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社内連絡っぽい話

ノーマン・ヴィンセント・ピールは、世界で五指に入る思想家かもしれません。
“ポジティブ・シンキング”というと、なんだかバカっぽいけれど、
人生に成功する秘訣は「どんなときでも積極的な考え方をすることだ」という哲学は、
古今東西の成功者の例を見ても正しいと思われるので、
ピール博士の積極思考は人生を好転させるものであると、私は思っています。

さて、私の上司は、学生時代に熱心に勉強に打ち込んだわけでもなければ、
現在、何かをよく勉強する習慣があるわけでもなさそうなので、
ご本人には失礼ながら、知的なタイプというわけではありません。
たぶん、ピール博士についても興味がないか、もしかしたら知らないかもしれません。
しかし、以前紹介したサイボーグ009ばりの映像記憶能力の高さなど、
野生の能力のようなものが強く備わっている人なので、
映像記憶能力以外にも、様々なことを感覚的に体得しているようです。
私は、この、理屈ではなく、自分の感覚に忠実というところが、
まぁ、彼の真骨頂というか、魅力なんだと思っているわけです。

ちょっとリップサービス気味に表現するなら、
みんなが様々な“教え”に触れながら苦労して到達する悟りに、
彼は感覚的に到達して、すでに信念としていると、そういうわけで、
つまり、ピール博士なんか知らないかもしれないけれど、
それっぽい思考パターンを、野生的な感覚で身につけていそう、という感じ。

そんな彼がこのところお苦しみのようなのです。
理由は部下が育たないから。
弊社は営業の会社なので、部下はおおむね営業マンということになりますが、
昨今の若い営業マンは、相手の懐に入り込むことが苦手です。
それは、各種の能力が実際に不足しているのか、
それとも能力はあるのに相手の懐に入り込むことを善なりと思っていないのか、
いずれにしても、表面をなぞるような営業をして帰ってきます。
もちろん、そんなことで売り上げが上がるはずはありません。

言っておきますが、弊社の若い営業マンがポンコツだという話ではありません。
個性豊かな面々がそろっていて、話してみると実に面白いのですが、
いかんせん、自己表現が得意でないというか、踏み込みが甘いようです。
一方、上司である彼は、「独立不羈」をモットーに営業から登ってきた人なので、
おそらく部下の若い営業マンを見て、不甲斐なくてたまらないだろうし、
なぜ、そのようなマイルド営業に甘んじているのか理解しにくいことでしょう。
結果、最近の彼は意気消沈状態というか、浮かない顔をしているのです。

私は、なんというか、そのことをとても切なく感じるのです。
私が尊敬している彼の魅力は、前述のとおり野生の感覚です。
悲観的に物事を想定し、それに備えて毎日の精進を重ね、
そのうえで「もう大丈夫だ」と、楽観的に構える、という、
普通の人が努力して身につける一連のプロセスを、
すでに野性的な感覚として身につけているところです。
ピール博士なんて知らずとも、野生的に積極思考を身につけているところです。

しかし、このところの彼は、自分の感覚に沿って部下が育たないため、
現状のままでは将来が心配という不安感でいっぱいになっているようです。
かく言う私も部下の一人であるので、
彼にそのような不安感を与えてしまっている責任は感じます。
しかし、その一方で、長年つき従ってきた者として、
大らかな野性的魅力が隠されてしまっていることに、寂しさも感じるのです。

もちろん、彼の立場も分かるし、現状を見れば不安なことだらけなのですが、
私は、それでも彼には、積極思考に基づいた、
大らかなリーダーシップを取ってほしいと願っています。
細かな、頭脳的なことはできるだけこちらで引き受けるから、
彼には、根拠はなくても、明日は今日よりも良いはずだと信じて、
やれるだけのことをやったら、あとは淡々としていているという、
そういう野武士のような達観を取り戻してほしいのです。

努力する限り、状況は必ず好転する。
そのことを強く観じて、積極的に今日も一手を打つ、
なぜかそういう積極思考を備えている、そんな上司でいてほしいのです。

というわけで、少し湿っぽくなりましたが、
私は、悩む上司を、見てられません。
私も含め、部下一同、みんなで頑張ろうではないですか。

このブログに、しばしば特定の誰かに向けられた記事が登場することは、勘の良い方なら薄々感づいておられることだとは思いますが、今日の記事は、こんな直接的なことを書いていいのかと思ったものの、それでも、関係する誰かに読んでもらって、少しでも自覚が芽生えたり、現状が変わるきっかけになればという意図で書いた記事です。興味のない方には、申し訳ありませんでした。

[SE;KICHI]
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No title

部下の方の投稿ですかね?
上司思いの、いい話ですね。

No title

いい部下ですね。
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