はじめの一歩
もともと、いま自分にとって大事なことは何なのか、自分なりに優先順位をつけ、
その優先順位の低いことには取り組みもしない、断捨離タイプの私です。
今年は、富山市内の小学校と高校の卒業式で祝辞を述べるという大役を引き受けたのに、
私の中での優先順位が高くなかったのか、
他の仕事に没頭していた結果、すっかり・・・・・・してしまい、
気が付いたのは当日が2日後に迫った夜でした。
こういうことにあんまりプレッシャーを感じない私ですが、
当日まで中1日に迫っていると気づいたときには、さすがに慌てました。
まず、アレを買わないと。
祝辞を書く、パタパタ折りたたんで使う目録みたいな封書みたいなやつ。
だいたいアレは何という名前なのか。
いま思えば、ネットで検索すれば即座に解決しそうなことですが、
普段からネット検索を多用しない私は、窮地に陥ってもネットを思いつかず、
とりあえず遅くまで開いている文房具屋さんに駆け込んで相談。
しかし、夜の文房具屋にいたのはバイトの青年で、
名前どころか「パタパタ折りたたんで使う・・・」イメージすら共有できず。
結局、深夜の文房具屋で、
そのバイト青年のスマホで調べて分かった名前は「奉書紙」。
しかし、そんなに苦労して名前を調べたところで、
そんな用途の限定されたものはその文房具店には置いておらず、
もう深夜だしどうしようもないということで、すごすご帰ったのでした。
翌日は午前中から何軒もの文房具店に行くも、ちっとも見当たらず、
最終的に文房具店でヒントをもらい、仏具屋で見つけて購入。
はぁ、焦った。
手に入ってしまえば、文章を書くのはわりと得意なので、さらさらっと書いて、完成。
卒業という節目を迎えた小学生と高校生に、心を込めたメッセージを送りました。
それにしても、私は来賓として参列しているわけで、
その学校に自分の子供が通っているというわけでもないのですが、
式典中に披露される歌やら言葉やらは、
知らぬ子だというのに、なかなか染み入るものがあります。
そして、悲喜こもごもあるのでしょうが、
卒業に続いては、新たな門出というものもあります。
当社が加盟している地場の企業連合では、
この4月も、参加企業合算で総勢65名ほどの新入社員を迎えます。
本日、富山市内のホテルで合同入社式が執り行われました。
ちょっと前にこのブログで『ましろの恋』という映画の話が出ましたが、
入社式の記念講演は、その映画の坂本欣弘監督でした。
映画業界のウラ話的な話も交えながら、映画監督という夢を掴んだ話を熱弁されました。
その後、場所を移して新入社員研修に取り組みました。

今年は「感謝」をテーマにした研修の組み立てでしたが、
どういう星の巡り合わせか、
3時間ほどの講義を担当するよう仰せつかりましたので、
少しでも新入社員のみなさんのお役に立てればと、頑張って話しました。
とはいえ、そんなに何時間もは話せませんので、
メッセージを書いたカードを眺めながら、心を穏やかにして思いを集中するという、
禅の修行でよくやる「参究」という手法を取り入れてみました。
普段、ひとつのことをゆっくり考える機会というのは、なかなか持てませんので、
考える練習になったでしょうか。
さあ、今日からは社会人です。
仕事は愛情表現であるというメッセージ、
少しでも伝わりましたでしょうか。
頼まれた祝辞を失念してしまう私に言われたくないかもしれませんが、
新入社員のみなさんが各会社で大活躍してくれることを心からお祈りしております。
[AKA]
その優先順位の低いことには取り組みもしない、断捨離タイプの私です。
今年は、富山市内の小学校と高校の卒業式で祝辞を述べるという大役を引き受けたのに、
私の中での優先順位が高くなかったのか、
他の仕事に没頭していた結果、すっかり・・・・・・してしまい、
気が付いたのは当日が2日後に迫った夜でした。
こういうことにあんまりプレッシャーを感じない私ですが、
当日まで中1日に迫っていると気づいたときには、さすがに慌てました。
まず、アレを買わないと。
祝辞を書く、パタパタ折りたたんで使う目録みたいな封書みたいなやつ。
だいたいアレは何という名前なのか。
いま思えば、ネットで検索すれば即座に解決しそうなことですが、
普段からネット検索を多用しない私は、窮地に陥ってもネットを思いつかず、
とりあえず遅くまで開いている文房具屋さんに駆け込んで相談。
しかし、夜の文房具屋にいたのはバイトの青年で、
名前どころか「パタパタ折りたたんで使う・・・」イメージすら共有できず。
結局、深夜の文房具屋で、
そのバイト青年のスマホで調べて分かった名前は「奉書紙」。
しかし、そんなに苦労して名前を調べたところで、
そんな用途の限定されたものはその文房具店には置いておらず、
もう深夜だしどうしようもないということで、すごすご帰ったのでした。
翌日は午前中から何軒もの文房具店に行くも、ちっとも見当たらず、
最終的に文房具店でヒントをもらい、仏具屋で見つけて購入。
はぁ、焦った。
手に入ってしまえば、文章を書くのはわりと得意なので、さらさらっと書いて、完成。
卒業という節目を迎えた小学生と高校生に、心を込めたメッセージを送りました。
それにしても、私は来賓として参列しているわけで、
その学校に自分の子供が通っているというわけでもないのですが、
式典中に披露される歌やら言葉やらは、
知らぬ子だというのに、なかなか染み入るものがあります。
そして、悲喜こもごもあるのでしょうが、
卒業に続いては、新たな門出というものもあります。
当社が加盟している地場の企業連合では、
この4月も、参加企業合算で総勢65名ほどの新入社員を迎えます。
本日、富山市内のホテルで合同入社式が執り行われました。
ちょっと前にこのブログで『ましろの恋』という映画の話が出ましたが、
入社式の記念講演は、その映画の坂本欣弘監督でした。
映画業界のウラ話的な話も交えながら、映画監督という夢を掴んだ話を熱弁されました。
その後、場所を移して新入社員研修に取り組みました。

今年は「感謝」をテーマにした研修の組み立てでしたが、
どういう星の巡り合わせか、
3時間ほどの講義を担当するよう仰せつかりましたので、
少しでも新入社員のみなさんのお役に立てればと、頑張って話しました。
とはいえ、そんなに何時間もは話せませんので、
メッセージを書いたカードを眺めながら、心を穏やかにして思いを集中するという、
禅の修行でよくやる「参究」という手法を取り入れてみました。
普段、ひとつのことをゆっくり考える機会というのは、なかなか持てませんので、
考える練習になったでしょうか。
さあ、今日からは社会人です。
仕事は愛情表現であるというメッセージ、
少しでも伝わりましたでしょうか。
頼まれた祝辞を失念してしまう私に言われたくないかもしれませんが、
新入社員のみなさんが各会社で大活躍してくれることを心からお祈りしております。
[AKA]
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