誤解を受ける

日本語とはなんと難しいものか。

よく言葉の選定を間違えます。
小さなころは所謂「本の虫」でした。
夏休みに図書館で読み物するのも好きでした。
空調が効いているから、も理由の一つではあります。

色々な言葉を知ってはいるのですが、
全ての意味を理解しているわけでもなく、ただ単に知っている。
なんとなく意味が分かる、程度で。
故に間違えます。
誤解を受ける事もあります。

日本語が難しいと感じるのは同音異義語が多いのもその一つかと。
同じ発音なのに書くと字が違う。
話の流れとニュアンスでこの言葉はこの字、と言った内容を、
受け手側で判断していると思いますが、
違っている事も多々あるかと思います。

逆に面白かったりすることもありますが。

言葉のアクセント一つで意味が変わってきたりすることも。
仕事上でお客様とメール連絡する事もありますが、
よくよく読み返してみると失礼だったかな?と思われる文面の多いこと。
もう少し他の言い回しをすれば、
より理解を得られたのではないか?と思う事も多々。
意味が良く理解できていない言葉が多いため、選択肢が少ないのですよね。

文豪と呼ばれる方々の表現力。
そこまでたどり着けなくても、もう少し言葉の選択肢広げられてもいいかな。
人にものを伝えるのが苦手だ。と常々思っているのは、
選択肢の少なさに起因する事かも知れません。

読書再開しているのですが、
読みふける事に集中しちゃって、
あいも変わらずぼんやりとしか理解できない言葉はあります。
じっくりと腰を据えて、意味を理解しながら読む。
こっちのほうが大事かな。と思います。

あ、別に読むペースが速くて、
購入費用がかさむのが理由で・・・・もあります。

読書スタイルを変える。こちらが当面の課題でしょうか。

ちなみですが、最近誤解を受けた。と思われる言葉
「粗相をする」
お客様との会話の中で使いましたが、ペット飼っている人だと、
しもの方のイメージが先行する事もある、かも知れません。
通常やり取りする人と初対面の方と私と3人で話している時に、
「粗相ばっかりしてしまうので」の発言後の、
初対面の方の浮かべた微妙な表情が忘れられません。

≪粗相≫
不注意。そそっかしさから、あやまちをおかすこと。
こちらなのですが・・・・
別に漏らしたりする訳じゃぁないので。

お客様の前で「粗相をする」
考えただけで恐ろしいです。
いくら羞恥心に欠けると自覚がある私でも、できないことはあります。
求められない限りは。

日本語とは・・・
難しいけれど、美しいと思える言葉もたくさんあって素敵ですよね。

[y2k2]
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武将なら、誰?

「戦国武将なら誰が好き?」という質問をする人がいます。

これは困ります。
だって、戦国武将そのものに、あまり興味がないから。

ところが先日、
「自分が戦国武将なら誰だと思う?」
という質問に出会いました。
これは、「戦国武将なら誰が好き?」と似た質問に見えますが、
実は、切り口としてはかなり斬新で、興味深い質問です。

ん~、そうですねぇ~

実は武将タイプとして、学生の頃から気になっている一群があります。
それは、風流大名というか、
茶の湯ばっかりやっている大名です。
細川幽斎とか織田有楽斎みたいなのがこれにあたりますが、
このタイプは、武将でありながら戦陣ではたいした活躍を見せず、
もっぱら和歌や茶道のような分野で名を遺している人です。
群雄割拠のその時代に、そういう存在がどうやって成立していくのか、
私は中学生の頃から関心がありました。

ゆえに、冒頭でいちおう否定した
「戦国武将なら誰が好き?」という質問があった場合、
私は中学生当時から、古田重然、いわゆる古田織部と答えてきました。
彼は、賤ヶ岳の戦いにも小牧・長久手の戦いにも小田原征伐にも参加した、
れっきとした戦国武将なのですが、その武勇はさっぱり注目されず、
ただ、千利休の高弟としてのみが評価されています。

まぁ、これまで「古田織部になりたい」などと思ったことはありませんでしたが、
私も、武功を立てて認められたいと思うタイプではなく、
どちらかといえば茶の湯ばっかりやっていたいタイプなので、
「なりたい」というか、なれる方向性としては古田織部だろうなと思います。

だいたい、毎年『飛鳥の執念』とか書いているくらい、
私は飛鳥時代から奈良時代・平安時代くらいまでが大好きなわけですが、
何が好きって、別に直情的な血なまぐささが好きなわけではなく、
袍を身にまとってホンワカと行動していた、そういう文化的な部分が好きなのです。
そうなってくると、それを戦国時代で体現できる人物といえば、
やはり古田織部かしらって、思うわけです。

彼は、利休の死後、天下一の茶人となり、
茶の湯を通じて朝廷・貴族・寺社・経済界と様々なつながりを持つことで、
全国の大名に多大な影響を与える存在になっていったようです。
そのことから、武将の生き筋とは武勇だけではないのだなと、
昔から私は、彼に軽い憧れの感情を持っているというわけです。

さて、永年、そんな古田織部を愛してきた私なのですが、
ここにきて今年、とんでもないCMに出会いました。
大阪のフルタ製菓という会社のCMで、
「セコイヤチョコレート」という、
40円くらいのチョコバーを主力にしている会社です。
今年は発売40周年を迎えた「セコイヤチョコレート」に加え、
カントリーマアム似の「エブリワンクッキー」を新発売したとかで、
日曜の朝などにやたらと見かけるCMです。


https://www.youtube.com/watch?v=QgUn0ZUJiaY

どうでしょうか。

以前、耳に残るメロディーの話を書いたことがありましたが、
このCMも、リズミカルな太鼓と人をバカにしたような歌で脱力を誘います。
しかも、キャラクターとして古田織部を採用したうえに、
わざわざ大阪城天守閣蔵の歴史的な肖像画を採用して、
目から光線を発射したり、扇子を持って踊ったり、頬を赤らめたりと、自由。

そもそも、古田織部の家系は息子の代で断絶しているはずなので、
フルタ製菓とは関係がないはずなのですが、
たぶん、「苗字が同じだったから」程度の縁で採用された模様。
それなのに、フルタ製菓、なんとこのCMで、
古田織部美術館から「織部賞」を受賞したそうで、
すごいっすね、フルタ製菓。
「フルタで~す」じゃないっつうの。

と、私のような古田織部好きにはたまらないCM。
富山には“天神屋さん”という謎の商売があり、
この時期には天神の掛け軸とか木彫りの天神像など、
天神グッズのCMも盛んに放送されるのですが、
このフルタ製菓のCMのインパクトが強烈すぎて、
別のCMでちらっと天神の掛け軸を目にしただけで、
「おっ、織部か?」と思ってしまう始末。
いわんや子供なんか、CMの天神の掛け軸でもれなく、
「あっ、セッコッイヤ~ンの人だ!」とか、騒ぎます。

こうなると、自分の肖像画の目から光線を出されたりしたいわけではない私、
「自分が戦国武将なら誰だと思う?」と聞かれて、
「古田織部!」と答えるのも、ちょっと痛し痒しの感じもします。

[SE;KICHI]

食欲の秋

皆様こんにちは。今年の秋はどう過ごされましたか。
近年ではハロウィンも盛り上がっていて、
イベントで楽しまれた方も多いのではないでしょうか。

秋と言えば、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋ですねー。
これってなんでこの3つなんでしょうね。
春は新シーズン、夏はお祭りや花火、冬はお正月。
秋は・・・特になかったからキャッチコピー付けたんですかね。
紅葉が好きな方にはごめんなさい。

食欲の秋ということでハロウィンの日に食事に行ってきました。
イベント等には行きませんでしたが、
お店のメニューもパンプキンスープだったりとハロウィン感は堪能できました。
私は和食の方が好きなので、松茸ごはんだったり、
洋風なスープよりはお味噌汁やお吸い物が好きです。
まあハロウィンだったので流れに乗っかってみた感じですね!

ハロウィン以外にも美味しいもの食べてきました。
友人の家がレストランをやっていてランチ行ってきました。
同行したメーカーさんも満足してくれましたね。
というか、美味しくないとは言いにくいですよね 笑

ステーキランチでした。
友人、焼き加減聞いてくれませんでした 笑 
レアくらいの感じでしたね。
個人的にはステーキはレアが好きなので良かったですが!
メーカーさんは大丈夫だったのかな。
ちょっと配慮が足りなかったですね。
今思い出して反省してます・・・

ステーキ

食欲の秋も終わるとあっという間に冬が訪れますね。
冬も美味しいものが多くて楽しみな季節です。
年末年始も友人と会ったり楽しみはありますが、
楽しむためにいろいろと頑張らないと!

皆様も冬を楽しみましょう。
それではまたお会いしましょう。

[SYUN]

蕎麦からの・・・。

全国新そば会”という、
神田のやぶそばとか、鎌倉の峰本とか、大津の本家鶴㐂とか、
そば好きには馴染み深い老舗そば店が加盟している会があるのですが、
その会が『新そば』という季刊誌を発行しています。
昭和35年創刊のこの雑誌、加盟店の紹介記事などが充実しているのですが、
毎号、各界のそば好きが寄稿している「そばエッセイ」がすこぶる面白く、
私はちょくちょく、この季刊誌を手に取ります。

今年7月発行の第155号には女優の若村麻由美さんが登場し、
そば職人を目指した若かりし日の思い出を綴っておられました。

そばのおいしさというものは、言うまでもなくシンプルなものです。
彼女がそば職人を目指したのは高校生の頃らしいのですが、
幼いころには理解できなかったシンプルな美味さを、
運命のそばとの出会いによって好きになったという、
小学5年生のエピソードが語られます。

彼女は小学5~6年生の2年間、信州に山村留学を経験されています。
親元を離れ、住民票を移して農家にホームステイし、
片道4キロを歩いて、全校生徒70人ほどの小学校に通っていたはずです。
村には山村留学生専用のそば畑があり、
そばの実を収穫すると、みんなで歌いながら、
実を叩いてそば殻を外し、水車に接続された石臼で潰して精粉したはずです。
自分が収穫した粉で打ったそばは、
格調高いそば屋ではなく、畑の脇に座り込んで食べたのだと思うけれど、
味は格別だったはずで、それ以来、彼女はそばが大好きになったと言います。

はず、はず、と、勝手に他人の人生を断定して話していますが、
この体験は、私にはよく分かります。
なぜなら、私も、彼女と同じ村に山村留学し、
片道4キロを歩いて、その小学校に通っていた経験があるから。
私の体験として、自分が収穫した粉で打ったそばの味は格別だったから。

ところで、そばの例からも分かるように、
山村留学生の農作業経験は古式ゆかしいものが多いようです。
そば畑以外にも、村には山村留学生専用の田畑があり、
米を作ったり野菜を作ったり、植菌してシイタケを栽培したり、
大豆から味噌を作ったりするわけですが、
たとえば米作りの場合、田起こしや代かきは鍬を使うし、田植えは手植え、
稲刈りはコンバインなど使わずに鎌で刈り取り、
そのあとは千歯こきや足踏み脱穀機で脱穀し、
唐箕で籾殻を吹き飛ばして米を選別するなど、
民俗資料館に展示されているような、江戸時代以来の農具を使いました。
当然、ホームステイ先の農家ではトラクターやコンバインを使いますので、山村留学生はどちらも経験します。
これが私の原体験です。
そして、おそらく、彼女も同じはずです。

いまだに季刊誌『新そば』にそのような話を寄稿するということは、
彼女の中に、その記憶が強烈に刻まれているということですよね。

その体験自体には、普遍性はないかもしれません。
体験した本人にだけ刻まれる心の糧なので、
話を聞いた他人に効力が及ぶようなものではないでしょう。
しかし、こういう、
自分だけの体験があると、
人は強くなると思います。

自分だけの達成感とか、成功体験とか、あの時聞いた歌とか、
それは別になんでも良いのですが、そういう記憶があると、
他人からどう評価されるか、褒められるか叱られるかに関係なく、
人は勇気を奮い起こせるし、強くなれるのだと思います。

今夏、弊社のy2k2さんのご子息が、小さくて大きい一人旅に出られましたが、
炎天下に 115kmを歩いてお遍路に回ったそうで、立派だったと思います。
この体験は、本人にとってかけがえのない自信になっただろうし、
今後の人生での糧になるはずです。
もはや、誰かに褒められようが叱られようが、
この体験が本人を守ってくれるのだと思います。

教育の専門家であっても、「子供は褒めて育てよう」とか、
「いやいや、ダメなことはダメと厳しくしつけなくては」とか、
しょうもないことを言う人がいますが、
私が接している範囲では、子供は自らの体験を通して自信をつけ、
自己を確立していくものだと思います。
もちろん、炎天下の 115kmは立派なことだから、
親として褒めてあげたい気持ちも分からなくはないし、
窃盗や強姦については、ダメなことはダメなわけで、
やはり親として、起こった結果については、叱らねばならぬとは思いますが、
褒めることも叱ることも単なる対症療法であり、根本治療にはなりません。

あんまり褒めていると、女優の息子のように、
褒められることがクセになってしまって機微の分からぬ人物になるし、
その結果、叱られるようなことを引き起こした場合でも、
そうなってしまった時点で、正しい自己確立には失敗しているわけで、
つくづく、親から離れた、
自分だけの達成感や成功体験が薄弱だと不幸だなぁと思います。

子供に対して必要なことは、
褒められようが叱られようが関係ない、誰が何と言おうと、
自分はこれをやり遂げることができたのだから大丈夫という、
自信をつけさせてあげること、
その場面をできるだけ用意してあげることかなと思います。
ちなみに若村さんには4人ほど兄弟がいらっしゃったと思いますが、
お父さんは、兄弟全員に山村留学を提供しているはずです。
山村留学、タダではありませんので、苦しかったかもしれませんが、
そこに信念のようなものを感じます。

近年、主体的でない若者について、しばしば話題になりますが、
こういう、信念のベースになる糧を得るような、
大事な体験を積んでこなかったのだなと、ちょっとかわいそうに思います。
そういう意味で、今夏、y2k2さんのご子息が掴んだであろう糧は、
それはそれは貴重であったと思います。
良かったねと、素直に思います。
褒めも叱りもせず、良かったねと共感する。
この良かったねが、本人にとって何よりの賛辞だと、私は思います。

[AKA]

ありがたーいお知らせ音

様々な音がいたるところに溢れていますよね。
無音なところなんて探す方が大変なのではないかと思います。
家の中でも同様で、毎日必ず鳴る音があります。
それは家電からのお知らせ音です。

我が家の冷蔵庫は2枚ドアで、必要に応じて左半分右半分と開閉できるタイプです。
8年近く使っているせいか最近左側が閉まりにくくなりました。
以前のように軽く押しても閉まらないため、
取り出した後、半ドア状態になっていることが。
それを知らせしてくれるのがブザー音。
ピーピーピー、ピーピーピー。
ん? 辺りをみまわし、冷蔵庫のドアかーと、
ハイハイと返事をしながら閉めにいきます。

オーブンレンジは調理が終わっても取り出さないでいると、
ピピピピッ、ピピピピッと知らせてくれ。
ガスコンロは使用中その場を少しでも離れると、
ピピッ、ピピッとお知らせ。
他にも洗濯機に炊飯器と、
朝から晩までピーピーピー。

中にはブザー音ではなく音声でお知らせしてくれるものも。
お風呂のお湯はりを押せば、栓は閉めましたか?と問いかけて、
沸いたら教えてくれ。
エアコンにいたっては、設定温度が外気温より高くなれば喋ってくれ、
電気代が昨日に近づけば喋ってくれ、超えたらまたまた喋ってくれ、
停止すれば今日の電気代は○○円ですとお知らせしてくれます。

毎日あちこちからのお知らせ音にありがたさや便利さを感じるものの、
ちょっぴり煩わしさも。

そこで、このありがたい音を、よりありがたく感じながら家事ができるように、
どーせなら声優さんや俳優さんなど、
好きな声で言ってもらえたら嬉しいですね~。
栓閉めた? ドア開いているよ! 
取り出すのを忘れてない? 洗濯終わったよーとかを、あのキャラで♪
無機質な音より楽しさを感じられそうですよね~。

まあまあ、そんな癒し機能も希望しながら、
一番切にお願いしたい機能が他にありました。
それは、出かける家人に向かって「停止ボタン押してってー」と、
エアコン機能に是非。

[fu~ma]

サザエでございます。

といっても国民的アニメの話ではありません。
珍スポット好きには有名な建築物群なのですが、
みなさん、サザエ堂というものをご存知でしょうか。
別にサザエの神様が祀られているお堂ではありません。

急に面食らうかもしれませんが、巡礼の話をします。

通常、たとえば『西国三十三番札所』という札所巡礼の場合、
基本的に、順路に沿って33箇所のお寺を巡り、
各寺に祀られている観音様を拝むというスタイルになります。
『西国…』の場合は、第1番の青岸渡寺(和歌山県)から始まって、
奈良・大阪・京都・兵庫・滋賀とコースを巡り、
最後は第33番の華厳寺(岐阜県)で終わるわけです。
これは、そもそも全行程1000キロメートルを超えるコースで、
なかには舟に乗らないと行けないお寺があったり、
急な石段を登らないと本堂に到達できないお寺があったりと、
現代でも巡礼自体にある程度の困難を伴うものです。
現代人の私ですら、コンプリートには1週間以上かかったので、
徒歩で巡るしかなかった江戸時代の人にとって、巡礼とは、
何日も何日も歩き続けるという、想像を絶する行程だったはずです。
その巡礼は、信仰心のなせる業です。

信仰心のなせる業、なのですが、やはり大変なことなので、
「もっと手軽に巡礼できないかなぁ」と考える人が出てきます。
そこで発明されたのがサザエ堂です。

発明したサザエ堂には札所の観音様100体がまとめて祀られています。
つまり、ひとつの堂にお参りするだけで、
西国三十三番のほか、坂東三十三番秩父三十四番の、
合計100寺を参詣したことになるという、
真面目に巡礼していたら身の危険を感じるような長大な行程を、
ひとつのお堂で済ませることができるという実に便利な発明です。
少し前に、富士塚についてご紹介したことがありますが、
あれも発明の動機は「もっと手軽に富士登山できないかなぁ」なので、
この種の発明は、一種の江戸時代トレンドだったと思われます。

しかし、このサザエ堂のすごいのは、
単に100体の観音が集めてあるだけではありません。

最初に説明しましたが、巡礼というものは、
第1番から順路のとおりに巡るものです。
サザエ堂に100体の観音様が一堂に会していたとしても、
第1番から第100番まで、順番に拝まねばなりません。
サザエ堂のすごいのは、お堂が、そうなるように設計してあるところです。

3階建ての堂内は右周り(時計廻り)で参拝する構造で、
100体の観音像を順路に沿って1体ずつ拝観できるようになっているのですが、
参拝しているうちに自動的に3階に上がり、下りはまた別の順路で降りてくる形で、
その順路は、手すりや階段、太鼓橋などにより立体的に隔てられているため、
一度も同じ場所を通らずに、つまり同じ観音様の前を二度通ることなく、
全ての観音像を拝観して出口まで出られるという仕組みです。
われながら説明の下手さにうんざりしますが、
簡単に言えば、入口を入って、観音様を拝みながら歩いていると、
いつのまにか一筆書きで出口にまで到達しているという、
非常に複雑な構造を持った観音堂なのです。
で、見た目がサザエの貝殻っぽいので、サザエ堂と。

会津・円通三匝堂 http://chindera.com/sazae.html
注)見た目は普通のお堂で、中が渦巻っていうタイプもあります。

ドラクエで、洞窟なんかをずんずん進んでいくと、
どういうわけか街の宿屋の裏あたりにポッコリ出たりして驚くことがありますが、
このサザエ堂、実際に行ってみるとそういう感じです。
自分が、特に意識することなく歩いているだけで建物を3階まで上がっていて、
また、特に意識することなく、知らずに出口から出されていくという感じが、
なんというか、不可抗力感があって、まさに狐につままれた感じです。

埼玉・成身院 http://chindera.com/sazae.html

なぜ、これだけグルグル回っているのに一度も同じ場所を通ることなく、
他の参拝者とすれ違わずに外に出られるのか。
なぜ登りは右回りなのに下りは左回りと反対になるのか等、
下手をすると夜も眠られぬほど、訳が分かりません。
しかし、それが木造で、江戸時代の発明であるとすれば、
何とも言えない先人の素晴らしさを感じ、なんだか陶酔した感じにもなります。

私が初めて行ったサザエ堂は群馬県太田市の曹源寺のもので、
無意識に出口に排出された後、どういう仕組みでそうなったのか、
思わず、検証のためにもう一度入ってみたほどの興奮でした。
現在、実際に内部を拝観できるのは、この曹源寺のほか、
会津と埼玉に1箇所ずつあるぐらいですが、
これはぜひ体験をお勧めします。

[SE;KICHI]

無駄が大事

今も昔も、巷で流行っている歌はほとんどがラブソングですよね。
恋愛の切ない心情を歌詞やメロディーにのせ、
それを聞く人々の共感を呼ぶのだと思いますが、
そんなラブソングの人気を支えているはずである若者の中で、
恋をしない人達が増えているようです。
交際相手のいない未婚者は、男性7割、女性6割に上るとのことです。

恋愛は面倒くさい、一人が楽だというのは、
確かに一人で遊べるアイテムが昔に比べて格段に増えたと思いますが、
他に、告白して断られるのはいやといったリスク回避の思考があるようです。

私がまだ初々しかった頃、恋愛に至っては当たって砕けろと背中を押されました。
告白せずに後悔するよりは、告白して振られる方がいいと。
振られて良い訳がないのですが、
言い方を変えると、どんどん失敗しろと言うことですね。
振られたとしても、次があると。
またそのうち何とかなるといった楽観さがありました。

恋愛以外のことでも、失敗を恐れずに実行することが重要とされていました。
つまり、リスクを冒さなければ欲しいものは何も手に入らないと言われていました。
ところが、バブル経済崩壊後、失敗は許されないという社会風潮が続き、
率先して失敗しろなどと言うことは言わなくなくなりました。
この空気が今の恋愛離れにも影響しているのでしょうか。

お酒を飲まない若者も増えているようです。
20代の人で1ヶ月間にお酒を1回も飲まないという人がほぼ半数という、
アンケート結果を雑誌で見ました。
半数というと、今は飲む機会自体が相当減っているのかと思います。
忘年会、新年会、社員旅行等を世間であまりやらなくなったのか、
参加してもお酒は飲まないのか、恋をしない分コンパも減っているのでしょうか。
目上の人から飲みに誘われると断れなかったり、
コンパがあれば積極的に参加していた私からすると、ずいぶんな変化を感じます。

車を見ても、若い人の乗る車は燃費の良い経済的な車が多いように感じます。
私の若い頃のように、見た目重視で車を買う人はあまり見かけません。

女性にモテたいがために、お金もないのに無理をして高い車に乗り、
出会いを求めてコンパに参加し、酒を飲んで騒ぐ。
今の若者からすると、これほどの無駄なことはないと思うでしょう。
しかし、私は損得などは一切考えずに、
仕事や私生活において、そのような無駄なことや失敗をいっぱいして、
時には途中で挫折したことに絶望し、
時にはもう後がないという修羅場を何とか乗り越えたことに歓喜して、
大事なことを学び、大切なものを手に入れてきました。

案外無駄なことも悪くないものです。
それをできるのが若者の特権です。
恥をかいていいのも若いうちだけです。

良いも悪いもさまざまな体験や経験が、
人間の幅や厚みを形成してくれるものだと思います。
たまには後先を考えずに、羽目を外してくだらないことをやって欲しい。
可愛いと思う子がいたらドキドキしながら口説いて欲しい。
酔っぱらって大騒ぎして盛り上がって欲しい。
ギラギラした欲望をどんどん見せて欲しい。

おじさんは切に願います。

[KAZSOU]

カチカチ山かっ!

昼も夜も、わりとドSな私なのですが、
以前、『今は見ちゃダメ・・・』で書いたとおり、
無抵抗な自分の身体に何かされるのは好きです。
マッサージとか歯石除去とか、足ツボとか胃カメラとか、
痛いのが好きという話ではないのですが、
プロの手技に身を委ね、“まな板の鯉”状態になるのは好きなのです。

というわけで、たまに韓国式アカスリに出かけます。
私はサムギョプサルもキムチも、そう好きではないので、
間違いなく、韓国最大の発明はアカスリだと思っています。

マッサージや歯石除去もそうですが、
自分ではできないようなことをしてもらえるというのがアカスリの魅力。
自分では手が届かないような背中をはじめ、
怖くてなかなか強くは擦れないような“きわどい”部位を、
プロっぽく、容赦なく擦ってもらえます。
そして、これまたマッサージや歯石除去と同じで、
効果が実感しやすいのも、アカスリのクセになるところですね。
顔にタオルがかけられているので見えはしないのですが、
仰向けになりながらも手をカサカサ動かしてみると、
ビニールっぽいベッドの上には消しゴムのカスのような垢がいっぱい。
おおおっ、こんなに垢が出たかと、
なんだか満足げな気分にもなるというもの。

まぁ、とにかく、アカスリが好きという話で、
日本国内をはじめ、韓国やトルコでも、行けばアカスリに出かけます。

ただ、少しエネルギーが要るというか、ハードルがあるとするなら、
日本国内や韓国でアカスリをしてくれるのは、
だいたいもれなくキムチの香りのする下着姿の韓国人女性で、
意思の疎通が難しくて億劫に思うところもあり、
正直、自宅で自由にアカスリができたらなぁと思ったりもするわけです。
自宅でアカスリって、何を言っているのか分かりませんが。

そういうふうに漠然と思っていたところ、
先日、とある方から、
プロのアカスリ師さん御用達というアカスリミトン(手袋)を、
プレゼントしていただきました。
見た目は確かにプロのアカスリ師さんが使うようなミトンです。
おおおっ! これで自分でアカスリができるっ!
と、それくらい舞い上がったわけです。

早速、ワクワクしながらアカスリミトンを装着。
とりあえず腕でも擦ってみるか。
さぁ! いざっ!

・・・・・・ぎゃあああああ!
いっ痛いっ! ヒリヒリヒリヒリヒリヒリヒリヒリ。
・・・・・・さすがプロのアカスリ師さん御用達、尋常ではない“効き目”。
もう腕の皮が剥けたかと思い、何度も見ましたね。
そのあとはしばらく悲惨で、
入浴でもプールでもサウナでも、ヒリヒリヒリヒリヒリヒリヒリヒリ。
カチカチ山かっ!

それでも、ヒリヒリが収まってきたら、
また性懲りもなくミトンで擦っちゃうんですけどね。

[SE;KICHI]

DIYで棚づくり その2

さて、何となく形ができたところで、次は扉をつくります。

扉はベニヤ板に木材を接着剤で貼るという感じにしました。
でもこのやり方はうまくないと後で思い知るのですが…
なお、扉づくりの行程写真は忘れてました…。

で、蝶番は簡単なもので、
アンティーク風なかっこいいやつがあったのでこれにしました。
とりあえずドン

蝶番

扉の木材のつなぎ目をパテで埋めています。
パテ感がすごく出ていますが、
ここは最終的には木目が全く出ない塗装するんで問題なしとします。
あと、さりげなく底辺にモールディングを仕込みました。
が、写真にはないのですが、接着不良で若干浮いている…。
見えづらいところなんで見なかったことに…。

で、お次は天板を作ります。
天板はホームセンターで安かったスプルースの集成材。
アコースティックギターで有名な木ですね。
節が多いので後々塗装の際に色が均一になりにくいのですが、
まあ、それも味ってこっとで。

でこんな感じになりました。

天板

おお棚っぽい。
2つ並べると結構な存在感です。

天板だけはちゃんとしたくてトリマーで飾り彫り。

飾り彫り

なかなかいい感じ。(実は直線のところで節があって微妙に曲がっているのですが)
ちなみに穴が開いているところがありますが、こちらは後で埋めます。

こうやって見るとようやく全体が見えてきました。

今回の反省点は、
・トリマーは節のあるやつは難しい。節のない木材を選ぶべき。
・モールディングはちゃんと固定接着しないと浮く。
という感じです。

さて、次回はついに塗装~完成です。

ここまでに気付かなかった最大の問題が、
最後の最後で発覚します。


[ハク]
プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
TEL:(076)451-0541
FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

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