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現場の声

先日の金曜日、福井で会合に出席しました。

その会合には30社ほどの会社の経営者が出席しており、
製造やら流通やら飲食やら、業種や年齢は様々でしたが、
お酒も入って口も滑らかに、意見を交換しました。

その中で、出席者が口々に話していたことは3つ。

1つ。
「いやぁ、大飯原発、動いて良かったねぇ。」

その数日前、関西電力の大飯原子力発電所の再稼働が発表されたばかりで、
このニュースには、地元・福井県のみならず、
関西圏に事業所を持つ会社の代表たちはホッと安堵したようでした。
特に製造業では原発停止に対する懸念が強かったようで、
昨年、計画停電でどれほどの損害を余儀なくされたか、
各社、“損害自慢”の様相を呈しておりました。
しかし、大飯原発以外は停止中。
この間に国際競争力を削がれなければよいがと、心配。

2つ。
「消費税、増税するんだね、困ったねぇ。」

なにしろ出席者は経営者たちですから、昨今の経済状況を熟知しており、
このデフレ状況下で増税することの危機感が強いようです。
出席者の中には、海外に事業所を持っている会社もあって、
増税によって消費意欲が減退し、国際競争力が奪われることを危惧しているようです。
そもそも今回の増税は、現行水準の福祉を守るための増税だそうですが、
出席者の中からは
「資金が足りないのに、なぜ福祉を削らないのか」という意見が出ました。
小沢一郎氏の主張する「マニフェスト至上主義」以前の問題として、ですが。

3つ。
「40歳定年制って、凄いこと言うねぇ。」

野田首相を議長とする国家戦略会議が打ち出した「40 歳定年制」案。
経営者たちも、会社員から独立して起業した人が多いので、
「人生で2~3回程度転職することが普通になる社会を目指す」という
提言の趣旨には多いに賛同するものの、
「40 歳定年制」という単語が独り歩きすると、
これまた国際競争力の低下につながるのではないかと心配。
人材を流動化させ、企業内の人材の新陳代謝を活性化するという
もともとの趣旨の独り歩きならいいのですが。

出席者の中には、まだ子供が小さかったり、
孫がかわいい盛りだったりする人も多くいましたが、
本当に、これからの日本って、いい国なんだろうかと、
なんだかしんみりしてしまいました。

・・・勉強になりました。

新聞などで、さまざまに世論調査の結果が報じられており、
原発再稼働は反対派が、消費税増税は増税容認派が、
それぞれ主流であると知らされてきましたが、
現場の声って、結局、こんな感じなんですね。

だとすれば、世論調査って、なんなのでしょうか。

少なくとも、7月のある夜、酒の席ではこんな感じでした。

[SE;KICHI]
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