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隣家の青年

指三本問題というのがありましたよね、昔。
みなさん、覚えていますか。
宇野首相が神楽坂の芸妓に、
「コレでどうだ?」と指を三本握らせ、月30万円での愛人関係を迫ったという、
まぁ、女性がらみのエピソードが、当の芸妓から暴露された事件ですよね。
宇野首相はこれが原因で、就任からわずか2ヶ月で退陣となったわけですが、
私は、その前の竹下内閣での宇野外務大臣を能吏だなと感じていたので、
こんなくだらないことで失脚させるなよと、残念に思ったものです。

だいたい、水商売の女性がそんなことを他人に話してはダメだろうと思うのです。
守秘義務、というほどの高い倫理観が必要かどうかは分かりませんが、
暗黙の了解として、知りえたことを店外で口外しないというのは、
まぁ、最低限のマナーというか、矜持ではないかと思うのです。

そういう意味で、前川喜平という人はどうしたことでしょうか。
そもそも、ここ最近の国会の混乱は、
コイツ発信の「言った・言わぬ」論争が原因です。
証人喚問であるということを加味したとしても、
職務上知りえたことを、何かの腹いせに、外でペラペラ話すとか、
矜持はないのかと思ってしまいますが、彼の座右の銘は「面従腹背」だそうです。
座右の銘に「面従腹背」を挙げるような厚顔無恥の輩の話す内容に、
耳を傾けるほどの価値が、果たしてあるのでしょうかね。

それはそうと、だいたい、私は、獣医学部が新設されるのに、
首相のえこひいきがあったかどうかなんて、どうでもよいことだと思うのですが、
そう思う私はおかしいのでしょうか。
いや、確かに税金が投入される以上、
そこはきちっとやってもらわなければ困るという意見もあるでしょうし、
私も、それはそうだなとは思うのですが、
課題が山積している現在の日本で、獣医学部の話なんて、
毎日何時間も話し合うようなことではないだろうと思うのです。

隣家の青年がこっそり爆弾を作っているらしい。
たまに庭先で実験するものだから、その都度苦情を言ってはいるものの、
こっちをナメてるのか、ぜんぜん改める気はナシ、というときに、
四国の獣医学部の話なんて、どうでもいいことでしょう。

獣医学部より、隣家の危険な青年への対策を考えないとということですが、
いま、日本国内でやっているのは、宰相に対するアラ探しですよね。
かつて、「日本人は水と安全はタダだと思っている」という、
イザヤ・ベンダサンというか、山本七平の名言がありましたが、
日本人というのは、隣家の青年が爆弾作っていても、平気なんでしょうか。
その爆弾も、その性能がえげつないほどの高性能になりつつある今、
それより大事なのが宰相に対するアラ探し、すなわち倒閣だというのでしょうか。

もうすぐ、アメリカ本土に届く核ミサイルが完成します。
いや、パワーバランスを考えれば、実際には発射できないかもしれません。
しかし、核ミサイルが完成すれば、アメリカは自国防御に兵を割かねばならず、
同盟国とはいえ、日本を護っている場合ではなくなるでしょう。
つまり、あと数年の放置で、
日本は護ってもらえなくなる可能性が高いのです。

みなさん、何かが起きたら、自衛隊の人が守ってくれると、
国防を他人事のように思っているのでしょうか。
しかし、自衛官もロボットではなく、親兄弟のいる身、
有事には、個々の葛藤を乗り越え、国民に代わって引き金を引くわけです。
つまり、私たち国民は、自衛隊に感謝しなくてはなりません。
憲法上は違憲であるとか、そんな失礼なことを言っていてはいけません。

しかも、みなさん、知っていますか。
たとえば、日本の主力戦車「10式戦車」、昨年度も今年度も6輌しか製造しておらず、
故障した場合、ラインが動いていないために修理が不能であるということを。
たとえば、最新鋭護衛艦「いずも」は、ヘリ14機を搭載できる事実上の空母なのに、
予算の不足でヘリコプターが配備されておらず、能力が発揮できない状態であることを。
つまり、みなさん、知っていますか、
自国防衛を担う自衛隊がボロボロであるという現実を。

パキスタンのムシャラフ元大統領は、在任中の2002年、
関係が緊張していたインドへの核兵器使用を検討したものの、
報復を恐れて断念したと、先日、回顧録的に報道されていました。
それは、2002年に核戦争が起きていた可能性があったということです。
もちろん、日本は被爆国として核兵器廃絶を願って行動すべきなのでしょうが、
一方で、世界というのはそういうものだと認識しておくことも必要でしょう。
ムシャラフ元大統領が核兵器使用という選択をしなかったのは、
核保有国インドからの報復を恐れたからで、彼に良心があったからではありません。
これが抑止力というものでしょう。

で、隣家の青年がこっそり爆弾を作っているらしい、私たち日本。
果たして、その怪しい青年の良心を信じていればよいのでしょうか。

今年も終戦記念日が巡ってきます。
ちっとも楽しい話ではありませんが、隣家の青年が爆弾を作っている以上、
自国防衛を担う自衛隊の状況がボロボロであることを、
もっと真剣に考えたほうが良いのではないでしょうか。

[SE;KICHI]
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