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人は変われる。

長男がスポーツ少年団野球部に所属しています。
今年最高学年で、いま、まさにシーズン真最中です。

息子は一年生からやり始めました。
最初は野球経験者の父親に言われるがままに入部し、
本人の気持ちはよくわかりませんでしたが、今では本当に野球が好きみたいです。
反対に、私は彼が入部するときは、一人猛反対でした。
理由は、自分が休めないから、そして休日に家族で出かけられなくなるから。
大きくなれば一緒に旅行に行ける機会が少なくなるし、
兄弟姉妹がいればその子たちがかわいそう。
そんな親御さん、少なくないのではないかと思います。

当然、私は野球部の運営に非協力的でした。
練習も送り迎えにしか行かず、試合にも少し顔を出すだけ。
自分の貴重な休日の時間を取られるのが嫌だったから。
そして何よりも。
本人がそんなに上手ではないため、なかなか試合に出られず、
夏の暑い日に、ベンチに座ってただ応援している姿を見るのが、つらかったからです。
いつも、試合に出られなかったから面白くなかったと言っていました。
野球なんて・・・と、ますます私が遠ざかりました。

そんな私が変わったのは昨年の春でした。
確かに、そんなに上手ではないので仕方がないことかもしれませんが、
一日に2つの練習試合があったときに、
息子一人だけ一試合も出してもらえないことがあったのです。
彼だけが下手なわけではない、なのになぜ息子だけ・・・。
何も言わずに一人ポツンと座り、
目を赤くしていたその時の彼の寂しそうな顔と姿をみて、
悔しくて、あまりにも悔しくて、涙が出てきて、
人の為にこんなにも悔しくなれる自分に驚きました。

最初、野球のことを分からない私は、怒りを監督に向けました。
直接監督には何も言えませんでしたが、
嫌悪感を抱き、心の中で怒りをぶつけていました。
その監督の下でコーチをしている主人に、この怒りを伝えた時に言われたのが、
「試合に出してもらいたかったら、彼を上手にするしかない。」

「見返してやる」 そう決心しました。

私ができること、それは彼の体作り。
これまで、肉を食べさせなさいとは言われていたけど、
健康が大事、と野菜中心に考えていましたが、
身体を大きくするためにお肉を意識的に増やし始めました。
すると最初は食も細く、量を取ること自体が、
彼にとってはきついトレーニングとなりましたが、
見る見るうちに身体も応えてくれて大きくなってきました。
それと同時に、パワーもアップし、
食事もトレーニングだということを、身をもって知りました。
それでも体が大きくなったからと言って、すぐに野球が上達するわけではありません。
日々練習です。

そして、私も野球に関わろうと、スコアブックをつけ始めました。
野球のルールもわからない、書き方も分からない。
どこから手を付ければいいかもわからない。
でも、少しずつ書けるようになりました。
今年の目標は一人で書けるようになること。
随分目標に近づいてきています。

主人は主人で色々と調べ、息子のサポートをしました。
家庭でも体幹を鍛えるトレーニングやストレッチを指導し、
随分と力がついてきましたが、まだまだ、息子は目立った活躍は出来ません。

練習中でも厳しい言葉を浴びせられることも多く、
自分が思うようにプレーできないなか、
チームメイトが試合中に活躍するのをどんな思いでみているのだろうと、
私の方が心穏やかではいられない日々が続くなか、
つい先日も公式戦の試合がありました。

今回のこの試合、声もよく出ていて、チームの雰囲気も良く、
みんなが良い動きをしていました。
息子も、今までになく、守備攻撃ともにいいプレーが出来ました。
まだまだ目立った活躍は出来ていないものの、
チームの得点につなぐプレーが出来たことや、
これまでの練習や試合のことを思うとうれしくて、
帰ったら息子を抱きしめようと決めました。

帰宅後、案の定逃げる息子を無理やり捕まえていると、
一緒に帰ってきた主人が、
今日のボール(指導者側からその日の活躍者にもらえるボール)をもらったことを、
教えてくれました。
6年生になって公式戦初勝利のボールが、息子がもらった初めてのボールでした。
聞いた瞬間、
色々な思いがこみ上げ、涙腺が崩壊しました。

これまで親子で頑張ってきたことが報われたようで、
何よりも、息子の気持ちを考えると、こみ上げてくるものが大きかったです。

まだ、一勝です。
これからまた、厳しい試合が続くでしょう。
でも、きっと彼にはこのことがすごく自信になっただろうし、
これからを頑張れるきっかけになったことと思います。
少年、小学校最後の野球、目一杯楽しんでください!!!

[Okei]
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No title

感動しました!
よかったですね!

No title

ただ試合に出してほしいは親の欲ですよね。家庭の応援も実ってよかったですね。

感動しました。
本当に良かったです。
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