糸魚川

新潟県糸魚川市。
“イトイガワ”って読みます。

別に、それほどの思い入れがあるわけではないのですが、
「糸魚川」っていう地名は変わっているなとは思います。
たとえば「新潟」という県名は、信濃川と阿賀野川の河口の新しい潟という意味だし、
「石川」という県名も、上流から石を多く流す手取川から命名されています。
「富山」も、 かつての中心地であった高岡市から見て山の外側にあったからとか、
まぁ、それなりに予想できそうな由来によって命名されているのに対して、
「糸魚川」のワケの分からなさ加減。
しかも、そんな名前の川が市内を流れていたりはしないらしい。
実際は、糸魚(イトヨ)という魚が市内の河川に多く棲んでいたことからなど、諸説あるようです。

さて、そんな糸魚川市に行ってみました。
実際には、仕事で糸魚川に行ったわけですが、帰りの新幹線までなかなかの空き時間があったということです。

糸魚川駅の待合室で、私はとてもびっくりしました。

まず、目に飛び込んできたのはプラレール。
それも、子供が自宅で遊んでいるようなスケールではなく、
ここはタカラトミーのショールームかっていうくらいの、大プラレール。

プラレール

言っておきますが、ここは無料で入れる待合室。
プラレール車輌がシャーっと音を立てながら走っていますが、
電池の消耗などを考えると、
無料の待合室でありながら、なかなかの経費なのではないかと心配になります。

と、少し奥のほうに目をやると、そこにはHOゲージ。
HOゲージというのは鉄道模型の一種です。
日本ではNゲージという鉄道模型がもっとも普及しているため、
HOゲージは、鉄道模型屋さんみたいな特殊な店に行かないと売っていません。
そのHOゲージが、ジオラマ展開されているのです、待合室の奥に。

HOゲージ

案内文によれば、幅10mにおよぶジオラマのなかで、
大糸線が走る姫川渓谷沿いの地勢を表現し、4線が敷かれているとのこと。
おいおい、大糸線は単線なんだから、4線は過剰だろうと思いましたが、
そのジオラマの精度に免じて黙っておくことにしましょう。

と、ため息をつきながら横に移動しつつ幅10mのジオラマを眺め、
そのまま振り返ると圧巻のNゲージ。
Nゲージというのは、日本で最も普及している、縮尺1/150の鉄道模型。
ここに展示されているのは、7m×7mほどのジオラマで、
糸魚川駅周辺が表現されているものと思われます。

Nゲージ

確かに、実際の糸魚川駅前ってこんな感じのような気もします。
ちなみに、このジオラマをもう少し遠くから撮影するとこうなっています。

運転台

つまり、ジオラマ内の鉄道模型を運転することが可能なのです。
こうなってくると、もはや、各地の鉄道博物館の雰囲気ですよね。
横浜の原鉄道模型博物館にもこんなコーナーがありましたよ。
この糸魚川駅の、しつこいですが誰でも入り込める待合室で、
このクオリティは何なのでしょうか。

なんだかスゴイような気がするという予兆は、実は少し前からありました。
というのも、この妙な待合室空間に入るためのエントランスには、
入り口をふさぐ感じでキハ52という車輌が横付けされており、
その車内を通らなければ待合室に入れない構造になっているのです。
写真で言うと、手前の扉から車輛に入って、
奥の扉から出ないと待合室に入れないというわけです。

キハ52-156 内部

もちろん、車輛内部はそのまま再現されていますから、
客席にも待合室としての機能を持たせているのでしょうが、
なかなかよく作られたモックアップ(実物大模型)だなと感心。

はぁ、なんだかスゴイ待合室だったな、維持にいくらかかるんだろうとか、
やや下品なことを考えながら駅舎から出た私はさらに驚きました。

キハ52-156

さっき、待合室に入るために通ったキハ52のモックアップは、
モックアップなどではなく、実物の汽車で、
車庫に停まっているいる状態で、待合室へのエントランスとして機能している模様。
しかも、車庫から外に向かって線路が敷設してあるところを見ると、
この車輛は、いま、たまたま停車しているだけで、
その気になれば動くんだということです。

もう、なんなのココ。
尋常でない量の鉄道模型が展示されていて、それを運転する体験も可能なうえ、
その場に入るためには、
動態保存されている往年の気動車の車内を通らねばならない、と。
それも、さぞや立派な鉄道博物館の趣向かと思いきや、
ローカル駅の誰でも入れる無料の待合室だと。

いや、新潟県糸魚川市。

別に、それほどの思い入れがあるわけではないのですが、
たまには途中下車するもんですね。
ワケの分からない、驚きの空間が広がっているかもしれません。

ちなみに、弊社の WAKA さんは、
糸魚川ならぬ、お笑いコンビ“イワイガワ”の岩井ジョニ男さんのファンだそうです。

岩井ジョニ男
http://alwaysnewstrend.com/1910.html

すいません、くだらない情報でしたね。

[SE;KICHI]
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