきません。
ので、『月曜から夜ふかし』の放送画面をキャプチャーしておきます。
少しでも雰囲気は伝わるでしょうか。


https://trend-at-tv.com/word/16788
何がいいって、
銭湯に入るくらいの料金で、ウォータースライダーを楽しめることですかね。
何度か行きましたが、毎回、子どもがそこそこの人数いて、
まるで“ちびくろサンボ”のように、
階段を駆け上がっては滑り降り、ということを無限ループで繰り返していました。
ウチの長男は、ちょっと体質が特異というか、少し配慮が必要な子で、
2週間に一度は大きな病院に通院して、毎日10錠ほどの薬を飲まなくてはなりません。
当然、プールなどのアクティビティにも制限が課せられているのですが、
ここなら、公共のプールではないし、所詮は銭湯の滑り台、
詭弁ではあるのですが、ここなら問題ないだろうと連れて行ったところ、
普段いろいろ制限されている分、大興奮の長男でした。
いや、実際は「所詮は銭湯の滑り台」などという、
そんな生半可なレベルのものではないのですが。
しばらく行かないうちに、
有名になったものです。
原田泰造さんも、『ナニコレ珍百景』でここのことを知り、
自家用車を飛ばして夜中に入りに来たとのこと。
昔からある施設が突然観光地化されたようで、びっくりです。
うたせゆもロウリュの装置も壊れているくらいの古い施設で、
この先、老朽化だけが心配ですが、
せっかく珍百景に登録されたわけですし、
みなさんも、いまのうちにちょっとお試しください。
[AKA]
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