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自分にとっての普通

先日、軽く衝撃を受けたことがありました。
子供の所属するクラブのメンバーのお母さんと何気なく会話した時のことです。
そのお母さんには二人息子さんがいます。
一人は小学生で、もう一人は中学生です。
中学生の方の息子さんが、1週間ほど学校側の都合で午前だけ学校に行き、
給食なしで帰宅することになったそうなので、
お昼ごはんの用意大変でしたね、と伝えると、
「お弁当も作って朝出かけたんですが、仕事を早く帰れるようにお願いしたんです」
とおっしゃったんです。

え!?
いやいやいやいや、なんでお母さんが早く帰るの?
え??
14歳の男子一人で家に居ることができない??
それとも居させたくない???

その場では「そうなんですかあ、大変でしたね」とニコニコとしてはいましたが、
心の中では突っ込み続けていました。

今どきのご家庭はそんな感じなのでしょうか?
私の感覚がおかしいのでしょうか? 
我が家の子供たちなら、
ご飯さえ準備してあれば一人留守番なんて全然へっちゃらですし、
むしろうるさい人がいなくて大歓迎な感じなのに。
中高生にもなれば(できる子は小学生でも)
自分でお昼ごはんを作る子だってたくさんおられることでしょう。
我が家はそれは全くしないので、甘やかしているなあと思ってはいるのですが、
お母さん早退するの?????
息子さん病気でもないのに??????
え、もしかしてみんなそんな感じなの? 

今どき「普通」という言葉を使うことはためらわれがちですが、
ある程度の基準はやはりそれぞれの人の中にはあって、
その基準から外れてしまうと、
「それってどうなの?」と思うことは仕方がないと思います。
今自分が当たり前にやっていることも、
他人から見たらそれってどうなの??と、
目を丸くされていることもあるのでしょうね。

そう考えると、
人様のやることをとやかく言うことはできないと、
思うことは思うのですが、
それでも、14歳の男子は、
ご飯さえ準備していれば留守番なんてできると思うんだけどなあ・・・。

[okei]
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研修に伴う休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
さて誠に勝手ではございますが、社員研修に伴い下記日程を臨時休業とさせていただきます。
なお、休業期間中は電話受付も全て休止致します。
休業期間中に頂きましたメールへのご返答は、10月20日(木)午後以降に、順次行ってまいります。
ご返答までに少しお時間をいただく場合がございますことを予めご了承ください。
お取引先様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

休業日 : 2022年10月19日(水)終日 - 20(木)午前中
営業開始日 : 2022年10月20日(木)午後

[AKA]

9月27日の午後に感じたこと。

いやあ、日銀が24年ぶりの円買い介入に動きましたが、あれから5日(9/27現在)
円高方向に振れたのはほんの一瞬で、すっかり元通りの円安に戻ってしまいましたね。
伝家の宝刀の切れ味は思ったより鈍く、
……どうするつもりなんでしょうか。

22日のニューヨーク市場での円相場は、朝方、140円くらいで、
「お、ちょっと円高方向だな」と思って見ていたのですが、
そのあと、ジリジリと円安に振れて、143円くらいまでになりました。
なぜこんなことになっているのかといえば、
世界的に金融を引き締めているなかで、日本だけが金融緩和を貫いており、
主要国で唯一、短期金利がマイナスになっている国だからです。
各国が利上げを急ぎ、
スイスでも8年近くにわたるマイナス金利政策が終わったので、
もはや、短期金利がマイナスになっているのは日本だけです。

それなのに、なぜ、黒田総裁はあのような記者会見をしたのでしょうか。
「当面、金利を引き上げるつもりはありません」、
「必要があれば躊躇なく追加措置を講じます」などという、
金融緩和続行への不退転の決意ともいえるような内容で、
おそらく、多くの人ががっかりしたものと思われます。
これ、たとえて言うなら、
売り出すと聞いて店の前に並んでたのに、
開店ちょっと前に店長が現れて「売りません」と宣言したようなもの。
そりゃ、並んでた人は怒って帰りますよ。

午後イチの財務官による口先介入では、144円くらいで推移していたのに、
総裁の記者会見で円相場は146円くらいまで急落しました。
総裁よ、下げてどうする。.
その結果、口先だけではなく実際に介入せざるを得なくなり、
夕方に24年ぶりの円買い介入を行ったということだと思うのですが、
効果があったのはほんの一瞬で、すっかり元通りの円安に戻ってしまいました。

まぁ、介入というのは円買いにしろ円売りにしろ、
一発で相場の動きを止めたことなんて、過去一度もないのですから、
たいした効果がなかったとしても別に驚きはしませんが、
今回の介入の規模は3.6兆円だそうです。
もちろん原資は税金です。

税金といえば、
このところ、国葬にいくら使ってるんだ!というような議論をよく耳にします。
そんなことに使ってるカネがあるならコロナで困窮している人に使え、と。
国葬に反対している人の主張は、
安倍元首相はモリカケとか桜を見る会で不正をしていたのではないか、
つまり、不正に税金を使いこんでいたのではないか、
そんな人物の葬儀に国費を拠出するなんて許せない、と、そういう感じでしょう。

ちなみに、私は、国葬には賛成でも反対でもありません。
人は、誰もが功罪あるものだし、叩いてホコリの出ない人も少ないでしょう。
しかし、私は、仮にどんなに憎たらしい人物だったとしても、
亡くなられれば故人の生前の徳を偲び、
静かに冥福を祈るべきものだ
と思っていますので、
国葬である必要があるかどうかは別にして、
故人の生前がどうであったかとは無関係に、ちゃんと弔ってやろうよと思います。
特に、安倍さんのモリカケに至っては、
安倍さんご自身の関与はなかったと結論付けられているわけですし。

それはともかく、国葬にいくら使ってるんだ! というような、
税金の使途を切り口にした議論について、
その観点からいえば、明らかに成功しなかった日銀の円買い介入も、
まぁ、3.6兆円を溶かしただけで失敗しているわけですが、
みんな、なぜ、そこを指摘しないのでしょうか。
繰り返しますが、なぜ、国葬は税金の無駄遣いだと批判されるのに、
為替介入の失敗は税金の無駄遣いだと言われないのでしょうか。

私に言わせれば、3.6兆円を溶かしたなんて、
国葬よりも無駄遣いに思えるのですが。
安倍さんが国賊なら、黒田総裁もなかなかのものだと思うのですが、
そこは不問なのでしょうか。

それにしても、国葬での菅前首相による友人代表の弔辞は胸を打ちましたね。
当時のニュース番組で、
「安倍さんが撃たれたと聞いて、同じ空気を吸っていたいと思って…」
そう言って沈黙された菅さんの、飾らない率直な念い。


https://www.youtube.com/watch?v=waLIg9WnwpA

一般の献花の列は、九段坂公園から四ツ谷駅くらいまで、3キロも続いたといいます。
自分が死んだとき、そのように言ってくれる友人や、
そのように並んで献花してくれる知人が、果たしてどれくらいいるでしょうか。
一方、人の葬式の会場前で鳴り物を鳴らして怒っている人、どういうつもりなのでしょう。
弔意を強制するなという主張は分からなくもないですが、
弔意を示したい人の妨害をしてはいけませんね。
自分の葬式の会場前で騒がれたらどう思うか、ちょっと考えてみたらいいと思います。

安倍さんが良い人だったのか悪い人だったのか、
一度しかお会いしたことのない私には分かりません。
おそらく、誰もがそうであるように、その両面はあることでしょう。
しかし、彼が、今日よりも明日のほうが良くなる日本を創りたいという信念を持ち、
「日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ」と願っていたことは、おそらく本当でしょう。
ありがとう、さようなら。

日本國。
必ず私達がより良く磨いて遺して参りたいと願った、
皇紀2682年9月27日でした。

[SE;KICHI]]

音楽は好きですか?

以前、歳を重ねる毎の身体と心の変化について書かせていただきました。
他にもとなんと言えばいいか分からないですが、
感性というか許容心のようなものも変化したなぁと感じたので、
書かせていただきます。

皆さんは音楽は好きでしょうか?
私はそれなりに好きなほうだと思います。
学生の頃はバンドなんかもやっていて、
今はそこまでできてないのですがギターを弾いたりもします。
何が心境の変化って、若い頃のバンドやってる時って、
ちょっとトンガっているっていうかそんな感じでした 笑
なんか、このアーティストは最高!このアーティストはダメ!みたいな、
極端な感じでしたね。
まぁ、若気の至りって感じですかね・・・

最近の流行している音楽にはそんなに詳しくはないのですが、
なんとなーくラジオで流れているのを聴いたり、スマホでたまに聴いたりすると、
あ、この曲いいなぁって思うのが結構あったりします。
いや、本当にあんまりどのアーティストの曲なんだとか、
すぐ調べないので具体的には言えないのですが・・・
ただ当然なのかもですが、そのアーティストの、
全ての曲が自分にマッチしている訳ではないのです。
これは昔好きだったアーティストでも共通していることで、
比較的好きな部分が多いから好きなアーティストになったということだと思います。
ただ、感性の変化があったというのは、
昔全く受け入れていなかったアーティストでも良いと思える曲はあったということ、
最近のアーティストはあまり聴いていなかったというだけで、
好きな曲はあるということ。
なんだか、食わず嫌いみたいですね。
かと言って人に、これ聴いて!とかゴリ押しされると、
私の場合は逆に聴く気が起きなかったりするのですが・・・汗  

最後に、若い頃の自分だったら聴いてないんだろうな~って曲を、
最近のアーティストと昔のアーティストでご紹介したいと思います。
最近のアーティストでは、「Official髭男dism」さんの「Cry Baby」
いやー、この曲かなりハマって聴きまくりましたね。
というか聴けば聴く程ハマっていったって感じでした。
TVアニメ「東京リベンジャーズ」を見ていたので、
その主題歌だったのがきっかけで聴きました。
昔のアーティストでは、「イルカ」さんの「なごり雪」ですね。
もちろん若い頃から知っている曲なのですが、
若い頃ってやっぱりその時の流行りしか聴かなかったり、
好き嫌いが激しかったりするのです。
歌詞とかメロディーとか歌声が癒されます。
名曲だなぁって思います。


https://www.youtube.com/watch?v=O1bhZgkC4Gw
https://www.youtube.com/watch?v=H2TR3oEA13o


そんなこんなで新しい感性なんかもあるのですが、
やっぱり昔好きだった曲ってなかなか嫌いにならないものです。
新しい曲を聴いたり探したりするのは、楽しいって感覚が大きかったりするんですけど、
自分の気分を上げたい時ってやっぱりアップテンポなロックだったり、
ポップスだったりする。
これは私の場合ですけど。
昔好きだった曲はなかなか嫌いになりませんが、
物はさすがに不要になったらすぐ捨てれますね 笑
断捨離派です。

これからもいろんな音楽を聴いたりして、気分をリフレッシュしていきたいと思います!

[SYUN]

心の王国を完全に統治するということ。

私は、基本的に環境を変えるということを好みません。
環境を変えたら劇的に状況が良くなるということは、
見かけ上、ありえるとは思うのですが、
永続性に欠けると思っているからです。

比喩ですが、私の心の中には王国があります。
その国の国王は私です。
つまり、どのように国を治めるかは、完全に私の裁量にかかっています。
金品を貪りあう欲の深い国にするもよし、
互いに裁きあう怒りに満ちた国にするもよし、
自分に甘く怠けてばかりいる国にするもよし。
一方で、増長する欲を抑えて役に徹する国にするもよし、
互いに認め合って責め心を抱かない国にするもよし、
自分の貢献を誇らず他人の計らいに感謝する国にするもよし。
いや、私の心の王国運営の話ですよ。

先ごろ亡くなったエリザベス女王もそうでしょうが、
誰だって自国が戦乱に明け暮れるのはイヤでしょうから、
おおよそ国王というものは、領内が平穏であるよう、心血を注ぐものでしょう。
つまり、自分の心の王国は、自分で穏やかに治めねばなりません。

実際には、生きていれば、日々、いろいろなことが起きます。
喜びの日、怒りの日、悲しみの日、楽しい日、
日照りの日、曇りの日、大雨の日、嵐の日、豪雪の日、
地震の日、台風の日、津波の日、それに戦乱の日。
日々、いろいろなことが起きます。

しかし、それらの出来事をどう捉えるかは、
心の王国を統治する自分自身に委ねられています。
嬉しくて舞い上がるような気分になることもあれば、
誰かの言動にモチベーションが下がって仕方がないこともあるでしょう。
また、悲しくて泣きたくなるような日もあるかもしれません。
しかし、どんなことが起ころうと、
自分の心の王国は、自分で穏やかに治めねば、
誰かが代わりに治めてくれるということはありません。


たとえば、あの子と話していると、嬉しくて舞い上がるような気分になるわとか、
アイツを見ているとモチベーションが下がって仕方がないとか、
自分の将来を考えると、不安で泣きたくなるよとか、
そういうことを言う人がいます。
しかし、そう思っているのは、心の王国の統治者である自分自身です。
嬉しくて舞い上がっているのは自分だし、
モチベーションを下げているのも自分です。
起こっていることに問題があるのではなく、
それを統治する自分の裁量の問題です。
繰り返しますが、自分の心の王国が乱れているなら、
それは、誰かのせいではなく、国王である自身の問題です。

国王は、自分の心の王国を平定しなければならないのですから、
やる気のない同僚とか、認めてくれない上司とか、
優しくしてくれない配偶者とか、言うことを聞かない子供とか、
そんなことに心を揺らしている場合ではないのです。
上がらない賃金とか、下がらない物価とか、
止まらない円安とか、指導力のない国家指導者とか、
そういうのも全部です。
いちばん大切なことは、自分の心の王国を平定することなので、
外的要因によって、根無し草のように心を揺らしている場合ではないのです。

揺らしたら、負け。
国王として。

いやいや、この情報に満ち満ちた社会、
そのなかで生活しながら心を揺らさないなんて無理だ、という方もいます。
そういう情報に対峙してこそ、潤った人としての生活であるという方もいます。
確かにそうかもしれません。
しかし、私は、右往左往する領民の話をしているのではありません。
国王として、心の王国を完全に統治することについて話しているのです。
外部要因に心動かされて走り出すなんて、
シマウマを見たら食いつかずにはいられないライオンと一緒、
つまり、反射的に動いてしまう動物と一緒です。
いいですか、メディアを見ていろいろ感じるのは動物と一緒
少なくとも名君といわれる国王の心境ではないと思うのです。

全部自分です。
外的要因に右往左往すると決めるのも自分だし、
何が起こっても心を動揺させないと決めるのも自分です。
さて、どうしましょうか。

[SE;KICHI]]

これ、面白いっすよ!

ここ最近、選挙が続きましたよね。
国政選挙では直近の参院選、昨年の衆院選、地方選では市議選や知事選など、
重要な衆望選択の意思決定が行われてきました。
当然、投票に行きましたし、
当日は予定がある場合、何度か期日前投票にも行きました。
市役所の、選管委員の監視の目と重苦しい空気、
そして出口調査のぐいぐい来るあの感じ。
何度行っても慣れません。笑

誰もが「関係無い」とは言えないこの選挙。
私は20歳(現在は18歳)になるまでは選挙権がなかったので、投票には行けませんでしたが、
親の投票に行く姿や、社会の授業が子供の頃から好きで、
地歴公民全てが楽しかったことから、当然好奇心はありました。
ただ、高校は日本史を専攻しておりましたので、
政治経済には触れられなかったのですが…。
しかし大学受験となると、日本史の範囲は有史以前から現代に至るまでと広く深く、
どうしても得意不得意の分野は出てきます。
テストですから、出題の傾向性なんかもあったりします。
政治にも触れなければいけません。
その頃になると授業では追いつけず、私を含め何人かは、
毎日放課後に社会科教諭による、スパルタみっちり補習を受けておりました。

皆が推薦入試で次々と進学先を決め、
早い者は9月に、少なくとも11月までには8割強の生徒は進路が決まっていまして、
ほとんど学校に来る必要もなくなっていました。
まるで消化試合をこなすような彼らは、
冬にはスノボーで遊びに行く予定を立てたりしていまして、
片や2月に勝負を控え、勉強を続ける我々が、
横耳からどんな心境で聞いておることかも気にかけず、呑気なものでありました。
我々は羨ましいような妬ましいような腹立だしいようなドス黒い感情が渦巻いており、
正直言って煩くて憎らしくて仕方がなかったです(笑)
今となってはそれも良き思い出ですが、
勉強した内容は忘れても、
その時に辛酸を舐めても向き合った自分達を誇らしく感じています。

すみませんかなり脱線しましたが、話を戻しますと、
大学の日本史出題の傾向性で、近世〜近代史への流れが出てくることから、
政治史についても学ぶ必要が出てきました。
大まかに言うと、どの総理の時に何をして何があったか、ということです。
当然、内容も覚え、年号まで頭に入れなければいけませんが、
それ以前に、歴代総理大臣の名前を覚える必要がありました。
なお、その際は戦後からの総理のみで大丈夫でした。
それでも34人(当時)もいて、しかも重複している人もいるのです。

「分かるかい!(怒) …正攻法で暗記かぁ〜」
と、うなだれ、
「東久邇宮稔彦、幣原喜重郎、吉田茂、片山哲、芦田均…」と、
資料を見ながら口に出して暗唱していきました。
徳川15代将軍も覚えたのですが、
名字が徳川さんの、ほぼ“家シリーズ”の皆様の方が圧倒的に覚えやすく、
家に帰って来てまで暗唱しておりました。
好きでというより、テスト対策ですよね。
ネットで見ると、それぞれ皆さんの覚え方があるそうですが、
私はひたすらに順番で暗記するほか覚えられませんでしたので、暗記しました。
(受験当日は覚えたことが功を奏してか、政治史の問題は全て答えることができました。我ながらよくやったと思います。)

暗記の際、特に関心を持ったのが、保守合同の55年体制後、
有名な佐藤栄作元総理からの『三角大福中』の政争の流れです。
(三木武夫・田中角栄・大平正芳・福田赳夫・中曽根康弘)
と言っても、この辺は派閥トップの自民党長老政治史みたいなものですが。
(これは高校生当時の2012年、沖縄返還40周年を記念して制作、ドラマ化された『運命の人』という作品にも出てくるものからでもありました。原作は著名作家の山﨑豊子で、私は彼女の社会派作品が好きでしたから、原作とドラマも観ていました。この作品は実際にあった「西山事件」と呼ばれる実話をモデルにしています。8年ほど前にも国会が特定秘密保護法案で紛糾した際に、モデルの西山太吉記者が参考人招致で登場して大変話題になっておりました。[沖縄密約事件,外務省機密漏洩事件とも] 人物は仮名ですが、明らかにあの人だろうと分かるような大物キャラがたくさん出てきまして、実際にあった政治の権力闘争に触れられています。ドラマとはいえ、昭和の当時を生きていない私にとって大変勉強になりました。日本人なら知っておくべき内容となっておりますので、ご興味のある方は是非)

三角大福中
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/27263.html

顔写真も含めて順番に暗記していくのですが、
この60年代〜80年代にかけての総理大臣達(派閥の領袖)の顔が、
ほぼ2年に一度のリズムで代わっていくのが、高校生の私にとってはとても新鮮でした。
なかでも、やはり田中角栄と福田赳夫の『角福戦争』は印象的でした。
以前、SE;KICHIさんのブログでも触れられていましたが、
この時代の権力闘争は金権政治と呼ばれるほど熾烈を極め、
金のある方が人心を掴み、戦いに勝つと言われるものでした。

「ビートたけしのTVタックル」や、テレビ各局のYouTubeチャンネルでも、
当時の映像なんかが編集され、それが今の時代でも観れたりしますので、
なかなか面白いものです。
実際、身近な親に聞いてみたら、当時は子供だったことからあまり覚えておらず、
例えば田中角栄は、ロッキード事件の当事者としての印象や、
毒舌・田中真紀子の親というイメージからあまり好印象でないそうです。
しかし、弊社・新潟のSYUNさんらに聞いてみると、
田中角栄という人は、新潟県の人々にとっては、
ジャイアント馬場と同じくらいの、神様みたいな人である

ということを教えてくれました。

金権政治、狂乱物価、闇将軍…等々、
功罪相半ばする人物はあるかもしれませんが、
最多33件の議員立法を成立させたことや、
日本列島改造論からくる新幹線建設など、実績が多くあるのも周知の通り。
事実、北陸にもできた新幹線を使って便利な生活をしているわけですから、
関係無いとは言えません、ありがたいと思います。

まだまだ興味深いこの時代の政治史ですが、当方未だ勉強不足で、
他にも詳しい方は大勢おられると思うので、
もう少し勉強してから申し上げようかと思っています。
(個人的には大平正芳→鈴木善幸→中曽根康弘あたりに関心があります。四十日抗争、ハプニング解散、二階堂擁立構想…等々。あと、ハマコー議員もいいですね。笑)

ハマコー
http://www.france10.tv/politics/2904/

ところで、最近私がよく観ているYouTubeのチャンネルがあります。
テレビ局のTBSが古い映像を組み合わせて、歴代総理大臣の紹介をする、
『歴代総理列伝』シリーズです。

これ、歴史好き、政治好き、昔のことを学ぶつもりがあってもなくても、
普通に面白いっすよ。
まだ映像が残る総理大臣全員が制作されているわけではありませんが、
かなり上手く編集されていまして、細かくではありませんが、
日本の現代の歴史をサラッと観れるものになっています。
(私はお酒飲みながら見たりしています。まるでアイドルを見るような感じでしょうか)

自民党総裁の総理のみだけではなく、平成初期の政権混乱期の方もいますので、
懐かしいと思う方もおられるかもしれません。
こんな時代もあったなと。
私自身も生まれた頃の総理大臣が出ていまして、興味深いところでありますが、
先程の『三角大福中』の“中”しかまだ観れませんので、今後に期待と言ったところです。

[K.K]

手水舎

コロナ禍とはいえ、こういう時こそと思い立ち、
少し前に熱田神宮に参拝に行ってまいりました。

熱田神宮

熱田神宮は境内が広大であるうえ、
緩やかに動線を区切って回遊できるようにしてあって、
他の参拝客と密になることはなく、ゆったりと参拝できました。
熱田神宮といえば、境内に放たれているニワトリが有名ですが、
そのニワトリも健在であるうえ、その周囲に人だかりができることもなく、
とにかく、密にならないよう、かなり配慮されている印象でした。

が、ナンジャソリャと思った箇所が1点。

それは手水舎。

手水舎というのは、神社の拝殿の手前にある小さな水場のような施設ですよね。
そこに用意されている洗い水は手水(ちょうず)と呼ばれ、
拝殿へ進み出る前に身の穢れを清めるためのものとされています。
つまり、手水舎というのは(みそぎ)の場なのだと思うのですが、
コロナ禍にあって、この禊の場であるはずの手水舎に異変が起こっていたのです。

手水舎 手水舎 - 拡大

ごく普通の手水舎ですが、その柱に何やら紙が貼られています。
近寄ってみてみると、「⇒ 流水手水」と。
……なんですかね、手水舎とは別に用意された“流水手水”、聞いたことないですが。
行ってみます。

臨時の手水…樋? 臨時の手水…樋の様子

そこにあったのは、参道に沿って設置された、竹で作られた柵のようなもの。
もっとよく観察してみましょう。

臨時の手水…樋? 拡大

よく見ると、竹の節のあたりから、細く水が出ているの、分かりますでしょうか。
その水が、柵の補強材を濡らしながら、そのまま下に流されています。
どうやら、これで手をすすぎなさいということなのでしょう、
なるほど、これは確かに“流水手水”というわけです。
誰が使ったか知れないような柄杓の柄を握って手を清めるよりも、
こうして常に流れている水に手をかざすほうが衛生的ということなのでしょう。

しかし、私は少し不満です。

手水は、「柄杓を右手で持って水を満杯に汲み、その水を左手にかけて清め、
次に柄杓を左手に持ち替えて右手にも水をかけ、、、」と、
時折クイズ番組になるほど、意外とうるさい作法が設定されているもの。
つまり、定められた作法があるということは、
「好きにしていいよ」ということではないということ。
極端なことを言えば、ここは神社なので、神様の臨在を意識し、
そのうえで作法が定められているということです。

なので、まず、チョロチョロ出る水で手を濡らしたらOKというのは、
ちょっとインスタントで、威厳に欠けるかなぁと思うのです。

しかし、このコロナ禍にあっては、それも致し方ないではないか、
どうしたら安心して手水を使ってもらえるか、これは神社による渾身のアイデアなのだ、
その取り組みをこそ褒めるべきではないのか、と、
いまどきは、そういうバッシングを受けそうな気もします。

しかし、私は少し不満です。

なぜなら、ここは神社。
神社というのは、八百万の神々に対し、平素からの恩恵への感謝を奉じ、
自らの精進の誓いと、日本の安寧を乞い願う場所ですよね。
そういう場であればこそ、
柄杓の柄を触るのに躊躇するような凡夫に対し、
「おい、しっかりせんか!」と、
神様(すなわち神社側)から一喝があってもよかったし、
それこそが神社に期待されている機能であるような気すらします。
つまり、見えもしない微生物に右往左往するのではなく、
希望を抱いて、しっかり信念をもって生きよ
、と、
そういうことを教えてほしいのです。

まぁ、簡単に言えば、神社ともあろうものが、
コロナに右往左往する凡夫に負けて、
手水舎の設えを変えてるんじゃないよ、という話です。

[SE;KICHI]

お墓どうしよう・・・

しばらく前になりますが、
営農組合の仕事で除草剤を散布してまわっていた時のことです。

墓地周辺にきた時に私が「お墓も直さないとな~」と発言したところ、
私よりも若いのですが子どもは一人っ子で、
すでに東京の方で就職した我が家と同じ状態のお父さんが、
「お墓をなくすことを考えている」と。

衝撃でした。

建て直すお金を使うなら、
なくして永代供養をお願いした方が安いのではないか?
もう息子が帰ってきて一緒に住むこともないだろうし、
富山にお墓があって管理の負担をかけるのも考えものだからと…
なるほど確かに。
我が家の息子も東京での就職が決まり、
富山に居を構えることはないだろうと思うとその方が良いと、
残り人生の宿題が一つ片付いた気持ちになりました。

私自身であれば、
お墓に入るとか現在はどうでもいいと思っているので、
遺骨は捨ててもらってもいいくらいです。
簡単に捨てる訳にはいかないでしょうが、あくまでも気持ちとして。

早朝から営農組合の仕事をしながらだったので、
なおさらそのように思ってしまいます。
自分もやりたくないと思っている農作業を息子にさせようとも思いませんし、
彼の頭の中にもないと思うので、負担になることはと思っています。 

そういえばそんな話を面と向かってしたことはなかったかも。
そういった話をゆっくりできたらいいなと思います。

[WA]

ヒトのことをとやかく言うなかれ。

いまから35年ほど前に「平成」が始まったわけですが、
元号が平成から令和に変わったばかりの3年前、
誰が今日のような世界を予想できていたでしょうか。

世界中で数百万人の死者を出す感染症の発生と生活の激変も、
大東亜戦争以来の大規模なヨーロッパでの戦争の勃発も、
それを平成の終わりに予測できていた人はいなかったでしょう。
そして、極め付けは、
憲政史上最長の在任期間を記録した元首相が、
銃撃によって暗殺された事件で、
このようなことが現代日本で起こるとは、まったく予想外でした。
もちろん、犬養毅とか浅沼稲次郎とか、このような事案は過去にもあり、
政治家というのは、このようなことで命を落とすことがあるかもしれないと、
覚悟を持って就く仕事であるような気もするので、
ご本人は、畳の上で死ねるとは思っていなかったかもしれませんが。

しかし、安倍晋三氏は、まぁ、長い分だけ功罪はあるとしても、
かつてない長い期間、日本を率いてきたことは事実だし、
今後も当分は活躍するだろうと思われてきた、
まぁ、日本の最重要人物のひとりだったわけです。

客観的に見れば、この安倍晋三という人は、
保守の価値観を持ちつつ、それだけだと潰されるところを、
現実的に妥協したり修正できる、
なんというか、聡明な政治家だったと思えるのですが、
しかし、平成後期の世論を俯瞰するに、
単純に「アベ政治」とか「反アベ」とか言われることが多く、
私はそのことに違和感を感じるのです。

いや、私自身は安倍晋三という人物に、
肯定的でも否定的でもありません。
しかし、この、「アベ政治」とか「反アベ」に代表される、
『レッテル貼り』のようなものに、私は嫌悪感があります。


與那覇潤という評論家の方が言っていましたが、
「とにかく『安倍は嫌だ』としか言わない人たちがいる」と。
でも、一方で安倍晋三を支持している人が、安倍さんを好きかというと、
別にそういうことではなく、
彼の名前や言論を借りて、例えば中国や韓国にNo!と言いたいという、
装置としての安倍晋三氏に期待をかけていたわけです。

それは悪いことではありません。
もともと、戦後だって、
戦時下の抑制された「戦前」社会に対するNo!の結果に過ぎないわけですし、
この哲学を突き詰めていくと、
そもそも日本は、いつの時代も、海の向こうから迫り来る文明に対し、
それに抵抗する以外の価値観を自前に創れたことが果たしてあったかと、
そういう話になりますよね。
日本が自律的な形でアイデンティティを形成してほしいと、
そういうことです。

さて、それにしても『レッテル貼り』が好きなんですね、みなさん。

安倍晋三氏を統一教会の権化と感じて銃撃したのは、
その容疑者の事実誤認であり、本人の問題です。
経緯として、母親による度を越した寄付とか、そういうこともあるかもしれませんが、
それだって、そこの家の問題であり、私たちには関係がありません。
私たちにとって、安倍氏に対する銃撃事件は、
一部の“変な人”による、突飛な犯行」であり、
それ以上ではないと思うのですが、
いま、ニュースでは、統一教会は怖いとか、宗教は怖いとか、
統一教会から支援を受けていたあの議員はけしからんとか、
そういうことばかり報道しています。

それどころか、そういう事情(母親の信仰による貧乏)があるのであれば、
悪いのは宗教や母親なんだから、本人は悪くないのだと、
容疑者の減刑を願う署名が集まったなどという報道もあり、驚きます。
いや、安倍さんに、仮に過ちがあるとしても、
その過ちは、街角で凶弾に倒されてまで償う必要があったというのでしょうか。
私は安倍元総理を格段に支持していたわけではありませんが、
犯人にも一理あるとする思考って、どうなんでしょうか。
……いやいや、どんな事情があろうと、
どれほど苦しい人生であろうと、
鉄砲で人を撃つのはダメ
だと思うのですが、みんな、違うんですかね。

よく、何か事件が起こるたびに、
加害者には精神科の受診歴があったとか、
事件本体と直接的な因果関係があるのかどうか分からないようなことが言われますが、
それも『レッテル貼り』であり、
全国の、精神科受診歴のある人を困惑させていることでしょう。
今回の銃撃事件の容疑者は、母親が統一教会の信者だっただけで、
誰が何を信仰しようが、私たちには関係はありませんし、
何を信仰(信念)として持つかは自由です。
また、議員さんも、支援してくれるというなら受けるものでしょう。
もちろん、統一教会の日本観(日本は罪の国のような)や、
そこから来る「日本からは、むしり取ってよいのだ」という感覚には無理があると思うし、
その手のトラブルはよくないとは思いますが、
容疑者の母について言えば信仰行為として疑いなく献金していたわけで、
そういうのも一括して「ダメだよね」というのは、ちょっと乱暴ですね。

最近で言えば、ドラマや映画でも活躍する歌舞伎役者さんの性的暴行。
具体的にどういうことかは知りませんが、
あんなに大人気の俳優さんだったのに、みんなで寄ってたかって叩き、
おそらく再起が難しいところまで攻撃しましたよね。
当事者同士が示談になっていたのであればもう終わった話だと思うのですが、
私たち外野が許さずに袋叩きにして、息の根を止めました。
当事者ではないのに、どういう権限だったのでしょうか。

SDGsなのでしょう?
それなら、いいかげん、人のことを言うのはやめませんかね。

下品でしょう。

[SE;KICHI]

地味な目論見

小さい頃から体が硬く、このまま歳をとると大変な事になると思い、
2年ほど前から下半身を中心にストレッチを始めました。
一時、怠け心から中断していましたが今は毎日朝晩欠かさずやっています。

最初は前屈をしても指先が床から10cm以上離れている状態でした。
そして今でも床に届く手前ぐらいです。
届いてないんかい!とツッコまれそうですが、
私も最初は毎日やっていれば、
そのうち手のひらがベッタリつくイメージを持っていました。
しかし、私のやり方が良くないのか、そうではない事がわかりました。
それでも今が1番体が柔らかいです。

以前は運動をすると、
股関節のあたりが筋肉痛のように痛くなっていたのですが、
毎日股関節を伸ばしていると、
少しくらいの運動では痛くなることがなくなりました。
また、腰が痛くなることもほぼなくなりましたので、
体を柔らかくすることは血行も良くなり、
かなり良い効果があるのだと思います。


この調子で今の状態を維持していけば、
今後、老人になった時に、
同じ世代の周りの人達は徐々に体が硬くなっていくはずで、
自分はその時になって、
ようやく体が柔らかい人になれるのではないかと目論んでいます。
ただし、老人にしてはですが。

その前に、それまで続くかどうかの問題もありましたね。

[KAZSOU]
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