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パパヤ、パパヤ、パパヤ~

私は幼いころから乾燥に弱いたちで、
別に皮膚病などではないのですが、
少し乾燥すると肌が痒くなってしまう、そういう体質です。
そういうわけで、この30年、いろいろと肌に合う入浴剤を試してきました。

あるとき、両親がどこかから買ってきたのが「610ハップ」
ふざけていると思うかもしれませんが、これで「ムトーハップ」と読みます。
考案した旧日本軍の衛生兵・武藤鉦八郎さんからとった名称だそうです。
3年前、『家庭に於ける實際的看護の秘訣』というベストセラー本を紹介しましたが、その著者も築田多吉さんという旧日本軍の衛生大尉の方でした。旧日本軍、すごいっすね。

610ハップ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E4%B8%80%E3%80%87%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%97

写真では、やや怪しい感じの、赤っぽい液体に見えますが、
お湯に溶かすと白濁し、激しい硫黄臭が広がります。
あたかも硫黄泉に入っているような気分にさせてくれますが、
それもそのはず、610ハップは主成分が硫黄で、
皮膚に対しても、その効果は抜群でした。
なにしろ、商品ラベルに、
「5倍に薄めて患部に塗布しても効果があります。」と書かれており、
もはや入浴剤というよりはクスリのような感覚のものでした。

「~でした」と、過去形になっているのは、製造元が事業を終了したからです。
発生する硫化水素ガスを使って風呂で自殺したバカ者がいたため、
別に製造元は悪くないのに、販売を自粛し、そのまま事業を終了したそうです。
創業から100年以上、これ1本でやってきた会社なのに、
何ということでしょう、残念でなりません。

現在も入手可能なもので、私が好きなのは、「パインハイセンス」

パインハイセンス http://www.koyo-sha.jp/products/detail.php?product_id=7

実は、私は乾燥だけではなく、
ここ20年ほどは、極度の冷え症にも悩まされてきました。
夏の日中でもTシャツの下に腹巻をしていないと体調を崩す始末なのですが、
そんな私にとって、この入浴剤は福音でした。
なんと言っても、入浴後いつまでも末梢が温かいのが嬉しいのですが、
それは、配合されているパインニードルオイル(松葉油)ほか、
保温効果を高めるという数種類の成分のおかげなのでしょう。
その成分は、同時に皮膚を保湿する効果もあるようで、一石二鳥。
それなりに気に入っています。

「それなりに」と書いたのは、この商品はいわゆるマルチ商法で販売されるもので、
正攻法での入手がなかなか難しいからです。(最近は楽天とかアマゾンで普通に買えます。)
発売元の高陽社という団体は、
「冷え取り」を人から人へ伝える普及活動を使命としている団体のようです。

さぁ、本題です。

そういうわけで、現在入手可能で、
しかも手に入りやすい販売形態の商品ということで私が選んだのが、
「パパヤ桃源」です。

パパヤ桃源
http://new49.com/gosyuuyakuhinn/papayatougen-2.html

この商品は富山の五洲薬品という会社で作られている入浴剤なので、
全国には出回っていないらしいですが、富山ではよく見かけます。
ゆえに手に入りやすい。
“パパヤ”と聞くと『星降る街角』(©敏いとうとハッピー&ブルー)を思い浮かべますが、
どうやらパパイヤのことらしいです。
パパイヤに含まれるパパイン酵素というのが、
皮膚の毛穴の中に入り込んだ落ちにくい汚れを乳化して洗い流し、
温浴効果を高めるのだそうです。

というわけで、610ハップが製造されていない今、
パインハイセンスも敷居が高いため、
なんというか、妥協のような形で選ばれた地元の入浴剤、パパヤ桃源。
昭和30年発売だそうなので、盤石のレトロ感ですが、
昨年、このパパヤ桃源に驚きのニュースが。

それは、宮沢りえ缶
森本英世ではなく(←それは敏いとうとハッピー&ブルー。良い子はお父さんに聞こう。)宮沢りえ。
右目の下の泣きぼくろがチャーミングですよね。

宮沢りえ缶 http://webun.jp/item/7365302

銭湯を舞台にした、『湯を沸かすほどの熱い愛』という映画をご存知ですか。
主演の宮沢りえさんが日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、
娘役の杉咲花さんが同助演女優賞をダブル受賞ということで、
死にゆく母と遺される家族の迫真の物語です。


https://www.youtube.com/watch?v=K8ooCVZTtys

この映画は、別に富山が舞台というわけではありませんが、
五洲薬品、どういうわけか、ちょっと攻めたようで、
銭湯つながりで映画とタイアップした模様です。
70gしか入っていないので、ほとんどデザイン費みたいなものですが、
通常のパパヤ桃源の全国展開にはそれほど積極的ではないくせに、
この宮沢りえ缶に関しては東急ハンズとかで拡販しているようで、
なかなかの人気だそうです。

以上、この映画は、昨年末、知り合いの会社社長のKさんが、
久々に映画館で嗚咽したと言って勧めてくれた作品だったのですが、
その話を聞いた後、
地元でなじみ深いながらも地味な入浴剤・パパヤ桃源が、
突然コラボレートしていることを知って、驚いたという話です。

どこに食い込めば商機があるのかって、
やはり意外性の勝負なのかもしれません。

この宮沢りえ缶は、5月下旬までの発売だそうです。
手に入れたい方、お急ぎください。

[SE;KICHI]
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