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ご来場ありがとうございました。

昨日まで富山県の富山産業展示館で行われました、
「とやま夢づくりフェスタ2019」は、盛会のうちに閉幕いたしました。
弊社ブースにもたくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

とやまものづくりフェスタ2019 -全景

日本の企業の99.7%が中小企業だそうです。
そこには 3,361万人が従事しており、それは全雇用の70%を越えているそうです。
つまり、日本全体の7割、10人いたら7人が中小企業で働いているというわけで、
日本の雇用を支えているのは中小企業だと言っても過言ではありません。

しかし、たとえば企業の採用活動に論点を絞ってみても、
就職を希望する若者が中小企業を志望してくれるケースは多くありません。
何かと将来に対する不安がクローズアップされがちな昨今において、
どうしても、大きな企業に目が向いてしまうことは仕方のないことだとは思いますが、
日本の雇用を支えているという自負を持っている中小企業としては、
内心ちょっと、現状に対する忸怩たる思いがあるというのが本心です。

この展示会は、富山に拠点を置く中小企業が集まって、
きて!みて!ふれて!たべて!たのしく、お仕事体験!
ということで、
いま例に挙げた採用活動だけではなく、地域振興の観点からも、
地元のみなさまに自社の仕事内容を知ってもらおうというものです。
地域の将来を担う若者、なかんずく子供たちが、
少しでも仕事というものを身近にイメージでき、
将来の夢を描きやすいようにと、
クレーンのオペレーターやらロボットのプログラマーなど、
出店各社ごとに趣向を凝らし、体験型のブースが多く並んでいました。

そうそう、私は、地元の商業高校の模擬株式会社「TOMI SHOP」にも、
少し関わっています
が、
今年は昨年に続き、
11月の SHOP 当日に先立って、高校生たちもこの展示会に出展してくれました。

さて、弊社のメイン商材はどうしてもヒーターになってしまうのですが、
体験というか、せめて体感していただこうと、
温かくなっているヒーターを、実際に触ってもらいました。

とやま夢づくりフェスタ2019

このヒーターは、触ると実際に温かいので、感覚的に喜んでもらえるようです。

地元密着型のイベントでしたので、
地元の大道芸パフォーマーの方のショーなど、
ちょっとしたアトラクションもあって、場を盛り上げていました。

フェスタ2019-大道芸

趣旨の通り、子ども達が地元に根付くように、
職業についてイメージできる場になっていたなら、とても嬉しいですね。

次回も、みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

[AKA]
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ご来場ありがとうございました。

今日まで、新潟市の新潟市産業振興センターで行われておりました、
「にいがたBIZ EXPO 2019」は、盛会のうちに閉幕いたしました。
弊社ブースにもたくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

当社は3度目の出展で、
ちょっとブース位置の割り振りで不利な点もあったように感じたのですが、
ありがたいことに多くの方に当社ブースにお立ち寄りいただきまして、
Auto-Trace や ソーヒーター の実演に関心を持っていただきました。

にいがたBIZEXPO2019

みなさま、ありがとうございました。

[AKA]

National Anthem

いよいよ始まりました!

そう、ラグビーワールドカップ2019日本大会です。
世界三大スポーツ祭典のひとつが我が国で開催されています。

ラグビーワールドカップロゴ
https://life-archi.jp/contents/1577

私はかつて青春時代ラグビー部に所属しており、3年ほど興じておりました。
知らない方に説明すると、
ラグビーにも世界一の頂点を決めるワールドカップが、
サッカーのFIFAワールドカップや夏冬オリンピックなどのように、
4年に一度開催されています。
歴史はそんなに古くないのですが、
毎回世界中で50億人を優に超える視聴者がいることから、
サッカーワールドカップ、夏季オリンピックと並んで、
世界三大スポーツ祭典として注目されます。

私が高校2年の頃、2011年にニュージーランド大会が開催されましたが、
我が国日本代表はこの時3敗1分けで一度も勝てませんでした。
ラグビーは世界的にポピュラーなスポーツですが、
前回2015年イングランド大会で我が国日本代表が、
スプリングボクス(南アフリカ代表)を破るという快挙を成し遂げるまで、
ワールドカップの国内での注目度は低かったかと思います。

そして今回、日本はもちろんアジアでの開催として初となる、
2019年ワールドカップが日本にやってきました。

ラグビーワールドカップ日本代表
https://cyclestyle.net/article/2015/10/23/29095.html

ワールドカップの見所は、やはり試合だというのは当然であります。
世界の超人類と呼ばれる屈強な男達が凌ぎを削り合い、
世界一を決める戦いですので、もの凄い迫力と興奮があります。

 品位と情熱を併せ持つ者たちは、規律を重んじ結束する。
 そして何者をも恐れず挑戦する。
 栄光を勝ち取る為に、あらゆる努力、犠牲をもいとわない。
 鍛えられた肉体と研ぎ澄まされた精神、
 期待を背負ったプライドが激しくぶつかり合う。
 その姿は見る者の心を激しく揺さぶる。
 苦しみは大きな喜びへと変わる、その喜びはかけがえのないものとなる。
 そこには敗者はいない、お互いがお互いを称え合う紳士しかいない。
 ノーサイド、その絆は決して消えない。
 やがてその絆は世界を1つにする。
 同じ日は無い、同じゲームは二度と無い。


これはプロモーションビデオで流れた言葉ですが、
この大会の意義や想いをよく表していますね。


https://www.youtube.com/watch?v=UXfaLOPYg3U&feature=youtu.be

ラグビーはその粗暴なコンタクトプレーから荒々しい面が目立ちますが、
実は細かくルールが決められています。
ルールのあるケンカと揶揄されますが、自由でいて規律があるのです。
身体の強さもさることながら、それ以上に頭を使うスポーツでもあり、
個々の能力を超えて結束や協力が絶対に必要不可欠です。
(1チーム15人はどのスポーツよりも多い。
1対15では太刀打ちできない。
だからこそ結束が大事だし、難しいし、
だからこそどんな人にも適したポジションがある。)

とても緻密に計算されたサインプレーや空間支配力も問われ、
有名なONE FOR ALL,ALL FOR ONE の精神も相まって、
生まれたお国柄か、ぱっと見では似合わない「紳士のスポーツ」と言われます。

奥が深く、ただのスポーツとしてだけではない、
より良く生きていくための、
人生哲学も学び考えることができるのが、ラグビーなのです。

しかし私には、それとは別にいつも楽しみにしていることがあります。
それは国歌斉唱です。
私は、オールブラックス(ニュージーランド代表)の試合前のウォークライ、
民族舞踏ハカなどよりも、
各国の国歌斉唱のシーンが良いのであります!

オールブラックス
https://rugby.city.yokohama.lg.jp/te01/

前回大会の日本代表も、国歌斉唱を思い切り大声で歌う姿がスクープされました。
それは日本人に帰化したキャプテンが、
日本に対するリスペクトと、さらに団結を高めるための大切なこととして、
メンバーに義務付けたことだと報道されていましたが、
これが世界から賞賛されたのです。

肩を組み「君が代」を斉唱する日本代表選手
https://www.j-cast.com/2015/10/06247162.html?p=all

サッカーや他の競技でも国歌斉唱はされますが、
皆恥ずかしいのか、カッコつけてるのか分かりませんが、
思い切り歌ってる人ってあまりいません。…ように見えます。
それに対してラグビーは、世界の各国代表を見ても皆、真剣に歌ってます。
歌うところからしてもう勝負なのです。
愛国心からか、または家族や風土を思い出してか、
込み上げるアツいものがあってだと思いますが、
そういったシーンが多く見えるのも、
他の競技と比べて私は好きだなと感じるのであります。

今や当然のように試合前には国歌を歌われていますが、
実は試合前の国歌斉唱を取り入れたのはラグビーが最初だそうです。
ラグビーの初の国際試合が行われた一世紀近く前、
ニュージーランド代表とウェールズ代表の試合がありました。
当時からハカを取り入れて、試合前にはそれを舞っていたオールブラックスに対し、
ただ立ち尽くすのではなく、国歌を歌ってこれに相対したというわけ。
ハカなどのウォークライにも負けない、強い心が現れた結果でしょう。

次は私が魅力的だなと思う国歌斉唱について少しだけ話をさせてください。

[K.K]

故障者たち

いやあ、流行ってるんですかね、「あおり運転」
というか、「あおり運転」とか呼ばれてはいますが、
急いでいるドライバーが、前方の遅い車を後ろからあおったという話ではなく、
何に怒ったのか、進路妨害して車を停めさせ、ドライバーの顔を殴ったということで、
これは別にあおっているわけではなく、ただの暴行ですよね。

このニュースを見て、私だって、その犯人をけしからんとは思うのですが、
一方で強く感じるのが、「恥ずかしい」という感覚です。
大人というのは、世の中の子供たちの規範となるべき存在であるはずなのに、
一部の大人とはいえ、このようなろくでもない姿を子供に見せてしまい、
同じ大人の一人として、子供たちに対して恥ずかしいと、そういう感じ。
偉そうに「仲良く助け合いましょう」と子供に呼び掛けておきながら、
面識もないドライバーを殴るなんて、子供に向ける顔がないでしょう、大人たち。

それにしても、何にそんなに腹が立つというのでしょうか。
私は、「他人に対して腹を立てない」という戒を立てているので、
100%とは言えないまでも、他人の言動に感情が乱されることは多くありません。
それは立派な人格だとか、そういうことではなくて、
単に「人はそれぞれだ」と達観しているにすぎないのですが、
そういう私の感覚からすると、
仮にろくでもない運転をするドライバーが近くにいたとしても、
そんなに、殴りつけなくてはならぬほど腹が立つことはないと思うのですが。

ちょっと、最近、自分の感情に忠実な、すぐ怒る人、多い気がします。
どうしたんでしょうか、故障しちゃったんでしょうか。
なんというか、日本人は温厚で助け合う民族だったと思うのですが、
そういう日本人感覚が故障しちゃってる人、増えてるんでしょうか。

さて、故障しちゃっている人といえば、知人から聞いた話。
あるところに、90歳台の老婆と60歳代の義理の娘が住んでいたそうです。
“義理の娘”というのは、つまり、そのお婆ちゃんの息子の嫁ということなのですが、
その息子はとうに亡くなっているため、姑と嫁の2人暮らしということです。
それも、まぁ、ちょっと変わった家族構成だなとは思うのですが、
仲良くやれているのであれば別に問題ないと思いきや、
その嫁は、姑のことを徹底的に無視するんだそうです。

無視と書きましたが、姑と嫁という微妙な関係性なので、
互いに干渉しないという紳士協定みたいなものならよいと思うのです。
そうではなく、悪意ある無視。
嫁は姑の食事を用意せず、自分だけはムシャムシャ食べる。
姑は運転ができないので、自分で食事を調達することもできず、
腹をすかせた状態でひっそりと暮らしているとのこと。
冷蔵庫を開ければ何か出てくるかもしれないけれど、
食べられそうなものは、
ご丁寧にも、背の低い姑では届かないような高い場所にしまわれている、と。

これは、「あおり運転」と一緒で、
無視とかじゃなくて、存在を認知したうえでの意地悪です。
姻族である嫁と姑は、それをつないでいた夫と死別した時点で、
同居を解消しても構わないと私は思うのですが、
まぁ、経済的な事情などで同居せざるを得ない場合は、
一緒に住むからには、感情は別として、
それなりのオペレーションというか、ルーティンはあると思うのです。
本当は顔も見たくないと思っていても、最低限の挨拶はするし、
食事は用意するでしょうし、洗濯や掃除も然りです。
なんというか、本当はイヤでイヤで仕方ないと思っていたとしても、
そして、そのことが相手に薄々でも伝わっていたとしても、
感情を抑えて何事もないかのように振る舞うのが大人というもので、
正面切ってそれを確認させないようにするのが不文律でしょう。

どうしたんでしょうか、故障しちゃったんでしょうか。
だいたい、90歳台の老婆に一貫して意地悪をするとか、
それなりに主体的な悪意を持っていないとできませんよね。
お婆ちゃん、逆縁に見舞われたうえにこの仕打ち、
長生きなんてするもんじゃないと思っていることでしょう。

また別の家では、入り婿で、いわゆる「マスオさん」になっている婿が、
妻やその両親と同居しながら徹底して没交渉を決め込み、
食べるものも行動も別にして、
何事も自分と自分の子供たちだけで楽しんでいると話も聞きました。
これは、いわゆる「マスオさん」の例で言うと、
マスオさんが磯野家に住みながら、波平やフネどころか妻のサザエさんすら無視して、
我が子タラちゃんとだけコミュニケーションをとっているってことです。

これだって、日本人的な感覚では、
いくら義父母が忌々しく、そこにべったりな妻のことすら気に食わなかったとしても、
一緒に住むからには、やはり感情は別として、
それなりにコミュニケーションを取るのが普通でしょう。
知人で、20歳で結婚して7年間同居した28歳の女性がいますが、
その是非はともかく、同居期間中は感情を抑えて、
家族としてのコミュニケーションは取っていたと言います。
どうしたんでしょうか、故障しちゃったんでしょうか。
そんなことなので、義父母のほうから「あいつはどういうつもりなのか」などと、
公然と言及される始末なのですが、さもありなんというところです。

共通しているのは、自分の感情が絶対だと思っているところ。
そして、それに基づいて行動を選択して何が悪いと思っているところ。
追い越されて腹が立ったから、進路妨害して殴ってよい。
姑が気に食わないので、意地悪してよい。
義父母や妻が嫌いだから、自分だけで楽しんでよい。
……だって、相手が悪いんだから、自分の行動は正しいという、
我こそが正義なりという行動基準です。
本当に、どうしたんでしょうか、故障しちゃったんでしょうか。

古来、日本の先人たちは、自分の感情を押し通すことは厳に慎み、
周囲と険悪にならないように、それぞれが税金のように薄く気を遣い合って、
思いやりと辞譲の心で穏やかな社会を築いてきたと聞いています。
自己主張が強くないことは、欧米人に対して劣っているように言われますが、
いやいや、周囲の人間関係を焼け野原にしないための智慧だったのでしょう。

ベトナム人の知人は、日本に来る前、
日本のことを学ぶ授業で、日本は寛容な国だと教わってきたそうですが、
それを聞いた私、「ごめん、そういう日本、もうないかも」と、
なぜか日本を代表して、申し訳なく思ったのでした。

どうしたんでしょうか、故障しちゃったんでしょうか。
だとしたら、早く故障を直し、寛容な社会を作りたいものです。

[SE;KICHI]

日常的なお話

今回は日常的なお仕事の話です。

先日、弊社で取り扱っているヒーターの取付施工に秋田県へ行っていきました。
今回はK.K君が担当した仕事に一緒に行きました。
現地までは新潟から5時間程の長旅・・・
共に車一台で行動をしていたらお互いに思うように動けないものだなぁと感じたはず。
別にK.K君に悪く言うわけじゃないからねっ!!

現場までは新潟から5時間程、富山からは8時間程あるので、
仕事の前後一日は移動日となりました。
秋田県へ行く日は富山から新潟に来てもらい、合流した後に2人で秋田へ。
前日移動含め三泊四日となりました。
2日間の施工となっていて仕事は順調に終わりました。
この感じだと何の不満も無さそうですが、
私はモヤモヤっとしてました。

施工が終わったのは2日目の昼過ぎでした。
昼食を一緒に食べてからは体を休める時間が多く、
彼は観光やお土産を買いに外出し、
私は仕事の整理がしたかったので宿の部屋にいました。
彼が戻ってきたのは夜だったのですが、
その日は「おなごりまつり」というものがあり、
せっかくの機会なので二人で見に行きました。

本当は踊りを見たかったのですが、
行った時間が遅く踊りは終わってしまっていました。
着いた直後にはお祭り最後の花火が打ち上げられました 笑
その後は近くのスーパーへ行きました。
彼はまたそこでもお土産を買っていました。どんだけ買うんだ!
私も普段にないものが見れて楽しんだりもしましたが 笑

そんな感じで帰りを迎えました。
休日に仕事をしていたこともあり、私は仕事を終えたらすぐ帰りたかったのですが、
彼はまたお土産屋に寄りたいと言いました。
散々買ってたじゃんと思い、さすがに穏やかにしてきた私も本音が出た・・・

「俺もK.K君と一緒に代表として仕事に来ているけど、
K.K君の仕事を手伝いに来ていることを考えて欲しい」と。

彼は、「それはお互い様というか・・・」と言いました。
たしかにこういった施工の仕事になると、
2人以上で仕事をするということは多くなります。
だからこそお互いを考える必要があると思います。
私は仕事を終えたらすぐに帰りたいタイプです。
彼はその土地を楽しみたいと思っているので、行動が異なります。
少しくらい付き合えばいいじゃん、心が狭いなぁと思われる方も多いと思います。
お互いが自分の意見を押し通そうとすると関係性も悪くなると思いましたので、
お土産屋に寄ることにしました。

とりあえずは事故もなく無事に帰れました。

弊社は商社であり、それぞれの営業が担当を持っています。
実績はもちろん個々にも出ます。
しかし、一番大事なことは「全員でどれだけ頑張れるか」ということだと思っています。
このように一人でできない仕事も多くあるからこそ、
一緒に働いている仲間を考えて行動することは大事と、
改めて感じた仕事でした。

先日、SE;KICHI さんが書いていた、
人の目や意見を気にするという習慣はやめるべき、ということを見て、
今回は飾らずに自分の意見を書かせていただきました 笑

それでは皆さんもお仕事頑張っていきましょう!

[SYUN]

とやま夢づくりフェスタ2019 出展のご案内

秋がやってまいりました。
今年も弊社はいくつかの展示会に出展いたしますのでご案内をさせていただきます。

先日ご案内したにいがたBIZEXPO2019に引き続いての、とやま夢づくりフェスタ2019
きたる9月29日(土)と30日(日)の両日、開催されます。

とやま夢づくりフェスタ2019 とやま夢づくりフェスタ2019-②

大工体験やらプログラミング体験やら、出展各社、様々な趣向のブースを用意しているようですが、それというのも、地域のお子さんたちに正しい職業観を持ってほしいという趣旨のイベントだからです。
地域にこんなお仕事の会社があるということを知ってもらうのが目的です。

そして、地元で商売を営む者同士、互いに補完したり、コラボレートする素材を探す異業種交流会になるのではないかともくろんでいます。

私たちの商材はおなじみの自己制御ヒーターと融雪ゴムマットがメインですが、開催期間が土日で、一般のお客様向けの展示会になっているので、いつもとは違ったお客様とお会いできるのではないかと、楽しみにしております。

お休み中のところとは存じますが、ぜひご来場いただけますよう、お願いいたします。

[AKA]

じわじわやられます。

富山の繁華街は、だいたい富山駅前に集中しています。
そのため、当社は、代表からしてそうなのですが、私も、
繁華街で飲もうかという際は、一旦、自宅にクルマを置いてから飲みに行きます。
自宅にクルマを停め、少し歩いて最寄り駅に向かい、
そこから電車に乗って、着いた富山駅前が繁華街というわけです。
そうやって公共の交通機関を使って飲みに行った際、
私の場合は、再び、来た時と同じ経路で帰宅します。
つまり、富山駅から電車に乗って最寄り駅で降り、
駅から少し歩いて自宅に帰るわけです。

さて、その帰宅途中、
そうですね、ちょうど最寄り駅と自宅の中間くらいの場所に、銭湯があります。
この銭湯は夜半まで空いているので、
いつもではありませんが、私は、時折、帰宅途中にこの銭湯に寄ります。

いや、銭湯というのは、飲酒時には利用を控えるべき場所だということは、
もちろん浅学な私といえども承知しています。
ただ、ちょっとだけ言い訳をするとすれば、
銭湯で利用するのは、ほぼ水風呂で、お湯に漬かることはありません。
というのも、私は、25年ほど前に遭った事故の後遺症で足が悪いのです。
左足のかかとの骨が砕けたまま固定されているので、
長時間立っていたり歩いたりすると、かかとが足首から上を支えられず、
“外反”と言って、足首が外側にずれていってしまうのです。
この状態では、足を地面に着けるだけで鋭い痛みを感じるのですが、
飲酒後は体温が上がるためか、この痛みを感じやすくなるので、
そうなると、一刻も早く、アイシングしたいところで、
つい、水風呂を求めて銭湯の暖簾をくぐるというわけです。

前置きが長くなりましたが、ある晩、酔った私は、いつもの銭湯に寄りました。
普通の銭湯ですから、タオルの貸し出しサービスもやっていませんし、
浴室内にボディソープやシャンプーが備えられていることもありませんので、
必要なら持参するか、番台で購入しなくてはいけません。
私は、余計なものを買わなくても済むよう、
飲みに行く際には、帰りに銭湯に寄ることを予測して、
あらかじめタオルを2本、カバンの中に潜ませて飲みに行くことも多いのですが、
その日はたまたま持っておらず、番台でフェイスタオルを2本、購入しました。
浴室内に持って入る用と上がってから身体を拭く用。
バスタオルは高いのでフェイスタオルで身体を拭くことにします。
フェイスタオルにしても、1本100円なのでたいした値段ではないのですが、
あらかじめ持っていれば買わずに済んだのにと、チラリと思いました。

買ったタオル2本を手に持って、脱衣所に入ります。
そこには、それほど背の高くないロッカーが並んでいます。
こういうのです。

背の低いロッカー

ちょうどいい高さのロッカーなので、
とりあえず、タオルをそのロッカーの上に無造作に置いてから、
空いているボックスに持っていたカバンを押し込み、
上着を脱いでベルトを緩め、それもまとめてロッカーに押し込みました。
こうして下着だけの格好になった私は、
畳でできた小上がりのようなスペースに腰を下ろし、足首をストレッチ。
そのうち、酔っていたこともあって、ついついそのまま横になってしまい、
5分か10分ほど、そこでごろごろしていました。
もちろん、まぁ、泥酔していたわけではないので、
高いびきで眠りこけていたわけではありません。
ダラダラしていただけです。

さて、その間、ロッカーは施錠されていませんでした。
半開きのロッカーから何かが盗まれたか?
いえいえ、そんなことはありません。

カバンと脱いだ服は、最初と同じようにそこに入っていました。
ロッカーが施錠されていなくても、何かがなくなることはないなんて、
日本は平和な国ですね。

しかし、なくなったものがあります。
それは、ロッカーの上に置いた、買ったばかりのタオル2本。

ロッカーの中には入れていないので、
もはや、無施錠は不用心だというような話ではありません。
ロッカーの中の財布を持ち去られたとかであれば、
財布を盗んだ人物を恨む気持ちや、施錠しなかった自分を責める気持ちなど、
どちらかといえば攻撃的な感情が沸き起こるのかもしれませんが、
ロッカーの中の財布は無傷で、テキトーに置いていたタオルだけが紛失。

コレ、じわじわやられます。

さぁ、これから風呂に入ろうかというときに、タオルがない。
手ぶらで入っても特に問題はないと思いますが、
今度は出るときに身体を拭くタオルがない。

もちろん、財布は無事だったので、
番台に声を掛ければ、再びタオルくらい買うことができることは知っています。
しかし、その、経済的にはそんなに困らないけれど、
いま、この瞬間にそれがないと確実にそこそこ困るという、
なかなか絶妙なところを突かれた“攻撃”に意欲を削がれた私。

小上がりに起き上ってぼんやりと考えること5分。
もう、なんか、足を冷やしたいとか、そういう気分も萎えてしまって、
私は再びのろのろと服を着て、銭湯を出たのでした。
富山県の銭湯の入浴料は420円、タオル2本200円プラスで620円。
小上がりに横になっただけにしては高かったななんてブツブツ言いながら、
痛む足を引きずって帰ったのでした。

いやぁ、何でしょうね。
残念としか言いようがないですね。
昔、インドのデリーでトゥクトゥクに乗った際、
2kmほどの距離に、知らずに150ルピーも払ってしまったのですが、
あとから相場は40ルピーほどだったと聞いて、
「あ、ぼったくられたんだ」と知った時の、
周囲が曇って見えるような残念な感じと似ています。
社会の汚さを感じてしまったというと、ちょっと大げさでしょうか。

日本、無施錠のロッカーが荒らされない平和な国ですが、
こういう、小さな残念なエピソードには事欠かない国になりつつあるような気もします。
ま、そもそもそういうところに無造作に置くからでしょというご指摘はもっともで、
自分が悪いことは百も承知なんですけど、
なんだか、ね。

[SE;KICHI]

にいがたBIZEXPO2019 出展のご案内

ちょっと前まで夏の感じでしたが、もう季節は秋ですね。

弊社は Raychem ブランドの自己制御ヒーターを主力商材として取り扱っておりますので、この時季は、冬の到来に向けた準備に余念のないところです。

しかし、自己制御ヒーターというのは、特に冬用のヒーターというわけでもないのですが、まだまだ、その知名度は充分でないので、どうすればみなさんに知っていただけるのか、暗中模索の毎日です。

さて、このたび弊社は、にいがたBIZ EXPO 2019 に自社商材を出展する運びとなりました。

にいがたBIZEXPO0001にいがたBIZEXPO コンテンツ0001

温度の変化によってヒーター自身の組成が変わることで発熱量が自動調節される自己制御型トレースヒーター「Auto-Trace」
センサーケーブルの組成変性により漏油・漏液の位置をピンポイントで検出することができる漏液位置検出システム「Trace Tek」
循環不要のシンプルな配管システムにより、優れたエネルギー効率とコスト低減を実現する給湯温度保持システム「HWAT」

それ以外にも、多彩な商材を実際にご覧いただける機会です。ご多忙中のところとは存じますが、ぜひご来場いただけますよう、お願いいたします。

[AKA]

加熱式たばこの行方

加熱式タバコが登場してからけっこう経ちました。
私の周辺でも愛用者がずいぶん増えました。
最初見た時は、
こんなオモチャのようなものが定着するのかなと思っていましたが、
今では3社から発売されています。

そのうちの1社であるフィリップ・モリス社はアイコスを販売していますが、
本国アメリカでは健康上の理由からアイコスの販売を認められていません。
ほぼ日本だけで消費されています。


https://www.amazon.co.jp/iQOS-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%82%B9-2-4-Plus-%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC/dp/B06XKFLBB2

加熱式タバコは、タバコ葉を加熱してその蒸気を吸引するもので、
従来の紙巻きタバコのようにタバコ葉を燃やさないのでタールが発生せず、
煙や臭いが少ないので害が少ないと言われています。
ただし、加熱するのでニコチンは含まれています。

実際に試した人達を見ると、味が合わなくて紙巻きタバコにもどったり、
物足りないので紙巻きタバコと併用している人が多いです。
加熱式タバコだけにしたという人は少ないような気がします。
発売された当初は、
従来の紙巻きタバコの値段も上がるし、タバコをやめようかなと思った人が、
一旦紙巻きタバコより軽い加熱式タバコに変えて段階的にタバコをやめるといった、
禁煙するのにワンクッションを入れるという使い方がいいのかなと思っていました。
でも実際にそのようにやめたと言う人は、残念ながら私のまわりにはいません。
これは、かつてニコチン1mgの軽いタバコが出た時と同じ現象ですね。
最初はやめるつもりで変えたのに、実際に変えてからは、
今までよりもいいだろうと安心してそこで止まってしまうのでしょうね。

最近では加熱式タバコも有害だと言われていますが、
これまでは従来の紙巻きタバコに比べれば、
ほとんど無害だという感覚で吸っていた人がかなりいたと思います。
ですから、今更そんなこと言われてもという気持ちでしょう。
この間その話をしていると、何とタバコを吸わない人でも、
紙巻きタバコは近くで吸われるとNGだけど、
加熱式タバコだったらOK
と言う人もいました。
何だかかえって巧妙にと言いますか、
気が付いたら受動喫煙に巻き込まれてしまう感じがします。

加熱式タバコがタバコ全体に占めるシェアは2割ほどと言われていますが、
東京オリンピックが開催される2020年には3割を超えると見積もられているようです。
結局は今よりも罪悪感を減らすことで、
タバコ自体をやめずに済まそうということですかね。

私は決してタバコを吸う人を批判している訳ではありません。
今はタバコを吸わないですが、
過去に30年近くもの間、毎日30本ほど吸っていましたので、
やめられない人の気持ちはわかります。
そりゃやめた方がいいに決まっていますが、
吸いたいなら吸わない人の迷惑にならないように吸う分には、
いいんじゃないかと思っています。

この先もっと進化したタバコが出てくるんでしょうね。
それともタバコの代用になる何かが発明されるとか。
まあ、でも、身体に一切無害なものにはならないでしょうね。
もし無害なものが出てきたら私も吸おうかなぁ。
いや、無害なものにはかえって興味が出ないでしょうね。

タバコはある意味、身体に良くないと知りながら、
ダメだと思いながらやるのがいいんでしょうね。

[KAZSOU]

最強の中卒

徒然草の第55段に「家の作りやうは、夏をむねとすべし」とあります。
冬はどんなところにでも住めるけれど、夏に住みにくい住居は耐え難いということで、
つまり、家を作るときには、夏の住みやすさを優先して作るのがよいという話です。

富山というところは少し変わった土地柄で、
これから人口が減少し、少子化が進むと言われている現代においても、
どういうわけか新築の住宅がガンガン建ちます。
しかも、その新築は地場の工務店のようなところに依頼されるケースが多く、
大手のハウスメーカーが選ばれにくく、大手メーカーが進出に二の足を踏むという、
全国的に見ても独特の購入行動をとる地域なのだそうです。
また、最近は日本中で和室に人気が出ていて、
畳も、10年ほど前と比べ10倍ちょっとの売り上げがあるそうですが、
ここ富山ではその傾向が顕著に出ていて、
畳のコーナーがない家は売れないとまで言われているのだそうです。

さて、私の知人で、中卒で建築士をやっていらっしゃる方がいます。
本人が経済産業省のデータ等で調べたところによれば、
高卒と大卒の差は“思考習慣の有無”なのだそうで、
なぜ、みんな大学に行くのかと言えば、思考習慣を身につけるためだそう。
つまり、偏差値の高い学生が偏差値の高い高校を経由して大学に入学し、
社会的に有為な人材に育つために、
そこで思考習慣を身につけることが大事なのだそうです。
ところが、その建築士の彼は、本人によれば「そういうことを深く考えず」に、
当時、せっかく入った高校を、入って2ヶ月ほどでやめてしまったのだそうで、
その後、「手に職を」と塗装工になった彼、
もっと全体に関わりたいと、建築士を志した際に、
自分にはちっとも思考習慣が身についておらず、大卒との差を痛感したそうです。
その悔しさからか、現在の彼は、よく勉強する方で、
しばしば「最強の中卒になってやるぜ!」 と言っています。
また、彼曰く、発達科学の世界では、
「高卒者は論理より感じたことを大切にしがちだ」と言われているそうで、
高卒がそうなのなら、中卒の自分は相当だろうとショックを受け、
意識して、感覚的に物事を判断しないように心がけているそうで、
立派です。

さて、それは彼に関する前置きなのですが、
彼の建築士としてのライフワークは「耐久性」です。

いま、地域では住民が地元から買えるものがほとんどありません。
商店街はなくなり、スーパーも、外食も、洋服も県外企業ばかり。
住宅は唯一残っていると言っていい、地域の人が地元企業から買える商品です。
建築士の彼のような地元ビルダーは、そのことに使命感を感じています。

また、家(建築物)の資産価値というのは、20年もすればゼロになりますよね。
しかし、たとえば、それをローンを組んで買おうとすれば、
30年から、最近では40年のローンを組まなくてはいけませんよね。
20年で価値がなくなるものに、40年払い続けるなんて、
そんなバカな話があるか、と彼は憤ります。
いま、住宅ローンを抱えている世帯は約40%だそうなので、
半分弱の世帯がそういう目に遭っていることが、彼は悲しいと言います。
しかし、かといって、20年という短いローンにすると、払いが苦しくなりますし、
それならと、築20年超の古い家を売却して新しく建てようとしても、
不動産屋さんからは「更地にしないと売れません」と言われ、
たぶん、解体費を150万~200万円くらいは請求されてしまいます。

ところで、どうして家は20年ほどでダメになるのでしょうか。
彼が言うには、それは結露のせいなのだそうです。
この結露がひどくて、直すのにお金がかかり過ぎるから、
直してももらえず、新しい買い手もつかず、
20年ほどたった住宅は、どんどん壊されていくわけです。
ちなみに、なぜ、直すのにお金がかかりすぎるのか、
それは、壁の中がカビだらけだからだそうです。
つまり、40年、カビに囲まれながら、お金を払い続けているということですね。

現代の家は高気密が推奨され、昔より断熱化されていますが、
断熱すれば内外温度差が大きくなるので、より結露しやすくなります。
そして、その結露によってカビや、腐朽菌が繁殖して、
住宅の内外面の内側にびっしり詰まっているというのです。
彼曰く、こんなに結露するのは、
ラッピングされた当時の新建材を使っているからだそうです。
オシャレな新建材を使うと、最初は真新しくて満足度が高いのですが、
塗装などによるメンテができないため、
内部がどんどんカビたり腐ったりして、最終的には取替えざるを得なくなってしまい、
結局は簡易的で短寿命な住宅になってしまうということで、
そのためにリフォームを考えると高コストになってしまうということだそうです。
昔のような隙間のある家には戻れないかもしれませんが、
問題は、壁内の結露を想定し、それを逃がす対策を取っているかどうかです。
彼は、健康も考えた長期的視点の家をコツコツと造っていかなければいけないと、
そういう信念を持っています。

つまり、結局、40年は持つ住宅を作るしかないわけで、
それが、建築士としての彼が取り組んでいるライフワークなのです。

つまり、将来の家の姿を想像できているかという話です。
彼は、新築から10年後、20年後、30年後、40年後、50年後を想像して、
建てようとしている家の50年間の維持メンテナンスがどうなっているのか、
考えてから建築に着手してほしいと訴えています。
いま、それらを考えずに建てた築20年超の家が、
壊されたり、朽ちるに任せて放置されていたりしているわけで、
家を愛する男としては我慢がならぬのだそうです。

たとえば、日本の窓は世界的にみてすごく性能が低いそうですが、
将来、窓を交換したくなったとして、
みなさんの家は、窓を交換しやすい工法になっていますでしょうか。
窓の交換に200万もかかるようでは、窓の交換は断念せざるを得ないでしょう。
将来の窓の交換を安価に済ませられるように、
建てる段階から想定しておこう、、
「バージョンアップしやすい家」にしておこうと、
そういうことが大切なんだそうです。

私は、建築のことはよく分からないのですが、
なんだかおもしろいなぁと思います。
この彼は、富山ではテレビCMなどに登場して「センキュー」とカッコつけるなど、
富山の建築家としては露出の多いほうだと思うのですが、
それゆえに、堅実な人物には見えにくい面があるように思います。
しかし、実は、信念を持ってコツコツ活動していて、
最近もいくつか特許を出願するなど、超勉強熱心で、
精力的に家づくりに取り組んでいらっしゃいます。

そして、私は思うのですが、
「高卒の者は論理より感じたことを大切にしがちだから」と、
ご本人は感覚的に物事を判断しないように心がけているとのことで、
それは大事な心掛けだとは思うのですが、
「家を愛する男としては我慢がならぬ」とか、
最終的にはその情熱が仕事をするものなのだなぁと。
もう、最強の中卒にはなっているのではないかと思うのです。

見習いたいものです。

[SE;KICHI]
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