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『都鄙問答』

読書の習慣のない私が、前回の「南洲翁遺訓」に続き、
石田梅岩さんの「都鄙問答」を読むことは、
なかなかハードルが高いように思っていたので、
手元に届いてからしばらくは言い訳をしながら読まなかったのですが、
夏季休暇中に用事がない日ができたので、
思い切って喫茶店に行き半日を2回使い読みました。

私の休日は中学校の部活指導が半日と、
家の農作業や自分の用事(これはだらけてるいるのだが・・・)で消費されていくので、
生活習慣になく思い切ってという表現になってしまいます。

さてさてこの「都鄙問答」は、石田梅岩こと石田勘平さんが、
幼少の頃より奉公に出ながらも独学に励み自分の本性を知り、
儒学者として世に出て教えを伝えていた時に、
環境や考え方が違う人達からの問いかけに答えたことを、
弟子の方達がまとめたものですが、
読んでいて、なるほど上手に答えられるなと、
思いながら読んでいました。

孔子や孟子の言葉はよく出てきますが、
『故きを温ねて新しきを知るは、以て師たるべし』と、
偉人の言葉を読み覚え理解し姿勢や行動を正して人に教えるのは、
自分では想像もつかず
ここは言葉として読ましてもらいました(汗)
商人の道や学問についての問答は、
そうだ。と思っても伝える事も行動しているか?についても、
あらためて思うところもあり、
ただでさえ読むのに時間かかるのに何度か読み返しました。

ずっと読んで行き、巻之四で「文芸学者になるな」とあり、
なにかそこで来るものがありました。
来たといっても心が開けたとかの類ではなく、
より難しいなと感じることなのですが。
いままで色々読んでいてスッキリこなかったのが、
私の心の中で、
そうは言ってもねと思ってしまうことが、
よくあるからだと思います。

人間の繁栄と衰退の歴史を学び、人がみんな善行を行うようになればいいと思うし、
そうゆう子ども達が多くなるようにとも思うし、手伝いもしているつもりですが、
行動と知識のバランスがとれてないのかもしれません。
テレビとかでも偉そうなことを言っても口だけなら誰でもできると思ってしまうし。

でも偉そうなことを言うには知識や考えがいる。
考えがしっかりしていれば影響を与えられる範囲も大きくなり、
より貢献できるのかもしれない。
でも口だけだろって思っている。
小さくてもしっかりやれることをやろうと思う気持ちとの違いで、心が定まらないです。

読んだことにより、より心がざわつく感じになってしまいました。
体で体験したことしか知識経験になっていないのだと感じた読書になってしまいました。

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「口だけ」の人を責めて黙らせちゃうと、世の中を変える旗振り役の人がいなくなっちゃいますよ。
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