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キース・リチャーズ似の彼女

聖書というのは、読むごとに意外な発見があるもので、
もう20年以上前ですが、思い立って少し真剣に読んでみたところ、
いくつかのフレーズに心が奪われたものです。

そのひとつが「あなたの敵を愛せよ」という言葉。
“言葉”と表現してみたものの、
聖書という書物の特性上、これは実質、イエスからの命令です。
それから20年以上を経た私にとっては、敵を愛するなど難しいことでもないのですが、
当時、若かった私にとって、
確かに敵を愛することができれば、それに越したことはないとは思うものの、
かといって、そう簡単に敵を好きになれるものでもないだろうと、
未熟な私にはキレイごとのように感じられて、悶々と悩んだものです。

しかし、聖書は命令ではあるのですが、
よくよく読んでみると、
敵である相手を心から好きになれなどと命じてはいないことに気づきます。
つまり、たとえ心のなかは憎悪で煮えたぎっていようが、
行動において、相手が好人物である場合と同じようにふるまえと、
聖書はそのように命じているのです。
すなわち、内心と行動が違っていても、聖書はそれを許容するということですね。

もちろん、行為が智慧の具現である以上、聖書のその教えは方便だと思うのですが、
しかし、仮に内心は別であったとしても、行動を統御して習慣化することができれば、
習慣化の力が内心を超えることはあり得るように思います。
要するに、そのように振る舞っていれば、そのうち心もそうなるということです。

いずれにせよ、人間は、心のなかには嫌悪や憎しみを抱きながらも、
表情や行動には出さず、表面上の微笑や穏やかさを保っていれば、
いちおう、最低限のところで許されはすると聖書は説いているわけですが、
このところの社会は、思ったことは口にしてしまう社会で、
そういう表面上の“たしなみ”みたいなことを大事にしない感じがします。

たとえば、雑な言い方をすれば、
大人になるために、嘘くらいつけなければ穏やかには生きられないのかもしれませんが、
しかし、その嘘は、その場しのぎのデタラメではなく、
危機回避などのための深い配慮の結果である必要があるでしょう。
いわゆる“優しい嘘”ってやつですが、
そういう意味のある、おそらく聖書的に許される嘘のつき方というのは、
学校で教えてもらえるようなものではないでしょう。
つまり、一人ひとり、哲学がいるのです。

近頃は、テレビも新聞も週刊誌も、とてもうるさく感じます。

私は理系出身ですが、
年次が低いうちは、繰り返し『レポートの書き方』を習います。
そこでは、たとえば花が咲き誇っていたとして、
それを「美しい花」と表現することはいけないことだと教わりました。
美しいかどうかは見る者の主観であって、
それを他者に強いることはいけないことだというわけです。
様々な角度から描写を尽くし、
それを聞いた者に「たぶん、その花は美しいのだろう」と感じさせることが正しい描写で、
つまり、答えを書いてはならぬというわけです。

そこへ行くと、このところの押しつけがましい報道はどうしたことでしょうか。
パンダはかわいいとか、不倫はいけないとか、
説明に出てこない理事長はいけ好かんとか、
だいたい何であんなカタギではない雰囲気を醸し出しているのかとか、
テレビの中で結論を決め、それを押し付けられている感じが不快ですね。

私がたまに行く画材屋の店主は、
もうそろそろ80歳になろうかという常に穏やかなお婆ちゃんなのですが、
その彼女が、たびたび、
年を取ると耳が遠くなって、
つまらないことが聞こえないから幸せよ
と言います。
八千草薫のような上品そうなお婆ちゃんが言うのならともかく、
彼女はキース・リチャーズ似の、穏やかだけどロックな雰囲気な人で、
その彼女が、さもおかしそうに「年を取るって、幸せ」と話すのです。

そういう穏やかな矜持というのは、どうしたのでしょうか。
人間は、心もようを表情や行動には出さず、表面上でも穏やかさを保っていれば、
いちおう、最低限のところで許されはすると聖書に説かれているわけです。
キース・リチャーズでもそれができるというのです。
見た目が似ているだけですが。
いろいろ思うことがあっても、
それらを包み込んで、穏やかに「幸せ」と笑えるのが日本人だったはず。
みんな、どうしちゃったというのでしょうか。
日本、どうしちゃったというのでしょうか。

キース・リチャーズhttps://www.barks.jp/news/?id=1000084040

[SE;KICHI]
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ご当地の名物

他県に行った時には時間があればその土地の名物を食べるようにしていますし、
名産品をお土産に買ってきたりもします。
今回は福井県のお話をします。

福井県では、おろし蕎麦やソースカツ丼が有名ですが、
有名店の支店があちこちにあったり、
食べられるお店がけっこうたくさんあるので、
私も仕事で行った時お昼に食べたりしています。

お店によって味付けや見た目がそれぞれ違うので、
地元の人でも好みが別れるようです。
おろし蕎麦だと蕎麦のコシの強さや太さ、大根おろしの辛さですとか、
ソースカツ丼でしたらカツの柔らかさやソースの濃さなど、
みなさんご自分の贔屓のお店があるようです。
味だけではなく、小さい頃から慣れ親しんでいるなどの、
自分なりのこだわりもあるのでしょう。
中でも人気があるのは、昔からの老舗か安くて盛りがいいお店のようです。

甘い物ですと、水ようかんをご家庭でよく食べられるそうです。
水ようかんと言えば夏のイメージですが、
福井県では、特に寒い冬にコタツに入って食べるのが美味しいのだとか。
そう聞くと大体に味は想像がつくのですが、
体験として一度試してみたくなります。

そんな話を実家が福井県の方としていましたら、
福井県勝山市の“金花堂はや川”というお店で出している、
「羽二重くるみ」というお餅が大変おいしいと聞きました。
調べてみると、福井銘菓の羽二重餅にくるみを練りこんで、
シュー生地で2層にサンドしたお菓子で、
福井駅にも売っていると知り、お土産で買って帰りました。

羽二重くるみ https://habutaekurumi.com/

羽二重餅は何度か食べたことがあるので、
ほんのり甘い上品なお餅だと思って食べてみると、
シュー生地が洋菓子を思わせ、噛むとお餅がもっちりするのですが、
時々くるみのカリッとした食感があり、
シュー生地のバターの風味がそれをアーモンドのように感じさせます。
和とも洋ともつかない絶妙な味と食感です。
普段あまり甘い物を積極的に食べないのですが、
これは大変美味しくいただきました。

もう一つお菓子とは違う甘い物をご紹介します。
私はトマトが好きでよく食べるのですが、
いわゆるフルーツトマトとして売られているトマトで、
今まで食べた物は、酸味が少ないだけで甘みはそれほどではなく、
果たしてフルーツとまで言っても良いのかと思っていました。

ところがその思いが覆されました。
福井県のフルーツトマトに「越のルビー」という品種があります。
大玉トマトとミニトマトの中間ぐらいの大きさのミディトマトの一種です。

越のルビー
http://awara.info/cat-gift/%E8%B6%8A%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%BC

仕事先の近くの道の駅に売っているのを見かけて買って食べたのですが、
酸味がないのはもちろんのこと、
とてもさわやかな甘みが驚くほどに口中に広がります。
これはフルーツと言っても納得です。
トマトを食べて感動したのは初めてです。
大袈裟かどうかは、ぜひ実際に食べて試してもらいたいです。

こうなると他にもいろいろ良い物を知りたくなります。
追求していくうちに、もしかしたら地元の人よりも詳しくなるかも知れませんね。

[M M]

ちょっと! 本当に合ってる!?

たとえば、ホテルに泊まった翌朝の朝食ビュッフェとか、
スクランブルエッグが出ることがあるでしょう。
給食で出るようなポロポロの“炒り卵”ではなく、
いかにもホテルで提供されていますという風のスクランブルエッグ。

レアスクランブルエッグ
http://www.tasucallshop.com/search/detail.php?prod=00000010731

こういうのね。
あれ、どうやって作ってるんでしょうか。

フライパンで作っても火加減次第で半熟感を残すことはできるのですが、
鍋肌の部分は火が通るのが速く、どうしても“給食ポロポロ”に近くなるので、
それら質感の異なる部分を互いに混ぜ合わせても均一にならず、
かねがね、ホテル品質のスクランブルエッグを作るのは、
とても難しい、というか無理なんじゃないかと感じていました。

気になって、何人かの料理人さんに聞いてみたところ、
どうやら、正解は湯煎だそうです。

作ってみました。

今回は、ちょっと必要があって20人分のスクランブルエッグを作ります。
卵20個をせっせと割り、今回は豆乳を加え、岩塩で味を調えます。
味を調えます……というものの、私は生卵は苦手なので、
卵液を舐めるようなことはしません。
味が調ったかどうかは、賭けです。

これを湯煎にかけます。
大鍋にお湯を沸かし、その中に浮かべたボウルに卵液を注ぎ、
固まらないようにボウルを回しながら、ヘラでかき混ぜます。

スクランブルエッグ作り

当然、ワクワクしながら作業していますが、すぐに不快感に襲われました。
左手が、左手が、超熱いんですけど
実は、大鍋でお湯がチンチンに沸いていて、
その蒸気が鍋とボウルの隙間からシュッシュと噴き出してくるので、
左手は、軍手を二重でしていますが、相当熱いです。
しかも、ここは自宅のキッチンではなく、業務用の厨房、
こういう感じのコンロなので、炎もどんどん外側に回り、熱い熱い。

業務用厨房

熱いんですけど・・・・・・というのは、わりとマイルドに表現していますね。
本心は、最初、ちょっと! 本当に作り方合ってる!? って感じですが、
そのうち、何この作り方! バカじゃないの!?と、
誰に怒っているのかは不明ですが、
アスカ・ラングレーばりに怒りつつ、歯を食いしばって作る感じになります。

厨房内全体(といっても私一人ですが)がイラ立ちに包まれたころ、
ようやく中央が半熟になってきたので、火からおろし、
バターを混ぜ込んで、そのまま余熱で溶かします。

完成。
ふぅぅぅぅ。

スクランブルエッグ

しかし、これは5人分くらいなので、20人分は、4セット作ります。
うへぇ。

味は、美味しかったようです。
ようです……というのは、卵の半熟がダメな私
自分ではほとんど味見していないので、美味しかったかどうかは不明なのです。
まぁ、でも、みんな喜んで食べてくれて、よかったよかった。

こうして、みんなに喜んでもらえて、
左手首が火傷しそうに熱かったことも報われるかと思われたその時、
最後に、まだトラップが待ち受けていました。

鍋の汚れ

ゴリゴリのボウル。
食器用洗剤とスポンジではビクともしない貼りつきっぷりです。
まぁ、そりゃそうですよね。
湯煎で卵液を固めていくという調理法なんですから、
鍋肌が最初に固まって固着するのは、そりゃそうでしょうよ。
お湯にしばらく漬けこんで緩める作戦も功を奏さず、
私はこの後、理科の実験で燃やされることでおなじみのスチールウールを、
生まれて初めて買いに行ったのでした。

味は、美味しかったようですが、
何この作り方! 本当に作り方合ってる!?

後日、知人のホテル経営者に聞いたところ、こういうのがあるんですって。しかも900円/kgくらい。なぁんだ。
業務用スクランブルエッグhttp://www.tasucallshop.com/search/detail.php?prod=00000010731

[SE;KICHI]

ご来場ありがとうございました。

今日まで、新潟市の新潟市産業振興センターで行われておりました、
「にいがたBIZ EXPO 2018」は、盛会のうちに閉幕いたしました。
弊社ブースにもたくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

当社は昨年に続いて二度目の出展で、
集客についてはそれほど心配してはいなかったのですが、
今年も、ありがたいことに多くの方に当社ブースにお立ち寄りいただきまして、
Auto-Trace や ソーヒーター の実演に関心を持っていただきました。

にいがたBIZEXPO2018

みなさま、ありがとうございました。

[AKA]

きれいさっぱりと

先日、20年ぶりくらいに二度目のあかすりに行ってきました。
ちょっと疲れやらストレスがたまっていた私、
今回はリッチにオイルマッサージ付きでお願いしました。

一度目は女子大生の頃でした。
当時のあかすりの様子は覚えていませんが、
黒い下着姿のおばさま(しかも割とレーシーな下着をつけておられたこと)に、
衝撃を受けたのだけはしっかりと記憶しています。
今回もそんな感じかな~と思っていましたが、
今度はTシャツにハーフパンツのお姉さんでした。
ちょっと意表をつかれたというか、安心したというか、微妙な感じでしたが、
それよりも施術が始まったときの痛さの方が衝撃でした。
『痛い!』
昔、すっきりして気持ちが良かったなという印象しかなかったんですが、
想像していたよりも痛かったので、最後まで耐えられるか心配になりました。
なのに、「痛くないですか?」との問いに、「大丈夫です」と答えてしまった私。
直後に後悔しましたが、おかげさまで割と早い段階から痛みには慣れました。

それよりも、なかなか慣れなかったのは、
素っ裸のままベッドの横たわり、完全に身を任せることでした。

まず、ベッドに仰向けに横になるように指示されました。
仰向けです、初対面の人の前で。
全裸で。
いくら同性とはいえ、最初はうつぶせ寝が良かった、とちょっと思いました。

それから、私が渡したタオルを小さく小さく手のひらサイズくらいに折り畳み、
仰向けに寝そべった股間へ置いてくださいました。
『え・・・そんな部分的に??』
まあ、そうですよね。
からだをこすらなきゃいけないんですから。
タオルが邪魔してはいけません。
でも、頭ではわかっていてもやはり恥じらいがありました。
次は目に暖かいタオルを置いてくれました。
これで、横たわった素っ裸の私が覆われているのは、目の上と股間部分のみです。
寝そべっている自分の姿を想像すると、何とも言えない気持ちです。

私の心の内はどうでもいいとして、
当然なんでしょうが、あかすりって本当に隅々まで体をこすってくれるんですね。
わきの下も、胸も、股間も、結構きわどいところまでやってくれるものなんだなあと、
ちょっと感心してしまいました。
でも、今の自分の状態(される側)を想像し、
さらにあかすりを施す側の人になったときを想像したら、
割り切ってはおられるのでしょうが、仕事とはいえ、大変ですよね。
ほんと、有難いことです。

さて、きれいに体をこすってくれた次は、オイルマッサージです。
これまた、気持ちが良かったです。
あかすりの時はまだ恥じらいが残ってましたが、オイルマッサージを受けていると、
もう自分が裸とか、そんなことはどうでもよくなりました。
ただただ贅沢な時間を過ごさせてもらえました。
でもどこかにリンパの滞っているところがあったのでしょう。
ひたすらぐりぐりとマッサージされ、
その時はさすがに「痛いですか?」の問いに「痛いです」と答えましたから。

最後にボディシャンプーできれいにオイルも流していただき、
文字通り、ピカピカにしていただきました。

時々、疲れ切ったときなんかは、
誰かに体や頭を洗ってほしいなあと思うことがあります。
もしそんな人がおられたら、お勧めです。

[Okei]

みなさん、どっちがいいですか。

今年は、累計180万部を突破した池井戸潤の小説を原作にした、
『空飛ぶタイヤ』という映画が公開されました。
ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故。
整備不良を疑われた運送会社社長・赤松は、車両の欠陥に気づき、
製造元である大手自動車会社のホープ自動車に再調査を要求……と、
まぁ、映画のあらすじは別にいいのですが、
その主題歌が、サザンオールスターズの『闘う戦士たちへ愛を込めて』。

私は、なんというか、その歌詞に慄然としました。
自分のために人を蹴落として 成り上がる事が人生さ
それを許さず抗う相手には 殺られる前に殺るのが仁義だろう?
」ですって。

……この映画のテーマは、大企業のリコール隠しと、
それを四面楚歌になりながらも糾弾しようとする赤松社長の奮闘です。
マスコミを使おうとしても上層部からの圧力で潰され、
大企業の息がかかった銀行からは借入金の早期償還を迫られ、
先行きの不透明感から従業員の一部が辞めていくなか、
それでも孤軍奮闘する社長の姿を見て心を動かされる人が出てきて・・・という、
巨悪に立ち向かう弱者という構図の映画で、
最後には大企業のリコール隠しが公になるのですが、
このストーリー展開に、この主題歌はよく合っていると、
なかなかの高評価だそうです。

また、PVもえげつないんですよ。
最後まで見ていただければ分かりますが、
道に倒れた人を踏み越えて 見据えたゴールへとひた走る」って、
歌詞のとおりの競争が展開されています。


https://www.youtube.com/watch?v=uSFdckpwXQc

……う~ん、まぁ、人生にそういう面があることは理解していますし、
日本自体が、“喰うか喰われるか”みたいな国になって久しいのも事実ですし、
反語的というかアンチテーゼとしてつくられた作品であることも分かっていますが、
私は、ちょっと承服できませんね。

それにつけても思い出されるのは、
以前にも軽く触れたことのあるドラマ『ありがとう』です。
主役の水前寺清子の、
上目遣いで相手役の石坂浩二を見つめる表情がチャーミングでしたが、
民放史上最高の視聴率56.3%を記録したドラマだそうなので、
当時の国民の半分ちょっとが、水前寺清子を見て萌えていた計算になります。
その主題歌が、ド直球に、水前寺清子の『ありがとうの歌』。

じゃ~ん ちゃらちゃちゃちゃちゃんちゃ ちゃちゃんちゃー♪ という前奏は、
もし、スーパーイントロクイズをやれば、
当時ならほとんどの日本人が正解できたことでしょう。


https://www.youtube.com/watch?v=MXdAksOgyRM

お聞きになって思い出した方も多いかもしれませんが、
歌詞は、実は、そんな難しい構成になっていません。
いつも心に青空を いつも優しい微笑を
さわやかに みつめあい さわやかに 信じあう
」と。
そんな難しいことは歌っていませんが、実に清々しいですね。

このドラマは、婦人警官やら看護婦やら、舞台や配役を変えながら足掛け5年続き、
特に、視聴率56.3%を記録したのは看護婦編で、
国民は、こぞって石坂浩二と水前寺清子の恋愛の進まなさ加減にやきもきしていました。
私としては、水前寺清子演じる古山新(こやまあらた)に対して、
恋敵として登場する同僚看護師・水戸さん役の上村香子とか、
同じく同僚看護師で、病院御用達のラーメン屋の娘・もも役の沢田雅美とか、
あと、おしゃべりで、食べてばっかりいる外科医・宮川先生役の佐良直美とか、
登場人物のみんながみんな、泣いたり拗ねたり怒ったりしているんですが、
おぼこくてチャーミングだなぁと思います。

歌は、「今日も明日も ありがとう」と歌い上げて終わります。
はっきり言って、ドラマのストーリー展開に、この主題歌はぜんぜん合致していないのですが、
なにしろ、4年以上も同じ主題歌を聞いていれば、聞き慣れてくるもので、
だんだん、“今日も明日も ありがとう”に洗脳されてくるというか、
まぁ、そういうもんかなという気持ちになってきます。

しかし、『ありがとうの歌』から、そろそろ50年。
いまのスタンダードが『闘う戦士たちへ愛を込めて』だとすれば、
この50年で、「いつも心に青空を いつも優しい微笑を」から、
「自分のために人を蹴落として成り上がる」へと、スタンダードが変わったということ。
ちょっと、同じ文明とは思えない、隔世の感がありますよね。

みなさん、どっちがいいですか。

[SE;KICHI]

『言志四録』

西郷隆盛さんがらみの読書が続いておりますが、
江戸時代の儒学者、佐藤一斎さんが著した「言志四録」を読みました。
といっても全4巻(言志録・言志後録・言志晩録・言志耋録)の、
計1133条すべてを読んだ訳ではなく、
西郷隆盛さんが特に心に残り選び出し書き留め、
常に持ち歩いていたといわれる101条を解説したものを読んだだけですが(汗)
その解説もかなり親切に境遇や時代背景も入れていただいているので、
ちょっと本題以外が多かったようにも思いましたが・・・
私にはそれが助かります。

言志録88条の着眼高く…は感じる事があります。
騒動(ミス)の真っただ中にいると冷静な判断が出来ずミスを重ねる。
人の事であれば冷静に助言できたりするのに本人には見えていない。
前にブログで言うだけなら…と書いてしまいましたが、
俯瞰してみることは大切だとは思っています。
目的は見失わないようにしたいです。

言志録144条の人の信用を得るのは難しい。
口ばかりになっていないか?
人は行動をみて信用を高める。
最終的には心をみている。
心まで見られていると考えると覗かれている感じがしますが、
行動や言動から必ず心が見えてしまうのだと思うので、
88条にもある高い志でお客様に接するのが正しいのだと感じました。
私は口が災いするタイプの様な気がしてならない…
そんなつもりは無かったり、余計な一言を言ったり(汗)
注意します。

言志後録96条、君子は自ら… については、
情熱を持ち続ける事が上昇志向・成功を収めるためには必要とありました。
ノーベル賞を受賞されるような研究者であれスポーツ選手であれ、
情熱を持ち続けることは容易ではないと思いますが、
同じような意味合いだと思いますが、私は「好きこそ物の上手なれ」と思っています。
大した成功は納めた訳ではありませんが、子どもの成長をみるとよく感じます。
趣味であれお客様であれ、好きになって進めるのは大事だと思っています。
一斎さんも大事と思っていたのか、
言志耋録77条でも近い事を言われているように思います。
ではどうやって情熱・好きを持続させるかになると思うのです。
高い志を持てれば良いのですが、
前にも書きましたが大業をなそうとは思っていないので、
高い志と言えるものがもてるのか甚だ疑問です(汗)
まずは好きになって進めたいと思います。
でもやらされている限りは続かないことだけは確かだと思いました。

[waka]

鉄の失敗談

鉄道に関する記事を書いたら、少し反響をいただきました。

私は、特に鉄道マニアというわけではないのですが、
鉄道は身近な交通手段だったので、エピソードとしては多いです。
恥ずかしながら、ここでは、少し失敗談を書いてみましょう。

経験のある方は分かると思うのですが、
首都圏や関西圏の私鉄電車の特急列車というのは、
ホームに設置してある券売機で特急料金を支払います。
券売機からは、支払うと席番号の記された小紙片が出てきて、
乗客は、そこに書かれている席に着くというスタイルです。
いま、小紙片と呼びましたが、
この小紙片は切符と同じ材質の紙でありながら、切符ではありません。
というのも、券売機の設置場所がホームである以上、
乗客は各自、すでに自動改札を通過した切符を持っているはずだからです。
つまり、切符と同じ紙でありながら、改札の出入りとは関係のない、
自分の席を教えてもらうためだけの小紙片ということです。

さて、いつだったか、学会発表か何かで埼玉の大学を訪れた時のこと。
その最寄り駅は、私鉄の、特急だの急行だのが停車する、大きめの駅でした。
私は、大学での用務を終え、次の目的地に向かいます。
SUICA で改札を通過して駅構内に入り、
ホームで特急券を買い、席番号の記された小紙片を受け取りました。
前述のとおり、この小紙片は改札の出入りとは関係のない紙です。
私は SUICA で入場しましたので、SUICA さえ紛失しなければ問題ありません。

私は紙片の指示に従い、特急に乗り込み、自席に陣取りました。
それから、うとうとしながら45分ほど乗車した私。
最終的な降車駅が普通電車しか停まらない駅だったので、
途中駅で特急を降り、普通電車に乗り換えました。
普通電車はロングシートで、ぼんやりと座っていた私でしたが、
ふとパンツの左のポケットに手を入れると、
指先にさきほどの小紙片と思われるものが触れました。
しつこいですが、この小紙片は改札の出入りとは関係のない紙で、
特急を降りた時点で必要のないものです。
そこで、いけないことではあるのですが、
私は、何を思ったか、そのいらない紙片をポケットから出し、
一瞥もすることなく、
ロングシートの座面と背もたれに間にねじ込み、
そのまま目的の駅で普通電車を降りたのです。

改札を出る直前、
SUICA を出そうとパンツの右ポケットをまさぐったところ、
出てきました、SUICA と、あの小紙片。
えっ! 小紙片?
じゃあ、さっきロングシートにねじ込んだアレは、何?


何がなくなったのか不明ながら、
改札前で、焦りつつ身体じゅうを点検する私。
やがて、なくなっているものが判明しました。
それは、自宅まで帰るためのJRの切符。
つまり、それがないと帰れない、重要な切符。
その切符を乗せた普通電車は、すでに発車している・・・・・・。


そこからの行動は早かったです。
急いでホームに戻って、
(©小林稔侍)">神保徳之助(©小林稔侍)(©恵俊彰)">北斗鉄太郎(©恵俊彰)かという勢いで、
やってきた急行列車に飛び乗り、
先行していた問題の普通電車を追い越し、
急行停車駅に先回りして普通電車を捕捉。
目の前に滑り込んできた普通電車の当該車輛に乗り込んで、
ロングシートの隙間から、まんまとJRの切符を回収したのでした。
ふ~、焦ったぁ。

私は思いました。
いらぬと思われるものでも、
ロングシートの座面と背もたれに間にねじ込んではいけません、と。

実はこう見えて(どう見えているというのか)
このような浅はかな失敗には事欠かない私。
ニーズがあれば、ほかの失敗談も語ります。

[SE;KICHI]

にいがたBIZEXPO2018 出展のご案内

早いもので今年ももう秋ですね。

弊社は Raychem ブランドの自己制御ヒーターを主力商材として取り扱っておりますので、この時季は、冬の到来に向けた準備に余念のないところです。

しかし、自己制御ヒーターというのは、特に冬用のヒーターというわけでもないのですが、まだまだ、その知名度は充分でないので、どうすればみなさんに知っていただけるのか、暗中模索の毎日です。

さて、このたび弊社は、にいがたBIZ EXPO 2018 に自社商材を出展する運びとなりました。

にいがたBIZEXPO2018

温度の変化によってヒーター自身の組成が変わることで発熱量が自動調節される自己制御型トレースヒーター「Auto-Trace」
センサーケーブルの組成変性により漏油・漏液の位置をピンポイントで検出することができる漏液位置検出システム「Trace Tek」
循環不要のシンプルな配管システムにより、優れたエネルギー効率とコスト低減を実現する給湯温度保持システム「HWAT」

多彩な商材を実際にご覧いただける機会です。ご多忙中のところとは存じますが、ぜひご来場いただけますよう、お願いいたします。

[AKA]

私の住む市の話

先日、安倍総理が富山へ来県し、
弊社のある富山市中心街にて森富山市長とセントラムに乗車して視察したと、
自宅に投函されていた地元情報誌にありました。
総裁選の応援演説が来た理由なのであろうに、
なぜセントラムに乗ったのだろう?と思いました。

セントラムとは、富山市中心市街地内を循環ルートで回る路面電車の愛称ですが、
私の幼い頃にはまだ存在しなかったものです。
(元々通っている私鉄路面電車に接続する形で接続されました。)
それをここ数年、富山市の政策として、「コンパクトシティ」化を推進し、
そのひとつとしてセントラムの走行が始まったそうです。
どうやら「コンパクトシティ」を全国に先駆けて、
特に力を入れている富山市の魅力をPRしようと、
市長が総理に見てもらう機会として行われたそうです。
その「コンパクトシティ」とは、どんな内容なのでしょうか。

富山駅とセントラム
https://www.projectdesign.jp/201508/born-from-smartcity/002337.php

我が社がある富山県は、完全なクルマ社会です。
首都圏や都市部と違い田舎なので、
公共交通網がそれほど発達していないため、
どこかへ行くにも自動車を保持していないと大変不便です。
そのため免許を取ったら直ぐにクルマを所持する方が大半なのですが、
どこへでも車で行けることから、人の住むエリアも大きく広がっています。

かつては農地だった場所も宅地化へ造成され、
昨今の核家族化も相まって、郊外へ人が進出しているのですが、
その結果、元は繁華街として賑わった中心市街地が過疎化し、
商店街などではいわゆるシャッター街が増えてしまいました。
かたや郊外は郊外で、
既にコミュニティーや社会インフラなどが着実に形成されてきて、
下手をすれば中心地より利便にあふれた環境であることも多いです。
実際古くからある商店街のように、野菜は八百屋、服は呉服屋など、
欲しいものによって店を変える必要はなく、
大型量販店一つに行けば、全て手に入り、こなすことができるのですから、
わざわざ歩きまわる必要などありません。
(便利ですから…我が家もまさにその恩恵に預かっております。)

それが表面化し、問題化してきたということで、
富山市が打ち出した政策が「コンパクトシティ」というもの。
中心市街地の再開発を主軸として、
デパートなどの再築、映画館など娯楽施設の招聘、マンション建設を行い、
それとセットで公共交通機関の拡充が図られており、
富山駅や市役所周辺は毎年目まぐるしく変わってきました。
(近いうち、北を走る富山ライトレールと南を走る市内路面電車が接続するのもそれです。)

富山駅周辺俯瞰写真
http://www.city.toyama.toyama.jp/katsuryokutoshisouzoubu/ekishuhenseibika/toyamaekishuhenseibi.html

人が街に出てくるようになり、少しは賑やかになってきたかとも感じますが、
どうやらそんなに簡単ではないそうです。
市政の財源は割と多く投入されているらしいのですが、
例えば第三セクターで営業をしている富山ライトレールは数年赤字が続いており、
例年厳しい状況です。
定期的利用者もいますが、この県はクルマ社会です。
かといってそれを必要とする皆様がいるので、なくすこともできず…。

ラッピングデコレーション車両にしたりと工夫を重ねて、
何とか利用者増で巻き返しを図りたいところで奮闘しておられます。

こういった政策は他県でも行われているそうです。
代表的な例では北海道の夕張市や青森県青森市などが挙げられるそうですが、
夕張市の推しすぎた政策は、財政破綻を招いたことは皆さんご周知の通りです。

先日町内会のおじさんが酒の席で市政報告の書面をみて言っていました。
都会の利便性に憧れた田舎っぺリーダーの理想像を、
市民の需要とは無関係に、財政が厳しいなか、
推し通して全国に誇れる実績を作りたいだけでは?
」とのこと。

私はこの意見を聞いて、市長が実績だけではなく、
ちゃんと市の経済や生活を考えて推進しているのも感じますので、
あまり悪くは言えないところもありますが、
実際クルマ生活で生きているので、恩恵を感じづらいのが正直なところだと思いました。

改革はエネルギーが要ります。
物事を大きく変え、理解され、結果を出すまで時間がかかってしまうかもしれません。
新幹線も開通し、県外からの利便性は向上したものの、
地元の既成の社会には馴染みにくいのが現状かもしれません。
それでも努力すること自体は、とても大切なことであると思います。
まあ恩恵を感じたいなら、もっと使って貢献しろという話ですが。

[K.K]
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