クレペリン

わりと安易な気持ちで知能指数が128だったなんて書いたところ、
それ以降、リアル社会で私がちょっと鋭いことを言ったりすると、
周囲に「いやぁ、さすが IQ128 もあると違うねぇ」とからかわれたりして、
まるで攻撃材料を与えた格好になってしまっており、少し後悔しているところです。

特に、同僚の Okei さんは、何かというとそれを言って会話を終わらせるので、
日々、私のナイーブなハートが傷ついてしまうという事案が多発しています。
しかし、私には彼女よりも圧倒的に劣っている点があるので、
いじめてくる彼女に悔しく感じつつも、何も言い返すことができず、
こっそり悪態をつきながら、人知れず枕を濡らす日々です。

私が彼女よりも圧倒的に劣っている点、
それはクレペリン検査です。
正式には「内田クレペリン精神検査」というそうです。
結構な数の企業が入社試験の適性検査などに導入しているそうなので、
みなさん、意外とおなじみの検査ですよね。

1列に並んだ1桁の数字の足し算を繰り返し、1分経ったら次の列に移動。
それをどんどん繰り返すというもので、
前半15分で、5分の休憩を挟んで後半15分の、合計30分行います。
全体の計算量から作業の処理能力を、
1分ごと(行ごと)の計算量の変化から性格や情緒を検査するものです。

私は、コレが、からっきしです。
全体の計算量と計算量変化には、標準の範囲というものがあるのですが、
ちっとも平均に到達していません。
初めてこの検査を受けたとき、その単調さにうんざりして、
こんなもん、得意なヤツはおらんだろうと思ったものです。

先般、出題者となるべく講習を受ける機会があり、久々に模擬的に受検してみたところ、
案の定、私は平均に遠く及ばない成績だったのですが、
周囲からも「こんなのできないよね~」という声が聞こえていたので、
そうかそうか、みんな同じようなものだなと、安心していました。

しかし、思い起こせば中学校の試験が終わったあとなど、
みんな、口々に「ダメだった~」とか話すものではありますが、
ダメだったと言いつつ97点くらいの子から、本当にヤバい15点の子までがいるわけで、
「こんなのできないよね~」も、本人の基準によってレベルは様々。

隣で同じクレペリン検査を受けていた他社のN氏。
「コレ、集中力続かないっすよ~」と言っていた彼の解答用紙を盗み見た私は、
世の中にはこれが得意なヤツもいるのだということに初めて気づき、
そんなことがあり得ないと思っていた私を愕然とさせました。

そこで初めて、どうやら自分は、単調な“作業”が苦手なタイプだと気づいたのです。
私は、つい、天井の模様とか爪の付け根とか、いらぬところを眺めてしまうので、
ぼんやりと時間を浪費してしまいます。
みんなそうだと思っていたのですが、そうでもなく、
黙々と計算に没頭できる人もいるようです。

さて、そうやって講習を受けて出題者となった私ですが、
私に再び衝撃の解答用紙を見せつけたのが同僚の Okei さんでした。
社内でやってみたクレペリン検査では、
あの日の講習で私に衝撃を与えたN氏を上回る驚愕の作業量
しかも、「こういうの、得意なんです」ですって。

はぁぁぁぁ!

ちなみにこれが解答用紙の実物です。
上が Okei さんで、下が私。
左から右へ、1桁の数字の足し算を繰り返し、1分経ったら次の列に移動。

クレペリン検査

いや、私は、自分が、単調な作業が苦手なタイプだと認識しているので、
彼女と比べて特に劣等感を抱くようなこともないのですが、
それにしても、1分あたりの私の作業量は、彼女の半分以下
自分はちょっとおかしいのではないかと思ってしまうほど、恐るべき差です。

ズバリ、Okei さんの知能指数は115で、私とは13しか違わないのですが、
彼女の処理のキャパは私の倍ってことです。
結局、私の知能指数なんて問題ではなく、彼女には全然かなわないのです。
銀行に行って記帳してこいとか、洗剤を買ってこいとか、
いつだったかは郵便局に行って手形を出してこいと命じられ、
手形を出してから会社に戻ってみたら、
机に「郵便局で切手を買ってこい」と書かれた付箋が貼られていたりして、
いつも彼女からアゴで使われている私なのですが、
この歴然とした実力差を前に、逆らうことなどできません。
というか、実は、このクレペリン検査の成績で、私は社内随一のダメっ子なのですが。

半分の能力しか持たない私を、あんまりいじめないでほしいのです。

[SE;KICHI]
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西遊記といえば・・・。

このタイトルだけを見てピンときた方は、
間違いなく私の父と同じ世代だと思います。(笑)
西遊記と言えば、中国が唐の時代に、
三蔵法師とその一行が今のインドにあった天竺大雷音寺にいるお釈迦様に、
ありがたーいお経の数々を受け取りに行くお話。
(実際にいた玄奘さんというお坊さんがモデルになってるのだとか。)
今まで多くの世代で本や映像作品として愛されてきた物語ですが、
私が思いつくのは1978年の日テレ版ドラマ「西遊記」!

西遊記
https://blogs.yahoo.co.jp/etsukokajita/61329005.html

古っ!っと思われる方もおられるかと思いますが、
私にとってはこれこそ西遊記だと思うのです。
そしてこのドラマ、非常におもしろいのです! 突っ込みどころ満載です。
今から10年ほど前に再放送されていたのを父が録画しており、
内容は西遊記Ⅱを含め、ひととおり見ました。

「スクール☆ウォーズ」や「不良少女と呼ばれて」など、
大映テレビのドラマでおなじみのナレーター・芥川隆行氏の、
「昔々、この世に人間が現れる遥か前、
世界は天も地もひとつに、ドロドロと溶岩のように漂い流れておりました・・・。」
と始まるナレーションと共に、
不気味なサウンドと岩の中から主人公孫悟空が飛び出てくるシーンは、
頭から離れません(笑)

オープニング
http://girlschannel.net/topics/926831/

キャストも良い!
破天荒な主人公・孫悟空には若い頃の堺正章。
強くてかっこいいのですが、喜劇役者だけあって、
他メンバーとの絡みはおもしろくて最高です。

三蔵法師には、今は亡き昭和の美人女優・夏目雅子。
この時から三蔵法師は綺麗な人というイメージが付いたほどです。

猪八戒には、これまた若い頃の西田敏行。
中国なのに明らかにおかしい福島弁丸出しのセリフは、
笑い無しでは見てられません。

沙悟浄も関西弁丸出しの岸部シロー!
このひと今廃人だけど、この頃はこんなに活き活きしてたんです!

西遊記キャスト
http://nekokick3.com/wordpress/2014/04/21/monkeymagic/

この超個性的メンバーで天竺目指して旅をするのですが、
道中が笑いあり涙ありでおもしろい。
痛快なアクションシーンも加わって、もう一大エンターテイメントです。
(筋斗雲などの特撮シーンはウルトラマンの円谷プロ全面協力なんです!)

道中
https://blogs.yahoo.co.jp/bluesky18bluesky/34278298.html

個人的には、この時代ではありえない探索レーダーやトンネル掘削機、
扇風機にと何にでも変化する孫悟空の武器、
如意棒の変化ぶりがおかしくてツボですね。
その時代には無い物や単語もバンバン出てくるので、まるで喜劇です(笑)
各シーンに出てくる景色も素晴らしいものです。
(撮影はスタジオ他、当時友好条約を結んだばかりの中国にて行われたそうです。)
ちなみに脇役や敵役には、
あの芸能人の若い頃!?っというような人たちが意外と出てきますよ!
西遊記Ⅱでは八戒役が左とんぺい、玉龍役に藤村俊二が出てます(笑)
彼らも彼らでまたいい味出してます!

西遊記Ⅱキャスト
http://nekokick3.com/wordpress/2014/04/21/monkeymagic/

さらに音楽も良い!
主題歌とエンディングを歌うゴダイゴの「モンキーマジック」「ガンダーラ」は名曲で、
この世界観にぴったりです。
堺正章が歌うバラード挿入歌「この道の果てまでも」も良いですよ。

モンキーマジック
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080703/164429/?rt=nocnt

このドラマ、毎回変化に富んだ回は反響を呼び、当時の視聴率は高かったそうです。
再放送も何度もされ、
このドラマをもとに後年唐沢寿明版や、香取信吾版など作られましたが、
やはり元祖には叶わないでしょう。
このおもしろさは何年たっても色あせないです。
興味のある方はyoutubeにもアップされてるのでぜひ!
いっぱい笑えますよ!!

それではまた次回の講釈で。

[K.K]

「責任者出てこいっ!」

人生幸朗という人は、昔よく、「責任者出てこいっ!」 って、
いろんなことに文句を言っていましたよね。

私自身は、前に富山の政務活動費不正の報道について述べたように、
「責任者出てこい!」的な気持ちになることはほとんどなく、
その政務活動費の問題すら、どうでもいいと思ってるほうなのですが、
もう少し大きな話になると、少し憤っていることもあります。

15年ほど前、2000年代前半、小泉首相のころだったと思いますが、
日本の赤字国債発行額はせいぜい500~600兆円でした。
当時はそれでも「多いなっ!」と思ったものですが、
現在では1000兆円を超えています。
もっと言えば、さらに15年ほど前の中曽根内閣のころ、
確か財政赤字は100兆円ほどだったと思うのですが、
そのころと引き比べ、現在のこのありさまはどうしたことでしょう。
当時は100兆円ですら“ヤバい”ということで、
メザシの土光さんが臨調の会長になり、必死で借金を減らそうとしたのに、
現在では逆に借金が10倍に膨らんでいるという状況で、
土光さんも草葉の陰で泣いておられることでしょう。

このことについて公式の見解はないのでしょうか。
借金を10倍にしてしまったというのは、
ついうっかりのようなレベルではありません。
借金を10倍にしてしまったことについて、
その間、政策の采配を職業としておられた歴代の政治家諸氏から、
この経済失政について、何か一言ぐらいあってもよさそうな気もします。

もちろん、経済の低迷は、政治家のせいとだけは言えません。
日本に対するブロック経済の役割を担ってきたと思われるEUの影響や、
ビル・クリントンによるアメリカの対中親和政策等の日本包囲網など、
経済の停滞にもいろいろな要素があることは承知しております。
しかし、やはり国内的な政策の誤りも少なからず影響したと私は思います。

というのも、ちょっと飛躍的に表現するなら、
この10倍に膨らんだ借金は、選挙対策の浪費だと私は踏んでいます。
選挙対策といっても、投開票を行うための必要経費ということではありません。
選挙で支持を取り付けるためのバラマキ政策に使う費用のことです。
格差是正とか、支援拡大とか、補助金増額とか、
そういう、札束をチラつかせるようなバラマキ政策で票を買っているわけで、
当選後、その政策実現に必要な費用が積もり積もって、
つまり、選挙前に言った耳触りの良いことを実行するために散財した結果、
現在では日本国債の発行高1000兆円というわけです。

まぁ、何かというとすぐに国民に寄り添うふりをしながら、
とにかく政府を責めたてて、補助金だ無償化だと、
バラマキを引き出そうとするマスコミも悪いんですけどね。

借金を10倍に膨らませ、負債額1000兆円にした
という、その罪の重さは相当なものです。
それは、昨年、富山で伝染病の如く大流行した政務活動費問題、
やれ、不正受給して茶菓子を買っただの、
やれ、領収書を偽造してだまし取っただの、
確かにいけないことだとは思うのですが、
1000兆円に比べたら寸借詐欺みたいなもんです。
舛添知事も、数十万ほどを私的に使用したことを突っ込まれまくっていましたが、
それにしたって、1000兆円から見れば屁みたいな額です。
だって、1000兆円ですよ、1000兆円。
これが炸裂すると日銀は吹き飛び、世界恐慌だって起こるかもしれない金額で、
その罪の重さは、政務活動費などの比ではありません。

そりゃ、責任者出て来い!って、さすがの私も思いますよ。

しかし、そういうことに思いが至っている人は少ない気がします。
負債額1000兆円と言われても金額が大きすぎてピンとこないし、
そもそも特定の誰か一人の責任ではないので責めにくいのに対し、
たとえば政務活動費とか前知事の専横とか、
規模がせいぜい数百万円で、感覚的にピンときやすいうえ、
不正を働いた人物が明確な個人なので、責めやすいのでしょう。
ハナからそのようにマスコミに誘導されている感じもします。
はっきり言えば、私たちは騙されていますよ。
“木を見て森を見ず”ではないですが、
森を見ないように誘導されている感じがするのです。
森が大変なことになっているにもかかわらず、です。

ちなみに、アベノミクスって、このまま進めると危ないと私は思っています。
日本銀行は、市場に資金を大量に流すために、
“国債の引き受け”というのをやっていますよね。
手元に正確な資料がないので、はっきり言えませんが、
確か、毎年80兆円くらいずつ新規に引き受けていて、
すでに400兆円ほどになっていたかと思いますから、
そろそろ500兆円に達しようかというところです。
500兆円というとですね、日本の名目GDPとほぼ同額です。
つまり、国内の全経済活動の合計額と、
日銀の国債引受額が同程度ということで、
どう考えてもこれは異常で、危険な状態でしょう。

繰り返します。
そりゃ、責任者出て来い!って、さすがの私も思いますよ。

人生幸朗 http://garakuta.chips.jp/blog/archives/2011/10/31220050.php

[SE;KICHI]

ご来場ありがとうございました。

先日、金沢市の石川県産業展示館で行われました、
「MEX金沢 第55回機械工業見本市」は、盛会のうちに閉幕いたしました。
弊社ブースにもたくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

今回は、ブースの広さに対して展示品が少ないというハプニングもあったのですが、
多くの方に当社ブースにお立ち寄りいただき、
Auto-Trace や Trace Tec の実演に関心を持っていただきました。
展示品に通電していたため、インパクトがあったのかもしれません。

この展示会は、毎年開催されている、金沢ではそれなりに役割の大きい展示会です。
来年も出展できるよう、精進してまいります。

MEX金沢2017

[AKA]

ヤムウンセンが食べられる!

ヤムウンセンを作ろうにもパクチーが売られていない!と、
かつて、このブログに不満を書いたことがあります。

その日は朝から「夕食にヤムウンセンを食べる」と決めて、
食材を買い集めるために数件ハシゴしたものの、最後までパクチーが手に入らず、
食べる気マンマンだったのに、最終的にヤムウンセンを断念したという話です。
いま思い出しても、少し忌々しい気持ちになる出来事でした。

あれから3年以上が経ちましたが、
富山の、食材のバラエティに乏しい状況は相変わらずです。

私は料理が好きで、外食はそれほど好きではないので、
田舎ゆえに、全国にある飲食チェーンが富山にはないとか、そういうのは平気なのですが、
自宅で作るための食材が揃わないっていうのは、不便だなと思います。

しかし、あれからの3年で、状況は劇的には変わりませんが、
少しずつでも変化はしているらしく、
これ、見てください!

パクチー♡

普通のスーパーで、それなりの売り場に並び始めました!

あの日のスーパーで、店員のおばちゃんに尋ねたときに、
「・・・パク・・・はぁ?」と聞き返されたのとは、隔世の感すらあり。

パッキングも少ないし、置いてある量も少なく、価格もまだ高めですが、
普通のスーパーで手に入るということに感動します。

以上、本当にどうでもいいことですが、
3年前から状況は変わったよということをお知らせしたくって書きました。

[SE;KICHI]

携帯電話紛失!

随分前ですが、テレビで携帯電話アプリを使い、
無人島で生活のようなことをやっていましたが、
近頃の携帯電話って便利ですよね。

先日、出張で福岡県の大牟田市に行ってきました。
朝イチの電車で出発したのですが、
それで大阪に向かう特急サンダーバードでメール確認や返信をしたりする際も、
携帯電話を使い、多少の検索をしたりと、やっぱり携帯電話使いますね。

大阪で山陽新幹線に乗り換える頃には、電池も多少なりとも減っています。
座席が通路側で、他の座席も埋まっていたため、
充電をすることができなかったのですが、
広島を出たあたりから通路を挟んで反対側の席が空いたので、
コンセントを借りて充電をしておりました。

小倉駅を過ぎて喫煙室に行って戻ってくると、
な、な、なんと携帯電話がない(汗)

最近忘れっぽいからカバンに入れたかな?
ポケットの奥に無いかな?
座席の下に落ちて無いかな?
と見ましたが見当たらない。

私の心の貧しさでしょうか?
まっ先に思ったのは、盗まれたのではないか?
充電していた前の席の方に、見当たらないのですが誰か来ませんでしたか?
あなた盗ってない?くらいの勢いで尋ねると、「ちょっとわからないです」との回答。

俺ってなんて失礼な奴だと思いつつ、博多駅に到着してしまい、
乗り継ぎ電車を確認すると人身事故の影響で遅れている事を確認。
今のうちにと忘れ物預かり所に確認と、ひととおりの依頼をして、
会社に連絡しようにも携帯がなく公衆電話を探す羽目に(汗)

おそらく忘れ物と思われ回収されたのではないか?とのことでしたが、
運悪くそのまま車両車庫に入る列車だったため、
早くても明日の朝でないと届かないとのこと。
なんにせよあることが分かってよかった。

でもそこからまだ問題が出てきます。
お客様に事故の影響で遅れる旨を伝えようにも携帯電話番号がわからない。
最寄り駅についてレンタカー手配してある住所が分かっても、
マップが見られずどこかわからない。
携帯電話を使いこなしているわけではないが、
こんなに頼っていたなんて。
ちょっと自分でもびっくりです。

そういえば会社営業車のナビが調子悪く(ジャイロが壊れた?) 、
現在位置がずれていくようになり、不安を感じたことがありました。
やっぱり機械に頼っている。
身体を動かすのは好きですし、得意なほうだと思っていますが、
どうも頭の更新はできていないようです。

やっと手元に携帯が戻りました。
頼りすぎていると感じたのに、戻って早々にまた携帯を使う・・・
なんともなりませんね(汗)

仕事でも切り離せないようになっている携帯と上手に付き合わないと。
紛失しないように気を付けます。

[WAKA]

ズレる?

JALの機内誌であったか、どうだったか、
何で読んだのだったかははっきり覚えていないのですが、
何かの雑誌に載っていた、作家・浅田次郎さんのエッセイを読みました。
その、読んだ回は「ズレる」というテーマで、
薬の服用、インスタント味噌汁、原稿の締切日、運転免許の更新など、
いろいろなズレに困惑する様子が描かれていました。

すなわち、大病を患ったせいで6種類だかの薬を服用している浅田さん、
2ヶ月に一度、通院して処方される6種類の薬が、
きちんと決められた用量で正しく飲んでいるのに、どういうわけか、
次に通院する頃に6種類が同時になくなっておらず、
つまり、飲み終わりがズレるのは不思議だ、とか。

あるいは、インスタント味噌汁が好きでよく飲む浅田さん、
10食分ほどがセットになったインスタント味噌汁を飲みきるころ、
味噌のパックだけがどういうわけか先になくなることがあり、
豆腐とネギの乾燥具材だけが余ってきたりして、
つまり、味噌と具材の使い切りがズレるのは不思議だ、とか。

まぁ、エッセイとしてはなかなか面白いのですが、
そんなの、決められた用量で正しく服用していなかったからに違いないし、
味噌だけどこかに落としたか、何かに使ったのに違いないと、
ツッコミどころはそれなりにあるので、
大人が真剣に不思議がるようなことじゃないような気はします。

いずれにせよ、そういうエッセイを読んだのですが、
たぶん、それを読んだのが飛行機内で、特にすることがなかったためか、
自分にもそういうエピソードがあったかしらと、
ヒマに任せて「ズレる」をテーマに、ちょっと考えてみたわけです。

ひとつ思い出したのは、餃子です。
たとえば、今日の夕飯は餃子にしましょうと思ったとして、
みなさん、タネと皮、同時に使い切れませんよね?
私の経験では、先にタネを使い切ってしまい、
皮が余るというパターンが多いのではないかと思うのですが、どうでしょう。
もっと緻密に計算して、タネを多めに作っとけよという話は、ともかくとして、
タネが余る分にはピカタみたいに焼いて食べれば残らないのですが、
皮のほうが余ると始末が悪く、余った皮は冷蔵庫に戻り、
次の出番を待つことになるわけですが、イマイチ使い道がないうえに、
スープやグラタンに入れて消費したとしても、
入れ目が多すぎてなかなかなくならないのです。
そのくせ、足だけはそれなりに速いという、
餃子の皮って、ちょっと迷惑な気分の食材です、よね?
みなさん、どうしてますか?

食材というつながりで言えば、卵白も困りますよね。
カルボナーラなど、卵白を混ぜると水っぽくなる料理の場合、
卵黄と卵白を分けて卵黄だけを使うことになるわけですが、
みなさん、この残った卵白は余りがちですよね?
もとは生卵なので、餃子の皮以上に早く使い切りたいのですが、
思いつくのはスフレやメレンゲやチュイールばかりで、
それはカルボナーラ作っているときに一緒に作るようなものでもないため、
いちおう、湯呑みか何かに入れてラップをして冷蔵庫にしまうことになるのです。
餃子の皮と同様に、スープなどに入れて消費することは可能ですが、
単独で使ってもただ白いだけで見た目が悪くなるので、
結局全卵を足さねばならず、なかなか使い道がないのです。
みなさん、どうしてますか?
私は以前、試しに卵白だけの卵焼きを焼いてみましたが、
本当に真っ白けで、なんだか興奮しない料理でした。

と、思っていたら、40年以上続いている土井善晴さんの料理番組「おかずのクッキング」で、コウケンテツさんが、唐揚げの衣には卵白だけを使ったほうが食感がよくなると言っていました。ははぁ、なるほど。これで今後は卵白の使い道に悩まなくて済みそうです。

・・・・・・探すと意外とあるもんですね、「ズレる」
そういえばシャンプーとコンディショナーも同時に使いきれないものですし、
粉末や液体になっている洗濯用洗剤はちょうどよく使い切れなかったものです。
「ズレる」は、あんまり気づいていないだけで、意外とあるもんです。

そう思って世の中を見ると、商売のタネというか、
アイデア次第で世の中はどんどん良くなるのではないかと思ったりもします。
最近では、たとえば、いまほど触れた洗濯用洗剤についても、
1回分ずつコンパクトに加工された洗浄ボールがヒット商品になっていますし、
食洗器に投入する洗剤も、量が分かりやすいようにボールになっていたりします。
これらは、昔はスプーンで粉末を計って入れていたようなもので、
いちいち計らなくてよい分、便利になったものです。
ほかにも、1人用ずつパッキングされた鍋の素なんていうのも売られていますし、
つまり、世の中では、
「ズレる」ことがないよう、工夫された商品がヒットしているような。

アイデアは異質なものの組み合わせが肝要と言いますが、
薬の飲み忘れ防止のカレンダーが重宝されるように、
「ズレる」ことがないよう、工夫するところにも、
なにかヒントがあるような気がしてきます。

[SE;KICHI]

北前船の恩恵

年に数回ほど無性にカップ焼きそばが食べたくなる時があります。
私が好きなカップ焼きそばはソースの味がすごく濃いのですが、
たまに食べるととてもうまいです。
こんなのをしょっちゅう食べていたら健康診断に引っかかること間違いなしです。

私はお昼ご飯は外食なのですが、ついつい麺類が多くなってしまいます。
バランスの良い定食を食べようとしても、
ここ富山では定食屋が少ないんです。
共働きが多く忙しくしていても、食事は家でとる家庭が大多数なのです。
そのせいか、やたらスーパーのお総菜売り場が充実してますし、
お弁当も安くてボリュームがあります。

そんな富山には昆布締めというものがあります。
色んな食材を昆布でサンドイッチにしたもので、
昆布の旨みが食材に移り深い味わいになります。
味が締まるということですね。
また、防腐効果もあり、魚のお刺身のようなものでも昆布で締めることで日持ちします。
富山では魚屋さんやスーパーでも売っていますし、
お土産や贈答品用でも販売されています。
食事で残ったお刺身を昆布締めにする家庭もあり、
そっちの方がおいしいという人もいます。

昆布締めの食材は、魚ですと鯛やヒラメなどの淡白な白身魚が合います。
富山では昆布締めと言うとサスの昆布締めが一般的です。
(カジキマグロのことを富山ではサスと呼びます)
サスは身が淡白なので、昆布締めにすると旨みがプラスされてとてもおいしくなります。
むしろサスはお刺身で食べることの方が少ないかもしれません。

今の季節ですと山菜の昆布締めがおいしいです。

変わったところで、
牛肉や馬肉を昆布締めにすると、これがまた珍味でお酒が大変進みます。

この間など地元スーパーで昆布締め用の昆布が売られていて、
そこまで好きかとさすがに笑ってしまいました。

昆布締め用昆布

季節がら山菜のワラビが売っていたので、
折角なので家で昆布締めを作ることにしました。
作ると言っても昆布を拭いて、あく抜きしたワラビを挟むだけですが。
翌日に食べたのですが、
昆布の味がワラビに染みてほどよい塩加減でお酒がどんどん進みました。
危ないです。

ワラビの昆布締め

そんなことで富山は毎年昆布の消費量が全国トップクラスなのです。
元々は富山が北前船の寄港地であったため、
当時北海道から昆布が運ばれたことに由来しています。
富山で昆布が採れる訳ではありません。

なかなか外食産業が育ちにくい土地柄かもしれませんね。

[M M]

パパヤ、パパヤ、パパヤ~

私は幼いころから乾燥に弱いたちで、
別に皮膚病などではないのですが、
少し乾燥すると肌が痒くなってしまう、そういう体質です。
そういうわけで、この30年、いろいろと肌に合う入浴剤を試してきました。

あるとき、両親がどこかから買ってきたのが「610ハップ」
ふざけていると思うかもしれませんが、これで「ムトーハップ」と読みます。
考案した旧日本軍の衛生兵・武藤鉦八郎さんからとった名称だそうです。
3年前、『家庭に於ける實際的看護の秘訣』というベストセラー本を紹介しましたが、その著者も築田多吉さんという旧日本軍の衛生大尉の方でした。旧日本軍、すごいっすね。

610ハップ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E4%B8%80%E3%80%87%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%97

写真では、やや怪しい感じの、赤っぽい液体に見えますが、
お湯に溶かすと白濁し、激しい硫黄臭が広がります。
あたかも硫黄泉に入っているような気分にさせてくれますが、
それもそのはず、610ハップは主成分が硫黄で、
皮膚に対しても、その効果は抜群でした。
なにしろ、商品ラベルに、
「5倍に薄めて患部に塗布しても効果があります。」と書かれており、
もはや入浴剤というよりはクスリのような感覚のものでした。

「~でした」と、過去形になっているのは、製造元が事業を終了したからです。
発生する硫化水素ガスを使って風呂で自殺したバカ者がいたため、
別に製造元は悪くないのに、販売を自粛し、そのまま事業を終了したそうです。
創業から100年以上、これ1本でやってきた会社なのに、
何ということでしょう、残念でなりません。

現在も入手可能なもので、私が好きなのは、「パインハイセンス」

パインハイセンス http://www.koyo-sha.jp/products/detail.php?product_id=7

実は、私は乾燥だけではなく、
ここ20年ほどは、極度の冷え症にも悩まされてきました。
夏の日中でもTシャツの下に腹巻をしていないと体調を崩す始末なのですが、
そんな私にとって、この入浴剤は福音でした。
なんと言っても、入浴後いつまでも末梢が温かいのが嬉しいのですが、
それは、配合されているパインニードルオイル(松葉油)ほか、
保温効果を高めるという数種類の成分のおかげなのでしょう。
その成分は、同時に皮膚を保湿する効果もあるようで、一石二鳥。
それなりに気に入っています。

「それなりに」と書いたのは、この商品はいわゆるマルチ商法で販売されるもので、
正攻法での入手がなかなか難しいからです。(最近は楽天とかアマゾンで普通に買えます。)
発売元の高陽社という団体は、
「冷え取り」を人から人へ伝える普及活動を使命としている団体のようです。

さぁ、本題です。

そういうわけで、現在入手可能で、
しかも手に入りやすい販売形態の商品ということで私が選んだのが、
「パパヤ桃源」です。

パパヤ桃源
http://new49.com/gosyuuyakuhinn/papayatougen-2.html

この商品は富山の五洲薬品という会社で作られている入浴剤なので、
全国には出回っていないらしいですが、富山ではよく見かけます。
ゆえに手に入りやすい。
“パパヤ”と聞くと『星降る街角』(©敏いとうとハッピー&ブルー)を思い浮かべますが、
どうやらパパイヤのことらしいです。
パパイヤに含まれるパパイン酵素というのが、
皮膚の毛穴の中に入り込んだ落ちにくい汚れを乳化して洗い流し、
温浴効果を高めるのだそうです。

というわけで、610ハップが製造されていない今、
パインハイセンスも敷居が高いため、
なんというか、妥協のような形で選ばれた地元の入浴剤、パパヤ桃源。
昭和30年発売だそうなので、盤石のレトロ感ですが、
昨年、このパパヤ桃源に驚きのニュースが。

それは、宮沢りえ缶
森本英世ではなく(←それは敏いとうとハッピー&ブルー。良い子はお父さんに聞こう。)宮沢りえ。
右目の下の泣きぼくろがチャーミングですよね。

宮沢りえ缶 http://webun.jp/item/7365302

銭湯を舞台にした、『湯を沸かすほどの熱い愛』という映画をご存知ですか。
主演の宮沢りえさんが日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、
娘役の杉咲花さんが同助演女優賞をダブル受賞ということで、
死にゆく母と遺される家族の迫真の物語です。


https://www.youtube.com/watch?v=K8ooCVZTtys

この映画は、別に富山が舞台というわけではありませんが、
五洲薬品、どういうわけか、ちょっと攻めたようで、
銭湯つながりで映画とタイアップした模様です。
70gしか入っていないので、ほとんどデザイン費みたいなものですが、
通常のパパヤ桃源の全国展開にはそれほど積極的ではないくせに、
この宮沢りえ缶に関しては東急ハンズとかで拡販しているようで、
なかなかの人気だそうです。

以上、この映画は、昨年末、知り合いの会社社長のKさんが、
久々に映画館で嗚咽したと言って勧めてくれた作品だったのですが、
その話を聞いた後、
地元でなじみ深いながらも地味な入浴剤・パパヤ桃源が、
突然コラボレートしていることを知って、驚いたという話です。

どこに食い込めば商機があるのかって、
やはり意外性の勝負なのかもしれません。

この宮沢りえ缶は、5月下旬までの発売だそうです。
手に入れたい方、お急ぎください。

[SE;KICHI]

MEX金沢2017出展のご案内

ゴールデンウィークも明け、また仕事の毎日が始まってしまいました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、弊社は Raychem ブランドの自己制御ヒーターを主力商材として取り扱っているのですが、まだまだ、その知名度は充分でないと言わざるを得ません。

そこで、このたび弊社は、MEX金沢2017(第55回機械工業見本市 金沢)に自社商材を出展する運びとなりました。

MEX金沢
http://www.tekkokiden.or.jp/mex/img/poster.jpg

温度の変化によってヒーター自身の組成が変わることで発熱量が自動調節される自己制御型トレースヒーター「Auto-Trace」
センサーケーブルの組成変性により漏油・漏液の位置をピンポイントで検出することができる漏液位置検出システム「Trace Tek」
循環不要のシンプルな配管システムにより、優れたエネルギー効率とコスト低減を実現する給湯温度保持システム「HWAT」

多彩な商材を実際にご覧いただける機会です。ご多忙中のところとは存じますが、ぜひご来場いただけますよう、お願いいたします。

[AKA]
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Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
TEL:(076)451-0541
FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

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