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オノ!

当社で、「“キヨハラ”と言えば……」というような、
『クイズ 100人に聞きました』的な問答が盛んなのは以前に紹介した通り。


たとえば、文学部出身の Okei さんに、「“フジワラ”と言えば……」と尋ねたところ、
「道長、美智子」との答えをいただきました。
韻を踏んで「みちなが・みちこ」と、まるで夫婦漫才師のようなネーミングで、
平安の政治家と平成のメークアーティストを一緒くたに答えるOkei さんのセンスに、
理系学部出身で文学の授業のなかった私は、感服しきりです。

さて、今回のテーマは「“オノ”と言えば……」です。

やっぱり“小町”でしょうかね。

いや、いぶし銀の俳優として“武彦”も捨てがたいですね。
最近では“真千子”もあるかもしれません。

小野篁
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%AF%81

……はい、みなさんさすがですね。
お察しのとおり、オノと言えば小野篁ですよね。

小野篁というと、「参議篁」として歌が百人一首に収録されているので、
聞いたこともないわ!という人物ではないでしょう。
“参議”というのは、まぁ、いまで言う大臣クラスということです。
ちなみに、百人一首に収録されている、
「わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟」
という歌は、
「『広い海を、たくさんの島々を目指して漕ぎ出して行ったよ』と、
都にいる人々に告げてください、漁師の釣り船よ。」という、船出の歌です。

この、小野篁という人は、平安時代前期に何人もの帝に仕え、
頭脳明晰にして博学であり、さらに優れた実務能力を持った官吏で、
非常に優秀な仕事ぶりであったようです。
また、その体躯は188センチの巨漢といいますから、
堂々たる人物であったことが伺われます。

しかし、一方で、当時としてはなかなかのアウトローで、
遣唐使に選ばれておきながら、
そのころに連発していた遣唐使船のトラブルを嫌がって、
最終的に乗船を拒否したため、実際には中国には渡っていないうえ、
遣唐使の事業を(ひいては朝廷を)風刺する漢詩を作ったため、
この漢詩を読んだ嵯峨上皇が激怒し、
官位を剥奪されたうえで隠岐国への流刑にされています。

前述の歌は、篁が隠岐へ流される時に作り、京の宮廷の人々に送った歌です。
「大海原へ漕ぎ出すぞ」という出航の歌かと思うかもしれませんが、
実際は、流刑に処せられ、遠く寂しい離れ小島へと渡っていく孤独な情景です。
達観しきったような寂しい背中が見えるようです。

さて、それよりも、小野篁といえば、昼間は朝廷で仕事をしながら、
夜間は冥府において閻魔大王の裁判の補佐をしていたという伝説があります。
いまでいうところの、なかなかのダブルワークですよね。
それどころか、閻魔王宮では第二冥官だったといわれていますので、
つまり、閻魔大王に次ぐ次席裁判官というわけで、地獄でもなかなかの出世です。
広間はOLで夜はチーママみたいな感じでしょうか。

朝廷での彼の上司に藤原良相という人がおり、
この人は、以前、篁が仕事でミスしてしまった時に、
強く弁護してくれたことがあったそうです。
何年か経って、あるとき良相は重病となり、他界したのですが、
閻魔大王の前で、判決を言い渡されようとした、まさにそのとき、
ふと閻魔大王を見れば、そのかたわらには篁がいました。
そして、「助けてやって欲しい」と、篁が閻魔に掛け合ってくれたため、
良相は蘇生することができたと、そういう話が残っています。
いやぁ、人には親切にしておくものですね。

まぁ、伝説なので、信憑性が云々の話ではありませんが、
「本当だったらいいのにな」と思っている人は多いようです。
実は、紫式部と篁のお墓は、紫野という地区の、お寺でもなんでもない場所に、
ぽつんと二つだけ、並んで建っています。
小野篁と紫式部、奇妙な取り合わせに思えますが、
2人には何か縁があるのでしょうか。
実は、紫式部といえば、
このブログでもちょくちょく取り上げている古典文学の作者ですが、
「源氏物語という色恋の絵空事を書いて多くの人々の心を惑わした」罪で、
死後、地獄に堕ちたと言われていて、
それを気の毒だと考える熱狂的な源氏物語ファンが、
わざわざ紫式部の墓の横に小野篁の墓を移動させて、
紫式部を助けるように頼んだのだといいます。
昔の人は、本気で篁に、閻魔さまへとりなしてもらおうとしたのですね。

私は、こういう伝説自体は、荒唐無稽だなぁとは思うのですが、
その伝説が成立していく背景というか、人間の業みたいなものを、
面白いものだなぁと思います。

そのへんが着目されたか、
10年ほど前には十津川警部ミステリーのシリーズに、
『十津川警部 京都から愛をこめて』というのが刊行されました。
小野篁の予言の書がテレビのお宝鑑定番組で紹介されて……という話。
やはり、みんな、そういう話が好きなんでしょうね。

さて、京都には六道珍皇寺というお寺があって、
そこには、彼が冥土へ出勤するのに使ったという井戸があり、
その筋の方からは注目を集めているようです。
見てみるのも一興かもしれません。

ちなみに、冒頭に登場した弊社の Okei さんに、
「“オノ”と言えば……」と尋ねたところ、
なんと、彼女の答えは「ヤスシ」でした 笑
さすがに……それはどうかしていますよね。

[SE;KICHI]
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胃カメラの恐怖

毎年の健康診断で胃カメラを行います。
今年は新型コロナウイルスの関係なのか、
鼻からではなく口からでした。
私が行った病院は口からしかやっていませんでした(涙)

過去に一度口から入れたことはあったのですが、
鼻からのほうが楽だとの話を聞き、
以後は鼻からばかりだったのですがついに口から…

麻痺させる薬などは、
以前に比べると随分簡単でスムーズに進んだのですが、
いざ挿入となったときに担当者の雰囲気がなにやら悪い。
慌てている感じもするし不安がよぎります。

鼻からの時もそうでしたが担当者によって随分苦痛が違います。
鼻からの時なんかは撮っている映像を見ながら喋ることも可能だったのですが、
久しぶりの口からなので、
喉を通過すればある程度は楽になるだろう?
空気をいれているのでお腹が張っていたような? 
くらいな感じでスタートです。

不安的中です。
最初は特に辛いのに押したり引いたりします。
やっぱり焦っている(急いでいる?)のかぐいぐい入れてくるのですが、
しっかり撮影できていなかったのか、ちょっと戻ったりします。
するとまた引っかかったような苦痛です。
一昨年にピロリ菌の除去をしているので、
採取で引っ張られる事はないのですが、なんとも調子が悪いです。
よだれと涙を垂れ流しながらとにかく早く終われと祈るような思いでした。

やっと終わっても、運悪くよだれ受けのトレイがずれていて、
左の肩口がべたべたです。
気分も下がります。


コロナ禍での医療従事者の方たちの大変な話は、
報道や身近な人からも耳にしていますから、
健康診断をしていただけていることだけでも感謝しなければと思いますが、
ちょっと苦痛が先走り、愚痴を書いてしまったと思ってください。

来年は鼻からやりたいと強く思う、今年の胃カメラでした。

[WAKA]

泣く女

うえーん、うえーんと、子どものように泣く女というのを見ました。
しかも、別の場所で別のタイミングで、2回も。

1人目は、もう何年も通っているスポーツクラブの、
zumbaプログラムの途中、『Cuando Baila』というメレンゲの曲の時でした。
メレンゲというのは、カリブ海周辺諸国で演奏されるラテン音楽で、
国でいうと、ドミニカとかプエルトリコあたりの音楽です。


https://www.youtube.com/watch?v=ae2YCZN95v4

楽しそうに踊るおじさんですよね。
私たちがこの曲を踊っている途中、
「えぐっ、えぐっ」という妙な音が聞こえてきたのでした。
zumbaって、結局、ラテンダンスですからね、なかなかの大音量で踊るのですが、
そんななかでも耳に入ってくるほどの、派手な「えぐっ、えぐっ」。
踊りながら音の出所を探してみれば、
それは、竹下景子似の、なんというか、おとなしそうな淑女の嗚咽でした。

瞬間的な感想は、「うわぁ ( ゚Д゚) 」という感じでした。
いや、だから、zumbaって、結局、ラテンダンスですから、
踊りながら泣くような心境にはならないもの。
そこを、どういうわけか、キレッキレに踊りながら泣いているのですから、
それはそれは意味が分からない状況。

その竹下景子似の淑女の嗚咽は、そのうち、嗚咽ですらなくなり、
うえーん、うえーんと、子どものように泣く女と化したのでした。
カリブ海周辺諸国で演奏されるラテン音楽で号泣する竹下景子、
なかなかシュールな光景と言えるでしょう。

2人目は、研修で出会った、こちらはロミ山田に似た女性。
実は、私はこの春先、プライベートでマネジメントの資格を取ったのですが、
その資格取得のための講習でのこと。
時節柄、何日か続いた座学はzoomで行われ、
そのロミ山田似の女性とは、オンライン上でだけ顔見知りという状態。

そうして、何日目かの講習でのこと。
さすがにマネジメントの資格ですから、zoomだけでは取得することができず、
リアルに集まって実習する機会がありました。
その講習会場で、初めてロミ山田似の女性と顔を合わせたわけです。

その講習は、楽しかったのです。
マネジメントの実習ですから、他者とのコミュニケーションが大事で、
私たちは、童心に帰って、ケラケラ笑っていたわけです。

そこに聞こえてきた、グズグズと鼻を鳴らすような音。
こちらの場合は、音の出所を探してみるまでもなく、
見る見るうちに、うえーん、うえーんと、号泣。
それは、ロミ山田似の、まぁ、いかついオッカちゃんの号泣
突如、考えてもいなかったマネジメント課題が到来したわけで、
当然、感想は、「うわぁ ( ゚Д゚) 」でした。

この2人、互いに面識すらない2人なのですが、
よくよく聞いてみれば、号泣した理由は共通していました。
それは、簡単に言えば、不安と寂しさ、そして怒り。
2人とも、このコロナ禍でご主人が仕事を失ってしまい、
竹下景子似のzumbaの淑女は会費が払えずに退会しなくてはならず、
ロミ山田似の講習のオッカちゃんも資格どころではない状況に陥ったと。
その場が楽しければ楽しいほど、
それが奪われる寂しさと、今後どうなるのかという不安は大きく、
コロナウイルスへの憎しみも相まって、
こんなに明るい曲なのに、なんで私だけこんなに不幸なの?
こんなに研修が楽しいのに、なんで私だけこんなに不幸なの?と、
考えているうちに、もうたまらなくなって泣いてしまったとのこと。

号泣する彼女を前にして、私たちがしてあげられることは、
実はありませんでした。
「戻ってくるのを待ってるからね」などと、
確証のないことを言って励ますくらいしかできませんでした。

コロナウイルスの感染力は大したことないはずなのですが、
こうやって、また一人、また一人と“脱落”していくのでしょうか。
大人が号泣するなんて、なかなかの事態です。
切ない社会になってきました。

[SE;KICHI]

ぼっこし大工

すごしやすい気温となり、掃除をするにもちょうど良い感じなので、
普段はちょちょら(てきとうや手抜きといった新潟の方言です。)にしているあちこち、
気合を入れて取り掛かってみました。

やり始めたら気分がのってきて、あちらこちらと片付け、最後にキッチンへ。
換気扇やガスコンロ等もろもろ磨き、
シンク周りまできたところで、ここまできたら水道栓の掃除もやってしまえと、
オールインワン浄水栓タイプのヘッドを外し、
蛇口部分の底面を漂白剤につけたり、ノズルを引っ張り出し磨いたり、
全体を洗い流し、最後交換用の浄水カートリッジを入れ、
ヘッドを嵌め込んでフィニッシュ!

の予定でしたが、うっ、ヘッドが嵌らない・・・。
斜め45度くらいに傾けながら回し入れるのですが、何度やっても回らない(汗)
あちゃー、またやらかしたかな~。

私、掃除中に割と物を壊します。
過去を振り返れば、蛍光灯を掃除しようと、シーリングライトに手を伸ばし、
回して外そうとしたところ、取り外し方が違ったようで、
力を入れすぎ割ったことがあります。
またある時は、エアコンのフィルターを掃除し終え、セットしようとした際に、
噛み合わせの一部を折ってしまった事も。
まだまだありますが、この辺でやめておきます。

でも、今回は目に見えての破損個所が見当たらないのです。
何がいけないのかさっぱりわからないので、とりあえずネットで検索してみました。
メーカーHPの「よくある質問」など見てもそのような質問はなし。
似たような状況で困った人の解決策など、
いろいろ検索してみましたが全くヒットせず。
その間も嵌め込もうと挑戦してみるもののびくともしません。
しょうがないので、メーカーのサポートセンターへ電話を掛けました。

ここに限らずですが、
こういった電話って中々繋がらないんですよね。
案の定、ただいま混みあっています・・・といった具合で、
しばらくそのまま待ってみたり、掛けなおしたり。
で、ようやく繋がったと思えば、途中選択した番号が違っていたようで、
その内容だとこちらではありませんと言われる始末。
また、初めから掛けなおしかと思いきや、
連絡を取って折り返して貰えることになりました。

簡単に事の流れを説明して、
やってはいけないことをしてしまったのかを聞きたかったのですが、
電話口の方からは、
考えられるとすれば、カートリッジの向きが逆かもしれないので試してください。
でした。
そこは電話前に何度も試していたのですが、言われた通りもう一度挑戦しました。
が、やはり回りません。
こうなると修理が必要となりますが、
伺えるまで数日掛かりますが如何いたしましょうか?
この電話で承ることもできますが……とのお言葉でしたが、
まだ、本当に修理が必要なの?と、腑に落ちていないので、
あらためて電話をすることにしました。

さて、どうしたものか・・・。
修理をお願いしても数日間はこのままの状態が続くので、
まずは飲料水を買ってこようか。
洗い物を少なくする為に、料理を作らないことにしようか、など、
ぼんやりとこれからを巡らせてみました。

しばらく現実逃避してから、ダメもとでもう一度やってみようかと、
ヘッドを手に取り回し入れてみたところ、スッとではないですが、
徐々にヘッドが回り始めたので、最後は力技で嵌め込みました!
夕方になってようやくフィニッシュ♪
はぁ~疲れた。

結局、原因は不明なままですが、今回は懐を痛めずにすみました。
勢いで始める事が多いので、取扱説明書を手に取るのは壊した後。
順番が逆ですよね。
分かっているのにやめられないぼっこし大工な私です。

注)「ぼっこし大工」とは、新潟県下越地方の方言で、全く腕の立たない大工のように、直そうとしているのに壊してしまう人のことを指します。

[fu~ma]

どぼどぼどぼ。

K.K さんは銭湯がお好きなようなので、
お風呂の話は彼のお株を奪うことになるかもしれませんが、
私も時折、ちょっと変わった温泉に出かけます。

それは庄川湯谷温泉

まず、駐車場に車を停め、
少し先の郵便ポストの脇に下り坂を見つけたら、そこを下っていきます。
3分も下ると眼下に民家のような建物が見えてくるわけですが、
まぁ、民家です。
看板もなにもないので、
ここが入浴できる温泉施設であることは、
まさに知っている人にしか分らぬことでしょう。

庄川湯谷温泉-入口の下り坂庄川湯谷温泉-全景

正面まで来ても、民家は民家なんですが、
それにしても誰もいません。
というか、誰かがいる気配がしません。
が、玄関はフルオープンで、『営業中』の札が出ています。
そこで、勇気を出して敷居をまたいでみますと、
そこには、入浴料の自動支払いシステムが稼働中です。

庄川湯谷温泉-玄関庄川湯谷温泉-番台?

大人は500円だそうです。
いつ訪れても500円玉が2枚置いてあるので、お釣り用に用意されているのでしょう。
3枚目の500円玉は私が払ったものです。
支払いを済ませて顔を上げると、
順路を示す掲示があったので、それに従って廊下を進みます。

庄川湯谷温泉-浴室へのアプローチ①庄川湯谷温泉-浴室へのアプローチ②

が、この廊下、長くて暗くて、なんというか、背後が気になる感じです。
実はこの民家風の建物は、元は湯治場だったようで、
長くて暗い廊下には「ろ-7」とか部屋番号が書かれた扉がずらりと並び、
ここから急に誰かが出てきたら気を失うかもしれないななどと、
しょうもない想像をしながら、知らず知らずのうちに小走りで廊下を抜けます。

庄川湯谷温泉-浴室へのアプローチ③庄川湯谷温泉-浴室へのアプローチ④

長い廊下の先に裏口のようなところがあり、
そこから外に出ると、階段になっています。
なかなか急な階段ですが、そこをまた、降りていきます。
写真の右に見えるのはダム湖です。
台風か何かの影響で壊れてしまったのでしょう、
階段は途中からブルーシートになっていますが、
応急処置というわけではないのでしょう、私の記憶では、もう5年くらいはこの感じです。

階段の突き当りを直角に曲がると、
突然、道は二股に分かれ、男女別の脱衣所になっています。

庄川湯谷温泉-浴室へのアプローチ⑤庄川湯谷温泉-脱衣所

この写真は女湯の脱衣所を二股のところから撮ったものです。
脱衣の際には自分でアコーディオンカーテンを閉める仕組みです。

見えにくいですが、作り付けの棚の向かいに勝手口の扉みたいなのがあり、
その先が浴室になっていますが、その勝手口の扉の先は、またしても階段になっており、
浴室に降りていくスタイルです。

脱衣所から浴室に降りていくスタイルというのは、
そう珍しいものでもないのですが、
驚くのは、4段ほど降りると、途中で階段が冠水している点です。

庄川湯谷温泉-浴室足元庄川湯谷温泉-浴室

伝わりますかね?
要するに、温泉の水位が浴槽よりも上になっていて、階段のところまでヒタヒタ来ている感じ。
浴槽から湯があふれて浴室を水没させてしまったというイメージです。
したがって、身体を洗う場所なんてないし、それどころか、かけ湯もできない状態。
だって、浴室へのアプローチまでお湯が押し寄せてきてますから。

これが庄川湯谷温泉の最大の特徴で、
“水没している温泉”などといって、その筋では有名です。

湯舟はコンクリート製の素朴な作りで、
タイルなどを貼ってはいないため、ザラザラとしていて尻や背中が痛くなります。
つまり、お世辞にも快適な座り心地ではないのですが、
少しタマゴ臭を感じる湯は39.5℃と、ややぬるめで長湯ができる感じ。

それと、もう一つ、この温泉を有名にしているのが、
もともとの浴槽の中央くらいに設置されている、湯の吐出口。
形状はまるで男根ですが、
その先端から温泉がどぼどぼどぼと注がれています。

庄川湯谷温泉-吐出口庄川湯谷温泉-吐出口拡大

それだけだと、「形状が卑猥な蛇口」くらいの話なのですが、
当然、この、男根蛇口、反対側の浴室にも設置されていて、
しかも、その根っこの部分がつながっており、
男女を隔てる壁の真ん中を支柱にしたシーソーのような構造になっているのです。

伝わりますかね? Part 2
要するに、両手の先が男根になったヤジロベエみたいな構造で、
こっちを上げるとあっちが下がる、こっちを下げるとあっちが上がる、みたいな感じなのです。
上の写真ではこっちがやや上がっていますから、
あちら側ではやや下がって、水中に噴射するジェットバスみたいになっているはず。

これは、上下可動式筒形湯口といって、
現在も残っているのは非常に珍しいんだそうで、
それはそれで、その筋では有名なんだそうです。

ちなみに、この蛇口をシーソーのようにギッコンバッタンと上下させる構造上、
男女間の壁には可動域を設けなくてはなりません。
そのため、この蛇口の周囲の壁は切り取られ、そこそこの穴が開いており、
互いにあちらを見ることができます。
まぁ、もちろん誰も来ませんが 笑

この温泉、昔は湯治場として、連日満室になるほど賑わったといいますから、
富山の方なら知っていて当然のレベルだと思いますが、
いまとなっては全国的に、世にも珍しい温泉の部類でしょう。

さて、問題は、館外・館内を問わず、駐車場からだいぶ下ってきてしまったことです。
入浴後は、だいぶ上らなくてはなりません。
脱衣所も廊下の突き当りで、座って涼める場所もなく、
使われなくなった湯治場は座敷も開放されていませんので、
湯上りで、まとわりつく衣類に辟易としながら、せっせと上らなくてはなりません。
駐車場に戻るころには、到着時よりも汗まみれになっているという、
なかなか、本末転倒の名湯です。

[AKA]

約束。

芸能人の方が立て続けに何人かお亡くなりになりましたね。
どういう事情があったかなんて、当人にしか分からないのは百も承知ですが、
その報道のされように違和感を感じた私です。

テレビではそのニュースのたびに、
「ひとりで悩まないで」などと言い、“いのちの電話”の番号を案内したりしていました。
いや、私だって、「ひとりで悩まないで」に異論はありませんが、
ひとりで悩んでいる人が、そんな知らん人に電話してきますかね?
それも午前10時から午後10時時までで、深夜早朝は非対応。
本気で助ける気はないんだと感じますね。
取り組んでいますというアリバイのための電話でしょうか。

私には妹がいました。
過去形なのは、ある年の年末に他界してしまって、いまはもういないからです。
彼女は、このところの芸能人の方々と同じ方法で亡くなったのですが、
なぜ亡くなったのか、遺された私たちはワケが分かりませんでした。
別に何かに悩んでいたふうでもなかったし、
健康問題を抱えていたとか、お金に困っていたとか、
人間関係のトラブルがあったとか、そういうことはありませんでした。

建設会社を経営する夫に聞いても、
遺体発見の2時間ほど前まで、来週のスケジュールやら、資金繰りやら、
会社経営について、夫婦で相談をしていたと言いますから、
つまり、2時間ほど前まで、死にそうな気配はなかったということです。

今回の女優さんのケースもそうですよね。
10分ほど前までは普通に動いていたそうですから、
そのあと、6分とか7分でこの世を去ったことになります。

そういうことが、あるということです。
7分あれば、人間は死ねるということです。
7分あれば、連れていかれるということです。
別に何かに悩んでいたふうでもなかった人でも、です。


別に何かに悩んでいたふうでもなかった人でも、というのがポイントです。

人間、生まれてこの方、順風満帆の人生ですということはないでしょう。
どんな人にも、紆余曲折というか、いろいろな出来事があったはずで、
その都度、喜んだり腹を立てたり、悲しんだり悔しがったり、いろいろあったでしょう。
いま、悩んでいなくても、過去にはそういうことはあったはずです。

普段は、そういう過去のことを思い出すことはなくっても、
何かの弾みで、つい、その再生ボタンが押されてしまうことって、あるわけです。
そして、それまでは普通に笑っていたのに、
突如として暗い気持ちになることがあるかもしれません。

つまり、そういうことが、あるということです。
誰にだってその可能性はあって、
いま笑っている人でも、7分もあれば連れていかれるということです。

さて、ところで、どうして死んではいけないのでしょうか。
K.K さんは「その人が死ぬことで周りの人が悲しむから」と言いました。
その通りだと思います。
しかし、死に向かう人は、「私が死んだって誰も悲しまない」と思っていますから、
「みんなが悲しむから」では、その決意を止めることができません。
では、どうしたら自殺を思いとどまらせることができるのか。

私は、みんな、この世界に産まれる前に、
天国で、神様に申請書を提出してきていると思っているんです。
性別やボディタイプ(太いとか細いとか)や両親や兄弟から、
人生で起こること(〇歳で就職して、×歳で結婚して……みたいなこと)まで、
全部を計画書にして神様に提出して、神様から承認していただいて、
それで生まれてくると思ってるんです。

なぜそう思うかというと、そのほうがラクだから。

生きているとつらいことも多いし、
「なんで自分だけ」とか思ってしまうこともあります。
しかし、どんなにつらい人生だったとしても、自分で計画した人生で、
神様の承認が済んでいるのであれば、しょうがないって、思えるでしょう。
起案者が自分なら、誰のことも責められませんからね、
心穏やかに生きることができます。

で、どうして死んではいけないのでしょうか。
私は、
神様との約束だから だと思っています。

自分が提出した計画書に、「△歳で自殺する」などと書いていないのであれば、
それはやっていいことではないのです。
(もちろん、自殺などを計画書に盛り込めば、おそらく、その計画書は承認されないと思います)
また、自分の計画書を承認してくださるとき、きっと神様は、
「おおっ、これはつらそうな計画だけど、頑張れよ!」と、激励もしてくれたはず。
勝手に強制終了ボタンを押すことは、神様を大いに悲しませるでしょう。

と、まぁ、これはもちろん妄想です。
妄想なのですが、私の場合は、そう思ったら頑張れます。
私にとっては、「自分で立てた計画だ」、「そして神様の承認を受けている」の2点で、
「じゃあ、受け入れるしかないな」と思えるのです。

どの人にも同じ理屈が通用するかは分かりません。
しかし、へっぽこ電話相談窓口では悩んでいる人を助けられないし、
一方で、7分で連れ去られるなら察知してあげることも難しい。
そうであるなら、
あらかじめ、良さげな世界観を持つことで、
各自が思いとどまるしかない
のだし、
互いに、そのための世界観を撒き散らすしかないと、私は思うのです。

人は、死ななくて済む信念を持つべきだし、
そのために、互いに関わりあうべきだと思うのです。


[SE;KICHI]

左足の痛み

10月に入り、朝晩の冷え込みが日増しに強くなりつつあります。
急な気温の変化に体がついていかない人も出てくるのではないでしょうか。
コロナやインフルエンザも気になるところですが、
ぜひ自分でできる限りの体調管理はしていきたいものです。

さて、みなさんは、身体、なんともないですか?
私はここ最近、膝の調子がよくありません。
歩いたり、走ったり、跳んだりは問題なくできるのですが、
立った状態から地べたに膝を曲げて座るときと、
地べたに膝を折り曲げた状態で座っている姿勢から立つときに痛みを伴い、
その姿勢から「いてててててて・・・」と片足を引きずりながら歩き出す姿は、
自分で見ることはないですが、膝の痛いおばあちゃんそのものだと思います。

「いよいよ私もコンドロイチンかグルコサミン、飲まんなんかな・・・?」
と、本気で考え始めています。
つい先日もその様子を見ていた義母から、
「わかるわあ、膝、痛いよね~」と痛みを共感していただきました。
え?私ですか? 41歳です。

痛む箇所は左足の膝の上で内側です。
私の左足には下肢静脈瘤ができており、
ふくらはぎの真中あたりは血管が浮き彫りになっていて、“こぶ”ができています。
痛みがある膝上の内側あたりにも、同じく血管が浮き出ています。
もしかして、下肢静脈瘤が悪化し、血管を圧迫しているがための痛みなんじゃないか、
と自分で分析していたのですが、
AKAさんの見解によると骨のゆがみからくる痛みなんじゃないか、とのことです。
まだお医者様に診ていただいたわけではないので何とも言えませんが、
どんどん痛みが加速するようであれば一度診ていただかなければいけませんね。
「加齢なので仕方ないですね」と言われないといいのですが。

さてさて、膝痛はここ最近のことですが、左足にはもう一か所痛みがあります。
足裏の親指の付け根の骨のあたりです。
こちらも歩いたり走ったりに何の支障もないのですが、押すと地味に痛いんです。
ここ数カ月でしょうか。
さっさとお医者様にかかればいいものを、特段スポーツをするわけでもなし、と、
ほおっておくのが一番よくないんだろうなあと思いつつ、
時間がないのを言い訳に今に至ります。

某インストラクターのブログを拝見すると、
足の親指の付け根が痛い人は足指を動かすようにしたらいい、
と記載されていたので、
症状が合致すかどうかも定かではないですが、最近は毎日足指体操をしています。
残念ながらまだこれといった成果は感じられていませんが、
動かすことに悪いことはないですからね。
これを機に血行が良くならないかしらと、密かに期待しています。

そういえば、“魚の目”や“たこ”もよくできるのですが、それも左足・・・。
骨格がゆがんでいるのか、歩き方が悪いのか。
はたまた性格がねじ曲がっているのか・・・。
どこかに偏りがあるのは火を見るよりも明らかですね。

さて、今は左足の痛みと付き合っておりますが、
これからますます、いろいろな箇所で痛みが発生することでしょう。
あれがいい、これがいいと聞いては試し、
三日坊主でやめたりもしていますが、
何分面倒なことは続かないので、自分の性格と生活スタイルに合った形で、
ある程度の健康を維持していきたいと思います。

何かいい情報をご存知の方、教えてくださいね!

[Okei]

思い出の場所?

最近、芸能界でも悲しいニュースが非常に目立つ気がします。
先週は女優の竹内結子が自殺して亡くなったと報道が有りましたね、
流石に驚きました。

『プライド』
https://middle-edge.jp/articles/I0002924.amp

小学生の頃、木村拓哉とのドラマである
『プライド』を観ていた自分にとっては、とても綺麗な女優さんで、
将来有望で何一つ不自由ないイメージなだけに、ショッキングでした。
いろいろと憶測されていて、
きっと我々には分からない何かがあったのは間違いないのでしょうが、
それにしてもこれだけの影響のある方の急な別れ、残念です。

いや、それだけではない。
現在でもこの国では、
有名人以外でも約2万人弱が毎年自らの命を絶っているそうです。
目立つ若者の影で高齢者も多いらしく、
老後の孤独が理由といったこともあるそうです。
世界で見ると何と80万人もいます。
昨年は韓国のアイドルKARAの元メンバー、ク・ハラも亡くなってしまいました。
元ファンだっただけに悲しい出来事でした。

世界の人口が増えていると言われている現在。
そんな中、新型コロナや病気などとの闘いで多くの人が亡くなっていますが、
これだけの人が自らの手で人生を終えているという事実は知られていないと思います。

せっかくの命を無駄にするな!とか、
生きたくても生きられない人がいるのに!とか、今言うつもりはありませんが、
やはり自殺はしてはいけないと思います。

先日、高校の頃から親友Jくんと夜中に立山町方面にクルマを走らせていました。
ちょうど町役場付近に差し掛かる手前のコンビニに立ち寄りましたが、その際、
「この辺りは懐かしい思い出がある場所なんだ。」と唐突に話し出しました。
彼の出身は射水市の旧小杉町でしたし、
地理は疎くて出不精でしたので不思議に思い、何の思い出?と聞きました。
彼は、
「ちょうど5年前に、意を決して自殺する為にここに来た。」
「家族には行き先を告げず、山がある立山方面、とりわけ立山町へ行けば、
崖から飛び降りるか、山林で首を吊るか獣に襲われてダメになるか、
真剣に考えて動いた。」
と言いました。
当時運転免許が無かったJくんは、なんと自転車で射水市からここまでやってきて、
あわよくば途中で事故って死んでも良かったとも。
「何も知らないから、ペダルをこいでもこいでも着かなくて。
立山って案外遠くて、途中で疲れてやっぱ帰ろうって、
結局やる気無くして帰ったよ。笑」

これを聞いた私はショックを受けました。
まさに先日のニュースが頭をよぎりました。
彼は普段からSNS上で、
消えたいとか死にたいとか、マイナスなことを続けて投稿しているだけに、
全くその気がないわけでも無いかと思いきや、
今の今まで生きてきたことから、口だけで、本気度は低いんだろうと思っていました。
それだけに、すっとんきょうなやり方とは言え、動いていたその事実にです。

一見、計画性のないめちゃくちゃなバカな行為に見え、笑う人もいるかもしれません。

ただ、私はこの行為や言葉の根底にある、
本当の気持ちというか、深い闇というのか、
人知れず抱える苦悩に触れた気がして、
とても心配になり、悲しくなりました。

普段は飄々としていても、裏では苦悩を抱えていて、
それを表に出せずに溜め込んでしまう。
口では言っても、実行に移さないからそのうち周囲も気にかけることはなくなる。
そうして知らずに溜め込まれたものが、限界を迎えてか、
果てまた小さなきっかけで暴走し、
そういった行為に向かってしまうのではないかと思うと、
昨今の芸能人の方のことと重ねってしまい、とても穏やかではいられません。
後悔先に立たずですし、
何か僅かなSOSサインでも見逃してないかと
変に勘ぐってしまうくらいです。
   
今は考えていないとは言うものの、未だSNSでは投稿を続けていますし、
心配であることには変わりません。

その自殺の為に動いていた時分、
彼は専門学校卒業後、進路に悩んで就職せず、
フリーター生活の日々でした。
身から出た錆とはいえ、家族や周囲からは就職しろと急かされ、
派遣社員として働いても、長続きしないのですぐ辞めてしまい、
疎まれて、実家を出ました。
その後彼女ができ、心を入れ替えて就活に励み、
つい先日、初の正社員としての職場を勝ち取りました。
頑張ったことは良いものの、これからです。
先述のようなことも有り得ます。

数少ない大事な親友です。
小さな声や悩みも、全て聞くことはできませんが、
それが大きなきっかけになって、取り返しのつかないことになってしまわないよう、
自分にできることがあるのなら、力になってあげたいと思います。

新型コロナウイルス感染拡大防止から、世の中全体で人と会うことが抑えられ、
人間関係の希薄さが出て、それが自殺などに繋がってしまっている気がします。
こんな身近にも、そういったことを考える人がいると思うと、
全く他人事ではないのでしょうか。

自殺はいけないと思います。
命の尊厳の話は今は別に置いたとして、
その人が死ぬことで自分や周りの人が悲しむからです。
自分が死ぬことで周りの人が悲しむからです。
自分の都合ばかりで死ぬなといいますか、
自分は自分自身のみの物ではないと考えるからです。


そうならない為にも、
先ずは近くにいる、
目の前の1人を大切にする事からだと思います。


[K.K]

7年ぶりの半沢直樹さん。

こういうことを言うと石を投げられかねない雰囲気すらありますが、
やっぱり、あんまり好きじゃないんですよね、半沢直樹。
というか、好きじゃなさ過ぎて、今シーズンは視聴しませんでした。
しかし、観ないようにしているのにもかかわらず、
TBSが局を挙げて煽りまくるものですから、
放送中から、断片的にいろいろ漏れ伝わってきていました。

7年前にもこのブログで半沢直樹について書いていますが、
今年も、私の感想は同じです。

やられたら、やりかえす……倍返しだ。だなんて、

いや、そんな怖いこと言うもんじゃないよ。

みなさん、親として、子どもにどう言い聞かせてます?
「うわ~ん、同じクラスの○○くんが意地悪してくるぅ」とか、
「△△ちゃんたら私の悪口ばっかり言うのぉ」のような子どもの訴えに対して、
やられたら、やりかえ……倍返しだって、言います?

また、朝、子どもが学校に行く前とかに、
「クソっ、あいつめ、許せん。やられたら、やりかえす……倍返しだ。」
とか言っていたら、親として心配しますよね。
「おいコラ、学校なんか行かなくていいから、
何があったのか話しなさい」とか、言いません?

私は、自分の流儀には反するので積極的にはしませんが、
やられたら、やりかえす……までは、致し方ないとは思うのです。
しかし、さすがに倍にして返すのはダメでしょう。
しかも、最終回直前のPR動画では、
やられたら、やりかえす……1000倍返しだ!!と言っていて、
いや、なんかもう、ビックリしました。

1000倍返しって、昔のチンピラ映画みたいなもので、
ちょっと肩が当たったくらいで「どこ見て歩いとんじゃ、ワレ」と凄まれ、
最終的にボッコボコにされるのと変わりませんよね。
これは、小学生か幼稚園児でいえば、
1回小突かれたら、1000回小突き返してよいということになりますよね。

もしそれが、小学生や幼稚園児の教育として正しいのであれば、
このところのバカな大人……、つまり、
ちょっと追い越し車線から抜かれたことに腹が立ったので、
運転手を引きずりおろしてボコボコにしてやりました……という、
煽り運転する人の言い分もOKになりますし、
ちょっと子どもの食事の食べ方が汚くて腹が立ったので、
食事を与えず餓死寸前まで放置してやりました……という、
虐待する親の説明もOKになりますよね。
なにしろ、やられたことの1000倍返しまで許容されるのですから。

それが正しいわけないですよね。

それなのに、それが正しいわけないのに、
半沢直樹が大人気になる社会が、私は不安です。

以前にも言ったとおり、ハンムラビ法典じゃあるまいし、
私は、そもそもやり返すという考え方が好きではありません。
どちらかではありませんが、やられたら、やりかえす……よりも、
「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」のほうが正しいと思っています。
これは新約聖書『マタイによる福音書』第5章に登場するイエスの言葉で、
雑に解釈すれば“お人好しの勧め”のように見えますが、
実は、同じ新約聖書の『ルカによる福音書』に出てくる、
「汝の敵を愛せ」というフレーズと同じ意味でしょう。
要は、憎しみや恨みは何も生みませんから、
人間が人間に仕返しをするな、という深遠な教えです。
仏教でも許しを大きな法門として捉えていて、忍辱波羅密多という教えもありますが、
いずれにしても、仏教もキリスト教も、復讐は否定しているわけです。

結局、私は、「倍返し」とか「1000倍返し」という、
「目には目を」的な感覚についていけないですし、
いい大人が怒りをあらわにした表情で、
「叩き潰す!」とか、「死んでもヤだね!」なんて、
そんなこと口に出してはいけないと思うんです。

まぁ、たかがドラマに目くじらを立てることもないのですが、
深夜2時とかにやってるSEXばっかりしてるドラマとは違って、
日曜21時の地上波という、子どもも見ているような時間帯のドラマなので、
あんまりやられたら、やりかえすとか、
言わないでおいてほしいなぁと思うのです。
現に、小学校では「詫びろ、詫びろ、詫びろ……」とか、
「おしまいDEATH!」とか流行し始めていると聞きます。
いまのところ、意味が分かって言っているわけではなく、
ふざけて言っているだけのようですが、
もしかすると、こういうのを放置することにより、
妙な正義感で怒りまくる大人が量産されてしまうんじゃないかと思い、
末恐ろしいなと思うのです。

[SE;KICHI]
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