fc2ブログ

もう!?

つい5ヶ月前に、富山県富山市に、
「元祖台湾まぜそば はなび 富山店」というラーメン店がオープンしました。
それは最近流行りの、汁の無いラーメンである、
まぜそば(油そば)が売りのお店です。
そのなかでも、生卵に辛い肉味噌と具材を混ぜて食す、
“台湾まぜそば”を考案した元祖のお店として、業界でも有名過ぎる店舗でもあります。

麺屋はなび台湾まぜそば

麺屋はなび」は愛知県名古屋市中川区に本店を構える、
東海圏では知らぬ人がいない有名なチェーン店でして、各地に点在しています。
有名人が多数訪れ、もはや地元のソウルフードと化している“はなび”。
私自身も本店には何度も通いまして、1時間半も並んで食べたこともあります。
見た目以上に辛く、にんにくのパンチと太麺の喉越しがたまらない、
新感覚の麺類として、私は好意的に受け止めていました。
また、なかなか北陸では食べられない味でしたので、
通ってでもという思いでしたが、
なんと、5月16日に富山でオープンするというではないですか!!!
ちょうど仕事で岐阜県各務原市に来ていたこともあり、
各務原店にも寄ったりして楽しみにしていました。
オープンした日は大行列で、駐車場はキャパオーバー。
並ぶこともままならない超満員で、店員はクルマで来ないでくださいという大暴言(笑)
(富山はクルマがないとどこも行けませんし、ここも来れません。都会とは違うんです)
もちろん話題好きの富山県民らしさの結果でもありますが、
ともかく、絶好調でスタートしたこの富山店。
既に友人らを連れて4回ほど来店していました。

ところが…………

え、閉店!!??
もう!?


10月アタマに店長が不在とのことで、
無期限休業の知らせが公式会員メールで届いていましたが、
この時はまだそこまで驚きませんでした。
ただ、どうも不審な点として、
岐阜県や愛知県の他店舗の店長らが、
同時多発的に不在や休業の状態として表示されたのです。
なんじゃこりゃ?という感じもしましたが、
あの人気ぶりからして、必ず復帰してくれるし、
富山の人からは受け入れてもらえてるから、大丈夫!と思っていました。
はなび好きの友人らも心配して連絡してきましたが、
大丈夫やちゃ!と返事して軽く考えておりました。

ところが富山店のインスタで、
公式に閉店の知らせが!!!???

麺屋はなび 閉店閉店のお知らせ

どうも公式の理由としては、スタッフ不足だそうです。
ですが、営業時はスタッフが不足しているようには見えず、
何か別の理由があるように思えてなりません。

あの不審な、同時多発店長不在が関係しているのでしょうか。
待遇面でのストライキでしょうか?
新店舗拡大を一気呵成に行ったことの反動で何かが起きたのでしょうか?…
様々邪推を重ねてみてはいるものの、今となっては真実は闇の中。
当事者の方々にしか分からないこともありますよね。
ただ言えることは、本当に惜しいっ!
美味しい店としてだけではなく、
その店としてのポジションと存在意義そのものが、
富山のラーメン界を盛り上げてくれると信じていました。

実際、この10月はまるで奇跡的な新店舗オープンラッシュです。

遡ること8月には砺波市で「ラーメン五本線」がオープン。
県内で有数の本格派家系ラーメンとして注目しています。

ラーメン五本線

10月16日 には、「らぁ麺あり澤」がオープン。
大好きな“大勝軒”系列である麺屋こうじグループで修行したマスターが作るラーメンは、
“大勝軒”の味を引き継ぐ系譜を感じ取れます。

らぁ麺あり澤

10月22日には、「からみそラーメンふくろう」がオープン。
愛知県で話題のラーメンチェーンですが、
市内の激戦区内に出店し、既に話題沸騰中です。

10月下旬には、説明不要の、
あの「岐阜タンメン」がオープンすると言われています。
場所も、やはり県外ラーメンチェーンが並び立つ激戦区。

地元チェーンの「まるたかや」が危機です(笑)

ラーメン好きにとって、この上ない盛り上がりを見せる今時分。
往年の名店たちが粛々と去る中、
新店までも早々と無くなるという寂しい情報ですが、
別れが有れば出会いも有るのが世の常。
またまた楽しませて頂こうかと思っております。

「はなび」、また食べに行きますよ。

[K.K]
スポンサーサイト



目を奪われていないか。

よく、テレビ番組で、“ココが変だよ日本人”的な、
日本在住の外国人が感じる、日本の奇妙なところが特集されます。

そういう番組で、先日、俎上に上がっていたのが、
「日本人は時間に厳しい」という点でした。
番組で街頭インタビューに答えていた外国人男性によれば、
何人もが出席する会議などの際、日本人は「5分前行動」などといって、
開始5分前には集合するのが常識とされ、
この男性が開始時刻ぴったりに会議室に入ったところ、
出席者の中で最後だったそうで、上役からチクリと言われた、と。
彼にしてみれば、開始時刻に会議室に入ったのに、何が悪いのか、
集団で規則正しく不文律を踏襲する日本人のほうが変だろうと、
そう思うようです。

先日、書類送検された何かで話題になっていた、
大阪の認可外保育園での1歳男児の窒息事件。
保育所の給食で、保育士は男児の苦手なリンゴから食べさせたそうで、
ハンバーグ、スープ、パンの順に口に入れたあと、
保育士は再びリンゴを食べさせ、そのリンゴが口に残っていたのに気づかず、
次にハンバーグを食べさせたところ、
男児は身体をのけぞらせて嫌がり、直後に咳込んで詰まらせた、と。

この事件は、こう言ってはナンですが、そこまで奇妙な事件ではありません。
高齢者を中心に、かなりの数の方が誤嚥で亡くなっていらっしゃいますし、
母子手帳や『ひよこクラブ』などにも、
これより小さいものは誤飲するから気をつけろというスケールがついていたり、
とにかく、何かを喉に詰めて命を落とすことは、考えられうることです。

それより、私が「ナンジャソラ」と思ったのは、
園長が、給食に「時間内にすべて食べきること」という暗黙のルールを課し、
保育士も「時間内に食べきってほしかった」と、
供述しているということです。
つまり、時間内に食べさせようと焦り、口に詰め込みすぎたら窒息死したという話で、
ただでさえ、誤飲や窒息のリスクが高いであろう幼児に対し、
そうならないように保育士を配置しておきながら、なんということでしょう。

もちろん、時間を守ること自体は、日本人特有の美徳と言えなくもないですが、
規律遵守を妄信するというか、思考停止に陥ると、社会は怖くなるということです。

一方、保育園といえば、毎年1件のペースで、炎天下に園バスに閉じ込められ、
熱中症で亡くなる園児のニュースも目にします。
これも、そうならないように、運転手のほかに保育士を乗務させておきながら、
どういうことなのでしょうか。

閉じ込め事件が起きるたびに再発防止策が検討されますが、
たいがい「より入念にチェックする」的な対策になりがちです。
いやいや、そんな属人的な。
それができなかったから犠牲者が出たんでしょうよ。

そもそも、人間の「しっかり」には限界があるので、
いつか、何かのはずみでチェックが甘くなり、同じような事件が起こるとも限りません。
結局、「頑張る!」のような抽象的な目標なんて、目標ではないのです。
それよりも、閉じ込められたときに子供でも押せる非常ボタンを設置するとか、
園児に着けたタグなどで入退出を管理するとか、
「頑張る!」ではない工夫が必要なのだと思うのですが、
たいがい、マニュアルを作って目視確認を強化ということになります。

日本人はルールが好きすぎるのでしょうかね。
それも、日本人特有の美徳なのかもしれませんが、
マニュアルを作る時点で、再発防止よりも規律遵守に関心が移っており、
行動は、園児を守るためにというよりも、
マニュアルに書かれているからという理由になって、
そうなると、思考停止です。

この2つのケースに共通することは、
日本人が規律遵守に目を奪われやすいということでしょう。
集団生活ですから、いつまでも食べていられても困るのかもしれませんし、
そのあとの段取りを考えたらバスの降車確認がおろそかになるのかもしれません。
しかし、そのことに夢中になって目の前の子供に集中せず、
とりあえず食べ終わらせるとか、とりあえず別の泣く子の対処を優先するとか、
そういうことをしていると、命が危うくなるということです。
つまり、命より大切なルールって何よ?という話です。

もちろん、ルールというのは、多くの人の指針となるように作られていて、
どうしたらいいか分からない人に、
こうするのだよと示す効果が期待されているのだろうけれど、
それがゆえに、人間は目の前の人に目を配ることを忘れ、
機械のようにマニュアルに従うようになるのかもしれません。
もっと血肉の通った対応を心掛けたいものです。

[SE;KICHI]

運動の秋

毎年秋になると夜に虫の声が聞こえてきます。
いつもは、「リーリーリー」と一定のリズムで鳴いているのですが、
今年は鳴き声を聞いていて、んっ?鳴き声が不規則だなと思い、
よく聞くと、「リリリ、リリリ、リリリッリ、リリリ、リリリ、リリリッリ」と、
まるで三本締めを繰り返しているように聞こえました。
何日か同じ鳴き声が続いていたので、その虫がそこに住み着いていたようです。
虫も個性があるのだなと思い、
来年はどんな鳴き声だろうと少し楽しみになりました。

このところ運動をした後に筋肉痛になることが多くなり、
少し運動をしようと歩いたりしていたのですが、
思いつきで登山に行ってきました。

地元の富山には、立山があるのですが、一度も登ったことがなかったので、
週末の天気の良さそうな日に行ってきました。

室堂までケーブルカーとバスを乗り継ぎ、
さあ登るぞと歩き始めた途端に雲がかかり、パラパラと雨が降ってきました。
晴れの予報でしたので、雨の装備はウインドブレーカーくらいでした。
仕方なく登山は諦めて、室堂の周りを散策して温泉にでも入って帰ることにしたのですが、
散策しているとパァッと晴れ上がってきました。
すでに1時間ほどたっていましたが、何とか気持ちを切り替えて登山することにしました。

立山登山というと、まずは雄山に登るのですが、
登り始めたところで急に風が強くなり、怯んでしまい
引き返して反対側の浄土山に登ることにしました。
途中で滅多に見られないという雷鳥も見られていい気分になれましたが、
頂上を手前にしてしんどくなり、座り込んで休憩しました。
まともに登山などしたこともなく、日頃の運動不足と酸素の薄さにやられました。

その後何とか頂上に辿り着き、壮大な山々の景色を堪能しました。
普段生活している所とは別世界で、
登山をしないと出会えない光景でした。

壮大な山々①

ところが、登ってきた道とは反対方向に下山し始めたのですが、
そちら側はものすごい勾配がある岩場でした。
下を見ると怖いし、へっぴり腰で岩に捕まりながら必死で降りました。
途中から足がガクガクになり、踏ん張りが利かなくなって大変な思いをしました。
下りは楽かと思っていたら大間違いでした。
ヘロヘロになりながら何とか室堂まで戻って来れました。
腹が減って立ち食いそばを食べたところでようやくホッとしました。

相当疲れて帰路についたのですが、
今回登らなかった雄山に登りたいと、意外にも次来ることをもう思いはじめていました。
少し体力をつけてまた行きたいと思います。

壮大な山々②

[M M]

メモリアル

毎日多くの人が行き交うJR東京駅には床に印がついた場所が2か所あります。

ひとつは、丸の内南口改札近くで、
大正10年、平民宰相と名高かった原敬首相が青年に襲撃された現場です。
この青年には、原首相に反感を抱く人物が上司におり、
それに影響されて凶行に及んだといわれており、
原首相は短刀で右胸を刺されて即死だったそうです。
その現場には床に丸い小さな印が埋め込まれ、近くに説明書きのプレートがあります。

原首相遭難現場

原首相遭難現場プレート原首相遭難現場マーキング

平民宰相といわれた原首相の暗殺後、
日本の政治はきな臭くなっていったのは、みなさん、学校で習った通りです。

もうひとつは、東北・上越・北陸新幹線の改札近く、
昭和5年、ライオン宰相といわれた浜口雄幸首相が右翼青年に襲撃された現場です。
腹部に銃弾を受けた浜口首相は即死ではなかったようですが、
その傷への感染症がもとで数か月後に亡くなったとのこと。
その現場にも床に丸い小さな印が埋め込まれ、近くに説明書きのプレートがあります。

濱口首相遭難現場

濱口首相遭難現場プレート濱口首相遭難現場マーキング

浜口首相の遭難後、
犬養毅首相らが暗殺された五・一五事件などの、テロの時代に突入していきました。

私は、たとえば風光明媚な場所にある高台からの展望とか、
そういう、「自然が作り出す絶景」には1ミリも関心はないのですが、
人間が関係している旧跡などは大好物で、
戦跡のようなものも、マニアではありませんが、好きです。

前述の東京駅における両首相の受難地のマーキングは、
普通に歩いていて気付くようなものではありません。
なので、多くの人が知らぬ顔で通り過ぎていきますが、
近くには、事件を知らせる銘板があります。
逆に言えば、この印や銘板がなければ、
このような教科書にも出てきそうなエポックな事件に想いをはせる機会は、
おそらく、完全にありません。

今年、安倍晋三元首相が凶弾に斃れたのは、奈良県の大和西大寺駅前ですが、
奈良市は、その現場には何も残さず、普通に車道を整備する方針だそうです。
市に寄せられた賛否は「モニュメント反対派」が大多数を占め、
市としてはそれに配慮して、構造物の設置は見送るとのこと。
私にしてみれば、これはなかなか斬新な判断だと、驚きました。

私の意見は……そうですねぇ、
何か残してもいいのではないかと思っています。
もちろん、地元の人にしてみれば、
何かを設置すると、それが目に入るたびにあの日の光景がフラッシュバックし、
平静ではいられないという意見もあるでしょうから、
しかし、設置は、必ずしも現場ではなく、近くの目立たぬ場所でいいと思うのです。
現に、理由は少し違いますが、
前述の浜口首相の襲撃現場は、厳密には現10番線のホーム上であるところ、
たぶん、ホームに印などをつけると危ないということなのでしょう、
床面の印は、その真下に当たる中央通路に設置されているのです。
また、残すのは銅像とか顕彰碑のようなものでなくてもいいと思うのです。
東京駅のように、小さな目印で充分だと思いますが、
少し離れた場所にでも、銘板があればそれでいいのです。
そうすれば、興味のある人だけの目に留まる
そういうメモリアルポイントになると思うのです。

これは、安倍晋三元首相の政治的な功績がどうだったかとか、
私の、安倍晋三観とは関係がありませんし、そう難しい話ではありません。
私は、よく農村にある個人の出征記念碑なども好きで見に行くのですが、
何もなかったら見に行けないじゃないか……と、そういう感覚です。
奈良市は花壇などを整備するといっていますが、
いやいや、ライオンズクラブとかじゃないんだから、花壇って 笑

自由民権運動を推進した板垣退助が暴漢に襲われ、
「板垣死すとも自由は死せず」と叫んだのは有名な話ですが、
その岐阜市の故地にはモニュメントがあって観光地になっているし、
幕末に暗殺された坂本龍馬の京都・近江屋もしかりですよね。

ちょっと暴論ながら、
奈良は悠久の歴史と文化を誇る土地柄ですが、
それは、言い換えれば、呪いと粛清の歴史です。
地元の人の、もう忘れたいという心情は理解できますが、
奈良って、もともとそういうのが積み重なっている場所。
鷹揚に受け入れてほしいと思ったりもする、
記念碑マニアの私です。

[SE;KICHI]

研修に伴う休業のお知らせ(再)

平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
さて、再度のお知らせになりますが、社員研修に伴い下記日程を臨時休業とさせていただきます。
なお、休業期間中は電話受付も全て休止致します。
休業期間中に頂きましたメールへのご返答は、10月20日(木)午後以降に、順次行ってまいります。
ご返答までに少しお時間をいただく場合がございますことを予めご了承ください。
お取引先様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

休業日 : 2022年10月19日(水)終日 - 20(木)午前中
営業開始日 : 2022年10月20日(木)午後

[AKA]

心配です。

もう二週間前になりますが首を寝違えました。
それには原因があって、
腰が痛いほどではないが違和感があり、
仰向けで寝ると気になって腰をねじりながら就寝するので、
うつ伏せで起きる事が多いのです。
今回は頭を壁に押し当てるような感じで起きました。

寝違えた事は過去にもあるので注意しながら過ごしていたのですが、
今回はなかなか治りません。
最初の四日間なんて夜中にトイレに起きると立ち上がれない程痛く、
手で頭を支えながら起き上がり、その後もしばらく動けない程で、
トイレでも下を向くと激痛が走るので下を向けない程です。

後で調べると薬を処方してもらい冷湿布を貼って安静にするのが良いようですが、
間違ってお風呂で温めてしまい、
さらに揉んでしまったので悪化したんだと思います。

身体に不要なところはないでしょうが、
歯が痛いとかギックリ腰とか今までも重要だと感じる事は多かったけど、
首も大変だと感じる二週間です。
まだ完治していないし治るのだろうかと不安になります。

体に痛いところがあり長引くと無駄に不安になります。
実は違う病気なんじゃないか?
夜中に痛みで身動きとれないときはこのまま死ぬんじゃないか…と。

不安な事はいろいろとありますが、
今回の首痛を早く治して少しでも不安をなくしていきたいです。

[WAKA]

欠け!

いや、人間的に欠けたところがある…ことは百も承知ですが、
そういった話ではなくて、ですね。

ある日、何かを食べていると、口の中でガリッと音がしました。
実は、こういうことは初めてではありません。
私も慣れたもので、「あぁ、また古い銀歯が外れたか」と思い、
外れた銀歯を飲み込んでしまわないように、
舌先で注意深く探ります。
いつもなら、そうやって見つけた外れた銀歯をペッと吐き出して、
それを持って歯医者さんに行き、つけてもらって一件落着です。

しかし、この日は舌先で探っても、外れた銀歯は見つかりませんでした。
これは、飲んだか?と思って焦りましたが、それはなさそう。
なぜなら、銀歯というのは、たいがい奥歯にかぶさっているものですが、
どの銀歯もちゃんとかぶさっていて、
脱落している箇所は見つかりません。
つまり、銀歯は外れていないというわけです。

まぁ、種明かしなのですが、
舌先や、家人の目視でつぶさに確認したところ、
右の奥歯の側面に大きな穴が開いていることが判明。
その奥歯の上にはきちんと銀歯がかぶさっていたので、
つまり、銀歯を残してその下の自前の歯がなくなっていたのでした。
家屋で例えれば、補強した屋根は無事だったものの、
元からあった壁が壊滅したという状態です。
なるほど、銀歯のためにキャラメルなどは食べないようにしていたのですが、
銀歯の下、持っていかれましたか。

さて、それでは、どうして銀歯の下の自前の歯がなくなったのかという話ですが、
歯を食いしばりすぎて砕けたのだろうとのこと。
砕けた歯は、細かいので飲んだのでしょう、と。

若干の心当たりはあるのです。

人間が歯を失う理由は大きく3つと言われています。
一つは虫歯、もう一つは歯茎の痩せ、
そしてもう一つは食いしばりによる歯の粉砕だそうですが、
近年では多くの方がそうしているように、
私も数ヶ月に一度は定期点検や歯石除去のために歯医者に通っているので、
虫歯には、なりたくてもなかなかなりませんし、
歯茎も、毎回チクチクとチェックしてもらっており、至って健康です。
そうなると、問題は歯の食いしばりで、
私の場合、上司の厳しい責め立てに耐えざるをえないためか、
よく歯を食いしばるタイプらしく、
ずいぶん前に、マウスピースの装着を勧められました。
曰く、睡眠時など、無意識下での歯の食いしばりは、
歯に1トンもの荷重がかかるらしく、
老人になっても歯を維持したいならマウスピースをつけて寝なさい、と。
以前、fu~maさんが紹介していた、樹脂製のアレです。

マウスピースhttp://aka.gmobb.jp/matsukawa-shika/mouse.html

というわけで、もう5~6年はマウスピースをつけて寝ている私ですが、
歯が直接当たらないことで摩滅しない感じは実感しますし、
睡眠の質が高まるのか、起きている時間のスッキリ感が違うなど、
基本的に、マウスピースはいいことづくめなのですが、
ひとつだけ重大な問題がありまして。

それが、マウスピースを噛み砕いてしまう問題です。
朝になるとマウスピースが口の中でバッキリ割れていることがあり、
私、何度か作り直す羽目になっているんです。
まぁ、そう高いものでもないのですが、
歯医者さんによれば、そんな人、そんなにいないらしく、衝撃を受けたものです。

なので、銀歯を残してその下の歯が砕けたと聞いても、
ある程度のショックは受けつつも、「まぁ、マウスピースを砕くほどだからね」と、
やや達観していた私。
そこからが地獄でした。

下の歯がなくなったので、銀歯を外し、
砕けた形状も考慮して型取りをし直して、
銀歯(今回はセラミックにしました)を作り直すわけですが、
型取りから新しい銀歯の完成まで2週間はかかります。
その間は、“仮歯”として、セメントのようなもので埋めておくのですが、
私、樹脂製のマウスピースを何度も噛んでが開いており、
そこがすこぶる沁みるので歯医者に駆け込むということが、
数日ごとにありました。
これは、なかなかの地獄で、2週間たって銀歯が入る時、
泣いてしまうくらいホッとしたものです。

いやあ、みなさん。
歯は大事ですよ。
特に、前述のように、
ふつうは定期的にメンテナンスしてるでしょうから、
虫歯にも歯槽膿漏とかにもなりにくくなっている昨今、
食いしばり、危ないです!
私の歯の粉砕が定期点検の4日後だったように、
これは点検で見つけられないですからね。
気をつけてくださいね。

[SE;KICHI]]

〇〇風

それは昔、まだ夕食を毎日作らなくてもよかった時代の話です。
当時、会社の先輩だった既婚男性から聞かされた内輪話なのですが、
忘れられない話があります。

その先輩のお宅は、夫婦共働きで奥様は帰りが遅いそうで、
家族の夕ご飯を朝作ってから出勤されているとのことでした。
そんな忙しい奥様とコミュニケーションをとるために、
毎朝、今日の夕食は何?と聞くのだそうです。
すると奥様は不機嫌になり、
朝から夕食なんか聞かなくてもいいでしょ!と返ってくるのだと、
愚痴をこぼしていました。
当時はそれを聞かされてもピンとこなかったのですが、今では理解できますよ。
奥様の気持ち!

多分、先輩の奥様とは違うセンサーだとは思いますが、
私の場合はきっちりとした料理名なんてない料理が多いので、
答えるのが面倒くさいのです。
帰宅前に今夜はこれを作ろうと決めていても、
帰宅した途端その気持ちが萎えて作りたくない気持ちもしばしばです。
そんな時に夕食何?って聞かれると、無性にイラッとするんですよね。

そんな態度は私自身も気分がいいわけじゃないし、
うーんどうしたものかと考えた結果、
今夜は〇〇風料理!と答えることにしたわけです。
ニュアンスが伝われば使用している具材は違えども、味の想像はつきますよね(笑)
ハンバーグとか青椒肉絲とか、
料理名がしっかりしている場合は、全くイラッとしないんですけど(苦笑)
そんなメニュー、なかなか毎日って訳にはいきませんからね~。

まあ、苦肉の策で使い始めた〇〇風ですが、
よく見てみれば市販の商品でも結構ありました。
インドネシア風ナシゴレンやタイ風焼きそばなどなど沢山。
いつだったか、飲料メーカーで、
メロンの果汁が2%だったのに誤解を与える商品名だと報じていましたが、
私が驚いたのは、
2%しか入っていないにも関わらず、メロン味だと感じる商品だったことです!
凄い製品開発だなって感心してしまいました。
商品名「まるごとメロン風」だったら良かったのかもしれませんね。


これからも〇〇風メニューは答え続けていく所存ではございますが、
最近はもう少し捻りを取り入れ、気持ちをスカッとさせています。
それは、キッチンに食材を並べておき、
さて、この材料で何が出来るでしょうか?と質問返ししています!(笑)

[fu~ma]

甘やかしてはいけません。

小学2年生の児童が描いた、1枚の絵があります。
少女が両脚でスプリングボードを力強く踏み込み、
勢いよく跳び箱を飛び越えようとしている、
躍動感があるモチーフなのですが、少し違和感があります。
よく見ると、腕が描かれていません。

先日、小学校の先生や大学の児童心理学の先生と意見交換する機会があり、
聞けば、こういう、腕のない絵を描く児童が増えているとのこと。
曰く、生活が便利になりすぎて、
意識的に手を動かさなくなったことが原因ではないでしょうか、と。

なるほど、トイレットペーパーがうまく切れない、
液状のりのチューブを押す力加減が分からずに噴出させる、
缶切りを使って缶詰が開けられない、
握力が弱くて鉄棒を握れない、
紐が結べない、箸を正しく持てない、など、
確かに、子供たちは手先を上手に使えなくなっているようです。

鉛筆は、芯が硬いHBでは、文字が判別できないほど薄くなることが多く、
いまでは、弱い力でも書ける2Bを推奨する学校が増えたそうです。
パカンと開ける色鉛筆のケースの蓋も非力で開けられないため、
弱い力で開閉できるスライド式のものが登場しています。

甘やかしすぎでしょう。

これは、ドラえもんの発想に似ています。
泣きついてくるのび太に何か有益なアドバイスするわけでもなく、
便利な道具をじゃんじゃん貸し与えるだけで野放しにするため、
調子に乗ったのび太がどんどんポンコツになっていくのと同じ原理です。
つまり、怠慢に伴ってアイテムを整備することで、
ますます甘やかされ、より怠慢になる
という“魔の連鎖”です。
結局、2Bの鉛筆でしか字を書けない子供に、2Bの鉛筆しか与えなければ、
いつかHBの鉛筆で字を書けるようにはならない、ということです。

少子高齢化は日本の、最重要と言ってもよい課題ですが、
一方で、せっかく生まれた子供たちの「生きる力」の弱さも、
実はなかなかの課題です。

未来の日本を支えるのが子供たちです。
その子供たちの「生きる力」の衰えを嘆くのは簡単なのですが、
その理由として、育てる親の側の劣化も挙げられています。
特に、学生の時に勉強が嫌いだった人が、
そのまま大人になると、勉強が嫌いな大人になってしまい、
どうやって育てたら良いのかを学ばないケースも多いそうで、
結局、子供たちの筆圧が薄いのも、トイレットペーパーがうまく切れないのも、
私たち大人が、教え導く方法を学ばないからとも言えます。

つまり、できない相手に「なんでできないんだ!」と責め立てたところで、
できないものはできないだろうし、
そんなことを考えたことがない相手に「アンタはどうしたいの?」と尋ねても、
そんなの考えたこともないから分かりません…ということになるでしょう。

きちんと相手の立場に立って話せているか、
自分が独善的に抱いている社会通念や常識のようなものを振りかざし、
相手を責めたり断罪したり傷つけたりしていないか、ということです。

耳の痛いことです。

[SE;KICHI]
プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
TEL:(076)451-0541
FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR