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……カミングアウト😓

夏なので、肉を焼いたり歌を歌ったりする機会が増えます。
このところ、カラオケでは米津玄師さんの「Lemon」を歌うことの多い私。
が、“♪それだけが確か”から7拍あける大サビの入りが難しいですね、あの曲は。

さて、そんな私なのですが、最近、やけに怒られるのです。

社内で仕事の打ち合わせをするときなど、
たとえば、私が「○○はどうなってますか」という質問をした場面。
相手は「その件については、以前、△△ということで、◻︎◻︎をお勧めしたのですが、
お客様が、もう少し仕様を検討したいということで、先月……」と、
私に分かりやすいようにと、過去の経緯に遡って返答してくれます。
実は、私は、これが、あんまり理解できないのです。
いや、頑張ってついていこうとはするのですが、
「……以前、△△ということで……」という、話し出しところに気を奪われてしまうと、
その後の核心めいた部分まで集中力が続かなくて、
どうやらポカーンとした顔をしてしまったり、窓の外を眺めてしまったりして、
「もう、聞く気ないなら、話しません」と、相手を怒らせてしまうのです。

もちろん、少しも悪気はないのです。
しかし、「○○はどうなってますか」という私の質問に対して、
私が「○○はこうなってます」という一問一答的な回答を想定しているためか、
過去の経緯などを含めた長い回答になると、
途端に「え、なんで、この人はこんなに長く話すんだろう」と考えてしまって、
内容に関する理解が難しくなるのです。
はぁ・・・・・・このことで何度 Okei さんに怒られたことか。
最近では「聞く準備ができてから話しかけてください!」と、
それはそれはつれないものです。
いや、聞く準備はできてるんですけどね。途中で解除されちゃうだけの話なんですけど。

しかし、私には、このようなことが幼い頃からあり、
私は、自分の理解が及ぶ内容については熱心に話を聞ける一方、
理解が難しい内容については誰の話も聞けないというタイプのようで、
学校の先生や親を悩ませてきました。
以前、話したとおり、私のIQは高いのかもしれませんが、
実際の対人関係で相手の話を理解できずにポカンとするということでは、
IQなんか高くても、結局、頭は悪いのではないかと、
長年、悶々としてきたわけです。

そうやって、長く、自分の理解力に疑問を持ってきた私でしたが、
少し前、ちょっと知り合いの専門家に診てもらったところ、
注意力が散漫なわけでも、ましてや頭が悪いわけでもなくて、
「そういうタイプの脳だ」ということなのだそうです。
聞けば、脳にもいろいろタイプがあるらしくて、
たまたま、私はそういう、
ちょっと、それっぽい分類名称もある特徴的なタイプだと、
まぁ、そういう説明でした。

この診断を聞いた私は、ショック……を受けることはありませんでした。
なあんだ、そういうことかぁ、
そういうことなら、早く教えてくれたら良かったのに、
そしたら、もっと早く自分の扱い方が分かったのに。

と思いました。
だって、長年、自分は理解力が低い、頭が悪いと思ってきましたが、
そうではなくて、単なる、私の脳の特徴だと分かったので、
気が楽になったというのが正直なところです。

これは、左利きなんだよねとか、毛深いんだよねとかのような感じで、
個性だという考え方なので、治療が始まったりはしません。
まぁ、最近では薄毛は病気だといいますが。
とにかく、できることは、
左利きの人が左利き用のハサミを買うように、
自分の特性を知ったうえで、それに沿った生き方をするだけ。

私は、このことは、意外に大事なことのような気がしています。
そろそろクライマックスを迎える朝の連ドラ『半分、青い。』は、
ヒロインに身体的な障害がある史上初の朝ドラとして話題になりました。
主人公の鈴愛は、小学3年生の時の病気で、突如、左耳の聴力を失いましたが、
この『半分、青い。』というタイトルは、主人公の鈴愛が自身の耳の聞こえ方を、
雨天時に傘をさしても、左側に降る雨の音は聞こえなくて、
まるで右側だけ雨が降ってるみたい、
・・・つまり、左側だけ青空みたい、と表現した言葉です。
子供とはいえ、ポジティブなものです。
母親の晴さんは、
代わってやりたい、ピカピカで産んだのに。
ピカピカの鈴愛やったのに。あの子に申し訳ない。」と泣くのですが、
当人とは、存外そういうものかもしれません。

病気しかり、障害しかり、置かれた境遇を悔やんでも憎んでも、
実際のところ、何の解決にもならないでしょう。
私は、受け入れてそれと一緒に生きるべきだと思います。
なぜなら、弊社の Okei さんの慧眼が冴えわたっている通り、
私も、何事も起こることには意味があり、起こるべくして起こっていると思うから。
だから、降りかかってくる境遇は、認めるべきであって、
避ける姿勢は、人生に正面から向き合っていないと、私は思います。

私は、学生さんの就職支援の活動もしているのですが、
大学などの就職担当の方とお話ししていると、
発達障害や、その疑いのある学生さんの話題になっていくことが、意外とあります。
もちろん、就職担当の方は、わが子のように学生の就職を支援しており、
発達障害の学生に対しても好意的で親身なのですが、
問題は、そのことを認めようとしない親御さんや本人なのだそうです。
つまり、「人並みであること」に執着するあまり、
本人に適切なサポートが与えられないケースが多くあり、
そのことが、本人の将来を奪っていると。

そういう話を聞くと、私は残念に思います。
私だって、発達障害と同じに扱ってよいかは分かりませんが、
長い話は聞けないものの、その文章からキーワードを探すことはできるのです。
一般よりも少しだけ特徴的な脳だっただけで、
社会に適合できないとみなされるのは、ちょっと遺憾だなと思います。

もちろん、“変わり者”だから許されるだなんて思ってはいませんし、
これからも、私の態度にイラつく Okei さんに平謝りの毎日が続くわけですし、
他団体で私のアシスタントを務めてくださっている方からは、
「せめて聞いている“フリ”だけでもしてください」と叱られ続きですが、
しかし、もしも、私と同じ感じで悶々としている人がいらっしゃるようでしたら、
診察でも受けて、開き直ってしまわれるのも一手かもしれないと思い、
恥ずかしながら筆をとった次第です。

冒頭に触れた米津玄師さんだって、
実は、高機能自閉症なんだそうです。
だけど、最近のヒット曲連発はご存知の通り。
つくづく、一般的であることだけが高価値ではないのだと思います。
それまで、別にそれほど米津玄師さんのファンでもなかったのに、
そのことを聞いて急に親近感が湧いた、現金な私です。
少し古いですが、「アイネクライネ」もいいですね。

[SE;KICHI]
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