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君は光のオレンジ・ギャル

『南風』と聞くと、何を連想されますでしょうか。
レミオロメンでしょうか。

ここ数年、私は「自らの生き方を定める」というような妙な塾に参画しており、
その塾の塾頭というか主宰者が高知県の方である関係で、
多少は四国と縁があります。
この塾は、なにしろ、そういう塾なものですから、
たまに塾生同士で「高知に行こうではないか!」という空気が起こって、
実際に高知に行ってしまうことがあります。
まぁ、それはいいのですが、
高知へ行ったことのある仲間たちとお酒を飲んだりして盛り上がった時に、
決まって誰かが言い出すのが「それにしても『南風』ね!」です。

ここで言っている『南風』というのは『特急南風』のことで、
岡山と高知を結んでいる特急列車です。
この『特急南風』、何が問題って、私はいっこうに平気なのですが、
乗り心地の悪さには定評のある特急なのです。
まず、気動車(所謂ディーゼルカー)なので、エンジン音がうるさいうえに、
排気ガスの香りがほのかに車内に充満します。
私なんかは、何か食べている時などは少し嫌ですが、そうでないなら、
むしろ古き良き昭和感があって旅情を掻き立てられたりして好きなのですが、
ダメな人はダメでしょうね。
それから、この特急は、気動車のくせに、振り子式なのです。
振り子式、分かりますでしょうか。
カーブに差し掛かると車体を傾けて遠心力を打ち消す方式のことで、
大阪から和歌山方面に向かう『くろしお』とか、北海道の『スーパー北斗』が有名ですね。
しかし、カーブの多い路線などでは、車体が傾きっぱなしになるわけで、
私なんかは見ていて面白いなと思うのですが、
四国山地の渓谷を縫うように走る『南風』の傾きは、
『くろしお』や『スーパー北斗』の比ではありません。
特に、琴平から土佐山田あたりの山越えは、せっかく美しい渓谷なのですが、
人によっては見たら酔うという魔性の女みたいな車窓です。

南風
http://island.geocities.jp/fussan9299/hensei.html

まぁ、なにしろ縷々書き連ねてもいまいち伝わりませんが、
機会があれば乗車されてみてはいかがでしょう。

しかし、先般、私の近間で『南風』を超える、
衝撃の乗り心地を誇る路線を発見しました。

富山地方鉄道。

われらが富山のローカル私鉄です。
富山の市街地と、郊外の観光地などを結んでいます。
富山に住んでいるからといって、
誰もが立山登山をしたり、アルペンルートに出かけるわけではないので、
私も長く乗ったことがなかった路線ですが、
先日、必要があって宇奈月温泉というところまで乗る機会がありました。

よく揺れます。
それは、振り子式だから……とか、そういうことではなく、
単に線路と車両(というか台車?)がボロボロなためで、それはそれは揺れます。
別に振り子式ではないので、カーブに合わせて傾くとかそういうのではなく、
上下にバウンドしながら、左右に身体を揺すりながら進む、みたいな感じです。
芋虫に乗っているみたいです。(芋虫に乗ったことはないですが)
あんまり左右に揺れながら進むものだから、
対向列車とすれ違う時など、接触するんじゃないかとヒヤヒヤしました。
実際、私が乗ったのは特急だったにも関わらず、
通過駅の浦山駅では、こっちは特急だというのに、
停まって待っている普通列車に気を遣って最徐行でした。
ちょっと、その揺れは想像を超えていて………びっくりしました、正直。

私が生まれた京都府八幡市には京阪電気鉄道というのが通っていて、
毎日のように乗っていましたが、カーブが多かったので、
“京阪電気鉄道カーブ式会社”とか言われていたものです。
富山地方鉄道も、
この横揺れという特徴を生かしてプロモーションしてみたらどうかと、
ガラガラの車内で考えていました。

ちなみに、タイトルは太田裕美の『南風 –SOUTH WIND−』から。
最近、自分の古さが恐ろしい私です。

[SE;KICHI]
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