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初投稿

はじめまして。
昨年末に営業として入社しましたTと申します。

このような場にブログを投稿するのは初めてなので、
読みづらい所もあるかと思いますが、お付き合いいただければと思います。

私自身、趣味と呼べるような事もないので、
薄い内容になってしまう予感がするのですが、
読んでいただける方々に、少しでも楽しんでいただけるように、
私自身も楽しませていただきます。
よろしくお願いいたします。

早速ですが、私は生活する中で、嫌な事があり凹んでいる時に
偉人の名言を調べ、自身の気持ちを高めています。
今回は、その中の一つを、ご紹介したいと思います。

真珠は、傷ついた貝が流した美しい涙だ。
人生の宝物も、痛みを乗り越えてこそ輝く。
怪我を知らないまま生活していては、宝石が生み出されることはないだろう。
ステファン・ヘラー


この方が、どのような方なのか、調べていないのでわかりませんが、
私には、今の情勢を生き抜くための助けになる言葉でした。
このようなご時世で、本当に辛く大変な方々が多くいらっしゃると思います。
簡単に使える言葉ではないかもしれませんが、共に頑張りましょう。

[T]
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のっぺ

私は富山在住なのですが、
当社の営業所が新潟にもある関係で、新潟へ往来する機会もそれなりにあります。
ただ、隣県とはいえ、そんなに近くはないので、
用務の前か後は宿泊することになります。

新潟のホテルに宿泊した際、朝食のビュッフェで見かけるのが“のっぺ”です。
“のっぺ”は、その料理を説明する掲示によれば、
新潟の代表的な家庭料理だそうです。
小さく切ったにんじん、ごぼう、しいたけ、ぎんなん、鶏肉などを、
薄いしょうゆ味の出汁で煮た、いわば“煮物”といった風情の料理で、
里芋でとろみがつけられているところが特徴でしょうか。
夏は冷やして、冬は暖かいままなど、さまざまなスタイルで食べることができます。
ただ、ホテルのビュッフェで見かける“のっぺ”で気に食わないのが、
だいたい、そういう場所で見かける“のっぺ”が、
たとえばカクテルグラスに盛られていたりと、ちょっとオシャレすぎる点。
代表的な家庭料理がカクテルグラスに盛られているような、
上品な料理なはずがないですよね。

というわけで、“本物”の“のっぺ”を探し求めていた私だったのですが、
昨年末、新潟で入った居酒屋で出された“のっぺ”がイメージに近くて、
もちろん、カクテルグラスの気取った感じもなく、
各家庭で大鍋で作って、近所に配ったりした雰囲気のものでした。

居酒屋ののっぺ

それをいただきながら、昔は、そういうお裾分けが日常的にあったのに、
いまは、そういう隣保組みたいなのはなくなったなぁと、しみじみ。

ちなみに、新潟の居酒屋で“のっぺ”を肴に飲んだよとSNSで発信したところ、
その投稿を見たリアル社会で知人のK社長(新潟出身)から、
「自分の作るのっぺは、高級食材満載で、とっても美味しいんですよ。
今度作った時、会社までお持ちしますね!」というコメントをくださり、
なるほど、新潟から離れていても、“のっぺ”に郷愁を感じる人はいるのだなと、
なんとなく、郷土料理の底力のようなものを感じたものです。

さて。
そんなことも忘れていた、2ヶ月半後の2月の朝。
朝から外出していた私に会社から電話があり、聞けば、
朝イチで知らないおじさんが訪ねてきて、
私にと、液体の入ったタッパを置いていった
と。
……K社長でした。
予告なしだったので驚きましたが、会社にお届けいただきました、お手製ののっぺ。
しかも、傾けたらこぼれるくらい、3リットルのタッパいっぱいに、なみなみと。
いや、義理堅いというか、なんというか、本当にびっくりしました。
SNS上でのコメントを単なる社交辞令とせず、
こちらが忘れているようなことでもきちんと果たされる姿勢に感銘を受けます。

K社長ののっぺ

帰宅して鍋に移してみますが、
3リットルのタッパいっぱいの“のっぺ”はなかなかの迫力です。

鍋で温めてみたお椀に入れてみた

予告どおり、高級食材満載で超おいしく、
私にとっての、ベスト“のっぺ”となりました。
どれくらいおいしかったかって、
鍋いっぱいの3リットルの“のっぺ”がぺろりと平らげられたほど。

ところで、このK社長は、新潟出身ではあるのですが、
新潟にいたのは、生まれてから小学3年生くらいまでの10年ほど。
父親が事業に失敗したのだそうで、
ある日、学校で給食を食べていたら、すぐに家に帰るように言われ、
帰宅したその足で新潟を去り、一家で転々としながら富山に流れ着いたという人です。
夜逃げという形なので、友人の誰とも連絡を取ることはできず、
さようならの挨拶も言えなかったのを今でも後悔しているような優しい方で、
後年、会社を興されたときには、当時の友人や先生を自社に雇い入れるという、
かねがね、ちょっと、尋常でない義理堅さを感じる人物なのですが、
その、極貧の生活のなかで救いだったのが、
たまに母親が作ってくれた“のっぺ”だったのだと。

そうなると、これは、新潟の郷土料理“のっぺ”などではありません。
雌伏の時を支えた、記憶のなかの御馳走であり、母の味です。
現に、彼が“のっぺ”を自作するとき、母の味の再現度を高めるため、
食材は、わざわざ、新潟まで買いに出かけているそうです。
新潟って、富山からは往復6時間かかるんですが、
その時間を厭うことはないそうです。
そりゃあ、おいしいはずです。

K社長ののっぺ作り

さあ、次はどうしましょうか。
空のタッパは返せないから、何を入れて返そうかと思案中です。
ディスタンスの昨今ですが、こういう昭和の贈答って素敵だなと思う私です。

[SE;KICHI]

老化現象

最近記憶力の低下が著しいと感じている、43歳です。
人の名前がとにかく思い出せません。

つい先日、家でテレビを見ているとき、
パン好きで有名なある女優さんが出ていました。
ある俳優さんの奥さんだと伝えたいのに、
その俳優さんの名前を思い出そうとするも、出てきません。
そして、ようやく振り絞ってでてきたのが、
「のだめカンタービレに出てた俳優さん」。
しかし、説明した相手はそのドラマを見ていないからわからない、と。
次に考えて考えて、ある洗剤のCMに出ている人だと伝えました。
そのCM は伝わり、このCMだよねと確認されましたが、
確認されればされるほどなんだか違うような気がしてきて、
やっぱり「のだめカンタービレの人だ」と、
埒が明かないところにまた戻ってしまいました。

木南晴夏と玉木宏
https://news.mynavi.jp/article/20180919-694759/

結局、解決できず気持ちが悪い私たちは、
スマホで検索して正解を知ることができたのですが、
まあ、自分の記憶力の低レベルに我ながらびっくりしました。
(しかも、そのCMに出ていた人が全然別人だったというオチつきです。)

そしてまた別の日、スーパーである女優さんのポスターがありました。
たまたま娘も一緒に行っていて、その女優さんの名前を聞かれたのですが、
またしても名前が出てきません。
(その時に〇〇って人?と聞かれたのに、その〇〇も現在まったく思い出せません。)
ちなみにその時は、ミステリという勿れにでてきた、
なんとかキワさんという人、という説明はできました。
でも、娘はそのドラマを見ておらず、同じくたまたま一緒に来ていた主人に、
その女優さんの名前の一文字目を教えてもらって、
ようやく彼女の名前を言い当てることができました。

水川あさみ
https://michill.jp/author/column/58690

もう年だなあと、しみじみと感じています。
体力の衰えは、まだそれほど実感はないのですが、
とにもかくにも記憶力がすこぶる低下しています。
でも、日曜日には4日分ほどのお弁当と、
7人分の夜ご飯の献立を思いながら、買いだめをするし、
木曜日には家に残っている材料を使ってできる二日分のお弁当と、
夜ご飯の献立を考えながら足りない分を買っているし、
しかも肉嫌いな人、魚嫌いな人、麵が嫌いな人、
あれ嫌い、これ嫌いという人がいる中での献立作りだし、
土日にかけては野球の審判や配車の割り振りも考えているし、
頭を使っていないとは決して言えない状況なんです。
それなのに、この有り様です。
もう、年だわあと言わざるを得ない、でしょう。

でも、芸能人の名前を思い出せなくても日常生活に支障はありません。
今の私ができることは身近にいる方の名前をちゃんと言うこと。
最近やたらと「こそあど言葉」で発言していると自覚しているので、
「ほら、あの人」という言い方を極力しないように心掛けたいと思います。

[okei]

見つけてしまいました……

足掛け2年ほどかけて、
マドレーヌが好きだということを力説してきた私なのですが、
この度、新たなマドレーヌを発見してしまいました。

稲向という、餅屋さんが作っているマドレーヌです。

稲向のマドレーヌ

パッケージに「マドレーヌ」と書かれていますから、
これはどう考えてもマドレーヌです。


開けてみましょう。

マドレーヌ、出してみた

マンケ型(菊花型)のようにも見えますが、厚みがすごいですね。
あたかもカップケーキの如くですが、
パッケージに「マドレーヌ」と書かれていますから、
これはどう考えてもマドレーヌです。

ただ、こういうマドレーヌを、私は見たことがありません。

型紙? みたいなのを剝がしてみましょう。

マドレーヌ、皮を剝いてみた

剥がしたことによって、より際立った厚み。
繰り返しますが、こういう厚みのマドレーヌを、私は見たことがありませんが、
パッケージに「マドレーヌ」と書かれていますから、
これはどう考えてもマドレーヌです。


割ってみましょう。

マドレーヌ、割ってみた

色が均一ではありませんね。
というより、中央に見える白いのはクリームでしょうか。
クリームを封入してあるなんて、そんなマドレーヌ……。
パッケージに「マドレーヌ」と書かれていますから、
これはどう考えてもマドレーヌです。


いや、味はおいしいです。
これがマドレーヌかどうかといえば、
ちょっとよく分からない
のですが、
味はおいしいんです。

美味しいマドレーヌランキングに入れていいのか悩むところですが、
味はおいしいんです。

[SE;KICHI]

エコバッグ

エコバッグ。
ここ最近、以前より使っている方が多くなっているなぁと感じます。
元々、2020年の7月1日より「レジ袋有料化」が義務付けられたことが、
一番のきっかけだと思われます。

私自身もレジ袋有料化の際、ちょっとコンビニやスーパーで買い物をする時、
エコバッグではありませんが、
もう普段使わなくなったトートバッグを再利用していました。
しかし、少し経ったタイミングで、そのトートバッグは使わず、
レジ袋を買うようになりました。
それは・・・。

「ゴミ袋がない!!」 
レジ袋有料化の前は、貰っていることも多かったため、
スーパー等の袋はゴミ袋としても大活躍していました。
泊まりで仕事に行く時も、何かしら備品を入れる用として鞄の中に入れます。
とにかく大活躍です。
自分にとってはなくてはならない存在になっていたため、
1枚3円や5円なら払える、と思って再度レジ袋を買うようになりました。
本当に節約されている方は、バッグ持参を徹底しているのでしょう。
買い物の回数が多い方ほど節約効果は高いと思いますが、
そもそも節約であれば、買い物する物、
回数を少なくする方が効果は抜群ですよね。
まぁ、私もまとめ買いということをあまりしないので、偉そうには言えませんが・・・

そもそも、レジ袋有料化が義務付けられたのは、「環境対策」とされていますよね。
この意識を持って、エコバッグを使用している方が、
どれくらいの割合の人がいるかがわかりません。
おそらく、やはり節約意識で使用している方が多いんじゃないかなぁと思います。
また、ポリ袋がエコなのでポイ捨てでもしなければ問題ないという意見もあります。
色んな意見が出てくるとよく解らんなぁ~、となってしまいますが、
バッグ持参の方が明らかに多くなったり、
袋貰ったほうが良さそうなのにって量を手で持って帰っている方を見ると、影響大です。
もちろん無料の方がありがたいですが・・・

先ほど書いた通り、レジ袋に大活躍してもらっている私ですが、
最近新しくエコバッグを買いました。
理由は以前使っていたトートバッグが汚くなりすぎてしまったことと、
手持ちのレジ袋が増えすぎたことです。
ちょっと今度暇な時に枚数を数えてみようかな~、なんとなく切ないですが 笑  

私の買ったエコバッグ、米袋エコバッグです!

米袋エコバッグ

少し小さめではあるんですが、そんなところもエコ!
そこまで多く買わないけど、袋は欲しいなって時に使用しています。
スーパーでそこそこな量を買うだろうって時には、レジ袋を買っています。
結局、レジ袋が全く無くなってしまえば、
大活躍ヒーローがいなくなってしまいますので!

米袋エコバッグ、新潟っぽさがあって個人的には気に入っています。
機能性はとても大事ですが、愛着のある物だと丁寧に使っていきますし、
さらにエコになりそうですよね。

それではまた!

[SYUN]

吾唯足知。

うちの妹はバカでですね、映画が好きだからと、
マンションの壁がいっぱいになるくらいの大きさのテレビを買ったわけです。
そして、趣味の映画を楽しんでいたわけですが、
11年前のあの日、その大画面に映し出されたのは津波に襲われ濁流に流される街。
ショックを受けた妹は、すぐに銀行に駆け込んで預金を下ろし、
100万円をひっ掴んで赤十字に駆け込んだそうで、
それ以来、支援を続けていたようです。

あの頃は、マンションの壁いっぱいの大画面でなくとも、
連日のように濁流で街が洗われて更地になっていく様子が放送され、
当事者ではない私たちですら、自然の猛威に恐怖を覚えたものです。
当時、私たちは、あのような災害に対して、たいした想像力も持っていませんでしたが、
それでも、やすやすと堤防を乗り越えてくる波が、
大量にクルマや家屋を押し流す様子を目の当たりにして、
画面に映っている人間が全員無事でいられるはずがないことくらいは分かりました。
簡潔に言えば、テレビの向こう側で、どんどん家が流され、仕事が流され、
命も、想いも、生きてきたという痕跡さえも流されるさまを、
あの日、日本中の眼が見つめていたのでした。

その日は原子力発電所の電源喪失なども起こって混乱していましたが、
翌日以降は、情緒的なエピソードと共に被害の甚大さが明らかになってきました。
情緒的なエピソードというのは、
子供が、4月の入学に備えて制服を新調したところだったのにとか、
正義感の強かった役場職員が、地域の老人を気にかけて回っていて流されたとか、
そういうのです。
だいたい、押し流されてしまえばいいような無価値な人などいないわけで、
こういうウエットな背景は、おそらく、人の数だけあるのです。
ちょくちょく話題にしている『カムカムエブリバディ』も然りですが、
たくさんの人の、
たくさんの想いがつながって現在があると考えれば、
現状に感謝することはあっても、
不平不満など出てこないはずです。


被災者の方は、いまだに言います。
11年経ったいま、なにが幸せかって、
寒い避難所の体育館の冷たい床で過ごさなくてよくなり、
あたたかな布団でゆっくり眠れるようになったことが幸せだと。
寒いなか、並ぶことも我慢することもなく、
行きたい時に衛生的なトイレに行けるようになったことが幸せだと。
……そんなもんなのでしょう。
本当の幸せは、必ずしも金銭の多寡や邸宅の大小などとは直結せず、
屋根のある部屋で暖かくして眠ることができるとか、
入浴や排泄に難渋しなくて済むとか、
飲みたい時に水を飲めるとか、
あたたかいご飯をいただけるとか、
そんなもんなのでしょう。

被災地支援をライフワークにしていた妹も、鬼籍に去ってずいぶん経ちました。
11年経った私たちは、
衣食住が充足していることへの感謝を、
忘れていないでしょうか。
命があるだけでありがたいと感謝したあの日のことを、
忘れていないでしょうか。


やれ、コロナウイルス感染がなかなか収束しないのは政府が対処しないからだとか、
やれ、社会が閉塞感に覆われているのは為政者がポンコツだからだとか、
やれ、手取りが増えぬのは会社が自分を正しく評価してくれないからだとか、
コロナ感染の止まらぬ蔓延やロシア関連での経済不安などもあってか、
どうしても将来への不安が募ってしまうようで、
あの日、命があるだけでありがたいと感謝した日のことを忘れ、
もっと欲しいという飢餓感のある人が増えたような気がします。

吾唯足知。
いま与えられているものに感謝しませんか。
いったん焼け野原みたいになったあの日の光景を思い出せば、
現状がどんなに幸せか、分かるはずです。
周囲に対して、尻の毛までむしろうとする自分ではなく、
自分がどのように貢献できるのか、考える自分でありたいものです。

[AKA]

〇〇の名を借りた暴挙

眞子さまが、公と私の、公の部分をかなぐり捨てて出奔してからというもの、
その実家にあたる秋篠宮家への誹謗中傷がひどいことになっています。

学習院大学を出た私の知人によれば、
敗因は、皇室伝統の学習院をわざわざ避け、
リベラル・アーツを標榜する国際基督教大学などに行ったからだと言っていますが、
まぁ、それはその通りでしょう。

そこは、確かに秋篠宮家というか、文仁皇嗣殿下の落ち度かもしれませんが、
秋篠宮家を誹謗する声は、
愛子さまに天皇になっていただくしかないという愛子天皇待望論を生み、
それは、昨今のジェンダーフリー論と渾然となっている感もあります。

もちろん、皇位継承順は文仁皇嗣殿下、悠仁親王殿下と決まっていて、
それは内外にも示されている以上、
愛子天皇は現在のルールでは不可能なことであり、
クーデターでもない限り、変更はされないでしょう。
そもそも、現在のルールでは、皇位は男系男子とガッチリ決められているので、
見かけ上、仮に、どんなに秋篠宮家が頼りなさげだったとしても、
皇位継承順の変更はないはずです。
しかし、いまや、世論が強い権力を持つ時代です。
世論が盛り上がれば、場合によってはひっくり返されかねません。

小室さんの登場により、秋篠宮家に冷ややかな視線を投げかけていた世間でしたが、
眞子さまが結婚を強行したことで秋篠宮家への視線は攻撃的なものとなり、
いまや、「秋篠宮家から天皇が現れるなんて許せない」とか、
「秋篠宮家の人を見るだけでも気分が悪くなる」とか、
「秋篠宮家なんて廃嫡してしまえばいいい」とか、言いたい放題です。
これまで皇室に関心のなかった人にもネガティブな感情が植え付けられ、
結果的に、愛子天皇待望論は勢いを増したように見えます。

しかし、私は、どうして宮号が「秋篠」に決まったのかとか、
文仁親王が妃殿下と結婚された際に創設された宮家に関心があって、
ここ30年くらい秋篠宮家を観察していますが、
秋篠宮家ほど立派な皇族は見当たらないなと思うのです。
宮中祭祀を何より大切になされ、公務に穴も開けず、
日々に研鑽を積みつつ清廉潔白と、娘の教育以外は言うことなしです。
(まぁ、娘については、自家にボールが来ると思ってなかったでしょうから仕方ない面もあります。)

みんな、秋篠宮家には何を言ってもいいと思ってるんですかね。

秋篠宮家を攻撃する者の目的はなんでしょうか。
おそらく、確固とした目的なんてないことでしょう。
みんな悪口言ってるから、自分も一口乗ったとか、
そんな軽はずみなことでしょう。
でも、それは、結果的に秋篠宮家から皇位を簒奪し、
愛子天皇を実現しようとする企てに加担することであり、
それは女性天皇への道をこじ開けることになるのです。


女性天皇は、過去に10代8人いらっしゃるので、必ずしもダメではありませんが、
過去の女性天皇は生涯独身か未亡人であり、
誰かと結婚して子供を産み、その子が天皇になったことはありませんでした。
つまり、だからこそ、皇統に影響を与えることはなかったわけです。
しかし、現代で、女性天皇になられた方に生涯独身を強いるのは無理でしょう。
人権に関わるし、それより何より、「おかわいそう」の大合唱が起こり、
世論によって結婚への道が開かれることは確実でしょう。

そうやって生まれたお子さんが、性別に関係なく天皇の座につくと、
これが女系天皇で、これまでには一度もなかった存在です。
そして、この女系天皇は、母親の実家が皇居だというだけで、
配偶者(つまり父親)の家の系統に入るということです。
たとえば、小室家で言えば、
眞子さんが子を産んでも、その子は皇室の子ではなく、
小室家に属する子になるという話です。

つまり、女系天皇を出現させると皇室の歴史は終わり、
別の王朝が始まるということです。


私たちは、お会いしたこともない愛子さまの人となりなど知りません。
それなのに力強く愛子天皇を待望している者がいるという不自然さ。
そのような者たちが本当に待望しているのは、
実は愛子天皇などではなく、皇室の滅亡なのではないのでしょうか。
それは、憲法に照らせば、日本の象徴の破壊です。

つまり、愛子天皇待望論は、売国奴の理論なのだと感じるのです。
テレビで言っていたから、新聞に書いてあったから正しいとは限りません。
ジェンダーフリー論の皮をかぶった売国奴の理論かもしれないと、
注意深く見ていたほうがいいかもしれません。

[SE;KICHI]

人としての振る舞い③

時に、”事実は小説よりも奇なり”という言葉を耳にしますが、
まさにこの出来事はその通りだと思いますね。

前回の続きから。

私「話は少し変わるが、今回のことで、I君を始め、皆がマルチ商法のこと言ってるよ。
マルチ商法をやり始めてから君は変わったと。
そのマルチ商法で稼いでるならご祝儀は払える筈だ、
月1000万円稼げるならそれくらい払えるよね!?と。
お金に目が眩み、マルチ商法のせいで人間的な心まで欠如したのか、
そこで関わる人達はそんな非常識な奴らなのか…とね。


まぁ私も若干は煽り気味であったと思いますが、この際です。
思っていることをぶちまける会ですから。
彼は想像通り、反論してきました。

U「それは違う!そんなところではない。
俺はあいつらに、俺が良いと思ったから薦めた。
それなのに、なぜここまで否定されなければいけないのか?

私「F君の時もね?彼だって本当は結婚式呼びたかったかもしれないのに、その件で…
U「いや、あれもあいつの早とちりで、最後まで話聞かず出て行った。
あいつの為を思ってこちらは話しているのに、あいつ誤解して、なぜ否定するんだ?
俺は良いと思って話しているし、友達に薦めたいと思って話すのは当然だろう?
それを聞かずに出て行って、批判されるのは理解できない。

私「君が理解できなかろうと、これは皆の反応という事実なんだ。
そして、今回のことで、皆が君の信じているマルチ商法に言及した。
そこに今回の振る舞いの原因があるのではないかとね。
不本意だろうけど、指を指されているんだよ

U「いや、だから、マルチ商法は関係ないじゃん!
それはそれ、これはこれやないか。俺は自分が信じるからやってる。
これを批判されるまでは話が違うと思うぞ!


…脱線しているのは分かりますが、
私は違和感を感じて引っかかっていたので、もう少し話をしてみることにしました。
そして怒りの表情を露わにするU君の言葉をさえぎるように続けます。

私「いや、待て待て待て。待ってくれ。
さっきから聞いていると、どうも違和感を感じる。
君さ、ずっと俺が俺がって、自分のことばっかじゃない。
F君についても、他の皆も、話した後にちゃんと話を聞いたの?
怒った相手に対して、ちゃんと最後まで話をして聞こうとする努力はした?

U「いや、しようとしたけど、あいつらが耳を閉ざしたんやないか!
私「そこ!そこだよ!
あいつらが!とか、どこか他人や環境の所為にしているようにしか聞こえないのよ。
皆の反応に対して、なぜそんな反応するのか、
自分に原因は無かったか?と考えた?
4年前も言ったけど、俺たちの声が聞こえてた? そもそも聞こうとしてたのか?
俺ならば、それでも彼らに寄り添って、話を聞こうとする努力、
本当の友達に対してすると思うんだわ。
例えば自分の信じるものを伝えたいのなら、真剣に最後まで伝える努力をする。
その場で理解してもらえなくても、関係を壊したいとは思わないからね。
機嫌を損ねても、一度はそれに対して謝るし、
少しでも元に戻るようだったり、相手を思いやって努力すると思うんだわ。
それがどうだ?
あいつらが、とか、そういうところだよ、皆が言っているのは。
結局、俺が俺がと、己の都合ばかり押し付けて、
相手の話を聞いてあげたのか?ってことよ。
一方通行のプレゼンではなく、対話になっていたの?

私「F君のことも、よくよく聞いたら、
その後、直ぐにでも連絡くれて謝ってくれたら、許したかもしれないと言っていたよ。
それを切り捨てるように、”話を聞かないあいつが悪い!”みたいな感じで片付けてしまうのは、本当の友達に対する行いなんだろうか。
結局、そういう振る舞いが原因にもなって、否定されたりするんじゃないのか?
いくらマルチ商法が良い商品を扱っていようともね


怒り全開の真っ赤な顔をする彼に、まだまだ刺すように続けます。

私「また、手段としては友達へのアプローチはあるんだろうけど、
皆も人間だから、そう簡単にはいかないと思うよ。
儲かるというのは夢のある美味しい話だけど現実味も無いし。
何より、友達など人間関係というのは、
理論で片付けられるほど、単純ではないんだ。
利害関係なら尚更。
むしろ利害関係になると、友達というものが成り立つかも怪しくなると思う。
金の切れ目が縁の切れ目という言葉もあるし、
殊更お金に関しては敏感なのよ。
トラブルも多いしね。
いくら勉強をして立派な商品知識を付けトーク力を上げても、
人間の心の機微に無知であれば、結果も出せないだろうよ。
君も営業マンなんだから、少しはわかるよね。
そういうところもあって、君にとっては不本意かもしれないだろうけど、
君の信じるものまで批判を受けるんだと思うよ。
極端な例だけど、どんなに立派な組織、会社、宗教に所属してても、
犯罪に手を染めたり人を殺したりしたら、
その人だけでなく、その人が所属する何某まで批判されるのは世の常じゃないか。
世のこれらを大事に思う人達は、
少なくとも大事なものを守りたいと努力しているはずさ。
まずは人として社会人として、恥ずかしくない振る舞いを行う。
その上で信念を持って生きていると思う。
だから、君も君が大事だと思うものを批判されたくなければ、
そのマルチ商法の看板に泥を塗るようなことをしてはいけないやろ


ここまで来ても、彼は半分理解、半分納得できていない感じでありました。
その後もマルチ商法について皆は誤解していると言わんばかりに、
弁解のような小話をされましたが、問題の本質はここにはありません。
いつまでも続けても意味がないことは分かりきっていました。
彼も饒舌になって言葉を連ねました。
ただ、先程の怒髪天の如き形相ではなく、何とも言えない表情になっていました。
そんな彼を見つつ、結論を畳み掛けるように、私は切り出しました。

私「話が脱線して関係の無い議論になってるわ(笑)  戻そう。
ともかく、君のやったことは、A君以上に、親友として人として、俺は許すことができない。
皆もそう思っているよ。
もし君の結婚式の時、俺(K)が君と同じことをして、そんな目に遭わされたらどう思う?

U「…まぁ、どうした?って思うわな
私「うん、普通の感情では理解できないよね。
普通は穏やかではいられないと思うよ? それはほとんどの人がそうだと思う。
また、それをされたら少なからず、式には似合わない遺恨を残すだろうさ。
そんなことが現実に起きたんだわ。君の振る舞いによって。
だけど、君も自分にとっては18年来の大切な親友だ。
ここまでぶっちゃけて、本音でぶつかれるのがその証拠だし。
あいつはクズだと裏で批判して、簡単に切り捨てるのは誰にでもできる。
皆がそうしても、自分はそんなことをしないし、したくない。
腐っても親友だ。
F君もそうやったけど、他のI君をはじめ、
結婚式には君を呼ばないと口々に皆言ってる。
あんなに仲が良かった友人なのに、こんなことでね・・・。
でも自分は君を呼びたい。大事な親友だから。
例え君に呼ばれなくても、自分はどんなカタチでも、君をお祝いしてあげたい。
それに嘘はない。
それが本当の友達として、人としての自然な振る舞いだと、俺は思う。

U「あぁ。ありがとう。
まさかここまでお前が踏み込んで言ってくれるとは思わなかった。
正直、誰にも相談できず、どうしようかと思っていたところだった。
俺もここまでぶっちゃけれるのはお前だけだと思う


彼は静かに、目を細め少し嬉しそうな笑みを浮かべて話してくれていました。
この時点で、既に会ってから4時間が経過していました。
時間を忘れ、集中していたことに驚きです。

私「今からでも遅くない。2人に謝るべきだから、連絡を取りなよ
U「うん。俺、どうしたらいい?

先程までのマルチ商法についての不毛な水掛論の時とはうって変わり、
建設的な議論に変わりました。
私はこの話題になることを予想し、あらかじめ親や上司等に相談、
更にネットで対応策を調べてきていました。

私「調べたけど、
今からそのままの3万という金額を渡すのは逆に失礼にあたるそうな。
世には何らかの理由から結婚式に来れなかったという人もいるようで、
そういった人の為にアドバイスの記事が書いてあった。
そこには、1万ほど包み、後はお菓子など何かを添えて渡す例があるみたいよ


正直、もういい大人です。
この先は面倒を見る必要など全く感じていませんでしたが、友達ですし、
言い出しっぺということもあり、手取り足取りではありませんが、
一応の流れを説明してみせました。

私「まずは気持ちを伝えるには、本当は直接会うことがベストだけど、先ずはLINEで良いからメール文を作ってアポを取る。
それから直接会って謝ること。謝意と誠意を持ってね。
その時、ご祝儀とお菓子を持参して、会ってきなよ。
A君の性格からも、敵じゃあるまいし無下にすることないと思う。
例え都合が悪くても、それこそ嫌がられても、ここは引かず、
ちゃんと向き合う姿勢が大事だろう。
大事な友人だと思うなら、そこまでするものだと思うし、自分ならそうする


うんうん、と頷いて、携帯にメモする彼。
早速、A君のLINEのトーク画面に謝罪文を書き込んでいました。
今直ぐにでもやる必要があると説いた私は、
明日にでも連絡して、早々に会っておいでとアドバイス。
気づけば4時間半も経ち、かなり疲れましたが、言いたいことも話せましたし、
深夜であったので、いい加減帰ることにしました。

帰り際、彼は吹っ切れた顔で私に言いました。

U「今日は遅い時間までありがとう。
ここまで言ってくれるのはお前しかおらんと思った。
ぶっちゃけ会わない時間も長く、1番会いづらいのがお前でもあった。
今日も何か言われるだろうなと身構えていたけど、やはり結婚式の件だった。
でも、言いづらいことも本音でぶつかって言ってくれて、ある意味助かった。
正直、他のI君やA君はここまで話せない。
良い友達を持ったと思っている。ありがとう


嬉しい言葉を言ってくれるではないですか。
ともかく、明日直ぐにA君夫妻に連絡するんやぞ!と言い残し、
私は帰途につきました。
クタクタでした。
速攻で潰れましたが、何とも言えない満足感というか、
希望を感じることができたと思います。

後日、仕事の休憩中に、U君から連絡がありました。
A君宛のLINEについて、この文面で良いか訊ねる内容です。
それくらい27歳なので分かるだろ!と思いましたが、
とりあえず2人の名前の呼び捨てはダメだろうと言って、
概ねオッケーの返信をしました。

夕方、再び彼からLINEが。
そこには、A君とのLINEのトークルームのスクショと、
来週は忙しくて会えない旨の内容が来たから、どうしたらいい?とありました。

LINEの文面

厳しいこと言われても向き合いたいという彼に、
私は、それでも会いに行くんやと返信しました。
家も知ってるので、迷惑にならない時間に行って、渡してくること!と。
そしてそこで彼からの連絡は終わりました。

後日、再びA君夫妻と会い、食事に行く機会がありました。
私は何も知らないのを装い、サラッと夫妻に聞きました。
私「どう?あの後、U君と連絡なんか取ったりしたの?」
A「え、あぁ。連絡はあったよ。
でも来週は厳しいと返事を送った。それ以降ないよ?」

え!? なんやて??!!

再び驚くことになるとは思いませんでした。
また、既読無視だったそうです。
U君の善性を信じた私は、簡単に裏切られたような気持ちになりました。
まぁ、本質は私に対しての行いではないのですが。
マルチ商法含め、ここまでガチガチになった関係性です。
I君など、それぞれの関係が複雑になった中で、簡単には変われません。

A「もういいよ。ありがとう。
あいつにはもう何も期待しない。そんなやつになってしまったんや」
I「最低過ぎて言葉も出ん。
Kに言われなかったら、その連絡さえもしていなかった奴だろう。
マルチ商法が奴を変えてしまったし、俺たちの関係も変えないといけんと思う」
O「どんな気持ちで結婚式に来たのやろう?
マルチ商法以前に、人としての気持ちが欠陥している、サイコ野郎なのか。
マルチ商法関連で借金でもしたんかな?
やっぱそれもあって、ご祝儀は最初から払えなかったんだろうな」

後日、U君にLINEを入れ、
まだ行かないの?早く行った方がいいよ!と連絡をしましたが、
未だそのLINEにすら既読は付いていません。
再び、連絡が取れなくなりました。
そのくせ、インスタグラムには、マルチ商法関係者としか思えない知人達と、
“飲み会楽しい‼️”と更新がされている始末…。
(ほとんど友達が縁を切っている中で、相手してくれるのはその界隈だけでしょう)
2人をお祝いするといったあの言葉は嘘だったのでしょうか。
私に詰められて出てきた言葉の数々は、苦し紛れの取り繕った虚言なんですか?U君。
そういう姿勢が、皆から問われていると、なぜ気づかないのか。
もういい大人でしょうよ、いい加減気づいて欲しいです。
周りの人、皆いなくなってしまうよ?

そこまで無下にされても、
それでも、私はどこか、彼を見捨てる気にはなれないんです……。

他人を変えることなど、簡単にはできません。
そもそも、できないことかもしれません。

それ自体、傲慢な考えかもしれません。
そんなことより、お前が変われと、どこからか言われてきそうな気がします。

しかし、それでも、まがりなりにも相手の心を信じて、
説得しようとした自分はなんだったのでしょうか?
本当に他人を変えられないのでしょうか?
今回に関しては、私は至って普通の、
人としての振る舞いを通したつもりでいます。

もちろん、人の振り見て我が振り直せともあるように、
自らの反面教師として捉えることは大事だと思います。
人のことより、まずは自分が変わること。
自分が変われば環境も変わり、人が変わったように見えていくのも、
私自身経験があります。
問題の根本を他人や環境のせいにせず、
自分の中にあると捉え自己変革していく姿勢は正しいと思います。
また、それは、自らを改善していける希望的な思考だとも。

しかしそれだけでもいけないとも思うのです。
この先、彼のそれが当たり前となって、
その振る舞いと人格で、より多くの人を失望させ、
悲しませるようなことはあってはいけないと感じています。
だからこそ、今は簡単には変われないかもしれませんが、
こちらの粘り強い、相手を変えるくらいのエネルギーを持って伝えていけば、
何れ変わっていってくれると信じ、
これからも、どんなカタチになるかは分かりませんが、
関わり続けていく使命が、私にはあると考えています。
大切な友人ですし、それこそ、他人に言ったように、
私自身の人としての振る舞いだと思うからです。

最後に、U君が映画を2回も観に行ったという、
彼の好きな『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎の、
映画でも放った名言を、彼に贈りたいと思います。
(2回も観たのなら、ぜひここから学んで欲しいです。)

竈門炭治郎さまのお言葉
https://koryamata.jp/wordmanager/demonslayer/ch3655/2.html

[K.K]

日本は大丈夫なのでしょうか。

林外相が、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を受け、
「我が国は最も強い言葉でこれを非難する」という談話を発表し、
ロシアに即時の攻撃停止と部隊撤収を求めましたね。

“最も強い言葉”って、どんな言葉でしょうかね。
「おいコラ、ふざけんじゃねぇぞ、テメェ!」って感じでしょうか。
“非難する”って言っているので、不快に思っていることは伝わってきますが、
具体的な憤りやイラ立ちを表現していないので、
“最も強い言葉”と言われても、そんなに怒っていない感じがしてしまいます。
「過去イチで怒ってる!」とか言ってくれれば、どれくらい怒ってるか分かるのですが、
そう言い切ってしまわないところが、
ちょっとした不祥事の時に連射される「遺憾の意」のようで、
要するに玉虫色の感じですね。

さて、私も、世界は平和であったほうがいいなぁとは思うのですが、
先日、ニュース番組でロシアによるウクライナ侵攻が報じられた際、
駅前などでどう思うか若者にインタビューしている映像を観たところ、
その若者は「え~…戦争はイヤなんで…やめてほしいっすね…」と言っていて、
それを聞いた私はがっかりしてしまいました。

間違っていないです。
ぜんぜん間違ってはいないのですが、
とりあえず戦争はやめてほしいという言説は、平和ボケしたバカだと思うのです。
だって、プーチンにはプーチンの言い分があるのだろうから。
彼は、ただ戦争が好きで、ドンパチやりたいから始めちゃったわけではなく、
そうせざるを得ない事情を抱えているのだろうと思うのです。

ロシアはずいぶん前からウクライナがNATOに入ることに反対していたし、
その手の嘆願書のようなものをNATOに提出していました。
では、ロシアはなぜ、ウクライナがNATOに入ることに反対していたのでしょうか。
評論家の多くは、
ウクライナがNATOに入ることで、ロシアは軍事的脅威にさらされるため、
緩衝地帯が欲しかったのだろうなどと言っています。

そうでしょうか。
私には、ロシアが緩衝地帯を確保するために戦争を起こしたとは思えません。
今回の首都制圧を見ても分かるとおり、ロシアは強大です。
有事の際にウクライナなどあっという間に制圧できるだけの武力があるわけで、
そんな強国ロシアにとって、緩衝地帯など必要ないはずです。
それよりも、ウクライナが、あのウクライナが
アメリカが水面下で武器を供給しているNATOの軍門に下ることを、
ロシアとして許すことができなかったのではないでしょうか。

そこで、ふと思ったのですが、
ロシアがウクライナを制圧しようとしている理由が、
ウクライナの解放のため……だったりはしないでしょうか。
ウクライナを、左傾化するNATOから守るため、というようなことです。
少しエキセントリックな説にも見えますが、
なぜそう思うかと言われれば、日本もかつてそうだったから。
アジアを植民地から解放する活動をしていただけなのに、
ABCD包囲網で退路を断たれたら、ああせざるを得なかったでしょう。
私は、今回のウクライナ侵攻はあの時に似ていると思うのです。

ロシアは、隣の赤い国とは違うでしょう。
どんどん敷地を広げたい、というわけではないと思うのです。
私には、かつてのソビエトの盟主であったロシアは、
もしかしたら、ゴルバチョフが散らかしたソビエトの残骸を、
取り戻したいのではないか
、と見えるのです。
もちろん、その意味は領土の拡張などではなく、
もともと自分たちの仲間だった国を、
NATOの(つまりはアメリカの)毒牙から守りたいという、
もしかしたら義憤に駆られての侵攻だったのではないか、と。

とはいえ、今回の件を招いた戦犯は、私は、バイデンだと考えています。
先代のトランプは強かったですし、ポンペオも能吏でした。
それがバイデンに代わったとたん、この有り様です。

NATO軍に水面下で武器を売っていたアメリカは、
まるで世界のヒーローかのように扱われている一方で、
プーチンは独裁者かのように叩かれていますが、実際はどうなのでしょうか。

最後になりますが、今回のロシア軍によるウクライナへの侵攻で、
心を痛めている人や、戦争反対や平和を願っている人は多いはずですが、
ここで気を付けておきたいのが、
ある日突然戦争になるわけではないということです。
急に、平和が奪われるわけではないのです。
普段の国民一人一人の日々のさまざまな行動の積み重ねが、
戦争か平和か、大きく分かれると思うのです。

ウクライナの戦争に心をいためることも大事だけれど、
それは対岸の火事で、日本は大丈夫なのでしょうか。
いいえ、日本はぜんぜん大丈夫ではないでしょう。
日本は問題のロシアだけでなく、中国とも韓国とも北朝鮮とも隣接しています。
ウクライナをかわいそうと思っていて、
日本は平和でいいなぁなんて思っていたら、それは大間違いです。

「遺憾の意」とか「ミカンのミ」とか「ファイトのファ」とかでは、
大切な国は守れないですよ。

[SE;KICHI]
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