魅力の昭和~中森明菜②~
前回から時間が空きすぎてしまいました、すみません。
時代は令和になり、ますます昭和というものが遠くなっている気もしますが、
間違いなく今の時代を動かしている大半の方達は昭和生まれだと思いますので、
この内容にいささかの懐かしさみたいなのを感じて頂けるのではと思います。
中森明菜について私が最初に認知したのは少年の頃、
テレビ番組で80年代のヒット曲特集の流れだったとき。
1982年(昭和57年)~からは、
だいたい毎年レベルで彼女のヒット曲が映像で流れますよね。
(昭和○○年と言われますが、私たち平成生まれは西暦で教えられたせいか、そう言われても理解できず西暦に変換したりして落ち着きます。平成〇〇年でさえすぐには出てこない!)

https://mt-j.info/nakamoriakina-genzai/
十戒やDESIREなんかは特に印象に残っていますが、
それを見た母親が隣で昔は可愛かったのにとか、
好き勝手わがまま放題になっていったとか、
なぜかあまりプラスなことを言わないもんですから、
なんとなくイメージが悪い人という印象でした。
(それに対し、親は松田聖子には同世代もあってか親しみがある印象をもっていたようです。)
そういった環境で生きていた私ですが、
私は、松田聖子の有名で一度は聞いたことがある曲があっても、
あまり印象に残らないというか、好きになれないと言いますか・・・。
その点、明るいイメージが多いの松田聖子より、
徐々にちょっと陰のある明菜ちゃんに傾倒したのだと思います。
(天真爛漫なクラスの人気者より、クラスの隅っこにいる、クールでミステリアスな人に惹かれてしまうあれですよ。)
まあそんな自分のどうでもよい前置きはここまで。
彼女の曲を通して魅力に迫っていきましょう!(笑)
(完全に個人の見解です。彼女についての詳細はWikipediaにもありますので是非そちらで。)
~初期編~(前半)
① スローモーション
言わずと知れた!と言いたいですが、彼女のデビュー曲ですよね。
1982年、伝説の「スター誕生!」を16歳で合格した時の曲です。
あの来生姉弟が最初に彼女のを(というか最初から)手がけたんです・・・!
https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_1.html
https://www.youtube.com/watch?v=Nita7HADKXM
どうです!?
まずジャケットからしてそうですが、
その後の明菜ちゃんでは考えられないというか、透明感といいますか、
あどけなさが残る可愛らしさですよね。
まだ思春期ゆえかふっくらしてるし、聖子ちゃんカットも相まって、
いかにもこの時代って感じです。
残念ながらヒット曲とはいきませんでしたが、
この後正統派アイドル路線とツッパリ路線を交互に送り出していくうえで、
低い曲調が多い彼女の中で全曲通してキーが高いのは、おそらくこれだけです。
まさに今聞いても信じられないほど新鮮で、重要な原点であると言えます。
② 少女A
これこそ言わずと知れた!と言える曲ですね。
彼女が最初にヒットを飛ばした初期の代表曲で、
このセカンドシングルから彼女の快進撃が始まりました。
https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_3.html
https://www.youtube.com/watch?v=7YXcKpJvR1k
まだまだ可愛らしいです!
が、これが今日の陰のある中森明菜像を作った最初であり、
ツッパリ路線のスタート。
ブリっ子松田聖子とは正反対、この時点で違いが明らかです。
(歌詞の内容も時代背景を基にしているそうです。)
これはベストテンなどでも紹介されている通り、
発売から徐々に成績を伸ばしていき、
彼女の知名度を大きく高めるのに貢献しています。
またデビュー曲が振るわなかったことから、
積極的に地方に興行へ出向いたことも功を奏し、
今以上に影響が大きかったテレビ出演という露出も、
ここから始まっていきます。
それはまだ芸能界に残っていた、百恵ちゃん(山口百恵)系統復活といいますか、
第2の百恵ちゃんとまで囃されるほどの騒ぎでした。
間違いなく彼女を語る上で絶対に外せない名曲でしょう。
(失礼ながら私、初めて聞いた時は、声というかトーンが低いので何を言っているのか分かりませんでした。笑)
③ セカンド・ラブ
ここで正統派アイドル路線に戻した、バラード調の曲です。
来生姉弟がまた手がけたこの曲、
何といっても切ない歌詞とメロディーが良き。
そして中森明菜本人の表現力が相まって、素晴らしい情緒感を醸し出しています。
https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_5.html
https://www.youtube.com/watch?v=LoDK0m8BVp8
サードシングルにして、
実は彼女の最大ヒットシングル曲なのです!
(後年の印象的な名曲は様々ありますが、この曲が一番売れています。)
有名な話ですがこの映像の裏話として、ほとんどカメラワークが動かないのは、
明菜ちゃんにカメラマンが見惚れて、仕事を忘れちゃっていたからだそうです。
(まあ可愛らしい弱冠17歳が、こんなにも情緒を込めて歌うんですもんね、そら好きになるわな。)
今ここまでできるアイドルがいるでしょうか?と問いたくなります。
全部書いてると止まりません!笑
長くなってしまいますので、少し端折っていきますね。
④ 1/2の神話
今度はまたツッパリ路線に一気に戻します。
ギターのノイジーなイントロが印象的なロック調の曲です。
https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_7.html
https://www.youtube.com/watch?v=_ah84LEfl_o
セカンドシングルでも見せた雰囲気を残しつつ、技術面で確実に成長を見せています。
(映像で見る目線とか・・・もです。)
何よりも歌詞が印象的です。
いい加減にして~!とかこんな口調の歌をアイドルが歌うんだ・・・と思いました。
実は結構売れているんです。
⑤ トワイライト-夕暮れ便り-
来生姉弟三度現る、正統派アイドル路線です。
ここらへんでこの流れが定着しましたし、
バラード3作目ともあり、完成度がグッと増しています。
https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_2.html
https://www.youtube.com/watch?v=TVspenxgewE
ピアノのイントロと彼女の儚げな歌声が美しい、
夕暮れの情景がすぐに浮かんでくるバラードです。
~中期編~(前半)
⑥ 禁区
出ました!あのミッツマングローブも大好きだという曲。
彼(彼女?)、この曲で明菜ちゃんが着ていた衣装を模した召し物を着て、
完璧なモノマネダンスを披露していたのはびっくりしました。笑
歌詞もよく考えられてるし、ダンスはやっぱり印象的。
この曲でついに紅白歌合戦も出場しています。
(うちの叔母さんも幼い頃テレビの前で真似して踊っていたそうです。)
https://www.youtube.com/watch?v=tQ8oNWZGV7M
6作目もやはりツッパリ路線なのですが、
何となくこの辺からアイドルを一歩進んでアーティストに近づいてきます。
この曲、華の18歳の明菜ちゃんを語るうえでは外せませんね!
やっぱり文句なしのヒット曲です。
⑦ 北ウイング
私自身、とても思い入れのあると言いますか、大好きな曲です。
(珍しく私の母も好きだったそうです。これは意外!)
曲名の北ウイングとは、成田空港にある第1ターミナルを指します。
歌詞にも出てきますが、これは空港の歌ではなく、
愛する人の元へここから旅立つ女性の心を、
何とも切なく、かつ秀逸な歌詞と絶妙なメロディーで歌い上げています。
https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_6.html
https://www.youtube.com/watch?v=0nB4Xtm3us4
“Love Is The Mystery”という印象的なフレーズも頭に残ります。
一昨年、沖縄県に行く機会がありましたが、夜間に機中から見下ろす景色を見ながら、
私の頭の中にはずっとこの曲が流れていました。
(空への曲は様々イメージされますが、私は断然これです。)
まとめて言うと、どこから見ても何とも言えないほどに素晴らしい。
そう思える曲です。
当然、ヒット曲です!
⑧ サザン・ウインド
脂が乗りきっているとは言うにはまだ早い気がしますが、
この頃から人気は不動で盤石なものへとなっていったことが、
記録や映像、そして記憶からも明らかでしょう。
作詞が来生えつこ、そして皆さんご存知玉置浩二がここで作曲として登場してきます。
https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_8.html
https://www.youtube.com/watch?v=Mw4ol8Xdab0
この後、著名なアーティストらと組んで絶頂期を迎えていきますが、
この曲から始まっていくと思えてなりません。
曲自体は爽快感のある曲調で、南国の風がイメージされる雰囲気でしょうか。
弊社SE;KICHIさんも好きな曲だそうで、
この曲を聴くとどこかへ出かけたくなるそうです。
その気持ち、分かります!
⑨ 十戒(1984)
先述もした、私の中森明菜像のイメージのひとつにある曲です。
1984年10月10日発売です!笑
いわゆるツッパリ路線の集大成となる、
転換期の曲であることは間違いありません。
(声が低すぎて何を言っているのか分からない曲としてはDESIRE以上ですね。)
https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_9.html
https://www.youtube.com/watch?v=G5niOtoOKwc
低音であからさまにイントロから攻めてますよね~
歌詞も文句なしのツッパリ全開です。
愚図とか発破かけたげるとか、暴言に等しいですから、こんな曲他にありません。
それを彼女は嫌味なく魅力的に表現し、見事自分のモノにしました。
作詞者は自分のシナリオ以上のモノにしてくれたと絶賛したそうです。
まるで山口百恵のように・・・。
(十戒とは旧約聖書に出てくるモーセの十戒という戒律みたいなものらしいですが、このタイトルの意義は、女性からの相手へ守ってほしい強いメッセージを意味するそうです。)
今聞いても色褪せていない名曲ですね。
彼女の中期における最高傑作と言っても良いかもしれません。
ここへきて、記憶にも残るヒット曲を送り出した、歴史を作っています。
今回はここまでです。
次回以降、ここからが頂点を極めていく彼女の時代です。
~続く~
[K.K]
時代は令和になり、ますます昭和というものが遠くなっている気もしますが、
間違いなく今の時代を動かしている大半の方達は昭和生まれだと思いますので、
この内容にいささかの懐かしさみたいなのを感じて頂けるのではと思います。
中森明菜について私が最初に認知したのは少年の頃、
テレビ番組で80年代のヒット曲特集の流れだったとき。
1982年(昭和57年)~からは、
だいたい毎年レベルで彼女のヒット曲が映像で流れますよね。
(昭和○○年と言われますが、私たち平成生まれは西暦で教えられたせいか、そう言われても理解できず西暦に変換したりして落ち着きます。平成〇〇年でさえすぐには出てこない!)

https://mt-j.info/nakamoriakina-genzai/
十戒やDESIREなんかは特に印象に残っていますが、
それを見た母親が隣で昔は可愛かったのにとか、
好き勝手わがまま放題になっていったとか、
なぜかあまりプラスなことを言わないもんですから、
なんとなくイメージが悪い人という印象でした。
(それに対し、親は松田聖子には同世代もあってか親しみがある印象をもっていたようです。)
そういった環境で生きていた私ですが、
私は、松田聖子の有名で一度は聞いたことがある曲があっても、
あまり印象に残らないというか、好きになれないと言いますか・・・。
その点、明るいイメージが多いの松田聖子より、
徐々にちょっと陰のある明菜ちゃんに傾倒したのだと思います。
(天真爛漫なクラスの人気者より、クラスの隅っこにいる、クールでミステリアスな人に惹かれてしまうあれですよ。)
まあそんな自分のどうでもよい前置きはここまで。
彼女の曲を通して魅力に迫っていきましょう!(笑)
(完全に個人の見解です。彼女についての詳細はWikipediaにもありますので是非そちらで。)
~初期編~(前半)
① スローモーション
言わずと知れた!と言いたいですが、彼女のデビュー曲ですよね。
1982年、伝説の「スター誕生!」を16歳で合格した時の曲です。
あの来生姉弟が最初に彼女のを(というか最初から)手がけたんです・・・!

https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_1.html
https://www.youtube.com/watch?v=Nita7HADKXM
どうです!?
まずジャケットからしてそうですが、
その後の明菜ちゃんでは考えられないというか、透明感といいますか、
あどけなさが残る可愛らしさですよね。
まだ思春期ゆえかふっくらしてるし、聖子ちゃんカットも相まって、
いかにもこの時代って感じです。
残念ながらヒット曲とはいきませんでしたが、
この後正統派アイドル路線とツッパリ路線を交互に送り出していくうえで、
低い曲調が多い彼女の中で全曲通してキーが高いのは、おそらくこれだけです。
まさに今聞いても信じられないほど新鮮で、重要な原点であると言えます。
② 少女A
これこそ言わずと知れた!と言える曲ですね。
彼女が最初にヒットを飛ばした初期の代表曲で、
このセカンドシングルから彼女の快進撃が始まりました。

https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_3.html
https://www.youtube.com/watch?v=7YXcKpJvR1k
まだまだ可愛らしいです!
が、これが今日の陰のある中森明菜像を作った最初であり、
ツッパリ路線のスタート。
ブリっ子松田聖子とは正反対、この時点で違いが明らかです。
(歌詞の内容も時代背景を基にしているそうです。)
これはベストテンなどでも紹介されている通り、
発売から徐々に成績を伸ばしていき、
彼女の知名度を大きく高めるのに貢献しています。
またデビュー曲が振るわなかったことから、
積極的に地方に興行へ出向いたことも功を奏し、
今以上に影響が大きかったテレビ出演という露出も、
ここから始まっていきます。
それはまだ芸能界に残っていた、百恵ちゃん(山口百恵)系統復活といいますか、
第2の百恵ちゃんとまで囃されるほどの騒ぎでした。
間違いなく彼女を語る上で絶対に外せない名曲でしょう。
(失礼ながら私、初めて聞いた時は、声というかトーンが低いので何を言っているのか分かりませんでした。笑)
③ セカンド・ラブ
ここで正統派アイドル路線に戻した、バラード調の曲です。
来生姉弟がまた手がけたこの曲、
何といっても切ない歌詞とメロディーが良き。
そして中森明菜本人の表現力が相まって、素晴らしい情緒感を醸し出しています。

https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_5.html
https://www.youtube.com/watch?v=LoDK0m8BVp8
サードシングルにして、
実は彼女の最大ヒットシングル曲なのです!
(後年の印象的な名曲は様々ありますが、この曲が一番売れています。)
有名な話ですがこの映像の裏話として、ほとんどカメラワークが動かないのは、
明菜ちゃんにカメラマンが見惚れて、仕事を忘れちゃっていたからだそうです。
(まあ可愛らしい弱冠17歳が、こんなにも情緒を込めて歌うんですもんね、そら好きになるわな。)
今ここまでできるアイドルがいるでしょうか?と問いたくなります。
全部書いてると止まりません!笑
長くなってしまいますので、少し端折っていきますね。
④ 1/2の神話
今度はまたツッパリ路線に一気に戻します。
ギターのノイジーなイントロが印象的なロック調の曲です。

https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_7.html
https://www.youtube.com/watch?v=_ah84LEfl_o
セカンドシングルでも見せた雰囲気を残しつつ、技術面で確実に成長を見せています。
(映像で見る目線とか・・・もです。)
何よりも歌詞が印象的です。
いい加減にして~!とかこんな口調の歌をアイドルが歌うんだ・・・と思いました。
実は結構売れているんです。
⑤ トワイライト-夕暮れ便り-
来生姉弟三度現る、正統派アイドル路線です。
ここらへんでこの流れが定着しましたし、
バラード3作目ともあり、完成度がグッと増しています。

https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_2.html
https://www.youtube.com/watch?v=TVspenxgewE
ピアノのイントロと彼女の儚げな歌声が美しい、
夕暮れの情景がすぐに浮かんでくるバラードです。
~中期編~(前半)
⑥ 禁区
出ました!あのミッツマングローブも大好きだという曲。
彼(彼女?)、この曲で明菜ちゃんが着ていた衣装を模した召し物を着て、
完璧なモノマネダンスを披露していたのはびっくりしました。笑
歌詞もよく考えられてるし、ダンスはやっぱり印象的。
この曲でついに紅白歌合戦も出場しています。
(うちの叔母さんも幼い頃テレビの前で真似して踊っていたそうです。)

https://www.youtube.com/watch?v=tQ8oNWZGV7M
6作目もやはりツッパリ路線なのですが、
何となくこの辺からアイドルを一歩進んでアーティストに近づいてきます。
この曲、華の18歳の明菜ちゃんを語るうえでは外せませんね!
やっぱり文句なしのヒット曲です。
⑦ 北ウイング
私自身、とても思い入れのあると言いますか、大好きな曲です。
(珍しく私の母も好きだったそうです。これは意外!)
曲名の北ウイングとは、成田空港にある第1ターミナルを指します。
歌詞にも出てきますが、これは空港の歌ではなく、
愛する人の元へここから旅立つ女性の心を、
何とも切なく、かつ秀逸な歌詞と絶妙なメロディーで歌い上げています。

https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_6.html
https://www.youtube.com/watch?v=0nB4Xtm3us4
“Love Is The Mystery”という印象的なフレーズも頭に残ります。
一昨年、沖縄県に行く機会がありましたが、夜間に機中から見下ろす景色を見ながら、
私の頭の中にはずっとこの曲が流れていました。
(空への曲は様々イメージされますが、私は断然これです。)
まとめて言うと、どこから見ても何とも言えないほどに素晴らしい。
そう思える曲です。
当然、ヒット曲です!
⑧ サザン・ウインド
脂が乗りきっているとは言うにはまだ早い気がしますが、
この頃から人気は不動で盤石なものへとなっていったことが、
記録や映像、そして記憶からも明らかでしょう。
作詞が来生えつこ、そして皆さんご存知玉置浩二がここで作曲として登場してきます。

https://lovephoenix.typepad.jp/photos/ep/x_8.html
https://www.youtube.com/watch?v=Mw4ol8Xdab0
この後、著名なアーティストらと組んで絶頂期を迎えていきますが、
この曲から始まっていくと思えてなりません。
曲自体は爽快感のある曲調で、南国の風がイメージされる雰囲気でしょうか。
弊社SE;KICHIさんも好きな曲だそうで、
この曲を聴くとどこかへ出かけたくなるそうです。
その気持ち、分かります!
⑨ 十戒(1984)
先述もした、私の中森明菜像のイメージのひとつにある曲です。
1984年10月10日発売です!笑
いわゆるツッパリ路線の集大成となる、
転換期の曲であることは間違いありません。
(声が低すぎて何を言っているのか分からない曲としてはDESIRE以上ですね。)

https://www.youtube.com/watch?v=G5niOtoOKwc
低音であからさまにイントロから攻めてますよね~
歌詞も文句なしのツッパリ全開です。
愚図とか発破かけたげるとか、暴言に等しいですから、こんな曲他にありません。
それを彼女は嫌味なく魅力的に表現し、見事自分のモノにしました。
作詞者は自分のシナリオ以上のモノにしてくれたと絶賛したそうです。
まるで山口百恵のように・・・。
(十戒とは旧約聖書に出てくるモーセの十戒という戒律みたいなものらしいですが、このタイトルの意義は、女性からの相手へ守ってほしい強いメッセージを意味するそうです。)
今聞いても色褪せていない名曲ですね。
彼女の中期における最高傑作と言っても良いかもしれません。
ここへきて、記憶にも残るヒット曲を送り出した、歴史を作っています。
今回はここまでです。
次回以降、ここからが頂点を極めていく彼女の時代です。
~続く~
[K.K]
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