赤を目指してるのですか?
デジタル庁設置ですって!
諸外国に比べて遅れがちなデジタル化が進むのはイイね!と思った方、
大丈夫ですか?
まぁ、このコロナ禍でオンライン化で在宅ワークが進み、
別に毎日のように会社に出勤しなくても、
ネットさえ繋がればどこでも仕事はできるよねって、
たくさんの人が気づいてしまいました。
実際、私の知人でも、田舎に移住したり別荘を買ったりした人が何人もいます。
つまり、オンライン化というか、ネットが繋がることは、
いま必須というのは間違いありません。
ということは、菅政権の肝煎り政策であるデジタル化は、
時宜を得ているのだろうとは言えるでしょう。
政府はデジタル庁について、
「行政の縦割りを打破し、大胆に規制改革を断行する」と言っています。
あははは、それっぽいことを言いますね。
そして「国や自治体のシステムの標準化として、
マイナンバーカードの普及促進を一気呵成に進める」そうです。
果たして、デジタル庁設置は、
国民の幸福につながるんでしょうか。
これが、行政運営の効率化や行政組織のスリム化によって、
いわゆる「小さな政府」を目指す動きなのであれば、
財政赤字の解消や規制緩和につながる流れとして、
大いに歓迎すべきだと思うのですが、
果たしてそうでしょうか。
今回のデジタル庁設置に向けた流れに大きな影響を与えたのが、
コロナ対策において、日本のアナログな性格が、
たとえば助成金の支給などの面で、迅速な対応を鈍らせたという説です。
河野氏や平井氏という、それっぽい人物を大臣に据え、
「ハンコ押すためだけに出勤とか、ダメじゃない?」とか、
「ワクチン接種ではデジタル敗戦にならないようにしないとね」とか、
確かにそうかも…と思わせるような発信を続けています。
諸外国に比べて……と言いますが、
コロナ感染リスクをQRコードで表示する「健康コード」で表し、
国民を色分けしている中国をはじめとして、
韓国や台湾、香港、シンガポールなどのアジア諸国では、
スマホ端末を用いた国民の行動管理を徹底することでコロナを封じ込める、
いわば「強い措置」を採る国が多いですよね。
一方、日本などの欧米でそれが導入されないのは、
デジタル化云々の話ではなくて、
できるだけプライバシーの侵害を避けようとするからです。
私は、それでいいと思うのです。
何の病気に罹っているかということは、もともと個人情報で、
その情報を開示するかどうかは本人の同意が必要なはずです。
いえ、過去の経歴や預金残高など、疾病以外の情報だって、
本人の同意なく開示される必要はないと思うし、
日本という国は、そういうコンセンサスで、うまくいっていました。
しかし、いま、平時ならともかく、この緊急時なら、
ある程度の強権が発動されても仕方ないよね、という、
国家権力の増長を認める風潮が国民に広がっている気がして、
私は、本当に、心から恐ろしいです。
仮に、今回のデジタル庁設置の原点として、
緊急時において「国民をコントロールしたい」という発想があるとすれば、
それは、強権を発動するということであるので、
菅首相が掲げる「自助・共助」とは真逆じゃないですか。
ずいぶん昔、マイナンバーの議論が始まった頃、
マイナンバーは「国民総背番号制」などと揶揄されて評判が悪く、
ちっとも現実的な議論にならなかったと記憶していますが、
いま、緊急時なんだからとゴリ押しされているように感じますし、
言われたほうも、じゃ、しょうがないかと懐柔されている感じです。
下品な比喩で恐縮ですが、
もうホテルまで来たんだから挿れさせろと暴れる悪い男と、
まぁ、ついてきちゃったから1回は仕方ないかと諦める女のようです。
下品な比喩のついでに言いますが、
そういう一夜があったことすら、白日の元に開示される社会が来るかもしれません。
マイナンバーカードが保険証の代わりになるということは、
その一夜で何かに感染して医療機関を受診した場合など、
誰とどこで何をしていたか、丸裸に調べられるということです。
これでは、宇宙人に捕まって、
首の後ろにマイクロチップを埋め込まれているのと変わりません。
繰り返しますが、何の病気に罹っているかということは、
財産と同じで、国家が把握する必要のないプライバシーです。
実は「栄養摂取は個人の問題ではない」という詭弁で、
健康管理の名目で喫煙や個人の食生活の指導まで展開していたのが、
ヒトラー率いるナチスです。
ナチスの健康管理は、国民の健康を守るという点において効果的で、
科学的に正しかったとも言われていますが、
一方で、みなさんご存知の通り、その健康管理情報が悪用されたことで、
優生思想に基づいた、障害者や病人、ユダヤ人の虐殺が発生したのです。
そんな大袈裟なと笑うかもしれません。
しかし、健康管理を名目としたマイナンバー制度は、
ナチスのような管理主義に近づく一歩のように感じるのです。
全国民に、何が何でもワクチン接種しろと言ってみたり、
それをマイナンバーで管理すると言ってみたり、
全体主義化の波はヒタヒタと近づいてきています。
国民が持つべきなのは、政府に指図や管理を受けず、
自分の考えで生きていくんだという気概です。
国民は自助努力によって、自由に繁栄していくべきなのです。
そうそう。
このところ、菅首相の発信が弱いとか、
リーダーシップに疑義を呈する世論が多いですよね。
しかし、ずっと裏方でやってきた老人なんだから、
たいしたリーダーシップを持ってないのは予想通りでしょうよ。
よく喋る森元首相や麻生元首相の時はそれはそれで批判しといて、
寡黙な人に代わったら代わったで、やっぱり批判するって、
みんな、誰だったら満足するんでしょうか。
そもそも、首相に強いリーダーシップって必要なんでしょうか。
「必要だろ!」って思った方、理想は習○平さんですか?
彼、たぶん世界で一番のリーダーシップを持ってますよ?
デジタル化が目指しているのは、そういう全体主義国家です。
騙されないようにしましょう。
[SE;KICHI]
諸外国に比べて遅れがちなデジタル化が進むのはイイね!と思った方、
大丈夫ですか?
まぁ、このコロナ禍でオンライン化で在宅ワークが進み、
別に毎日のように会社に出勤しなくても、
ネットさえ繋がればどこでも仕事はできるよねって、
たくさんの人が気づいてしまいました。
実際、私の知人でも、田舎に移住したり別荘を買ったりした人が何人もいます。
つまり、オンライン化というか、ネットが繋がることは、
いま必須というのは間違いありません。
ということは、菅政権の肝煎り政策であるデジタル化は、
時宜を得ているのだろうとは言えるでしょう。
政府はデジタル庁について、
「行政の縦割りを打破し、大胆に規制改革を断行する」と言っています。
あははは、それっぽいことを言いますね。
そして「国や自治体のシステムの標準化として、
マイナンバーカードの普及促進を一気呵成に進める」そうです。
果たして、デジタル庁設置は、
国民の幸福につながるんでしょうか。
これが、行政運営の効率化や行政組織のスリム化によって、
いわゆる「小さな政府」を目指す動きなのであれば、
財政赤字の解消や規制緩和につながる流れとして、
大いに歓迎すべきだと思うのですが、
果たしてそうでしょうか。
今回のデジタル庁設置に向けた流れに大きな影響を与えたのが、
コロナ対策において、日本のアナログな性格が、
たとえば助成金の支給などの面で、迅速な対応を鈍らせたという説です。
河野氏や平井氏という、それっぽい人物を大臣に据え、
「ハンコ押すためだけに出勤とか、ダメじゃない?」とか、
「ワクチン接種ではデジタル敗戦にならないようにしないとね」とか、
確かにそうかも…と思わせるような発信を続けています。
諸外国に比べて……と言いますが、
コロナ感染リスクをQRコードで表示する「健康コード」で表し、
国民を色分けしている中国をはじめとして、
韓国や台湾、香港、シンガポールなどのアジア諸国では、
スマホ端末を用いた国民の行動管理を徹底することでコロナを封じ込める、
いわば「強い措置」を採る国が多いですよね。
一方、日本などの欧米でそれが導入されないのは、
デジタル化云々の話ではなくて、
できるだけプライバシーの侵害を避けようとするからです。
私は、それでいいと思うのです。
何の病気に罹っているかということは、もともと個人情報で、
その情報を開示するかどうかは本人の同意が必要なはずです。
いえ、過去の経歴や預金残高など、疾病以外の情報だって、
本人の同意なく開示される必要はないと思うし、
日本という国は、そういうコンセンサスで、うまくいっていました。
しかし、いま、平時ならともかく、この緊急時なら、
ある程度の強権が発動されても仕方ないよね、という、
国家権力の増長を認める風潮が国民に広がっている気がして、
私は、本当に、心から恐ろしいです。
仮に、今回のデジタル庁設置の原点として、
緊急時において「国民をコントロールしたい」という発想があるとすれば、
それは、強権を発動するということであるので、
菅首相が掲げる「自助・共助」とは真逆じゃないですか。
ずいぶん昔、マイナンバーの議論が始まった頃、
マイナンバーは「国民総背番号制」などと揶揄されて評判が悪く、
ちっとも現実的な議論にならなかったと記憶していますが、
いま、緊急時なんだからとゴリ押しされているように感じますし、
言われたほうも、じゃ、しょうがないかと懐柔されている感じです。
下品な比喩で恐縮ですが、
もうホテルまで来たんだから挿れさせろと暴れる悪い男と、
まぁ、ついてきちゃったから1回は仕方ないかと諦める女のようです。
下品な比喩のついでに言いますが、
そういう一夜があったことすら、白日の元に開示される社会が来るかもしれません。
マイナンバーカードが保険証の代わりになるということは、
その一夜で何かに感染して医療機関を受診した場合など、
誰とどこで何をしていたか、丸裸に調べられるということです。
これでは、宇宙人に捕まって、
首の後ろにマイクロチップを埋め込まれているのと変わりません。
繰り返しますが、何の病気に罹っているかということは、
財産と同じで、国家が把握する必要のないプライバシーです。
実は「栄養摂取は個人の問題ではない」という詭弁で、
健康管理の名目で喫煙や個人の食生活の指導まで展開していたのが、
ヒトラー率いるナチスです。
ナチスの健康管理は、国民の健康を守るという点において効果的で、
科学的に正しかったとも言われていますが、
一方で、みなさんご存知の通り、その健康管理情報が悪用されたことで、
優生思想に基づいた、障害者や病人、ユダヤ人の虐殺が発生したのです。
そんな大袈裟なと笑うかもしれません。
しかし、健康管理を名目としたマイナンバー制度は、
ナチスのような管理主義に近づく一歩のように感じるのです。
全国民に、何が何でもワクチン接種しろと言ってみたり、
それをマイナンバーで管理すると言ってみたり、
全体主義化の波はヒタヒタと近づいてきています。
国民が持つべきなのは、政府に指図や管理を受けず、
自分の考えで生きていくんだという気概です。
国民は自助努力によって、自由に繁栄していくべきなのです。
そうそう。
このところ、菅首相の発信が弱いとか、
リーダーシップに疑義を呈する世論が多いですよね。
しかし、ずっと裏方でやってきた老人なんだから、
たいしたリーダーシップを持ってないのは予想通りでしょうよ。
よく喋る森元首相や麻生元首相の時はそれはそれで批判しといて、
寡黙な人に代わったら代わったで、やっぱり批判するって、
みんな、誰だったら満足するんでしょうか。
そもそも、首相に強いリーダーシップって必要なんでしょうか。
「必要だろ!」って思った方、理想は習○平さんですか?
彼、たぶん世界で一番のリーダーシップを持ってますよ?
デジタル化が目指しているのは、そういう全体主義国家です。
騙されないようにしましょう。
[SE;KICHI]
スポンサーサイト