ドレミファドン in SPA
弊社代表のご友人に、電器屋のようでパン屋のような、
パン屋のようで電器屋のような、何屋かよく分からない方がいらっしゃいます。
まぁ、その方が何屋かはどうでもいいのですが、
その方は、お店が休みの水曜日、奥様に秘密で買ったオープンカーを駆って、
とある温泉施設に行くのだそうです。
その温泉施設は富山県射水市にある『海王』。
温泉の濃度が濃いとかで、その手のランキングでは上位常連であるうえ、
交通の便が良い場所にあるので、富山ではかなり有名な温泉です。
内部はドン・○ホーテのように商品とPOPで溢れかえっていますが、
確かに茶褐色の温泉は濃いようで、浴室内はいたるところが変色しており、
それどころか「濃すぎるから、あんまり長く入らないでね」と、
安全を啓発するための張り紙がいたるところに。
ほかにも、ドライサウナの温度が115℃だとか、
なんというか、泉質の良さに加え、なかなか攻めている温泉なのですが、
私が心を奪われているのは、もっと別のところです。
それは、懐メロ。
館内のスピーカーから流れている曲が延々と懐メロなのです。
それも、ちょっと古い…とかではなく、
キャンディーズとか、天地真理とか、アグネス・チャンとか、
平成にすら入っていない時期の懐メロなのです。
令和のいま、露天風呂に入りながら『あなたに夢中』(1973年)を聞けるなんて、
ちょっと涙が出そうな、ノスタルジックな気分になります。
伝わってますでしょうか。
実は、フォークソングを延々と流している銭湯とか温泉は、まぁ、あります。
私が知っている富山県内の別の銭湯では、
延々と谷村新司(アリス含む)だけが流れていたりします。
しかし、ここ(海王)は懐メロのアイドルソングのみ。
それで気づいたのですが、
露天風呂に入っていて、懐メロの前奏が流れると、
まず、「ん、なんだろう?」と思い、
前奏を聴きながら「あ、あれか!」となり、
歌い出しには口ずさめる準備ができているという、
何段階かの「記憶の掘り起こし」とでもいうプロセスがあるのです。
チャッチャッチャラ~ララ、ドン♪って聴いて、
「また会う日まで」!って答える、セルフ・ドレミファドンね。
いまどきの曲は、前奏のない曲も多いですね。
いきなりトップギアで歌い出したり、簡単な前奏の後、すぐにサビだったり、
早く「本題」入ろうとする曲が多くて、
前奏でワクワクする遊びができないですよね。
ちょっと、露天風呂で感じたことですが、
私、その前奏を聴きに、この温泉に通ってるのかもしれません。
問題は、それを聞くために、
「濃すぎるから、あんまり長く入らないでね」の張り紙を無視して、
どんどん長湯になって、風呂上がりにフラフラすることでしょうか 笑
[SE;KICHI]
パン屋のようで電器屋のような、何屋かよく分からない方がいらっしゃいます。
まぁ、その方が何屋かはどうでもいいのですが、
その方は、お店が休みの水曜日、奥様に秘密で買ったオープンカーを駆って、
とある温泉施設に行くのだそうです。
その温泉施設は富山県射水市にある『海王』。
温泉の濃度が濃いとかで、その手のランキングでは上位常連であるうえ、
交通の便が良い場所にあるので、富山ではかなり有名な温泉です。
内部はドン・○ホーテのように商品とPOPで溢れかえっていますが、
確かに茶褐色の温泉は濃いようで、浴室内はいたるところが変色しており、
それどころか「濃すぎるから、あんまり長く入らないでね」と、
安全を啓発するための張り紙がいたるところに。
ほかにも、ドライサウナの温度が115℃だとか、
なんというか、泉質の良さに加え、なかなか攻めている温泉なのですが、
私が心を奪われているのは、もっと別のところです。
それは、懐メロ。
館内のスピーカーから流れている曲が延々と懐メロなのです。
それも、ちょっと古い…とかではなく、
キャンディーズとか、天地真理とか、アグネス・チャンとか、
平成にすら入っていない時期の懐メロなのです。
令和のいま、露天風呂に入りながら『あなたに夢中』(1973年)を聞けるなんて、
ちょっと涙が出そうな、ノスタルジックな気分になります。
伝わってますでしょうか。
実は、フォークソングを延々と流している銭湯とか温泉は、まぁ、あります。
私が知っている富山県内の別の銭湯では、
延々と谷村新司(アリス含む)だけが流れていたりします。
しかし、ここ(海王)は懐メロのアイドルソングのみ。
それで気づいたのですが、
露天風呂に入っていて、懐メロの前奏が流れると、
まず、「ん、なんだろう?」と思い、
前奏を聴きながら「あ、あれか!」となり、
歌い出しには口ずさめる準備ができているという、
何段階かの「記憶の掘り起こし」とでもいうプロセスがあるのです。
チャッチャッチャラ~ララ、ドン♪って聴いて、
「また会う日まで」!って答える、セルフ・ドレミファドンね。
いまどきの曲は、前奏のない曲も多いですね。
いきなりトップギアで歌い出したり、簡単な前奏の後、すぐにサビだったり、
早く「本題」入ろうとする曲が多くて、
前奏でワクワクする遊びができないですよね。
ちょっと、露天風呂で感じたことですが、
私、その前奏を聴きに、この温泉に通ってるのかもしれません。
問題は、それを聞くために、
「濃すぎるから、あんまり長く入らないでね」の張り紙を無視して、
どんどん長湯になって、風呂上がりにフラフラすることでしょうか 笑
[SE;KICHI]
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