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年末です。

高校生の息子が外で財布を落としたと、えらくショックを受けていました。
通ってきた道をもう一度辿って探したけれど見つからなかったと落ち込んでいました。
現金はそれほど入っていなかったようですが、
カード類を色々入れていたようで、紛失の手続きをしなければいけませんでした。
財布を落とすと、お金よりもそういった手続きのほうが大変だったりします。

ところが次の日、地元の警察署から連絡があり、
落とし物として息子の財布が届いているから取りに来てくださいと言われました。
財布の中に学生証を入れていたので、落とし主が息子だとすぐにわかったようです。
その日のうちに本人が警察署へ取りに行って財布の中身を確認すると、
現金もカード類も落とす前のままだったとのことです。
そして、拾った方が誰かは、ご近所の方としか教えてもらえなかったようです。

なんともありがたいことです。
どこのどなたかわかりませんが、ありがとうございました。


そしてその2か月後、またもや息子が財布を落としました。
なんと、今度は買って間もない、
5万円以上もする通学定期券をいっしょに入れていたとのことで、
息子以上に私がショックを受けました。
さすがに今度はダメだろうとあきらめていると、
また警察署から連絡があり、息子が取りに行きました。
帰ってきてから聞いてみると、やはり現金も定期券もそのままの状態で帰ってきて、
やはり、誰が拾ったかも教えてもらえなかったとのこと。

いやースゴイです。
本当にありがとうございました。

よく、日本のいいところはどういうところかという話で、
落とした財布が戻ってくるところだと言いますが、本当に戻ってきました。
それも2回続けてです。
あらためて日本は素晴らしい国だなと思いました。
このところ暗いニュースばかりですが、こういうことがあるとホッとします。

さて、今年はコロナの発生で、今までに経験したことのない年になりました。
去年の今頃は、こんなに世界中に多大な影響を及ぼすとは想像もできませんでした。
まだまだ先が見えない中、多くの方々が大変なご苦労をされているものと存じます。
弊社の業務も、本来、人と接することが多く、また、県外への移動も頻繁にあります。
しかし、春先あたりからは、ご挨拶に伺いたくてもなかなか思い通りにならず、
歯がゆい日々が続きました。

そのような中でも、変わらぬご支援を下さったすべての方々に、
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

そして来年度は、この現状に打ち勝ち、一刻も早く日常に戻り、
皆様にとって希望に満ちた素晴らしい年になることを強く願っております。

来年もどうかよろしくお願い申し上げます。

[M M]
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じゃ、いいですぅ……

ここ数年にわたって放映されている『Airペイ』のCM。
個人営業のお店に大口の注文が入りかけるも、
オダギリジョー扮する店主が「ウチ、現金だけなんすよ」といった途端、
お客は「じゃ、いいですぅ」と“まわれ右”して帰ってしまい、
店主は大いに悔やむ……というCMです。
要は、キャッシュレスを導入しないと機会損失を生みますよと、
そういうことを伝えたいのでしょうが、
これ、実際のところはどうなのでしょうか。

たとえば、宇都宮市の住宅街ににあるコボリ洋菓子店
このお店のことは、以前、マドレーヌの記事で紹介したことがありますが、
柑橘の風味がアクセントになっているマドレーヌだけではなく、
ナッツとチョコと栗を混ぜて焼き上げた「シュクセ」にしろ、
ミルクあんを生地で包んだ「宮ミルキー」にしろ、
口当たりのよいチョコバターカステラの「ポモナ」にしろ、
焼き菓子が、ハッキリ言って、超美味いです。
また、私は焼き菓子専門でケーキはあまり食べないのですが、
「下野カスター」といって、やけにふわふわの生地に、
あっさりした味のクリームを詰めたパフケーキも人気ですし、
筒状に焼いたデニッシュ生地に、カスタードクリームを詰めた、
お馴染みの「コロネ」も美味です。

コボリ洋菓子店コボリ洋菓子店 コロネ

なにやら、コボリ洋菓子店の営業マンの如き書きぶりですが、
私自身、半年に一度くらいの頻度にはなりますが、
富山からわざわざ5時間ほどかけて通うほど、この店が気に入っています。

とはいえ、基本はいわゆる“街のケーキ屋さん”

コボリ洋菓子店 外観

まず、ネットショップがないので、お取り寄せはできません。
それならと店舗に行くしかありませんが、
住宅街にたたずむ店なので、駐車場も充分にはないうえに、
営業時間も9時から19時と、特に長いわけではありません。
本当に、超美味いけれど、昔ながらの“街のケーキ屋”なのです。

しかし、昔ながらの“街のケーキ屋”にしてはやけに繁盛している店で、
店内には常時、10人以上は会計待ちをしているような状態です。
昔の、量り売りの肉屋さんみたいな感じで、
ショーケースの前で買いたいケーキの名前を店員さんに告げてから、
会計の列に並んで待ちます。
列が進んで、自分の会計の番になった頃に、
ちょうど箱に入れたケーキがレジに届くシステムです。
人気のお店なので、この会計が、少し並ぶ感じなんですが、
ファンが多いのでしょう、みなさんおとなしく待っていますし、
だいたいどのような時間帯でも、次々とお客さんが入店してきます。

そして、実は密かに驚くのが、
この店、カード不可、現金のみ!だということ。
長い会計の列に並んで待ち、自分の番がきたとき、
レジのところに貼られている張り紙で知る、カード不可。
私も地元の人も、もう分かっているから別に何とも思いませんが、
「えっ、カード、ダメなの? 現金足らんのやけど……」って、
初めて訪れた観光客などがうろたえている姿をたまに見かけます。

これは、冒頭の『Airペイ』のCMでいえば、
「じゃ、いいですぅ」と“まわれ右”され、機会損失を生みそうな場面です。
しかし、実際には、店内には常時10人以上は会計待ちをしているような状態で、
みんな、おとなしく、現金を握りしめて自分の番を待っています。
どうやら、見る限りは、分かりやすい機会損失には見舞われていない模様。

つまり、放映されている『Airペイ』のCMは、別に事実ではないということです。
いや、まぁ、コロナ禍で誰が触ったか知れぬ現金は汚いとか、
財布の中にジャラジャラ現金が入っているのはスマートでないとか、
それは確かにその通りかもしれませんが、
このコボリ洋菓子店の例を見れば、
商品が魅力的であれば、たとえ、汚くてもスマートでなくても、
みんな納得してついていくのだと分かります。
私なんか、コボリ洋菓子店がそうしろというのなら、
1000円札は伊藤博文しか使えませんと言われれば本気で調達しますし、
全額を10円玉で払えと言われれば銀行に通って用意します。

結局、クレジットカードにしろ、『〇〇ペイ』にしろ、
ほとんどのことがデジタルでできる時代になりましたが、
それでも選んでもらえる要素をどれだけつくれるかです。
コボリ洋菓子店であれば、デジタル非対応なわけです。
当然、「じゃ、いいですぅ」と、機会損失を生みそうな場面ですが、
味を磨くことで、機会損失を回避することができているわけです。
どこを伸ばして全体を補うのかという観点ですよね。

今後は、どこに付加価値をつけるかの勝負になるのではないか、
どこを伸ばすことで付加価値とするのかという話ですよね。
身につまされる話ですよね。

さて、今日はクリスマス・イヴ。
12月は連日のようにシュトーレンを食べなくてはならず、
後半は、正直ちょっとうんざりしてくるものですが、すべては今日のため。
みなさん、メリークリスマス!

[SE;KICHI]

優しい店主との出会い

今年の10月、11月にお仕事で福井県に行って来ました。
まだその時期はGoToトラベルキャンペーン真っ只中だったのですが、
あまり県外に行くのは良くないと思っている方も多かったと思います。
私はお仕事で行きましたので、
当然不要な外出ということは思っておりませんが・・・
GoToトラベルがないと、自発的には行かなそうな場所にも訪れることができました。
今回はそんなお話しです。

2回に渡りお仕事で行った為、
宿泊先でいただけるGoToクーポン券が合計で5,000円分以上にはなったと思います。
この券は様々な場所で使えるのですが、
期限が短かったため、コンビニで使いました。
せっかくでしたので、少し帰りが遅くなったりしてもコンビニで使っていました。
期限が切れて使用しないままではあまりに勿体ないですからね・・・
お仕事や旅行に出かけた方であれば、使っている方が多いと思います。
ここまでは至って普段通りの使い方でした。

宿泊先は福井県小浜市でした。
通常のGoToクーポン券以外に、
おばまチケットという小浜市内のお店でしか使用できない券も頂けました。
こちらの券はコンビニ等では使用できませんが、期限が年末まで使えるものでした。
今回のお仕事が無事に終了したら使ってから帰ろうと思っていました。
QRコードで使用出来る店名を見ましたが、地元ではないため、
正直わからないお店ばかりでした。
なんとなく店名で、こんなお店なのかなぁと、思ったお店へと行きました。

「藤田園茶舗」
私が行こうと思ったお店はお茶屋さんです。
店名でわかりますよね 笑
実は少し前に、急須を落として割ってしまいました。
そんなこともあったため、急須とお茶を買って帰ろうと思いました。

店内には、おばあさまが御一人でした。
このお店の店主です。
急須を探して店内をキョロキョロ見ていると、(珍しく?怪しく?笑)思ったのか、
「何をお探しでしょうか?」と声を掛けてくれました。
私は急須を探していることを伝えました。
店主は急須を紹介してくれました。
そして、お茶にまったく詳しくない私はびっくり!
急須って中の構造(茶こし等)が色んな形のものがあるのですね!
楽しくなってしまい、店主に色々と聞いたりしました。
店主も喜んで色々と語ってくださりました。
店主のアドバイスもあり、私が買った急須はこれです。

急須

一番の決め手はやはり自分の好きなデザインという部分でした!
茶色や黒の急須がほとんどの中で、店内では唯一の緑系の色でした。
模様で入っている葉も色合いが合っていてとても綺麗だと思いました。
茶こしを外した状態ですが、中の構造はこんな感じです。

急須の中身

取り外していますが内側の注ぎ口に茶こしが付いています。
店主からは茶こしはこのように取り外して、
ブラシ等で手入れして欲しいとお聞きしました。
せっかくなので、水をジャーって流して手入れするのではなく、
店主から聞いた手入れをしますね!
茶こしが急須内の外側全面にある構造の急須もありました。
一番の決め手は外観だったのですが、
店主が20年以上使っている急須と同じタイプの構造というのも決め手になりました。
「お茶は値段じゃなくて、いれる人の心遣い」と聞いて、
なんだか良いお話しを聞けました・・・

新型コロナウイルスの関係で、現在は試飲をしていないとのことでしたが、
本当は試飲して欲しかったとも言ってくれました。
私も店主がいれたお茶を飲みたいと思ったので残念でしたね。

他に面白かったものもいっぱいありました。
中でも昔からある茶壷というものが面白かったです。
抹茶になる前の葉っぱを保管する為の壺(?)みたいです。
10個くらいあったのですが、一つは本当に大きくて、店主曰く 700年前のものらしいです。
他のものもなんだか昔からありそうな古そうな壺でした。

その中で一つ、昔から付いてそうな汚れが半分で、
もう半分はピッカピカの状態の茶壷が・・・
店主が頑張って少しずつ磨いてるものだと言っていました。
一度、鑑定さんが来た時に、
「昔からの垢を落とすと価値が下がる」みたいなことを言われたそうです。
しかし、店主の気持ちとしては、
「素敵なものは綺麗にしたい」という想いがあって、
頑張って磨いているとのことでした。
これまた良いお話しが聞けたなぁと思いました。

私のようにお茶屋さんに普段行かない人が、
茶壷の写真を撮っていいかなど聞ける訳もなかったので写真はありません

何気なく訪れたお店で良い体験ができました。
私にとってはそれが十分すぎる程のGoToとなりました。

[SYUN]

籠城で気は狂うのか。

小学校低学年の時分、私は学校が好きではありませんでした。
やらねばならぬことが時間割によって決められていて自由選択の余地がなく、
実に不自由だと感じていた私、学校が好きではありませんでした。

登校を拒否するというほどではありませんでしたが、
内心、隕石でも落ちてきて学校が崩れたら休みになるのにとか、
ヌーの大群とかが押し寄せて校舎が壊れたら行かなくていいのにとか、
どうにか行かなくて済む方法はないかと思案する日々でした。

幸運なことに、私には喘息のケがあり、
季節の変わり目なんかには呼吸がゼロゼロ鳴ることがあって、
別にそれは他人に感染させるような病気ではなかったのですが、
息苦しそうな見た目が重篤に見えるため、
そういうときは学校を休むことができました。
そういう朝、私は呼吸が苦しいのにもかかわらず、小躍りして喜んだものです。

そのような日、私の母は、私を自宅に残して朝イチから買い物に出かけ、
ほどなく帰宅して、私に新しい本を与えました。
当時はスマホもゲームもなく、時間を潰すツールなどなかったので、
それは、母曰く「家におらんとしゃあないもんなぁ」と、
私を甘やかして買ってくれた、暇つぶし用の本でした。
私は寝床に横になり、もらった本を興奮しながら読みふけったものです。

このように、私は、学校に行きたがらず、自宅にいるのが好きな子どもでした。

しかし、現代の人たちは、大人も子どももそうではないようです。
彼らは、ウイルスへの感染を恐れているというより、
家から外に出られないことを恐れているように見えます。

実際、このコロナ禍にあっても、
外に出ないからといって食料が不足して飢えるわけではないでしょう。
私の住む富山の片田舎でも、300mか500mも歩けば何がしかの店があり、
レトルト食品やら缶詰やらを売っているし、
特別なアイテムでない限り、生活に必要なものは揃うものです。
昔は、コンビニなどなく、コメはコメ屋、醤油は酒屋に買いに行かねばならず、
そこが休んでいるとたちまち困ったことになったうえ、
そういうお店は個人商店なのでよく休んでいたものですが、
いまどきは便利で休まないお店がたくさんできていて、
1週間ほど自宅に籠城するような備えは、簡単に整います。
それなのに、外出ができないことを恐れるって、
これはどうしたことなのでしょうか。

これは、今年の春先から、
見識の高い経営者などが盛んに喧伝していたことですが、
この、自宅にいる時間をストレスに感じ、
外に出たがる人は小人物
なのだそうです。

核家族化が進んだことが関係があると私は睨んでいますが、
いまどき、休みは外出するものと人々は決めているようです。
せっかくの休みなのに家にいるなんてもったいない……とか、
どこかに出かけないともったいないという感覚でしょうか。

しかし、昭和の頃、人々は休みの日を家で過ごしていた気がします。
怠け者は、日がな一日、ゴロゴロ寝そべって本など読んでいたし、
働き者は、廊下を磨いたり庭木を剪定したりしていましたよね。
ゴロゴロ本を読んでいるのは生産性が低いように見えますが、
実際は、身体は休まるし、知識は養われるし、悪くないと思うのです。
おまけに、それだと一銭も使わないですしね。

省みて、どうでしょうか。
いま、休日には親の仇のように出かける人が多ということは、
逆に言えば、ゴロゴロ本を読むような時間の使い方はないということ。
つまり、本を読むような、そういう時間はなくなったということでしょう。
出かけてばかりいては、人間、バカになるのも当然でしょう。

何か脅迫があるのでしょうか。
時間の使い方は、休日のたびに変わりばえしないものではダメで、
変化に富んでいないと価値が低いと思っている人も多いのでしょうか。
また、「休み、何してた?」と他人に聞かれたとき、
はっきりと説明できるようなものでないといけないと思い込んでいるのでしょうか。
「ゴロゴロ本を読んでたよ」ということでは有意義でないというか、
なんとなく豊かでない気がして、他人に言えないのでしょうか。

昔、学生の頃はといえば、することが全くない時間がたくさんありましたよね。
もちろん、本当は学問をするはずの時間なのでしょうが、
学問をする気分にはなかなかならなかったうえ、
遊ぶには小遣いが足りなかったので、学生たちは仕方なく自室で寝そべって本を読み、
飽きるとうたた寝したり、妄想したりして時間を潰していましたよね。

この読書や生産性のなさそうな妄想が、
時には未来創造の力を持つのではないか
と思うのです。
アタマの中をカラにしないと新しいアイデアは生まれてこないと言います。
明らかなヒマ時間は、決して不毛な時間ではなく、
未来を創造しえる豊饒な大地を耕す時間だったと思うのです。

だとすれば、おうち時間、どんとこいというものでしょう。

丸一日、家にいることが難しいと感じることが、
ちょっと市民権を得てきているというか、
世間に認められつつあるところが、ちょっと危険かなと思う昨今です。
それは一種の病気であるということを、みんな知ったほうがいいですよ。

[SE;KICHI]

寒くなりましたね

ずいぶん寒くなってきました。
寒いのは苦手です。
体が縮こまって肩が凝りますし、夕方早目に暗くなるので1日が短く感じます。
人によっては、冬は寒ければ着込めば済むけど、
夏は脱いでも暑いから嫌だと言う人もいますが、
夏は薄着でいられるし、夕方遅い時間まで明るいので1日が長く感じられますから、
この時期になると夏が恋しくなります。

冬のいいところは、ウインタースポーツができるところと、
なんと言っても魚介類などの食べ物がおいしいところです。
私が住んでいる富山では、冬になると日本海の幸がふんだんに獲れます。
その辺のスーパーで売っている朝獲れの魚はとても新鮮で、
買ってきて家で食べても、お店で出されるものとなんら変わりはありません。
なのでお店では、新鮮さはもちろんのこと腕の良さが試されます。
リーズナブルな居酒屋でも、
人気があるお店では、コース料理などはかなりレベルが高いです。
が、いかんせん今の状況ではお店で食べる機会があまりありません。
それでも、家で魚がおいしく食べられますので大変ありがたいです。

最近は、氷見の寒ブリや白エビなどは知名度が上がって来たのか、
良い物は関東方面などに出荷され需要が多いので、
地元でも割と値段が高くなりました。
しかし、先シーズンの途中からはコロナの影響だと思いますが、
県外への出荷が減少して地元での供給が増えたためか、
割と手頃な価格で買えました。
良いのかどうかわかりませんが、今シーズンもよく獲れているようなので、
状況が変わらなければ同じような事が起きるかもしれません。
やはり、経済は需要と供給のバランスなんだなと、
あらためて感じさせられます。

そしてやはりこの時期は鍋です。
冬の間に色んな鍋を食べますが、
我が家で時々やる、手軽にできる鍋のひとつをご紹介します。

まつやの「とり野菜みそ」という鍋用の味噌があります。
元々は石川県で親しまれていて、食べさせてくれる店舗もあります。
富山ではスーパーに売っています。

とり野菜みそhttps://www.toriyasaimiso.jp/lineup

名前だけ聞くと鶏肉の鍋のイメージですが、
とり野菜の〝とり〟は、野菜や栄養を〝摂る〟という意味合いなので、
豚肉などのお好みの肉や魚でもかまいません。
作り方は、鍋に水を入れて、とり野菜みそを溶かし、
お好みの肉、白菜、少量のニンジンを入れ火にかけます。
煮えて肉に火が通ったらできあがりです。
簡単でおいしいです。
晩ごはんの献立が思いつかない時とか、
疲れて料理に手間暇かけたくない時に、
レパートリーのひとつとして持っておけば便利です。
我が家ではポピュラーな献立になっています。
オンラインショップもありますから誰でも手に入ります。
暖かいものを食べるとホッとしますよね。

皆さんのご家庭では、定番の暖かい献立はどんなものですか?
住んでいるところで色々違いがあるのでしょうね。

[KAZSOU]

箱の問題

今年はステイホームでしたからね。
みんな、最初は政府の指示で家から出なったわけですが、
そのうち、なんだか人間がなまくらになってきてしまい、
生活のいろいろが億劫になった人が多かったようです。
その結果、まずは、コメとか塩とかハチミツとか、
こう、ズッシリくるようなものは軒並みネットで購入すことが流行ったようで、
ネットで食材を提供しているショップは“うれしい悲鳴”だと言っていました。

ところで、コンビニではセルフレジが定着しつつあるのに、
スーパーでは依然として店員さんにバーコードを読んでもらわなくてはならず、
ちょっと周回遅れの様相を呈しています。
おまけに、このごろはソーシャルディスタンシングということで、
間隔をあけて並ばなくてはならず、
そのせいで以前より長くなった列に、なんとなく購買意欲が削がれがちです。
というわけで、スーパーに出向くのもどんどん億劫になり、
最近では生鮮食料品もネットで購入という流れができつつあるようです。

そうすると、そこそこの頻度で家に何かしらが届くということになります。
それは、いいのです。
というか、届いてもらわないと困ります。

問題は、その荷姿。

しっかりした段ボールに、500gくらいのバターが1個とか。
しかも、箱の底面にラップのようなものでぐるぐるに固定されており、
箱の中で動いて潰れたりしないのはありがたいのだけれど、
固定されすぎていて外すのが大変なくらい。

うちは、朝食に自家製のパンを作るので、バターは頻繁に買うわけですが、
バターについては、毎回、もれなくそういう荷姿で届きます。
その都度、役目を終えたその段ボールを畳みながら、
なんだか悪いことをしているような気になる私。

どういうことなんでしょうか。
コンビニやスーパーでは、何かの呪文のように「袋は要りますか」と聞かれ、
基本的に、お願いしないと袋1枚もらえないわけですが、
バターについては、1個買うだけでもれなくついてくる段ボール。
そんなに段ボールばかり必要ではないので、結局は処分せざるを得ないのですが、
供給の速さ(購入の頻度)が回収の速さ(回収日の巡り)よりも早いので、
段ボールはすぐにたまってしまい、
山のように積みあがった段ボールのゴミを眺めては、
ちょっと憂鬱な気分になるのでした。

そもそも、届いた荷物を開封するという作業が億劫な気もします。
ガムテープを剥がして箱を開き、商品を取り出して、
空になった箱を畳んで片付けるという一連のプロセスは、
毎日のことであるだけに、億劫というか、面倒。
しかし、腐らないようなものであればまだよくて、
食べ物が送られてきた場合などは、
賞味期限を把握したうえで、
冷蔵やら冷凍やら、ダメにしないための収納場所を確保し、
その後も、献立を考えるときに思い出さねばならないとか、
ちょっと手離れが悪い感じです。

こういう、ちょっとしたストレスというのは積み重なっていて、
人々の意識に影を落としていると言われています。
だって、毎日、緩衝材を丸めて捨てたり、箱を畳んだりする作業は、
それ自体が建設的な価値を生むわけではないので、
「自分は何をやっているんだろう……」という気持ちに陥りやすいもの。
もちろん、それが購買によって発生する贅沢な大変さなのだと、
そういうことは分かっているのだけれど、
それにしたって、「毎日しなければいけないもの」は、
一つでも少ないほうが暮らしやすいと思うので、
ちょっと、なんだかなぁと思ったりもしています。

そういえば、昔、料理番組などをしている某有名男性タレントさんがいて、
その方が奥さんと離婚するとなったときに、奥さんのほうが、取材に対して、
「毎日主人宛てに全国から届く贈答品の開封がイヤでたまらない」と言っていました。
この発言に対して、世間は「なんて贅沢な」という反応でしたが、
しかし、よくよく考えてみたら、
カニやら数の子やら高級肉やら、頼んでもないのに延々と届き続けたら、
そりゃ、基本的には嬉しいだろうけど、
段ボールを崩しながら、ふと、
「アタシ、毎日、何やってんのかしら」なんて、思う瞬間もあるだろうし、
やはり精神には変調をきたすのでしょうねぇ。

いずれにしても、『新しい生活様式』などと言って、
家で使うものはネットで買うことが増えてきた昨今、
レジ袋を目の仇にしておきながら、
段ボールについては何か買うたびに増えるというのは、
『新しい生活様式』的に、果たして正解なのでしょうか。

ちょっと、社会の歪みを感じざるを得ません。

[SE;KICHI]

年末年始休業のお知らせ

平素より格別のご高配に預かり、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は年末年始につきまして、勝手ながら2019年12月29日(火)~2020年1月1日(金)を休業とさせていただきます。
新年は2019年1月4日(月)より通常営業させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
猶、今後とも倍旧のご厚情を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

[AKA]

春高出場おめでとう

高校の時に一緒に汗を流したチームメートの息子がキャプテンをやっている高校が、
春高バレー出場を決めました。
2年ぶりとのこと。
全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称 春の高校バレー)は、 
1月5日~1月10日、東京体育館にて行われます。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でインターハイや国体が中止になり、
高校生にとっては最初で最後の全国大会になります。
大会は無観客で行われるようです。

予選決勝1ヶ月ほど前に会う機会があり、
どうよ?と聞いたところ、彼は大丈夫と言い切っていましたが、
試合前の予想では対戦相手が絶対有利と聞いていましたし、
私も彼が勝つのは難しいだろうなと予想していました。
大丈夫と言い切っていたので頑張れよとだけ……
失礼しました。

私のかかわっている中学校の卒業生がスタメンに入っているのも、
嬉しさとびっくりです。
4人がその高校に入っていますが、うち2人がユニホームをもらい1人はスタメン。
30人以上いるはずですから結構鼻高々です。
私が努力したわけではないですがそれでもうれしい。

スタメンの彼は怪我をしたと聞いていたので、
努力したのだろうと想像し、放送を観ました。
要所でブロックを決め2年生とすれば十分な活躍だったと思います。
ちょっと身贔屓な感じはあると思いますが。

その後もっと嬉しかったのが、
小学生の練習をしていた時に、内2人が報告に来てくれたことです。
恥ずかしそうに話してくれましたが、
私は嬉しさのあまり涙腺が崩壊しそうで、
大した言葉もかけられず情けない。


卒業生の彼たちはまだ2年生と1年生。
全国の試合を見て体感できることは大変貴重な経験になります。
目標や立ち振る舞い、結構変わると私は思っています。

テレビ放映され華やかな感じがしますが、
全国選手権大会であることと、県代表であることを胸に止め頑張ってください。
楽しみにしています。

[WAKA]

出会ってしまいました!

自宅近くの引網香月堂という和菓子屋さんをよく利用していたのですが、
この店の上生菓子がドラマの劇中の小道具として使われたとかで、
最近は、駐車場に埼玉とか横浜とかのクルマが停まっていて、
店内も混雑しており、えらい人気です。

私がこのお店で気に入ってよく買い求めているのは、もなかです。

引網香月堂 もなか

おいしいですよ。
ただし、見ての通りの重厚感で、1辺が 5cmはあります。
中には大量の粒あんが詰まっていて、中心には求肥が鎮座しています。
とても重く、2個も食べた日には満腹になってしまう代物ですが、
粒あんが苦手な私でも完食できるような軽やかさも併せ持っています。

もなかと言えば、最近、富山市の中心街にショッピングモールのようなものができ、
そこに出店しているのが源七という餅屋さんです。
餅屋さんなのですが、ここでは主にもなかを売っているということです。

源七 もなか

餅屋さんなので、自前でもなかの皮を作ることはできず、
皮は他店からの提供を受けているそうです。
富山市のやや山側に、高野さんというもなかの皮ばかり作っている専門店があり、
そこの皮に惚れ込んで、自分の作る餅とコラボさせたというのが、
この“もちもなか”誕生の経緯とのこと。

おいしいですよ。
ただ、あんはプラカップに覆われているなど、
皮がしんなりしないようにと工夫されているのですが、
あんと皮が互いに接触しあって溶け合うような、
ちょっと湿った感じが好きなどという、私のような唐変木にとって、
その、パッリパリの皮は、ちょっと違和感があるとも言えます。
まぁ、好みの問題なのですが。

そんななか……出会ってしまいました。
老舗菓子店 入河屋 の名物『みかん最中』。
このお店は浜松市北区というところにあり、
浜松市に編入されるまでは三ケ日町という地名で、
おなじみ三ケ日みかんの産地。
ゆえの、みかん最中。

みかん最中

酸っぱいのかなと思ったのですが、酸味はほとんどなくて、
ほんのりとみかんの風味のする爽やかなあんこは食べやすく、
あんことみかんという、奇抜にも思える組み合わせですが、
これは、よく調和させたなと感心します。
正直、浜名湖畔は私が毎年夏に滞在する場所ですが、
滞在するようになってから10年、この店は初めての訪問。
もっと早く訪問しておけばよかったと悔やむことしきりです。

みなさんには、そういう出会い、ありますか?

[SE;KICHI]

右肩上がり!

わーい、我が家の収入がグングンと右肩上がり!どうしましょう♪

などの嬉しい話ではなく、
上がり続けているのは、家人の体の数値です(泣)
毎年、秋に人間ドックを受けていますが、昨年までは結果を私に見せずにいました。
いろいろ改善が必要な体となり、やむを得ずといったところだと思いますが、
結果を持ち帰るようになりました。
見てびっくり!! まあまあよくもここまでと、驚きの連続でした。

一年経ち今年の結果が手元に届きました。
見たいような見たくないような、いざっ!
昨年から生活改善し始めたところはまあまあでしたが、
新たな数値がグングンアップしていました。
医師からも努力した結果は解りやすく数値に出ていますね、と言われたようですが、
その反動で増えたのが体重。
どのくらい増えたの?と聞いてみると、えっーーー!?
育っているなとは思っていましたが、まさかの数字。
増量のおかげで、様々なところに飛び火しています。

まず、今年中に2㎏落とし、
徐々に一年前の体重に戻して、そこから更に減量が必須のようです。
早い話が毎日の食事が大切なわけです。
食事を作っている私に圧し掛かってきました。

今年の夏、義兄が仕事中に腕の動脈数本切るケガをし、救急搬送先されました。
手術も長時間掛かったそうです。
その原因が、血管がボロボロで縫い合わせるのが非常に大変だったそうで、
医師に説明を受けた姉が嘆いていました。
ヘビースモーカーな義兄です。
我が家もですけどね。
長年の生活習慣が年齢とともに如実です。
アニメ『はたらく細胞‼』を観て、自分の体内での出来事として想像しないと。

審判が下ったからには、私自身の体のためにも、
楽しみながら取り組んでいこうと思います。
痩せたあかつきには、数値の改善とともに、
縮んだと言い張るスーツも着られるようになることでしょうし。
ここ大事ですからね!お願いしますよ~。

[fu~ma]
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kkseishin

Author:kkseishin
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