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『社員心得帖』

松下幸之助さんの著書に『社員心得帖』というのがあります。
超ロングセラー「心得帖シリーズ」のうちの1冊なので、
ビジネスマンなら、聞いたことがないという人は少ないかもしれません。

幸之助さんは、“職場は人生の道場”だと言います。
職場を、給料をもらうだけのところなどと思わず、
かけがえのない人生を自分の力で充実させていくために、
日々の仕事にどのように取り組んでいくべきなのか、
この本では、こうした仕事と人生についての心構えが説かれています。

松下幸之助という人は、ご存じのように松下電器の創業者ですが、
この本のすごいところは、
幸之助さんの、経営者の視点から、自社(松下電器)の社員にどうしてほしいかとか、
そういうスケールで語られたものではないということです。
企業で働くということを通して、社会人として、人間として、
幸福を感得するにはこのように考えよ、このように生きよという、
いわば人生の指針が示されている感じです。

私の手元にあるものの奥付には1981年と書かれていますから、
もう35年も前の本ですが、この本を読むと、現代にも通ずる価値観として、
仕事を通じて社会に貢献するという意識が大事なのだと教えられます。

会社は社会の役に立たなければ存在を許されません。
仮に会社が赤字という状況であれば、
厳しい言い方をするなら、社会の役に立ってないという証拠ということになり、
経営的には、存立の危機と言える状態と言えます。
私は、もともと仕事というものには、そういうシビアさがあって、
本来、真剣な取り組みが求められるものであると感じています。

さて、この時期は新入社員の研修等が始まる時期ですよね。
私も新入社員研修に関わって忙しい時期なのですが、
この本には新入社員向けに「成功する秘訣」というセクションがあります。
その秘訣とは。
まずは、入社一日目、会社から家に帰ってきたとき、
家族に前向きな報告をすることから始まるそうです。

確かに、「あんまりしっくりこない会社だ」とか、
「まだよく分からないよ」とか言うと、家族も心配するでしょうから、
家族に心配させないためにネガティブなことは言わないという、
なんというか実利的な面もあるのですが、
それ以前に、自分自身の心の態度として、
「詳しくはまだ分からないけど、なんとなくいい会社だと思う。」と言えたほうが、
そして「そんないい会社に入れたのだから、一生懸命働くぞと、
努めてでも意気込んで見せたほうが、
家族を安心させる以上に、自分自身を奮起させることになるでしょう。

そして、その奮起の姿こそが、家族を含め、親戚や友人など、
他人に対する感化力となって「アイツ、すげぇな」ということになり、
さらには「アイツの会社、なんかイイらしいぜ」ということになるというわけです。
素敵な人に対しては、その生活が気になるもの。
努力してでも素敵に見せることで、会社の評価につながるということであり、
社員一人ひとりが会社の広報担当であるという意識でいること。
幸之助さん曰く、これで少なくとも部長くらいにはなれる秘訣だそうです。

当社が加盟している地場の企業連合では、
この4月、参加企業合算で総勢65名ほどの新入社員を迎えます。
昨日、合同入社式が執り行われ、その後、親友社員研修に取り組みました。

入社式+研修

さて、今年の新入社員さん達で、部長になれそうなのは何人いるでしょうかね。
仕事の本質とは、 人の役に立つことであり、
そしてその対価としてお金をいただいている

そうした、つい忘れがちな基本が、いつになっても大切なのだと再認識する、
この時期はそういう時期です。

新入社員の活躍に、心から心から期待しています。

[SE;KICHI]
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やらない選択

実家の母が昨年の秋に股関節を脱臼し、
その手術を受けるために1月末から1ヶ月ほど入院生活をしていました。
当初は2週間の予定でしたが、リハビリが上手くいかず、延び延びに。

健康が取り柄の人だったのですが、3年程前に急に右手に力が入らなくなり、
日常生活に支障が出はじめました。
病院も数件受診しましたが、特に異常なし。
ほとんどの病院で言われたのは「きっと年のせいです」でした。

それからほどなくして右足も動きにくくなり、歩行もおぼつかない状態に。
そしてある日、外出先で立ち上がれなくなり、救急車で病院へ搬送。
その際もこれといった原因は見つからず、数日で退院してきました。

退院後、かかりつけの病院の医師から、救急搬送先の病院からカルテを取り寄せ、
他の総合病院で調べてもらっても良いかと提案をいただき、本人は是非にと了承。
カルテを預かった病院で検査を受けたところ、
「パーキンソン病症候群」と病名があきらかになりました。
ただこの病気は効果的な治療法がないとのこと、
だからといって身体を動かさなければどんどん悪くなることも告げられました。

ですが本人は、どこからも年のせいだと言われ続け、
納得できずもやもやしていたものが、
病気によるものだと解っただけでも気持ちが楽になったようです。

春先に病名が判明し、歩行には気を付けていたようですが、
秋に坂道でコケ股関節を脱臼。
近くの病院へ行くも、痛み止めの薬だけで、手術や治療、他の病院への紹介はしない。
痛み止めも効かず、なんとかして欲しいとお願いしても現状維持でと言われるだけ。

24時間痛みに苦しんでいる姿を見るに見かね、
ダメもとで、パーキンソン病症候の健診で通っている神経内科の先生に事情を説明し、
同病の整形外科を紹介して貰えないか頼んでみることにしました。

やはり初見の病院が手術を渋っているようだしと、
最初は受け入れて貰えないようでしたが、
母の切羽詰まった訴えを最終的に聞き入れてもらえ、
診察の結果手術をしてもらえる運びになりました。
手術が1月末と決まり、
手術への不安よりも痛みもそこまでの我慢と安堵したなか、
「皮膚がん」発覚、11月に手術。
まあまあ、どどどどっと病院にお世話になる人へと変わりました。

えーと、ここまでひっぱりましたがタイトルの「やらない」は、
我が家の夕食作りです。
母の入院は私が引っ越した3日後でした。
手術日の方が先に決まっていたので、
利き手が不自由な母の夕食は付き添うことにしていました。
会社帰りに病院へ寄り、
帰ってから片付いていないキッチンで料理を作るのは気持ちに余裕がなくなると判断。
気持ちと時間にゆとりを持ちたかったので、
キッパリ作らない宣言しました。
惣菜、レトルト食品、お弁当に外食とほとんど手作り無しの夕食を1ヶ月。
献立を考えなくてよくて出来上がったものを買って帰る日々。
気持ちに余裕は持てましたけど、さすがに飽きました。
でもって途中からは何を買って帰ろうかと悩むようになりました(笑)。
まあこれらができたのも、文句も言わず付き合ってくれた相方に感謝です。

母の方は無事手術が成功し、股関節の痛みは無くなり快適なようです。
これからいよいよ本格的に、
パーキンソン病症候群で動きにくくなった身体のリハビリ開始です。
今回は期間限定の付き添いでしたが、いずれはどうなるのか・・・。
介護休業を利用させてもらうこともあるでしょう。
同居している家族に比べたら、
私なんかはまだまだ手を貸している程度で、
本当の大変さなんかは分かっていません。
とりあえず効果を期待し、申年なので赤い下着を申の日に渡しました。
12年前は母本人から頼まれプレゼントしましたが、
今年は想いを込めて私から贈りました。

さあ次はどんなことが待ち受けているのか・・・。
いずれにせよ協力と工夫は大切ですね。

[fu~ma]

あたしったら、つい・・・。

あたしの上司なんですけど、どういうわけかおクチの中を噛みやすいみたいなんです。
そしたら、どうしても口内炎になりやすくなっちゃうみたいで、
あたし、彼がよくベロで歯茎なんかをまさぐっているのを見かけるんです。

・・・・・・と、唐突に宇能鴻一郎のような文体で書き始めてみましたが、
実際、私の上司は口内炎ができやすいタイプのようです。
それは、まぁ、仕方のないことのような気もしますが、
たまに「どうすればよいか」と質問されることがあります。
私の前職が製薬会社だったからということで、
もしかしたらそこを見込んで質問してくれているのかもしれませんが、
別に口内炎の専門家ではないので、実は返答に困ります。

返答に困りながらも、「口腔内に貼るパッチがありますよ」など、
たまにはそれなりの進言もしてみるのですが、
しかし、根本的にはそれほど身の入った返答にはなりません。
なぜなら、私自身は、体質的にあんまり口内炎に縁がないため、
いまいち親身になれないのです。

そんな私が先日、口内炎になりました。
しかも、下唇の付け根みたいなところに1個。
口内炎は、もちろん、初めてではありませんよ。
初めてではありませんが、それをそのままにしておいたところ、
なんと、その近くにさらに1個、新たな口内炎が発生しました。
富山の冬の夜というのは、全国的にそうであるように乾燥するのですが、
おそらく、この口内炎は簡単な話、
2晩ほど続けて、加湿器を付け忘れて眠ったためと思われます。

上司のように年に何度も口内炎になる体質でもなく、口内炎経験値の低い私、
そんな私にとって、同時2個発症はあまり経験のない事態です。
口内炎が増えたことで私は大いに動揺し、
つい、マドハンドがどんどん仲間を呼んで収拾がつかなくなるような、
そういう妄想をしてしまい、冷静な判断力を失ってしまったのです。

放置すると増える。早く一掃しなくては。
と焦った私は、行動に出ました。

まず、口内炎を退治するためには口腔内の清潔が不可欠だろうと考え、
そのためには塩水によるうがいが効果的だ、
と、昔、ためしてガッテンで見たことを思い出しました。
なるほど、いいことを思い出した、これでいこうと実行しかかったとき、
ふと思ったのです。
塩水で効くなら、イソジンとかもっと効くんじゃないかと。

イソジンというのは、赤黒いうがい薬のアレです。
うがい薬になっているくらいだから、口腔内洗浄の威力は絶大なはず。
なにしろ口内炎の同時2個発症は私にとって未曽有の事態、
塩水などという自作の武器では効果が薄いかもしれぬ、
ここはイソジンだ、よく思いついたものだ、これでいこうと実行しかかったとき、
またしても、ふと思ったのです。
うがいより、患部に塗るほうが効果的なんじゃないかと。

私はおもむろに綿棒を取り出し、先端にイソジンの原液をつけてから、
唇をめくって松本清張みたいな顔をして口内炎を露出させ、
くだんの綿棒の先端をゆっくりと口内炎に押し当てました。

ぎゃああああああ!

鋭い痛みで、正気に返ったとはこのことです。
考えてみたら、アリを退治するために鉄砲を撃つみたいな話で、
ためしてガッテンもそんなことを推奨はしていません。
だいたい、
子供のころ、膝をすりむいた時などにつけたヨーチンがしみたことを考えれば、
イソジンが口内炎にしみることは容易に想像できたはず。

しかし、しかしです。
このビリビリッと響く鋭い痛み、ちょっとクセになるのです。
冒頭の宇能鴻一郎の文体で言うなら、
いけないと思いながらも、
あたし、つい、よろめいちゃうんです
という感じ。
ついつい繰り返しイソジンプレイを楽しんでしまう私。

その結果、どうなったか。
やはりイソジンという選択自体は間違ってなかったらしく、
すごい速さで口内炎は完治しました。

現在、私の口腔内には、イソジン原液で攻めねばならない箇所は存在しません。
口内炎が治ってよかったと思う半面、
イソジンプレイが楽しめなくなってちょっと寂しいと思っている私です。

[SE;KICHI]

自分が好き?

自分のことを自分で決められない人がけっこういるのだな
と最近思います。

例えば、自分のことなのに何でもかんでも他人に聞いて、
まわりの人がどうするかを聞いてから決めるとか、
たくさんの人が選ぶほうに決めたりと、選択を人に委ねます。

選択が間違っていた場合に他人のせいにできるとか、
多くの人が選んだのだからみんないっしょだとか、
自分の責任ではないと思いたいのでしょうか。

こういう人は普段から不平不満や愚痴を言うなど、
マイナスの言葉が多いように感じます。

一見自分勝手なので、どれだけ自分が好きなのかと思いますが、
意外と反対に自分のことが好きではない人が多かったりします。
どうせ私なんか、私には無理、私は大したことない、
こういうセリフがよく口から出てきます。
そして自信がない割には人に対して攻撃的です。
自分のことが嫌いな人は、
他人に対しての評価も厳しいのではないのでしょうか。

アメリカ人は、アメリカ人であることや、
自分に誇りを持つことを小さい時から言い聞かせられながら育つそうです。
映画でも、家族がつらい思いをしているときに肉親が、
私はあなたのことを誇りに思っているというようなセリフを言って、
慰めているのを見たことがないでしょうか。
普段からこうですから、自尊心があり自分のことが大好きです。

あまり自信満々で、グイグイこられても困りますが、
自尊心は大切です。
自分のことを好きになって、
どんどん自分をほめてやればいいじゃないですか。

そうすれば自分に自信が持てて、
他人のいいところに目が行くようになるのではないでしょうか。
そして周りの人をどんどんほめて、
その人達にも自分のことを好きになってもらいましょう。
自分が変われば周りも変わります。

当社では、誰かにいい結果が出ると、その人に対して、
さすがですね!と声をかけます。
その人のいい行いがあったからいい結果が出たのだと。
さすが○○さん!
他の人だとこうは行かないね!
○○さんだからこそだよね!といった感じで、
みんなで人をほめると楽しくなります。
ちなみに私は普段、家でもやってます。
ポジティブな言動をしていると、
発想もポジティブになってきます。

繰り返していれば、自分で決断できる人になれるのではないかと思います。

先のことは誰にもわかりません。
でも、やらなければいけないことは自分を信じて、
わからないままに進め!!

[KAZSOU]

カフェ行ってきましたー

タイトル通りですが、この前の休日にカフェに行ってきました。
友人が店長をやっているお店です。
いつもテーマについてちょっと知った風なブログを書いたりする私ですが、
今回はもうちょっとプライベート感を出してみようと思っています。笑

店内は今風のカフェで、若い女の子達が話して盛り上がってたり、
一人で読書をしてる方々など、様々なお客様がいました。
私は友人に会いに行くついでにコーヒーを飲みに行った感じです。

私はこの店では毎回カフェラテを頼むんですが、
ラテアートっていうんですかね?
いつも友人にやってもらってます。

カフェ

こんな感じです。
他にも描ける模様はあるみたいなんですが。

やっぱり職人の技!! 作るスピードが速い!! 
友人曰く、スピード命らしいです。
アート云々より、
コーヒーを温かいうちに提供するのが大事ってことらしいです。
 
私も、今の仕事以外のときも、
スピードということは重要視されてたなぁって思い出しました。
でも、本質が理解出来ていないと、
急いでやっても遅いんですよね。

逆に本質が理解出来てると、周りからゆっくりやってるように見えても、
実際は早く仕事が終わってるってのは自分の中の経験で多々あります。

当然のようなことですけど、
本質が理解できている人はミスも少ないし、
知識もあります。

結果、適確な判断に至るまでが早いと感じます。
そのレベルに行くまでには時間じゃなく、
どれだけ本人がやってきたのか、が重要なのかなぁと思っています。
あ、別に下剋上ってわけじゃないですよ!!
後輩ができたんで自分へのプレッシャーを掛ける意味です!!

カフェの感想を率直に書こうと思ったのに変な話になりました。
うーん、自分が変な人って自覚した方が自分の為になるのかな。 笑

あ、ちょっと前に温かいコーヒーって書いたんですけど、
温かいコーヒーと言えば、サイフォンコーヒーおすすめです!
またカフェに行ったらブログに書かせてもらおうかと思います。
気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

ではまた!ありがとうございましたー

[SYUN]

KJ法 ~社員研修より

KJ法というのをご存知でしょうか。
ブレーンストーミングなどによって得られた発想を整理し、
論理的に問題解決に結びつけていくための方法で、
考案者である文化人類学者・川喜田二郎氏の頭文字からKJ法と呼ばれています。

先日、当社でも社員研修でやってみました。

まぁ、単純なブレーンストーミングから議論が収斂すればその必要はないのですが、
そもそも、ブレーンストーミング自体が得意でない社員もいたので、
今回は練習がてら、KJ法でアイデアをグループ化してみることにしました。

テーマは「セイシン社員として期待されていること」。
なかなか硬いテーマです。

まず、各自が、ブレーンストーミングの鉄則に基づいて、
自由奔放に、かつ、できるだけ多くのアイデアを付箋に書き出していきます。
ほとんどの社員にとって、やったことのない作業であったため、
自分が何をさせられているのか、趣旨が分からず狼狽していたようです。

次に、班ごとの討論に入り、
まずは自分が書いた付箋について説明したりするわけですが、
そっと見守っていた私が密かに感心したのは、
ブレーンストーミングの鉄則の1つである、批判をするなについて、
当社のメンバーは、だいたい、言わなくてもできている状態だったことです。
意地悪を言えば、上司を恐れて批判する口を持たないということかもしれませんが、
とにかく、他人が話す内容について肯定的で、うんうんと聞くのです。
わりと変人ぞろいの当社では、独自の持論を展開する者続出でしたが、
それでもメンバーは互いに肯定的で、うんうんと聞いていました。
おや、ブレーンストーミング自体が得意でないと聞いていましたが、
先天的にか、できてるじゃないですかと、すこぶる感心。

それから、出揃った付箋を、関連性のある内容ごとのグループにまとめ、
最終的に各グループにタイトルをつける作業を経て、
「セイシン社員として期待されていること」という命題に対する答えをまとめました。
他人を尊重し、個性の違いを認め合い、協調するとか、
共通の目的を持ち、発展のイメージを共有できるとか、
班ごとに、とても前向きな将来像を描くことができました。

最後に、特にそういうつもりはなかったのですが、
せっかくなので班ごとに発表をしてもらいました。


求人情報サイト Jobway の紹介用に撮った動画です。YouTubeでも。

とても有意義な社員研修となりました。

[AKA]

ワタシ、失敗しないので。

以前にも紹介しましたが、
当社では、毎朝の朝礼で、持ち回りでスピーチを行っています。
始めたころは、各自が新聞などで興味を持ったことを探し、
それについて整理して発表する、フリーテーマのスタイルでしたが、
どうしても読んだ記事に引っ張られ、社説をなぞる感じになってしまうので、
ある時から、好きなテーマで話すという方式をやめ、
あらかじめ前の週に翌週のテーマを発表し、
翌週はそのテーマに沿って各自が自分の意見を話すというスタイルに変えました。
一長一短、全体として話が小さくなる側面はあるのですが、
みんなが同じテーマで話すことで、話の組み立てや技巧の差が分かりやすくなり、
公の場で自分の意見を述べる訓練としては奏功しているようです。
最近は再びフリーテーマのスタイルに戻しました。

さて、いつだったか、『失敗した話』というテーマの週がありました。
前の週にそのテーマが発表された時点では、
「失敗した話ねぇ……何を話そうかなぁ……」という感じで、
特に焦った感じでもなかったのですが、
自分のスピーチの番が近づくにつれ、焦ってきました。
ネタがない、と。

いや、人生において、失敗した経験が一つもないなんて、ありえません。
いま思い出すと笑えるような、しょうもない失敗談ならいくらでもあります。
もちろん、その当時は、この世の終わりの如くに悩んだかもしれませんが、
一般論として、いまの自分には、それらの失敗すら糧となっており、
極端なことを言えば、
そういう失敗のおかげでいまの自分があるとも言えます。
その意味で、自分の人生の糧となっている以上、
純然たる意味での失敗などないのではないかと思うのです。

もともと、人生は起伏のあるものです。
西野カナも、昨年さかんに“もしも運命の出会いがあるなら”と言っていました。
受動的に「いつか運命の王子様が現れるかも」という意味であれば、
そんな都合のいい話はなかろうと思いますが、
自分に影響を与える人物や書籍などへの出会いという意味なら、
運命の、というか、
折々に、エポックな出会いというのはあるでしょう。
そして、その出会いには、失敗への出会いというものも含まれるでしょう。
だって、人生の糧となる出会いなのですから。

長山藍子や沢田雅美がチャーミングだった国民的ドラマ『ありがとう』でも、
主役の水前寺清子が、主題歌で、
「さわやかに傷ついて、さわやかに泣こう」と歌っていますよね。
私は第2シリーズで水戸さん役の上村香子が好きでしたけど。
傷ついたその時は、泣いてしまうような心境にもなるけれど、
振り返ってみれば、すべては自分の糧となっているのだから、
取り返しのつかない失敗なんて起きない
さわやかに受け入れようよというような歌詞です。

現在の自分が、不幸だという認識なら、過去の出来事も不幸に見えるでしょう。
しかし、一方で、現在自分が幸せなら、過去のすべては幸福に見えるもの。

この曲は「今日も明日も ありがとう」と終わります。
そういう感謝の気持ちで過去を眺めてみると、
苦しかったあの時の心も癒される、そんな気がします。

以前、大門未知子の最大の魅力は、
鋭い洞察力によって人を見抜く力だと書きました。(『大門未知子の賢さ』)
「ワタシ、失敗しないので。」と臆面なく言い切れるのは、
その洞察力を自分の個性として積極的に肯定し、自信があるからでしょう。
いずれにせよ、月並みな会社員の私にしてみれば、
「ワタシ、失敗しないので。」と宣言できるのは憧れです。

しかし、それとは違う次元で、
純然たる意味での失敗などないということになると、
誰でも「ワタシ、失敗しないので。」と言えるものかもしれません。

細かいミスはちょこちょこあるけれど、
人生全体で観たら失敗じゃないし
ってことです。

[SE;KICHI]

マスク

もうすぐ恐怖の花粉症シーズンが始まります。
華々しく花粉症デビューしてからかれこれ10年くらい・・・。
毎年マスクとメガネにお世話になっています。

最近はいろいろなマスクが出回っていますよね。
カラフルな物や香り付きの物、
面白いものではイラスト付きの物や動物の口先をかたどったものなどがあり、
人から注目されたい私は、
ぜひ装着したい・・・という気持ちをぐっと抑え、
いつも無難に白いマスクを使用しています。

私の顔は額が狭く、えらの張ったベース型。
どちらかといえば横に広いので、
いつも購入している大人用のマスクは横幅はぴったり収まりますが、
縦幅は少し余ります。
装着したまま下を向くと、あごの下あたりに違和感を覚えます。

そんな違和感を感じていた私の目に、女性用のマスクが。
多分私には小さい・・・と、確信しつつ、
もう一人の自分が「私だって女性よ」と訴えてきたので、
物は試しにと買ってみました。
つけた瞬間、速攻で後悔。
頬に無駄に圧力を感じました。

でも、またもやもう一人の自分が、
「しばらくつけてたら意外と大丈夫かもしれないわ」と訴えてくるので、
凝りもせずに装着したまま外出しました。

外出先でたまたまマスクを外して鏡をみたら、
ドラえもんのヒゲのようなくっきりとしたゴムの跡が・・・。

だから言わんこっちゃない。

もう一人の自分に誘導された自分が情けない。
本当は外す予定だったマスクをそのままにして帰宅しました。

残りの女性用のマスクは子供たち用に。
でも、「ちょっと大きいからもっと小さいの買って」と言われ、
女性用が無くなってから子供用のマスクを調達しました。

すると、真ん中の女の子が「小さいから大きいのにして」と。

なってこったい。

その子は顔型が私にそっくり。
ああ、遺伝なのね。

娘さん、大人になったとき、「女性用」ってマスクに書いてあるわけじゃないから、
堂々と大人用のマスクをつけようね。

[co-K]

ざっくばらん

先日、私が通っているエステサロンの、40代の女性オーナーとの話。

施術中はヒマなので、
“花散里”ってイイ女だよねとか、“六条御息所”って怖いよねぇとか、
はたまた、“末摘花”の鼻が長いってどれくらいかね?といった、
他愛のないことを言って楽しんでいたのですが、
途中でふと気づいたのです。

源氏物語の光源氏がプレイボーイなのは、主人公だし、そりゃそうであろう。
それはいいのです。
ただ、彼は、女性関係の武勇伝を、他人に話しがちなのです。
それは、私から見て異常と思えるくらい。

たとえば、ときどき登場する、同僚の頭中将。
二人はつるんで好色の老女“源典侍”をナンパしたりと、まぁ、仲良しなのですが、
ちょくちょく、勤務中の職場で互いのモテ自慢をしたりしています。
若いころの二人はまさに何でも話せる同僚として描かれていて、
私のイメージでは、マスオさんとアナゴくんみたいな関係。
でも、同僚関係って、いったい何をどれくらい話すんだろう。
自分も会社員のはしくれですが、サジ加減が光源氏とは違う気がします。

現代でも中二病の男子などはそういうモテ自慢をしがちなので、
そういう関係性も、なかなか微笑ましいとも言えなくもありません。
しかし、光源氏の貞操観念は現在の感覚では尋常ではありませんよね。
詳しい描写はないものの、
「いやぁ、昨日、伊予介の妻の“空蝉”とヤッちゃってさぁ」とか、
「てか、空蝉だと思って抱いたら娘の“軒端荻”でびっくりしたぜ」とか、
不倫とか、相手間違いのようなことを堂々と語っているわけで、
エロトークというよりは、倫理的に問題があるのではないかという話になるのです。
こんな話を勤務中の職場で同僚に話しているとすれば、
それってすごくない?と思ったわけです。

極めつけは、「かわいい10歳の女の子を誘拐して、家で調教してるんだよね」でしょう。
光源氏はちょっと見かけた幼女に初恋の女性の面影を見て、
親に内緒で自宅まで連れてきて、手を付けることなく軟禁して育てていました。
コレ、同僚に発表できることじゃないよね。
聞かされた同僚も引くだろう。
手を付けずに自分好みに育ててるってところが、余計に怖いよね。

10歳で誘拐してきた女の子は若紫という名前だったのだけれど、
光源氏は若紫に対し、時には父親のように、時にはお兄さんのように接し続け、
4年後、正妻“葵の上”が亡くなると同時に、14歳となった若紫に襲い掛かります。
処女を喪失した彼女は“紫の上”と名を改め、妻としての地位を手に入れるのですが、
幼いがゆえ性的知識の乏しかった彼女は、これまで信用してきた彼の豹変に動揺し、
激しく嫌悪感を表すというか、口を聞かなくなってしまいます。
このとき光源氏は、詳しい描写はないものの、
「それ以来、なんかちょっと気まずいんだよね」的なことを、他人に話しているのです。

いや、同僚に発表できることじゃないよね。
だって、拉致監禁してきた幼女を、満を持して強姦しちゃった話なわけで、
実際にそのシュチュエーションが自分に起きても、同僚には言えないよね。
「いや~まいったぜ」じゃないっちゅうの。
だいたい、若紫もイヤでしょう、そんな話を友達にしちゃう夫。
アナゴくんの奥さんなら怒って実家に帰ってしまいますよね、
そんな話を暴露されたら。

人名が多すぎて混乱してきたかもしれませんし、
普通は言えませんよねという論調で語ってきましたが、
結局、何が言いたいかというと、
そういう距離感も悪くないと思うのです。
同僚と、ざっくばらんに何でも話せる間柄というのは、
そこだけ切り取ると下品な話のようにも思えるのですが、
互いに知り合って家族的になっていくという意味では、
(少なくとも中小企業である間は)連帯が強まるのではないかと思います。
「いやぁ、昨日、伊予介の妻の空蝉とヤッちゃってさぁ」とか、
人名を出す必要はないとは思うけれど、
ぼかして話せば周囲が楽しめる話になるし、
話し手の一端を垣間見ることができるわけで、と思うわけです。

もちろん、どこまで赤裸々であるべきかという問題はあります。
時の帝・桐壺帝の中宮(皇后)である“藤壺”を寝取った話などは、
頭中将にも秘密かもしれませんが。
しかし、可能な範囲で自己開示して、
周囲に分かってもらう努力は必要でしょう。

最近はプライバシーがどうだとか、うるさいことを言われがちで、
なかなか踏み込めないのですが、
個人主義が主流になって、会社としての連帯を定めるのが難しい現代、
志座を定めるには相互理解が重要です。
そして、互いにある程度は踏み込むことが、
相互理解を進めるために不可欠なのではないかと思うのです。
もちろん、単なる『知りたがり』ということではなく、志座のために。

ちなみに、物語の後半、
光源氏の後妻“女三宮”が親友・頭中将の息子に寝取られるという、
まぁ、サザエさんで言えば、
アナゴくんの奥さんが、同僚の子であるタラちゃんに寝取られるという、
ちょっとショッキングな事件が起こったりもするのですが、
それはまた別のお話です。

[SE;KICHI]

「実家の土地って大変」Vol.3

先回分筆をすることになりようやく話が進むかと思われたが、
ここまで来てそう簡単に済むわけが無く。

次なる問題が…!

第3回 :遠すぎた隣人

分筆にあたり土地の境界線をはっきりさせないといけなくなりました。
土地家屋調査士に頼んで測量してもらってようやくというところで、
次なる問題が!

実家の土地3

隣人との境界線を確定しなくてはならなくなり、
まずは境界線確定測量が入る必要が出てきました。

しかもその金額が…

「40万円くらい見てくださいねー!」

え!?
そんな高いの?

ぐおおおお…。

隣人トラブルとかなら、お隣さんと折半ということもあるかと思いますが、
今回は完全にうちの都合。
当然全額自分で負担…。
ぐぬぬぬぬ。

まあ仕方ない。
いつか必要なことだったんだと自分に言い聞かせ、
わかりましたと言いましたが。

当然お隣さんの了解が必要となります。

隣人Aさんは普段から仲良くさせていただいておりまして、
トラブルなんかもないので、
正直さらっとOKを頂きまして境界線OKでした。

大問題は隣人Bさんです。
数年前に一人暮らしのおばあさんが亡くなられてから、
完全な空家となっています。
それ以来完全に放置されていて、草ボーボー的な感じです。

しかし、その土地の権利を持った人がいます。
今はそこに住んでいないおばあさんの息子さんです。

その方、グンマにいるとのこと!

なんと県外!

立会いといっても先方の都合もあるので、どうしたらいいか。

結局、土地家屋調査士さんにグンマまで行ってもらって、
説明&了解の認印をいただくということになりました。
後々トラブルは怖いのでしっかり対応してもらいました。

そんなこんなで時間はかかってしまいましたが、
何とか了承をいただきまして無事測量完了。
結局は30万ちょい位に収まりまして、
言われていた価格よりもだいぶ安く済んだのでよかった…。
でも現金で30万出ていくのは決して安くはないですね。

これにてようやく銀行からもOKが出まして、無事着工。

いやいや長かった。
当初6月着工予定が気が付けば9月も終わるころにやっと着工。
作り始めれば大きな問題は無しで今年1月末にようやく完成。

ただし、雪が降ったりしたので、
駐車場のコンクリは未だ打てていないという。

4月まで引っ張ろうかと思いましたが、残念ながらネタ切れです。
いったん終了です。
またなんか問題出てきましたら書きます。

それでは!

[ハク]
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