実は一大事なのですよ!
安倍首相、辞任を表明されましたね。
まぁ、ご病気ということなので仕方のないことですが、
ここ何年も、批判を受け続けておられ、気の毒な気もします。
だいたい一国の宰相など、普通の人には想像もできない激務でしょうに、
友人でもない国民から「アベが」とか「アベくんが」とか、
還暦過ぎの紳士に対するにしては、あまりに失礼な呼び方をされ、
挙句、マスクを配っただけで「アベノマスク」などとバカにされる始末。
そりゃあ、ストレスで腹も壊そうというものです。
この秋は政局がらみになるのでしょうか。
この夏は甲子園もなかったうえに、帰省もしてくれるな、墓参りも密を避けろと、
“Summer Vacation”感があまりなかったので、
なんだか、流れるように過ぎ去った8月でした。
8月が終わり、今年も残すところあと4箇月、
これほど無為に過ぎた1年は初めての経験です。
ところで、8月といえば戦争がらみの月ですよね。
私は、そういうエピソードは嫌いではないのですが、
それでも、終戦記念日の朝から、というか、10日前の原爆の日あたりから、
ニュース等で、戦争を経験された高齢者の話が流され、
「戦争は悲惨だ、悲惨だ」と、お経のように連呼されると、
まぁ、いい加減うんざりするものです。
いや、私自身は実体験していませんが、
それでも、戦争が悲惨であったことは想像がつきます。
そこに異論はありません。
しかし、戦争がテーマの話の時、どうしても悲惨さばかりが強調され、
「戦争はいけない。怖い怖い」のようなところに着地しがちです。
それは、ある程度、致し方ないことのようにも思いますが、
実際のところ、洗脳に近い効果を持っていて、
本来の、戦争を起こさないために日本はどうするべきか、など、
未来の視点からの議論が、なかなか深まりません。
つまり、条件反射的に「戦争はいけない」と言いはするのですが、
そのためにどうするかという思考は奪われてしまっていて、
「よく分かんないけど、とにかく戦争はダメなのっ!」という、
なんだかツンデレのドラマみたいな思考回路になってしまっています。
コロナ、コロナと、毎日、再放送でも気づかないようなニュースを見させられ、
重要なニュースがそれしかないかのように洗脳されていますが、
実は今年は、コロナなんかなくても、なかなか大変な年なのです。
先日も、中国共産党は長年の経済的恩恵を捨ててまで香港の自由自治を奪いました。
おそらく、台湾や東南アジア諸国を威嚇し、
尖閣諸島侵入から沖縄を奪う計画を立てていて、
最終的に、アメリカと対決して世界の覇権を握ろうという計画なのでしょう。
王毅外相は7月に「南シナ海は我々の庭であり……」などと発言していますから、
自宅の庭を掘り起こして何が悪い!という意識でいることが分かります。
一方、アメリカのビーガン国務副長官はこれに呼応して、
「南シナ海でのそのような主張を押し返す」と発言されましたね。
近年、中国はアメリカに次ぐ経済力をつけました。
オリンピックもやったし、万博もやっているので、
正直なところ、もう先進国ですよね。
しかし、貿易慣行は未だ欧米に従わなければならず、
時に欧米の価値観から、人権だなんだと内政干渉され、
それに従わなければ経済制裁を科されてしまうというありさまですから、
ぜんぜん、自分たちが認められなくて悔しいに違いありません。
だったら、もう、自分達の好きにやってやろう、他国の目なんて知るか!と、
自分達の価値観で、儲かる方法を作ろうと考えたのではないでしょうか。
おそらく、中国共産党は、かなり本気でアメリカと対決することを考えているはずで、
いまは、次の大統領がトランプの再任になるかバイデンになるか、
つまり、共和党政権が続くか民主党に代わるのか、見極めているところでしょう。
トランプ大統領は雰囲気が小憎たらしいので、悪者扱いされやすいのですが、
民主党のバイデンが大統領になったら、どう中国と対峙するつもりでしょうか。
悪夢のオバマ路線に戻ってしまうのですから、
バイデンが次期大統領になったら、
中国が次の覇権国家になる可能性がありますよね。
情報公開もせず、言論の自由もない国が世界を牛耳るって、
そんなの、大丈夫なんでしょうか。
率直なところ、私は、トランプ大統領の再選が、
世界にとっても、日本にとっても望ましいと思うのですが、どうでしょうか。
ところで、アメリカと中国の大国同士の覇権争いなんて、
日本には特に関係ないだろうという方もいらっしゃいますが、
現在の日本は、かつて死闘を演じたアメリカと、血より濃い同盟国になっており、
中国から見れば、間違いなく自由主義陣営の一員、
つまり、敵軍の一角というわけであり、巻き込まれるのは必定でしょう。
日本には憲法9条で国が守られていると本気で思っている一派があり、
正直、かなり驚いたりしますが、
そこまでの確固たるイデオロギーを持っていない人でも、
「難しいことは分からないけど、戦争はイヤ」とか、
「どっちでもいいけど、核兵器はなくすべき」とか、
そういうふうに思っている市民は多いものです。
しかし、そういう感覚的な話だけでは国を守ることはできないと思うのです。
国を……って、話がデカすぎて理解しにくいかもしれませんが、
ようするに、「なんかヤダ」くらいのふんわりした話では、
自分の愛する家族や友人や生活を守れないということです。
それこそが安倍首相の悲願だったはずですが、
日本は千載一遇のチャンスを逃してしまいました。
「戦争は悲惨だ」に異論はありません。
感染拡大が大変だとか、猛暑に注意しましょうも、大事なことでしょう。
しかし、もっと大事なニュースは、
いま、日本の領土領海内で起きている隣国の暴挙と、
海の向こうで日本を守ってくれている国の大統領選挙のことです。
これを知らなくて、本当に悲惨な目に遭うのは私達なのです。
政府は国民を悲惨な目に遭わせないために現実に向き合い、対処し、
同時に、改めるべき憲法や法律は素早く改め、
国際社会から支持応援されるように備えなければいけないと思うのです。
広島の原爆死没者の石棺に、
「過ちは繰り返しませぬから」と刻まれていますが、
かつての日本人はそこまでの過ちを犯してはいないはず。
むしろ、思考停止してしまった現在のほうが、
よっぽど「過ち」という感じがします。
[SE;KICHI]
まぁ、ご病気ということなので仕方のないことですが、
ここ何年も、批判を受け続けておられ、気の毒な気もします。
だいたい一国の宰相など、普通の人には想像もできない激務でしょうに、
友人でもない国民から「アベが」とか「アベくんが」とか、
還暦過ぎの紳士に対するにしては、あまりに失礼な呼び方をされ、
挙句、マスクを配っただけで「アベノマスク」などとバカにされる始末。
そりゃあ、ストレスで腹も壊そうというものです。
この秋は政局がらみになるのでしょうか。
この夏は甲子園もなかったうえに、帰省もしてくれるな、墓参りも密を避けろと、
“Summer Vacation”感があまりなかったので、
なんだか、流れるように過ぎ去った8月でした。
8月が終わり、今年も残すところあと4箇月、
これほど無為に過ぎた1年は初めての経験です。
ところで、8月といえば戦争がらみの月ですよね。
私は、そういうエピソードは嫌いではないのですが、
それでも、終戦記念日の朝から、というか、10日前の原爆の日あたりから、
ニュース等で、戦争を経験された高齢者の話が流され、
「戦争は悲惨だ、悲惨だ」と、お経のように連呼されると、
まぁ、いい加減うんざりするものです。
いや、私自身は実体験していませんが、
それでも、戦争が悲惨であったことは想像がつきます。
そこに異論はありません。
しかし、戦争がテーマの話の時、どうしても悲惨さばかりが強調され、
「戦争はいけない。怖い怖い」のようなところに着地しがちです。
それは、ある程度、致し方ないことのようにも思いますが、
実際のところ、洗脳に近い効果を持っていて、
本来の、戦争を起こさないために日本はどうするべきか、など、
未来の視点からの議論が、なかなか深まりません。
つまり、条件反射的に「戦争はいけない」と言いはするのですが、
そのためにどうするかという思考は奪われてしまっていて、
「よく分かんないけど、とにかく戦争はダメなのっ!」という、
なんだかツンデレのドラマみたいな思考回路になってしまっています。
コロナ、コロナと、毎日、再放送でも気づかないようなニュースを見させられ、
重要なニュースがそれしかないかのように洗脳されていますが、
実は今年は、コロナなんかなくても、なかなか大変な年なのです。
先日も、中国共産党は長年の経済的恩恵を捨ててまで香港の自由自治を奪いました。
おそらく、台湾や東南アジア諸国を威嚇し、
尖閣諸島侵入から沖縄を奪う計画を立てていて、
最終的に、アメリカと対決して世界の覇権を握ろうという計画なのでしょう。
王毅外相は7月に「南シナ海は我々の庭であり……」などと発言していますから、
自宅の庭を掘り起こして何が悪い!という意識でいることが分かります。
一方、アメリカのビーガン国務副長官はこれに呼応して、
「南シナ海でのそのような主張を押し返す」と発言されましたね。
近年、中国はアメリカに次ぐ経済力をつけました。
オリンピックもやったし、万博もやっているので、
正直なところ、もう先進国ですよね。
しかし、貿易慣行は未だ欧米に従わなければならず、
時に欧米の価値観から、人権だなんだと内政干渉され、
それに従わなければ経済制裁を科されてしまうというありさまですから、
ぜんぜん、自分たちが認められなくて悔しいに違いありません。
だったら、もう、自分達の好きにやってやろう、他国の目なんて知るか!と、
自分達の価値観で、儲かる方法を作ろうと考えたのではないでしょうか。
おそらく、中国共産党は、かなり本気でアメリカと対決することを考えているはずで、
いまは、次の大統領がトランプの再任になるかバイデンになるか、
つまり、共和党政権が続くか民主党に代わるのか、見極めているところでしょう。
トランプ大統領は雰囲気が小憎たらしいので、悪者扱いされやすいのですが、
民主党のバイデンが大統領になったら、どう中国と対峙するつもりでしょうか。
悪夢のオバマ路線に戻ってしまうのですから、
バイデンが次期大統領になったら、
中国が次の覇権国家になる可能性がありますよね。
情報公開もせず、言論の自由もない国が世界を牛耳るって、
そんなの、大丈夫なんでしょうか。
率直なところ、私は、トランプ大統領の再選が、
世界にとっても、日本にとっても望ましいと思うのですが、どうでしょうか。
ところで、アメリカと中国の大国同士の覇権争いなんて、
日本には特に関係ないだろうという方もいらっしゃいますが、
現在の日本は、かつて死闘を演じたアメリカと、血より濃い同盟国になっており、
中国から見れば、間違いなく自由主義陣営の一員、
つまり、敵軍の一角というわけであり、巻き込まれるのは必定でしょう。
日本には憲法9条で国が守られていると本気で思っている一派があり、
正直、かなり驚いたりしますが、
そこまでの確固たるイデオロギーを持っていない人でも、
「難しいことは分からないけど、戦争はイヤ」とか、
「どっちでもいいけど、核兵器はなくすべき」とか、
そういうふうに思っている市民は多いものです。
しかし、そういう感覚的な話だけでは国を守ることはできないと思うのです。
国を……って、話がデカすぎて理解しにくいかもしれませんが、
ようするに、「なんかヤダ」くらいのふんわりした話では、
自分の愛する家族や友人や生活を守れないということです。
それこそが安倍首相の悲願だったはずですが、
日本は千載一遇のチャンスを逃してしまいました。
「戦争は悲惨だ」に異論はありません。
感染拡大が大変だとか、猛暑に注意しましょうも、大事なことでしょう。
しかし、もっと大事なニュースは、
いま、日本の領土領海内で起きている隣国の暴挙と、
海の向こうで日本を守ってくれている国の大統領選挙のことです。
これを知らなくて、本当に悲惨な目に遭うのは私達なのです。
政府は国民を悲惨な目に遭わせないために現実に向き合い、対処し、
同時に、改めるべき憲法や法律は素早く改め、
国際社会から支持応援されるように備えなければいけないと思うのです。
広島の原爆死没者の石棺に、
「過ちは繰り返しませぬから」と刻まれていますが、
かつての日本人はそこまでの過ちを犯してはいないはず。
むしろ、思考停止してしまった現在のほうが、
よっぽど「過ち」という感じがします。
[SE;KICHI]
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