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流通の秘訣

弊社は、2000円札の流通に意欲的な団体です。
もはや、世間では、その存在さえ忘れられ、
「今も使えるんですか?」と、まるで板垣退助や伊藤博文のお札の扱いですが、
弊社では、常に数十枚のストックを持ち、流通に努めています。

その理由は、何度もお伝えしてきましたとおり
印刷されているのが、沖縄の守礼門だから、です。
弊社には大の沖縄好きである KAZSOU さんや、
親戚が恩納村に住んでいるという K.K. さんなど、
沖縄に特別な思いを持つ方が何人かいますが、
いま、沖縄は、隣国の軍事拡大に脅かされている状態です。
もともと、沖縄にはセンシティブな問題があって、
選挙の結果によって大きく左右に振れやすい土地柄で、
知事が代わっただけで方針がガラッと変わる恐ろしさがあるわけですが、
紙幣は、行政が変わっても不変のもの。
2000円札は、紙幣に沖縄の風景をデザインすることで、
また、そのデザイン決定を沖縄ではなく日本政府主導で行うことで、
沖縄は日本に所属するのだという主張を内外に示しているというわけです。

とかく、2000円札には使いにくいイメージがあって、
積極的に使おうとすると、拒否感もあり、悔しい思いもするのですが、
2000円札を嫌う人は、沖縄が隣国に盗られても平気なのでしょうか。

2000円札

さて、先日、たまたま日銀の方と酒席をご一緒する機会があって、
その席で、弊社の2000円札流通の取り組みを披露させていただいたところ、
それはそれは感謝されまして、涙を流しながら手を取ってくださいました。
実のところ、なかなか普及しないうえ、冷ややかな視線まで感じる現状に、
あきらめムードというか、ちょっとへこたれていたところだったのですが、
日銀マンの涙に、ますます普及に努めねばと決意を新たにした所存です。

ところで、やってみると分かるのですが、
この、2000円札の普及促進は、意外と難しいプロジェクトなのです。

たとえば、手元に2000円札があったとして、
仮に、コンビニでの支払いにそれを使ったとしましょう。
レジに2000円札用の収納場所などないでしょうから、
邪険にされつつ、小銭入れの下などの妙ちきりんな場所にしまわれ、
きっと、お釣りとしては使われません。
おそらくはそのまま銀行に戻っていくことになるのでしょう。
私たちの目的は「世の中に広く流通させること」なわけですから、
すぐにまた銀行に帰ってしまうような使い方では意味がないのです。
つまり、仮にコンビニで2000円札を大量に使用したとしても、
使った分をそのままごっそり銀行に届けられてしまっては、
「世の中に広く流通させる」という目的は達することができないのです。
従って、次の人が釣銭などに使えるような形で使わないといけません。

前述の日銀マンは、ささやかな取り組みとして、
電車の切符を2000円札で購入しているそうです。
わざわざ2000円札を使うことによって、券売機の中に2000円札を仕込むことができ、
高額紙幣で切符を買った人の手元に、
お釣りとして2000円札が出てくるようになるという寸法です。
ただし、彼曰く、オムロン製の券売機は2000円札を受け付けはするものの、
貯め込むだけでお釣りとして出さない構造になっているので流通にならないそう。
入手した紙幣をそのままお釣りとして使う仕様になっている、
高見沢サイバネティックス製の券売機を使ってくださいとのこと。
もちろん、彼もSuicaやPASMOくらい持っていないわけではありませんが、
地道にせっせとそうしているというのですから、筋金入りというか、変態です。

ところで、どうしてこうも2000円札が流通しないのでしょうか。
私はときどきイタリアとかバチカンとか、あのへんに出かけるのですが、
いちおう、紙幣は€5・€10・€20・€50・€100・€200・€500 の7種類ですよね。
いちおう、というのは、€200 や €500 のような高額紙幣もあるけれど、
偽札予防という観点から、だいたいのお店で利用を断られてしまうので、
実質的に使える紙幣は、せいぜい €5・€10・€20・€50 です。
つまり、ざっくり日本円でいうと、500円~5000円しか使えないってことです。

このとき、紙幣の中では €20 が一番使い勝手がいいのは間違いないでしょう。
ヨーロッパの紙幣は、額が大きくなるほど寸法も大きくなるので、
€500 なんて、昔の航空券くらいの大きさで、実にうっとうしい。
その点、€20 は幅13cmほどで、財布に入れて持ち歩くのに大きすぎませんし、
現金でちょっとしたものを買う際にもお店側にも嫌がらませんから。
最初に訪れたときは勝手が分からず、€100 ばかり持っていて、ほとんど使えず、本当に困りました。

ちなみに、じゃ、大きな金額の買い物はどうするのさと思われたかもしれませんが、
そういう買い物は、電子マネーで銀行口座から引き落とすのが一般的です。

何が言いたいかというと、
ヨーロッパは電子決済が進んでいて、
紙の紙幣が一般的ではなくなってきているという話です。
日本も、このところ、PayPay など、電子決済の流れが拡大しつつありますが、
近い将来、必ず、
「少額の現金支払い」と「高額の電子決済」の形式になっていくと思われます。
そうなると、上記の €20 紙幣のように、
中額紙幣である2000札は使い勝手が抜群なはず。
というより、外国人観光客が増えているいま、
中額紙幣がなくて不便な思いをしている外国人も多いに違いない。

ちなみに、弊社の K.K さんは、昨年、沖縄に行ったそうですが、
その沖縄県では2000円札は普通に流通しています。
ローソンで現金を下ろすと2000円札が出てきますし、
そのへんの店で支払いをするとお釣りに2000円札が入っているくらいに普通です。

というわけで、電子決済化が進むと10000円札に取って代わるかもしれない、
次世代の主流紙幣・2000円札。
弊社は、涙を流す日銀マンに免じて、今後も流通に努めて参りますが、
いや、普通に、
もっと見直されるべきではないでしょうか、2000円札。

[SE;KICHI]
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No title

考えたことなかったけど、確かにそうかも。
いや、なんか、不思議な話ですけど、みなさんで使命感持ってやってらっしゃるんですね。
立派かもしれないと思いました。
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