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オイシックス

飲食店支援を目的としたテイクアウトが大流行で、
このところ、食べるのはテイクアウトばかりになって食傷気味ですが、
このブームで過去最高収益を上げたりと、
ふつうに店を開けるよりも儲かっているという店もあるようです。
その一方で、子供が学校に行けずにずっと家にいる影響で、
「ママと一緒にお家で料理を作ろう」ということで、
食材等もよく売れているようで、結構なことです。
私の自宅では、翌朝に食べるパンを前日の夜に焼くのですが、
そのときに使う「春よ恋」という銘柄の強力粉が入手できなくなり、
パンが作れず、朝食にごはんを食べざるを得ない日がやってきました。
これは、私にとっては、そこそこ重大ながっかり案件です。

さて、ところで。
先日、ヨガ教室でたびたび一緒になるお婆ちゃんが持っていたタオルに、
“Oisix”のロゴが入っているのを発見しました。
わが家もお世話になることもある、“Oisix”は、
食材キットのデリバリーをしてくれる会社ですが、
そういうのに興味なさそうなお婆ちゃんが、
そういうタオルを持っていたということに驚いたものです。

たとえば、夕食の買い物に、スーパーに行ったとしましょう。
「今日はキンピラゴボウが食べたい」と思ったとして、
みなさんだったらどうするでしょうか。

たぶん、まず最初に考えるのは、
野菜売場でゴボウを買って、自分の家のキッチンで作るという方法でしょう。
当然、それは100点の回答です。
しかし、それがめんどくさい……というと語弊があるかもしれませんが、
ゴボウを切ることを面倒だと感じる日もあるでしょう。
そもそも、格家族化が進んだ昨今では、
ゴボウを1本買ってキンピラゴボウを作ったのでは、
大量のキンピラゴボウを延々と食べ続けるという事態に陥ってしまいます。
それでなくても、体調がすぐれないとか、時間がないなどの理由で、
ゴボウからキンピラゴボウを作っている場合ではないという場合、
お惣菜売場へ行って、完成品のキンピラゴボウを買うという手もあるでしょう。

しかし、夕食にキンピラゴボウを食べたいとなった時に考えられる選択肢は、
イチから作るか買うかの2つだけではないはずです。
もう一つ、野菜売り場の端、
豆腐売場との境目ぐらいの場所にあるカット野菜売り場。
そこに行けば、ゴボウどころか、ニンジンなども合わせて千切りになった、
“キンピラゴボウキット”が売られています。
それさえ買えば、自宅では加熱と味つけのみを行うというパターンだって、
私たちには用意されているわけです。

カット野菜の売り場に展開されているのは、
キンピラゴボウだけではありまでん。
煮ればいいだけの筑前煮キット、
ピーマンとタケノコの千切りが入った青椒肉絲キットなど、
実に様々なキットが売られています。
どれも、具材は既にカットされていて、
自宅では加熱と味つけのみを行うスタイルです。

この手の食材キットは、もともと、ニーズに合わせて開発されたのだと思うのです。
“Oisix”が市民権を得たのも、加熱と味つけさえすればよいという手軽さですよね。
だとすれば、みんな、加熱と味つけは苦じゃない一方で、
食材のカットは鬱陶しいと感じるものなのでしょう。
はっきり言って、自分がするのは加熱と味つけだけということであれば、
もはや、出来合いのキンピラを買うのでいいではないかと思うのですが、
カット野菜を購入して、わざわざ自分で完成させるという行為の陰には、
いったい何があるのでしょうか。

私の予想では、それは罪悪感

このところのテイクアウトブームが盛況であるように、
おそらく、本当は、出来合いのキンピラゴボウを買ってしまうのがラクでしょう。
しかし、妻として母として、私はそんなことでいいのかという罪悪感。
自分で味付けした手作りキンピラゴボウを家族に食べさせてこそ、
妻として母として、愛情深いと言えるのではないのか、と自分を責め、
出来合いの購入に、そこはかとない罪悪感が働くのではないでしょうか。
しかし、そうは言っても、実際問題、
ゴボウを買ってゼロから作るのは大変だし、余るし、
生のゴボウを1本買うのには勇気がいります。

たぶん、毎日のようにこういう逡巡があるのでしょうが、
“キンピラゴボウキット”には、この逡巡を終了させる効果があるのです。
「手作りの料理を食べさせてあげたい」という家族への愛と、
「面倒だし、余るし」という現実問題との板挟みに苦しむ人を救うのが、
これら、様々な素材キットということができるのでしょう。
“Oisix”は、それを家まで届けるというサービスですし、
お婆ちゃんまでそのロゴ入りタオルを持っていたのですから、
そりゃ人気が出るのも頷けます。

ありとあらゆるお惣菜が売られている今。
出来合いを買ってしまえば、何の手間もかからず、
もしかしたら、手作りよりも安価で、安定した味のものが食べられます。
そうなると、私が手作りする必要が果たしてあるのかしらと、
料理を作る人の悩みは尽きません。

しかし、最近では、冒頭に紹介した親子クッキングに好都合ということで、
このような簡易セットは人気商品なのだそうです。
今後はどうなっていくのでしょうか。

[SE;KICHI]
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