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産学官懇談会

今日は、富山県主催の産学官懇談会というのがあり、
私も委託されて出席してまいりました。

「新卒者の定着と育成を考える」というテーマの下、
大学関係者や県内企業および行政系から、総勢130名ほどが一堂に会し、
様々な立場から討論しました。

産学官懇談会
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何人かの方とお話しさせていただいたなかで、特に印象に残っているのが、
京都産業大学 就職支援センターの川合部長。
支援センターに相談に来た学生の話を聞くうち、
ついつい「キミ、そんな考え方は甘いで」と指摘したところ、
後日、その学生が所属するゼミを通じて、
「相談に行ったのに、なんで説教されなあかんねん!」と苦情が来たそうで、
川合部長は、そういうエピソードを披露しながら、
昨今の学生の「説教に対する耐性のなさ」と、
「忠告を与えることの難しさ」を説明されました。

これは、別の大学の方がおっしゃっていたことですが、
一人っ子の多い現代では、蝶よ花よと大事に育てられるためか、
そもそも、家庭で一般常識を厳しくしつけられていないケースが多いんだそうで、
企業の方から、そこの部分で、大学はもっとしっかり教育しろと責められても、
大学側からしたら、密かに、「そんなの知らねぇよ」と思ってるんだそうです。
だって、「せいぜい中学生までに家庭で叩き込んどけよ」って思うから。
なるほど、そりゃそうですよね。

それを受けて、でもないでしょうが、
国士舘大学 キャリア支援センターの大谷部長からは、
そうはいっても、これからの将来を担うのは、
そういう一般常識が欠如した彼らであることは間違いないので、
大学としてもできるだけの指導はしていくけれど、
一方で、お使いいただく各企業の皆さんで鍛えていただきたいとのことでした。
むむっ、受益者負担ということなのでしょうか。

「ウチの大学の学生は、挨拶なんてできませんよ」と、
ひどくエキセントリックなことをおっしゃられた大学の方もおられました。
その大学の方が気にかかっていることは、
「企業は、学生のどういうところを気にして採用活動をしているのか」ということ。
つまり、一般常識を身につけていることとか、挨拶がきちんとできることとか、
そういうことを選考基準にされてしまうと、
いまどき、条件を満たす学生を探すほうが大変になってしまうので、
心配になって、企業の着眼点が気になっているとのことでした。

結局、磨き上げて、未来を創る人材に育てるという意味で、
企業側には真摯な気概が求められているということを再確認しました。
挨拶にしても、「挨拶しろ、バカタレ」と押し付ける形で指導するのか、
「挨拶がなぜ必要なのか」を本人に噛んで含めるように指導するのか、
そのアプローチは1つではないと思うのですが、
納得しないと取り組めないのが昨今の若者の特性、
必要性が分かるような接し方をしてあげとほしいとのことでした。

肝に銘じておきます。

[AKA]
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いつも、会社とは思えないような、いろいろバラエティに富んだ記事を拝見していますが、ときどき、自社のことだけではなく、すごく公共的なことにも取り組んでいらっしゃるようで、頭が下がります。頑張ってください。

No title

恐ろしい世の中になってきました・・・・・・
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