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ちゃんと教えろよ。

先日、中学校の公民の教科書を見る機会がありました。
その公民の教科書によれば、
天皇陛下とは、
法律を公布したり、衆議院を解散したり、総理大臣を任命したり、
いわゆる“国事行為”を行うことが仕事なのだと書かれていました。
バカなことを教えるな!と思います。

本質を見よと言いたいのです。
ちょうど一年前くらいに書いたとおり、
天皇陛下の本務は祭祀のはずです。
もっと言えば、11月23日の新嘗祭が、もっとも大事な祭祀でしょう。
これは、天皇が五穀を天神地祇に勧め、また、自らもこれを食して、
その年の収穫に感謝するという、収穫祭にあたるものですが、
この新嘗祭のことを、どれくらいの人が知っているでしょうか。
その日は、「勤労感謝の日」などという、
ワケの分からない名前の祝日になっていますが、
本当は大切な新嘗祭の日だと、どれくらいの人が知っているでしょうか。

もともとの天皇陛下の仕事というのは、
国家の安寧のために祈ることであり、祭祀を主催することであり、
言ってみれば“大神官”とでも呼ぶべき役目です。
日本が平和なのはそのおかげ・・・・・・かどうかは知りませんが。

しかし、残念ながら、認知度は高くないでしょう。
だって、学校で教えてくれないから。
なぜ、学校で教えないのでしょうか。
日教組とか、いろいろあって、天皇制について肯定的でないのかもしれませんが、
喜ぶのは誰かと言えば、日本をろくでなし呼ばわりする隣国でしょう。

古来、神官としての天皇が、
国民の、ある種の誇りのようなものになってきたことは事実で、
そして、この誇りが、日本人の精神性の高さにつながってきたはずです。
それが、天皇を、中学校の公民の教科書に書かれているような、
国事行為という、必要かどうかも分からぬような行為をしている人であるとした場合、
とりもなおさず、強烈な自虐史観につながるわけです。
学校には、ぜひとも、
憲法とは関係ない視点で、天皇とは何者なのか、
本質を教えてあげてほしいと思うのです。

天皇陛下のことも、単なる老人と思えば、
日本が自虐史観から脱するのが難しくなることでしょう。
結局、本質ではない部分を追えば追うほどリスクも負うという話です。

ところで、今上天皇は来年の4月に退位され、上皇という立場になられるわけですが、
最終的に、歴史の流れにおいてはなんと呼ばれることになるのでしょうか。
大正期の天皇が崩御後に大正天皇と呼ばれ、
昭和期の天皇が崩御後に昭和天皇と呼ばれた先例からすれば、
おそらく、平成期の天皇ということで、いずれ崩御された後には、
歴史のなかで「平成天皇」と呼ばれることになるのだろうなと予想はするのですが、
すでに「平城天皇(へいぜいてんのう)」という方がいらっしゃいますので、
今後、紛らわしいことになるなと思っています。
というか、桓武天皇に関心があった私、
実は、いまから30年前、新元号が「平成」に決まったと聞いた際、
すかさず平城天皇を思い浮かべ、
「どうして諡号(死後の呼称)を考えずに元号を決めたんだろう」と、
不思議に思ったものです。(平城天皇は桓武天皇の第一皇子)
聞けば「平成」は、
「修文(しゅうぶん)」と「正化(せいか)」とを合わせた3案から選考されたそうで、
ますます、なんでそれを選んだのかと、ちょっと不審に思ったものです。
まぁ、宣化天皇(せんかてんのう)という方もいらっしゃるので、「正化」も厳しいかもしれませんけど。

ともあれ、平成は31年で終わり、新元号に移行するわけですが、
新しい元号は何になるのでしょうか。
「昭和」は、四書五経の一つ書経堯典の「百姓昭明、協和萬邦」によるのだそうですし、
「平成」は、大禹謨の「地平天成」から採られていると言います。

少しだけ希望を言わせてもらえれば、
できれば、
漢籍の古典から採るのもほどほどにしてもらいたいなぁ、なんて。
先にも書いた通り、天皇陛下というのは、国家の安寧のために祈る存在であり、
日本の神職の総帥にあたる方です。
江戸時代の禁中並公家諸法度により元号が中国由来なのは承知していますが、
日本の神職の総帥の治世というか、その方の即位を示す元号が、
どうして隣国の古典に依拠したものなのかと、ちょっと疑問に思うのです。

浅学な私には、具体的にどんな元号がいいとか、そういうことは言えませんが、
日本が自虐史観から脱するためにも、
我が国に伝わる伝統的な価値観から選定してくださればいいのにと、
私なんかのあずかり知らぬことながらも、願ってやみません。

[SE;KICHI]
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