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キャンディーズじゃないんだから

もう、だいたい決まったことらしいので、
あんまり言うのも好ましくないのかもしれませんが、
今上天皇が近々に譲位なさるそうで、
私は、密かに、しかし深く、残念に思っています。

その理由は、前天皇と現天皇の二重構造になって混乱するとか、
仮に恒久法で譲位を認めると政治利用される可能性があるとか、
そういうテクニカルな話ではありません。

私は、天皇の最も重要な仕事は、祭祀だと思っています。
新嘗祭とか、宮中三殿で行われている神事ですね。
なぜ、天皇がこの祭祀を執り行っているのかというと、
初代の神武天皇(神倭伊波礼毘古命)が天照大神の五世孫とされていて、
すなわち、現在の今上天皇も天照大神の子孫にあたるからです。
いわば、神様の家系ゆえに、祭祀を行う使命を帯びているわけで、
すなわち、家系ゆえのその役目は、「余人を以て代えがたい」、そういう役目です。

天皇というお立場は、もちろん私のような者には計り知れないものではありますが、
年間約1000件の書類に目を通して署名・押印し、約200回も出席行事があると聞けば、
確かに80歳を過ぎた御身では厳しかろうと、私でも思います。
しかし、上記の祭祀については「余人を以て代えがたい」としても、
それ以外の書類業務や行事への臨席等は、
別に天照大神の子孫でなくても構わないような気もします。

刺されたりしないように、すごく気を遣って書いているので、
まどろっこしい文章になっていますが、
結局のところ、戦後の憲法にどう書いてあるかなど関係なく、
天皇陛下の本業はあくまでも、
国家と国民の安寧と繁栄を祈ることを目的とした祭祀だと思うのです。
憲法で“象徴天皇”みたいな、みょうちきりんな規定をしてしまったから、
各地に行幸に出かけたり、儀典でお言葉を述べられるなど、
やたら体力を使う仕事が発生しただけで、
それって、結局のところ「ファン感謝祭」みたいなものであり、
まぁ、それが今上天皇の慈悲深いところでもあるのですが、
本来は、国家のためにお祈りをすることこそが仕事のはずです。

だとすれば、仮に年老いて身体が動かなくなり、
被災地の慰問や国事行為ができなくなったとしても、
それは、そもそも本務ではないのだから、
皇太子か秋篠宮かに代行してもらうので一向に構わないと思うのです。
そういう意味では、摂政を置くということでよろしいのではないでしょうか。

また、百歩譲って、この70年ほど、
天皇は“日本国の象徴であり日本国民統合の象徴”になったのだとしても、
たとえば、熊本のシンボル『くまモン』のような物理的象徴であるはずはなく、
日本国民の心に訴えかける意味での象徴なんだと思うのです。
日本とは、今上天皇が在世中に老いて動けなくなれば、
逆に日本国民が陛下をそっと心配し、健康を祈る、
そういう国ではなかったかと思うのです。
事実、先帝も病床にありながら象徴であられたでしょう。

結論として、私は、
「余人を以て代えがたい」祭祀以外は、どんどん皇太子に代行させて構わないし、
かつての大正帝がそうであったように、
よほど体調が悪ければ祭祀すら代行してもらっても仕方ないけれど、
あくまでも、天照大神の子孫として、生涯、
寝たきりだろうがなんだろうが、
国家の安寧を祈る祭祀を主宰する立場ではいてもらいたいのです。

それゆえに、今上天皇が来年末をめどに譲位なさることは、
私は、密かに、しかし深く、残念に思っています。

しかし、そう言うと、昨今のブラック企業云々と絡めて、
「皇室ですら死ぬまでこき使おうなんて、残酷だ」と批判されたりします。
私は「こき使おう」などと言っているのではなく、
“祈り”以外の仕事はどんどん減らそう、
最終的にしんどければ“祈り”も代わってもらっていい、
でも、あくまでも施主は今上天皇であるべきだと言っているだけなのですが。

ただ、世論というのは、往々にして感情的なものなので、
今回の、譲位を認める世論にしても、おおむね譲位に好意的なようです。
しかし、これはキャンディーズの引退とは違うのです。
私に言わせれば、祭祀の重要性を度外視し、
「おじいちゃん、大変そう」みたいな、感情に立脚した賛成にすぎないように感じます。

もう一度だけ言いますが、天皇は単なる老人ではないのです。
神さまだとは言いませんが、神さま(天照大神)の子孫であり、
国家の安寧を祈るという、とんでもなく重要な仕事をしている、
日本中で最も特殊な立場の方なので、
 あるところに、125代続いている名家がありました。
 しかし、当主の明仁さんは高齢で、疲れてしまったので、
 ここらで長男の徳仁さんに当主の座を譲ることになさいました。

というわけにはいかないのです。
作り酒屋とか、靴屋とか、時計職人とか、そういうのではないので、
ただ、老いたから譲るというわけにはいかないと思うのです。

もうすぐ「昭和の日」、ちょっと前の天皇誕生日です。
呼び名をどうするとか以前に、本当にこれでいいのでしょうか。

[SE;KICHI]
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富山はやっぱり富山弁でした。

私は高校生時代までは富山におりました。
大学から県外に出たわけですが、
地元の人と話すとき以外は標準語を使っていたせいか、
県外で生活して長らくは、
富山弁って、それほどなまっていないと思っていました。

が。ここ数年で気付きました。

富山弁って、かなりなまってんな。

このブログを読んでいらっしゃるのは富山の方が多いでしょうか?
普段何気なく使っている言葉を詳しく見てみると、なかなかおもしろいです。

富山弁は、ネイティブが早口で話すと、かなり発音が雑になって、
他県の人には聞き取れなくなるようです。
雑になる要因のひとつは、鼻濁音の「が」かと。

たとえば、「お前来るの?」と言うとき。
語尾の「の」が「が」になるので「お前来るが?」になり、
それだと言いにくいので、「来るが」が「来んが」になります。
そして「お前」が縮まって「おま」になります。
ここまではまだ聞いても理解できると思いますが、
「来んが」を早く言うと、鼻濁音のためはっきり発音できず、
「くあ」に近い音になります。

「おま、くあ?」

文字で書くと意味不明ですね。
シチュエーションとイントネーションで富山県民は理解できると思いますが、
富山弁に慣れていないと解読は難しいんじゃないかと思います。
(福井の人にこの話をしたら、「それはわからんね笑」と言われました)

まあ、理解できない、というほどのものでなくても、
富山弁の会話ではけっこう特徴的な語が入り込んできます。(「ちゃ」「が」「け」など)
わりと標準語に近い言葉で富山人はしゃべっていると私は思っていましたが、
富山県人と他県人が話しているのを聞くと、
思った以上に存在感を発揮している富山弁がそこにありました。

そして最近、地元の50~70代の方々と関わる機会があったのですが、
ある方の発言の1~2割程度が聞き取れず、理解できませんでした。。
親戚のおじさんは笑っていたのですが私は笑えず。。
富山を離れすぎただろうか。。。

ちなみに北陸の中で、福井は特になまっているという印象がありました。
(元モーニング娘。の高橋愛によって)
私は5年ほど福井にいたことがあるのですが、実際に福井の人と関わってみて。

やっぱりなまっていました。
(バカにしているわけではありません!富山とは違う独特ななまりだということです)
驚いたのは、クリーニング屋に行ったとき、
店員さんが福井弁丸出しで話してきたこと。
お店だと標準語を使おうとすると思うのですが、
その堂々とした感じ、私は好きでした。

福井弁は、こんな感じです。
「ひっでぇうめぇざ~ いっぺん食べてみねの」
これ、福井のスーパーのから揚げコーナーの立て札に書いてありました。
聞きなれていましたが、文字にされると笑ってしまいました。
なんか、ほっとします。

ニュアンスでは理解しきれないということも多少ありました。
その中でも特に印象的なのが、

「だんね」。

たとえば、約束の時間に遅れそうだと電話すると、「だんねだんね」と言われます。
若い人はあまり使わない言葉ですが、60代以上の人と話しているとわりと出てきます。
語源が推測できなかったので、
ホントになんとな~くでしか意味を捉えられず、もやっとした感じでした。

語源を調べてみると、京都弁の「だんない」という言葉だそう。
知らんです、そんな言葉。。推測できないわけです。
意味は、「別にかまわない、気にしなくてよい」。

なんか、好きです。この福井弁。

こんな語源のわかりづらい言葉は富山弁にはないな、と思いましたが、
「こわくさい」みたいな独特な表現も結構ありますね。。

普段使っているもので、自分(たち)のアイデンティティを感じる。
方言はいいもんだなあと思います。

ところで、富山のローカルバスの名前にも使われている「まいどはや」という言葉を、
日常で使っているのを聞いたことがありません。
過去の言葉なんでしょうか。それともどこかで使われているのでしょうか。
個人的に、ちょっと謎です。

[Monsieur]

エアーノッカーオプション「落下防止ワイヤー」に関するお詫びとお願い

 平素は弊社取扱い商品をご愛顧賜り、厚くお礼申し上げます。

 このたび、弊社が販売しましたエアーノッカーのオプション部品である「落下防止ワイヤー」につきまして、極まれに固定金具の一部に不具合の可能性があることなどが判明致しました。
 エアーノッカーが装置から外れるという万が一の事態が発生した際、落下防止ワイヤーがエアーノッカーの落下を防ぐ機能を果さないおそれがあります。
 そこで、順次、落下防止ワイヤーの代替品をご用意させていただきますので、お取替えの程宜しくお願い申し上げます。
 皆様には大変なご心配とご迷惑をお掛けしますこと、深くお詫び申し上げます。
 念のため、エアーノッカーの台座へのボルト締結の状況と、台座の溶接の状態について、ご点検とご確認を合わせてお願い申し上げます。

【対象商品】
   以下の商品のオプション部品である「落下防止ワイヤー」が対象です。
   エアーノッカー  SK-30、40、60、80(ステンレス型、LP型を含みます。)
              SV-30、40、60、80
   エンプラノッカー SKL-30、40、60、80
   エレキノッカー  SEK-3、5、10、20

 お手間とお手数をお掛けしますこと重ねてお詫び申し上げます。

[AKA]

君は光のオレンジ・ギャル

『南風』と聞くと、何を連想されますでしょうか。
レミオロメンでしょうか。

ここ数年、私は「自らの生き方を定める」というような妙な塾に参画しており、
その塾の塾頭というか主宰者が高知県の方である関係で、
多少は四国と縁があります。
この塾は、なにしろ、そういう塾なものですから、
たまに塾生同士で「高知に行こうではないか!」という空気が起こって、
実際に高知に行ってしまうことがあります。
まぁ、それはいいのですが、
高知へ行ったことのある仲間たちとお酒を飲んだりして盛り上がった時に、
決まって誰かが言い出すのが「それにしても『南風』ね!」です。

ここで言っている『南風』というのは『特急南風』のことで、
岡山と高知を結んでいる特急列車です。
この『特急南風』、何が問題って、私はいっこうに平気なのですが、
乗り心地の悪さには定評のある特急なのです。
まず、気動車(所謂ディーゼルカー)なので、エンジン音がうるさいうえに、
排気ガスの香りがほのかに車内に充満します。
私なんかは、何か食べている時などは少し嫌ですが、そうでないなら、
むしろ古き良き昭和感があって旅情を掻き立てられたりして好きなのですが、
ダメな人はダメでしょうね。
それから、この特急は、気動車のくせに、振り子式なのです。
振り子式、分かりますでしょうか。
カーブに差し掛かると車体を傾けて遠心力を打ち消す方式のことで、
大阪から和歌山方面に向かう『くろしお』とか、北海道の『スーパー北斗』が有名ですね。
しかし、カーブの多い路線などでは、車体が傾きっぱなしになるわけで、
私なんかは見ていて面白いなと思うのですが、
四国山地の渓谷を縫うように走る『南風』の傾きは、
『くろしお』や『スーパー北斗』の比ではありません。
特に、琴平から土佐山田あたりの山越えは、せっかく美しい渓谷なのですが、
人によっては見たら酔うという魔性の女みたいな車窓です。

南風
http://island.geocities.jp/fussan9299/hensei.html

まぁ、なにしろ縷々書き連ねてもいまいち伝わりませんが、
機会があれば乗車されてみてはいかがでしょう。

しかし、先般、私の近間で『南風』を超える、
衝撃の乗り心地を誇る路線を発見しました。

富山地方鉄道。

われらが富山のローカル私鉄です。
富山の市街地と、郊外の観光地などを結んでいます。
富山に住んでいるからといって、
誰もが立山登山をしたり、アルペンルートに出かけるわけではないので、
私も長く乗ったことがなかった路線ですが、
先日、必要があって宇奈月温泉というところまで乗る機会がありました。

よく揺れます。
それは、振り子式だから……とか、そういうことではなく、
単に線路と車両(というか台車?)がボロボロなためで、それはそれは揺れます。
別に振り子式ではないので、カーブに合わせて傾くとかそういうのではなく、
上下にバウンドしながら、左右に身体を揺すりながら進む、みたいな感じです。
芋虫に乗っているみたいです。(芋虫に乗ったことはないですが)
あんまり左右に揺れながら進むものだから、
対向列車とすれ違う時など、接触するんじゃないかとヒヤヒヤしました。
実際、私が乗ったのは特急だったにも関わらず、
通過駅の浦山駅では、こっちは特急だというのに、
停まって待っている普通列車に気を遣って最徐行でした。
ちょっと、その揺れは想像を超えていて………びっくりしました、正直。

私が生まれた京都府八幡市には京阪電気鉄道というのが通っていて、
毎日のように乗っていましたが、カーブが多かったので、
“京阪電気鉄道カーブ式会社”とか言われていたものです。
富山地方鉄道も、
この横揺れという特徴を生かしてプロモーションしてみたらどうかと、
ガラガラの車内で考えていました。

ちなみに、タイトルは太田裕美の『南風 –SOUTH WIND−』から。
最近、自分の古さが恐ろしい私です。

[SE;KICHI]

東京ラブストーリー・・・25年後のカンチとリカを見て思うこと。

先日病院から退院した後、自宅にて安静とのことでしたので、
お休みを頂きゆっくりしておりました。
やれることもあまりなかったので、ケータイでYoutubeの動画を観ていたら、
織田裕二が「ずっちーな。」と言っているドラマの動画が出てきました。

東京ラブストーリー
http://kayokyokuplus.blogspot.jp/2013/09/follow-up-oda-kazumasa-love-story-wa.html

某芸人がよくモノマネしているのは有名なので、
東京ラブストーリーが元ネタなのはなんとなーく知っていたのですが、
このシーンを含め本家を知らなかったので観てみました。

ネットで動画があったので全話観てみたのですが・・・

永尾完治と赤名リカ
http://otn.fujitv.co.jp/b_hp/909200342.html

いや~これ面白いですね!

デビューしたての芋っぽい織田裕二、パワフルで明るすぎるくらい前向きな鈴木保奈美、
若い頃の有森也実、ロン毛で気持ち悪いけど独特なカッコよさ感を出す江口洋介など、
個性派俳優のやりとりが存外面白くて見入ってしまいました。
自分が生まれる前のドラマなのですが、
どこか今の時代を生きる自分にも通用するリアル感というか、
新鮮さが多く見てとることができました。

出演者
http://sharetube.jp/article/4177/

歌手の小田和正による有名な主題歌「ラブストーリーは突然に」も、
ドラマの世界観にマッチしていて、
初めてその歌詞の意味を理解しました。
深いです。

小田和正
https://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/47499424.html

最後に結ばれなかったのが惜しいです(;_;)
観ていない方はぜひ観てほしいとおススメしたいのですが、
調べていると、どうやらこの作品には続編があるということを知りました。
それもつい最近に原作のマンガで発刊されたとのことでしたので、
値段は張りましたが、本屋に行って買ってきちゃいました!

After 25 years

内容としてはドラマの舞台であった1991年から25年たった2016年に、
当時恋人だった永尾完治(カンチ)と赤名リカが偶然再会。
歳をとり、環境も大きく変化した中年の二人が再会したことにより、
止まっていた物語が再び動き出すというもの。

時代は変わるも、友情や思い出、
人間の芯の部分はいつまでも変わらない点が描かれています。
原作マンガを読んだわけではないので、
ドラマとの相違点などあまり分かりませんでしたが、
実写化するとこんな感じかな~と想像しながら見るのが楽しかったです。
単行本一冊のみの完結ではありましたが、中身の詰まった作品だと思います。

この作品を見て感じたことは、当時を生きていたわけではありませんが、
この時代を生きた若者の思いや葛藤が、
今の時代の自分にも手に取るように分かり、理解、共感できたことです。
自分にも友人はいますので、これからどのようなことがあっても、
彼らのようにずっと変わらず付き合っていけたらいいなと感じました。
また恋愛もそうですが、色々な悩みに不器用ながらもちゃんと向き合っていく姿に、
自分も逃げずに向き合おうと思えました。
(まあ、この作品でカンチは相当優柔不断で根暗な感じなのですがね。)

あとは、春という時季が時季だけに、
純粋に恋愛をしたいなと思ったことでしょうか。
当方、女性とお付き合いをしなくなってだいぶ久しいものですから・・・(^^;)
あれだけ激しくはできないでしょうけど、
まあちょっとずつ努力はしていこうかと密かに思っていたりします。

最後にカンチ(織田裕二)とリカ(鈴木保奈美)の素敵な笑顔載せときます(笑)
興味のある方はでひ(‘ω’)ノ

ずっちーな カーンチ!
↑「ずっちーな」の名台詞。             ↑「カーンチ!」は当時流行語に。

[K.K]

遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す

私は、地域や日本の将来が安泰であるためには、
子供たち、なかんずく幼児から小学生の基礎教育が大事と考えているので、
ライフワークとして、子供の教育に関わっています。
「地域の子供たちがすべからく立派な大人に」という視点で取り組んでいるので、
子供の学校に関わるPTA活動とは違い、
私は、いくつもの幼稚園や小学校に出入りしています。

その複数の幼稚園・小学校で、このところ、共通して気になることがあります。

ひとつは、役員になりたがらない親のことです。
新年度が始まる時、クラスのPTA役員を決めると思いますが、
これをやりたがらない人が多いです。
やれ「仕事が忙しい」とか、やれ「下の子が小さい」とか、
自分ができない理由を力説します。
この件について、私はその場では発言しませんが、
そういう親御さんを密かに軽蔑しています。

繰り返しますが、私は、地域や日本の将来のために、
子供たちを立派な大人にする教育が一番大切と考えている者ですので、
子供は社会全体で、正しく、教え導くものであると思っているのです。
PTA役員は、地域や日本の将来を担う子供たちのために行う活動ですから、
ここは万難を排して子供が優先だろうと思っています。

いや、「仕事が忙しい」とか、個人の都合も理解はするのです。
確かに、しょうもない活動をしているPTAもあるとは思いますし、
そんな活動に時間を割いていられるかという主張も、もっともかもしれません。

結局、学校側からの「いつかはどこかでやってもらいますので…」という言葉で、
半ば丸め込まれるような形で、渋々、誰かが選任されるわけですが、
その渋々感を見ていると、地域や日本の将来を担う子供たちのためなのに、
どうしてそんなに消極的なのだろうかと、私の感覚としては不思議です。
もう少し、積極性を持っても良いのではないかと思うのです。

ところで、当社は毎月1回のペースで社内学習会をやっているのですが、
昨年度に取り上げたテーマは、ご存じコヴィの『7つの習慣』です。
『7つの習慣』については、もはや説明はいらないと思いますし、
長くなりそうなので、ここでは割愛しますが、
その7つの習慣のうち、第3の習慣として挙げられているのが、
“重要事項を優先する”という項目です。
緊急性を横軸に、重要性を縦軸にとったグラフを描いた際、
「緊急性は高くないが、重要度が高いこと」の象限を“第2領域”と呼び、
この第2領域の活動の優先順位を高めていくことが大切だと言われています。
まぁ、平たく言えば将来の役に立つような活動ということですね。
そして、第2領域の活動は、意図的に優先していかない限り、
「緊急性が高く、重要度も高いこと」(第1領域)、
つまり毎日の生活に追われる、その日暮らしの毎日になるということです。

PTA活動など、子供と関わることというのは、
別にどうしても今日やらねばならぬことではないし、
頑張ったところですぐに効果は出ないので、緊急性としては低いでしょう。
しかし、子供たちを立派な大人にする、大事な活動だという認識に立てば、
その重要度はそれなりに高いはずであり、
つまり、「緊急性は高くないが、重要度が高いこと」となるわけで、
私は、子供とかかわることは第2領域の活動に違いない思うのです。

PTA活動を回避しようとなさる親御さんは、
一生懸命に「そんなことやっている場合じゃない」と訴えます。
それはつまり、「緊急性が高く、重要度も高いこと」、
すなわち日銭を稼ぐ第1領域に追われるているということであり、
将来に対する活動ができていない状態ということになります。

子供と関わることは、国力に関わる第2領域の活動です。
極論すれば、これより大事なことは無かろうと思います。
確かに毎日の生活において、第1領域に忙殺されるのも致し方ないですが、
「遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す」と言うではないですか。
要するに目先の自分の都合ばっかり言うなよって話です。

第1領域も確かに大事ですが、
もう一段、視野を高く持って、“遠くをはかり”、日本の将来を思うなら、
第2領域に意識を向けることって、本当に重要だと思います。
それぞれの親御さんに、考えてほしいことです。

[SE;KICHI]

おひとりさま

「お一人様ですか?」

お昼に外食が多い私にとっては日常的に聞く言葉です。
私の男性の友人に一人で外食に行けないという方がいます。
理由は寂しいからとのことです。
昔から一人で行動することも多かったので、
「マジかよ!ありえねー!」みたいな言葉が、
そのとき突発的に出てしまいました。
実際は友人がそうだったのでありえるんですけどね。

「一人○○」なんてのは、近年でよく聞くようになりました。
私自身のお一人様レベル(?)はなかなか高いと思っています。

「外食、カフェ」
これはもう初級レベル。
外食は当然のこと、
カフェでランチなんて20代のときは、「オシャレじゃん」って感じで自己満足。
焼肉は行ったことないです。

「映画館、ビリヤード」
上級寄りの中級レベルくらいですかね。
映画館はそのときどうしてもすぐに観たい作品があれば一人で行きます。
誰かと過ごす時間ではなく、純粋に作品が観たいので、
公開されてすぐに一人で行きます。
ジャンルはアクションとミステリーが好きですね。
恋愛ものは一人で行きません。
映画館ですぐ観たいって思わないのもありますが。

ビリヤードは一人で9ボールをたまにしていました。
最近はあまりしていません。
以前は平日休みの仕事をしていたので、
平日の午前中とかだと人が少なくて人目を気にせずできたので。
なんで人目を気にするかというと、全然上手くないからです 笑  
あいつ下手なのに一人でやってるよーみたいに思われそうなので・・・
上手くなれば気にしないんでしょうけど。

今一番チャレンジしたいお一人様があるんです。
最近よく聞くようになった「ヒトカラ」
一人カラオケってやつですね。
一人で行けば自由に練習できるし、好きな曲が歌えて楽しそう。

カラオケって仲の良い友人と行っても、ある程度メジャーな曲を選曲しなきゃと、
私自身は気を遣ってしまいます。
付き合いで行った際は、
グリーンやゴールデンボンバー等をとりあえず歌うって感じですね。
女性歌手の曲も好きなので多く歌いたいのですが気を遣うので・・・

私の中で一人カラオケは上級者だと思っているのですが、
知り合いの方で男女共によく行く人がいてビックリしました!
一人は東京にいる友人ですが、ヒトカラ専門店ってのがあってよく行くとか。
新潟にはないんですよねー。
出来てほしいな。

一番挑戦したい、というより魅力を感じる一人カラオケ。
やっぱりカラオケ屋さんに行くのは勇気が出ないかな・・・
カラオケがあるインターネットカフェもあるので、
そういったお店で挑戦しようと思っています!
もし行ったら次のブログでちょこっとだけ感想書きます。
また、一人カラオケしたことがある方がいらっしゃたらコメント頂ければ幸いです。
オラに元気を分けてくれ~!
今回も読んで頂きありがとうございました。

[SYUN]

人気のカレー

カレーが好きではありません。
と発言すると、その場に「えっ、そんなヒトいるんだ」という雰囲気が流れ、
ちょっと変わった人扱いされてしまうものです。

何が好きではないのか、少し考えてみたのですが、
自宅で、たとえばちくわの天婦羅なんぞを揚げてみようと思った時、
カレーパウダーで下味をつけたりすることはあるので、
カレーの味自体が嫌いということではなさそうです。
ということは、具でしょうか。
確かに、私はシチューも好きではないので、
野菜がゴロっと入っている料理は好きではないのかもしれません。
そういえば、野菜がゴロゴロしていない、スープカレーみたいなカレーなら、
せいぜい年に2回ほどではありますが、食べに行かないこともありませんし、
自宅でもグリーンカレーなら作って食べることはあります。

しかし、先日の「アメトーーク」が“カレー大好き芸人”というテーマだったように、
世の中にはカレー好きは多いようです。
その「アメトーーク」では何組かの芸人が、
それぞれのオススメカレー店を紹介していましたが、
そのなかで、ケンドーコバヤシさんおすすめのカレー店は、私も行ったことのある、
新潟の万代シティバスセンターにある「万代そば」のカレーでした。
司会の宮迫さんも、ここのカレーが好きで、
わざわざ新潟まで食べに行ったことがあると言っていました。

万代シティバスセンターというのは、新潟市の中心部にあるバスセンターで、
バスロータリーが建物で覆われたような施設です。
このバスセンター、大通りから伊勢丹に向かって歩いて近づいていくと、
建物の外にまでカレーの香りが漂ってきて、近くにカレー屋があることが丸わかりです。

建物の中に入ると、店の佇まいはこんな感じです。

万代そば

「万代そば」という店名が示す通り、単なる立ち食いそば屋です。
少し遠くから、眺めてみると、こんな感じ。

万代そば遠景

バスロータリーといっても、バスタ新宿のような洗練された感じではなく、
ひと昔前の競馬場のような猥雑感が充満しているなかの立ち食いそば屋です。
写真のなかで、天井からぶら下がっている緑の行灯は「6番乗り場」を示すもので、
左のベンチに座っているのはバスを待つお客さんです。
つまり、すぐ隣をバスが行き交っているわけで、排気ガスの香りも漂っており、
何かを食べるロケーションとしてはあまり上等とは言えません。

しかし、この立ち食いそば屋は評判らしく、どの時間帯に行ってもお客さんがいます。
といっても、正午前後は食べられないほど混むらしいので、お昼に行ったことはありませんが。
そして、そば屋だといっているのに、
多くのお客さんがカレーライスかカレーうどんを頼んでいます。
そういうことであれば、カレーが好きではありませんと言っている場合ではなく、
カレーライスを注文することになります。

バスセンターのカレー

黄色いですね。
この黄色さは、給食で出た甘口のカレーを彷彿させるようでもあり、
また、実際にそば屋であることもあって、
そば屋の和風出汁の利いたカレーを連想するようでもありますが、
食べてみると、全然そういう感じではありません。
まぁ、確かに、トロみのあるルーは、
最初は給食のような“優しさ”を感じなくもないですが、
後からスパイシーな主張があって、なかなかに後を引く感じです。
具材は、意外としっかりとした豚小間と、大ぶりにカットされた玉葱。
私がシチューやカレーが好きでない犯人であるジャガイモは入っていなくて、
その点も、私にとっては高評価です。

まぁ、ネット上では「たまに無性に食べたくなる」と書かれていたりしますが、
仮に、私のカレー界の中ではなかなかだとしても、
私は、カレーという料理自体への評価が低めなので、そこまでじゃないですけどね。

ちなみに、このカレーはとても有名で、レトルトも発売されている模様。

レトルト

新潟は、一世帯あたりのカレールー購入金額が日本一のカレー大国だそうです。
しかし、一般家庭にもカレーが浸透していて、外で食べるものではないということか、
カレー大国のわりに、カレー屋やインド料理屋は少ないような感じもします。
当社の新潟営業所の社員も、この「万代そば」のカレーについては、
話には聞いているが食べたことはないと言っていました。

みなさんもいかがでしょうか。

[SE;KICHI]

よし!

最近、声が口から漏れているんですよね。
誰かに話しかけたりとかではなくて、
いわゆる独り言ってやつです。

会社帰りにスーパーで買い物をしているときなど、
買って帰らなければいけない物をぶつぶつと言いながら店内を回っています。
帰って夕食を作っている時は、あーしてこーしてと手順をぶつぶつと。
立ち上がったり、座ったりすればドッコイショ。
お風呂に入れば、あ~~~とかうーーーとか。
意識せずに口にしていることに気が付きました。

年と共になのかは断定できませんが、
私の場合は年齢によるものかなぁ~と感じています。
まあ、年を追うごとに漏れていくものは数々ありますけど、
独り言くらいで止まっていて欲しいですけどね。

さて、ところ変わって、会社では、
私自身はあまりぶつぶつと独り言は言ってはいないですが(多分)
周りからは大きな声の独り言?だったり、
よし!という声をよく聞きます。
仕事に一区切りついた時や営業先に向かう時に、
よし!と言葉にして気合を入れているようです。
そんな声を聞いているとこちらまで気合が入ります。

そのよし!ですが、会社以外でも耳にしますが、
最近とっても印象に残ったよし!がありました。
それは美容室で髪の毛を切って貰っている時のこと。
担当してもらっている女性が口にしました。
十数年ぶりに髪をバッサリ短くする事にし、
同時に前髪もバッサリ切ってとお願いしたんです。

サイドを切り終え、いよいよ前髪を残すばかりとなった時、
彼女が姿勢を整え深呼吸したあとに、
よし!って気合を入れたんですよ!!
それまでばっさばっさと落ちて行く髪になにも感じなかった私ですが、
そのよし!で急に緊張が走りました。

鏡越しに彼女と目が合い、思わず笑ってしまいましたが、
笑いながらも彼女はあっ、と思わず口にしてしまった事にすみませんと謝っていました。
身を委ねているだけの私とは違い、
任されている美容師の方は希望通り仕上がるようにと、
ハサミを入れてくれているんですもんね。
おかげで思い通りの髪型に仕上げて貰いました。
いつもありがとう。

さあ、4月から新生活がスタートした方も多いと思いますが、
ひとつ気合をいれていきますか!
よし!とね。


[fu~ma]

お前の身体は、もうお前だけのものやないんやてっ!

毎度、何か違うテーマについて書こうかといろいろと捻り出してはいるのですが、
やはり今回も身体の件について。

先日、私、緊急手術しました!

いや、明るいネタでもないのですが…
虫垂炎(いわゆる盲腸炎)になりまして、その患部の摘出の手術を行いました。
その前日から胸焼けというか、胃腸の辺りに変な腹痛があり、
下腹部は残便感があったので、近くの内科に行って検査してもらったのですが、
腸閉塞でないので、安静にして服薬しておけば治るだろうと。

あまり納得しないまま家に帰るも束の間、
今度は下腹部のみに激痛が襲いました。

経験したことのない痛みに立つことはできず、地面を這いずり回り、
電話まで行ったところで異変に気付いた親に連れられ再び内科へ。
(この時救急車を呼ぶつもりで110番を押していたのは後で気付きました。笑)

うちでは対応しきれないと紹介状を書いてもらって、
大病院の救急センターに運ばれました。
様子のおかしい私の容体を見た救命士の方々は、
直ぐにCTスキャンやレントゲン撮影など数々の検査をこなして原因を特定!
「残念やけど、盲腸!すぐ手術せんなあかんわ!」と告げられた時は、
かなりショッキング!(−_−;)
だいたい今までそんな単語一度も出んかったし、
盲腸切除は自分は無いだろう~と思い込んでいた節があったからです。

虫垂
http://yahironews.info/archives/1859.html

消化しきれなかった食べ物のカスなどが便となり、
図にある虫垂に細菌と共に溜まると、その虫垂内で細菌が増殖。
そこから出た膿や腸液が腹腔内に充満して炎症を起こし、最悪死に至るそうです。
(思い返せば早食いのクセなどで食生活におい不摂生をしていたのが良くなかったかもしれません。)

説明云々は分かった。
とにかくこの痛みから早く解放してくれるならなんでもして!っという感じだった私は、
頭が真っ白になる暇もありませんでした。

トントン拍子で手術台の上へ。
テレビドラマで見たような景色で、
マスクをつけられるといつの間にか眠っていました。
起きた時には手術は終わっていて、
身体の至るところから点滴や循環の管が出ていました。
手術が終わってもまだ安心できません。
腸内に散らばった膿汁の洗浄のため、
管を入れたまま綺麗になるまで待たねばなりません。
高熱も続きます。
その後血液検査や腸内検査をクリアしなければ退院できません。
シャワーも浴びれず、仕事もできず、何もできず、
時間を持て余し、悶々とおじいさん達と昼寝の毎日。
もう何もかもが嫌になりそうでした。
(ので、その時にこの文を書きました。)

皆さんも私は大丈夫だろうと、油断してはいけません!
私がそうでしたから。

誰にでも起こり得ることです。
盲腸に関しては一度手術すればもう再発することはないそうですが、
できればこのようなことは二度と経験したくないものです。

この度の手術の一連の騒動でご迷惑をおかけした方々は計り知れません。
この場をお借りしまして、深くお詫び致します。
緊急であったとはいえ、日頃から健康に万全に気をつけていれば、
多少なりとも未然に防げた部分があったのかもしれません。
今後とも、食生活を始めとした自分ができる範囲での万全の対策を行い、
一社会人としての健康維持管理に努めて参ります。

最後に自分と皆さんに、
ドラマ「スクール☆ウォーズ」の泣き虫先生のモデルとなった、
山口良治先生の名言を贈ります。

山口良治
https://matome.naver.jp/odai/2145117720689327501/2145118213292337603

お前の身体は、
もうお前だけのものやないんやてっ!


[K.K]
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