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かわいい子には旅をさせよ

「かわいい子には旅をさせよ」とは、また陳腐な格言のように聞こえますが、
私の経験から言えば、それはそのとおりだなと感じます。

前にも書きましたが、私は小学生3年生と4年生の2年間、
親元を離れて生活する、いわゆる“山村留学”というものを経験しました。
農家にホームステイをしながら、毎日、山道を片道4キロほど歩いて小学校に通い、
休日も、いまのようにネットやスマホはありませんので、
田植えや稲刈りなどの農作業を体験しました。
農閑期などは、各農家に散らばっている留学生たちが一堂に集まって、
1ヶ月ほど集団生活を送る時期も、年に何度かありました。
ここでは味噌を作ったり、シイタケを栽培したり、
とにかく、様々なことを経験したものです。

そこで体験したことが、現在の私に役立っているかと言われれば、微妙です。
現在の私は、田植えや稲刈りをすることは基本的にありませんし、
味噌を作ったり、シイタケを栽培したりということも、やっていません。
では、何が残ったかといえば、チャレンジした記憶です。

その、親元を離れた山村留学は、小学生3年生にとっては過酷です。
ルールとして、自宅から留学先までは子供が自力で行くことになっていたので、
両親としては、家を出た我が子が無事に到着するか、気が気ではなかったそうですし、
留学中に親が様子を見にくることは禁止されていたので、
我が子は毎晩ホームシックで泣いていないか、ふてくされていないか、
毎日が心配であったと、だいぶ後になってから聞きました。

確かに周りを見回せば、1つ下の奈々ちゃんとか、2つ下の佑樹君とか、
布団の中でシクシク泣いている子はいましたが、
私自身は、両親の心配をよそに、それなりに順応して学校に通っていました。
そして、夏休みや冬休みなど、自宅に戻れる時期に、
両親は、見違えるようにたくましくなった我が子を見て、目を見張ったと言います。
もともと、虚弱なところのある我が子をたくましくしたくて留学させたそうですが、
想像以上の変化に驚いたそうです。

現在の私を見て、周囲の方々がどう思っていらっしゃるかはわかりませんが、
とにかく、私にはそういう機会が与えられ、
現在の私の糧になっていることは確かです。

さて、今日から、『平成の武者修行 立山登山の旅』というのが始まりました。
若侍というのか、全国から、小6~中3の男女6名が集まってきました。
弊社の若手社員も、お預かりした大切な子供たちに随行しています。

今日は互いに初めて顔を合わせた仲間と親睦を深め、
ガイドさんの話を聞いたり、登山の安全を願って閻魔堂を参拝したり、
ゆったりと過ごして、明日からの登山に備えました。

平成の武者修行 170823

しつこいですが、親元を離れて生活する経験は、子供にとっては絶対に有意義です。
「ウチの子はムリやわぁ」という親御さんもいらっしゃいますが、
子供は環境に順応し、成長するものです。
そして立派な大人になるには、経験値を貯めることが必要なのだと私は思っています。
経験値を貯めないと、ただ身体が大きいだけの大人になってしまいます。
大人が制限することなく、なんでも経験させてあげて、
子供に経験値を貯めさせてあげてほしいなぁ
と思います。

今回、私自身は山麓管制担当なので随行しませんが、
冒険に出かける子供たちと、サポートしてきた若手社員たちが、
下山して戻ってきたときにどうなっているのか、とても楽しみです。

平成の武者修行

[AKA]
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