あの人、本当は悪魔なんじゃないのか。
ユネスコの世界遺産委員会が、
ウクライナ南部の港湾都市オデーサの歴史地区を、
世界文化遺産に登録すると決定しましたね。
これは、昨年10月、ウクライナのゼレンスキー大統領から出されていた申請を、
世界遺産委員会が承認した、ということだそうです。
いや、別に異論はありません。
私はウクライナに渡航したことはありませんが、
オデーサといえば、トルストイやブーニンが亡命した街として有名だし、
ゴーリキーやカターエフの創作拠点になっていた街であることくらいは、
だいたいの方と同じく、知識として知っている状態です。
もしかしたら、歴史好きの方には、
カフカース戦線後のエカテリーナ2世の建設で記憶している方も多いかもしれません。
「黒海の真珠」と呼ばれる、創作意欲を掻き立てられる美しい港湾都市だそうなので、
世界遺産に登録されることは、むしろ当然という印象も受けなくはありません。
ですが、昨年10月の申請を翌年1月に承認って、早くね?
佐渡島の金山なんて、2010年に暫定リスト入りしてから、
12年経ってもまだですから、3ヶ月のスピード承認は、いかにも早いですよね。
「だって、オデーサがロシアに攻撃されて破壊されたらヤバいじゃん」という、
ゼレンスキー大統領の推薦意図はよく分かりますが、
それを、ほぼ無審査でホイホイ承認するなんて、
ちょっと、世界はウクライナを贔屓目に見すぎなのではないかと、私は思うのです。
だいたい、ゼレンスキーを世界は英雄のようにもてはやされていますが、
本当にそれが正しいのでしょうか。
彼の、世界に対するウクライナ支援の呼びかけは、
講和の仲介とか、停戦協定への後押しとか、その方向ではなく、
「戦車が500台要るぜ!」のような、主に武器供与の依頼です。
つまり、この人には、平和を希求する気持ちはさらさらなく、
戦って勝つために力を貸してくれと言っているわけです。
しかも、空爆で何人死亡したとか、戦争の残虐さを訴えて同情を集め、
ウクライナに協力しない者は人でなしと言わんばかりの、
これはもはや脅迫であり、恫喝です。
ゼレンスキーには、各国から海外の亡命政府を勧める助言が届いているようです。
あたりまえです。
フランスは、プロイセン王国との普仏戦争で、
政府がベルサイユに待避して、パリでは無防備都市宣言をしましたし、
朝鮮戦争のときの李承晩大統領も、首都ソウルの陥落後、
政府をスウォンに移すとともに、自らはテグに退去しています。
大東亜戦争の沖縄戦でも、牛島中将が島民が避難している南部へ退却したため、
結果的に島民の3分の1が死ぬことになり、批判を受けたことは記憶に新しいところ。
つまり、攻撃を受けやすい首都を僻地に移すことは、
人口密集地から敵の攻撃をそらすという重要な意図があるものであり、
国民を守るべき指導者として、妥当な施策と思うのですが、
ゼレンスキーはこの策をとらず、
キエフに留まって、市民に武器を配布し、抵抗を呼びかけていますし、
あろうことか、成年男子に至っては出国すら禁止しています。
これは、もはや市民を盾にしているのと同じではないですか?
大統領が首都に留まって、民間人にまで抵抗を呼びかけるなんて、
歴史に詳しくない私でもおかしいということくらいは分かります。
ウクライナ側は安全な待避路がないとか、
ロシア側に市民を待避させるのは避けたいとか言っていますが、
結局のところ、市民を盾にした抵抗で何千人も死んでいますので、
さて、殺したのはロシアなのかゼレンスキーなのか、という話です。
ゼレンスキーを英雄だといっていますが、
本当にそれでいいのでしょうか。
まぁ、だいたい、バイデンもバイデンです。
自国は兵など出さないくせに、
「これでロシア軍を撃ちなさい」と武器だけはバンバン貸し与え、
自分の手を汚すことなくロシアを追い詰めようとしているわけです。
日本人は、この人物の狡猾さに気づいたほうが良いのではないでしょうか。
だって、ウクライナの現状を見れば、
日本有事の際にも、アメリカは武器は貸してくれるかもしれないけれど、
助けには来てくれないことなんて分かるじゃないですか。
まぁ、現状、武器を貸してくれても日本ではどうにもならんわけですが。
表面だけを見て、
「ロシア、ひどいよね。ウクライナ、かわいそう」みたいなことでは浅すぎます。
世界中が騙されていることだって、あるのです。
[SE;KICHI]
ウクライナ南部の港湾都市オデーサの歴史地区を、
世界文化遺産に登録すると決定しましたね。
これは、昨年10月、ウクライナのゼレンスキー大統領から出されていた申請を、
世界遺産委員会が承認した、ということだそうです。
いや、別に異論はありません。
私はウクライナに渡航したことはありませんが、
オデーサといえば、トルストイやブーニンが亡命した街として有名だし、
ゴーリキーやカターエフの創作拠点になっていた街であることくらいは、
だいたいの方と同じく、知識として知っている状態です。
もしかしたら、歴史好きの方には、
カフカース戦線後のエカテリーナ2世の建設で記憶している方も多いかもしれません。
「黒海の真珠」と呼ばれる、創作意欲を掻き立てられる美しい港湾都市だそうなので、
世界遺産に登録されることは、むしろ当然という印象も受けなくはありません。
ですが、昨年10月の申請を翌年1月に承認って、早くね?
佐渡島の金山なんて、2010年に暫定リスト入りしてから、
12年経ってもまだですから、3ヶ月のスピード承認は、いかにも早いですよね。
「だって、オデーサがロシアに攻撃されて破壊されたらヤバいじゃん」という、
ゼレンスキー大統領の推薦意図はよく分かりますが、
それを、ほぼ無審査でホイホイ承認するなんて、
ちょっと、世界はウクライナを贔屓目に見すぎなのではないかと、私は思うのです。
だいたい、ゼレンスキーを世界は英雄のようにもてはやされていますが、
本当にそれが正しいのでしょうか。
彼の、世界に対するウクライナ支援の呼びかけは、
講和の仲介とか、停戦協定への後押しとか、その方向ではなく、
「戦車が500台要るぜ!」のような、主に武器供与の依頼です。
つまり、この人には、平和を希求する気持ちはさらさらなく、
戦って勝つために力を貸してくれと言っているわけです。
しかも、空爆で何人死亡したとか、戦争の残虐さを訴えて同情を集め、
ウクライナに協力しない者は人でなしと言わんばかりの、
これはもはや脅迫であり、恫喝です。
ゼレンスキーには、各国から海外の亡命政府を勧める助言が届いているようです。
あたりまえです。
フランスは、プロイセン王国との普仏戦争で、
政府がベルサイユに待避して、パリでは無防備都市宣言をしましたし、
朝鮮戦争のときの李承晩大統領も、首都ソウルの陥落後、
政府をスウォンに移すとともに、自らはテグに退去しています。
大東亜戦争の沖縄戦でも、牛島中将が島民が避難している南部へ退却したため、
結果的に島民の3分の1が死ぬことになり、批判を受けたことは記憶に新しいところ。
つまり、攻撃を受けやすい首都を僻地に移すことは、
人口密集地から敵の攻撃をそらすという重要な意図があるものであり、
国民を守るべき指導者として、妥当な施策と思うのですが、
ゼレンスキーはこの策をとらず、
キエフに留まって、市民に武器を配布し、抵抗を呼びかけていますし、
あろうことか、成年男子に至っては出国すら禁止しています。
これは、もはや市民を盾にしているのと同じではないですか?
大統領が首都に留まって、民間人にまで抵抗を呼びかけるなんて、
歴史に詳しくない私でもおかしいということくらいは分かります。
ウクライナ側は安全な待避路がないとか、
ロシア側に市民を待避させるのは避けたいとか言っていますが、
結局のところ、市民を盾にした抵抗で何千人も死んでいますので、
さて、殺したのはロシアなのかゼレンスキーなのか、という話です。
ゼレンスキーを英雄だといっていますが、
本当にそれでいいのでしょうか。
まぁ、だいたい、バイデンもバイデンです。
自国は兵など出さないくせに、
「これでロシア軍を撃ちなさい」と武器だけはバンバン貸し与え、
自分の手を汚すことなくロシアを追い詰めようとしているわけです。
日本人は、この人物の狡猾さに気づいたほうが良いのではないでしょうか。
だって、ウクライナの現状を見れば、
日本有事の際にも、アメリカは武器は貸してくれるかもしれないけれど、
助けには来てくれないことなんて分かるじゃないですか。
まぁ、現状、武器を貸してくれても日本ではどうにもならんわけですが。
表面だけを見て、
「ロシア、ひどいよね。ウクライナ、かわいそう」みたいなことでは浅すぎます。
世界中が騙されていることだって、あるのです。
[SE;KICHI]
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