HOTな話
ある新年会の余興でお餅をつきました。
お餅の出来はなかなかの評判だったのですが、
杵でつくのにかなり握力を使ったので、次の日に右手親指の付け根の筋肉が痛くて、
食事の際お箸を使うのが大変でした。
まぁ、しかし、会場が盛り上がって皆さんに楽しんで頂けたので良かったです。
ねずみ大根という、一般的な大根より小ぶりで非常に辛い大根があるのですが、
今回わざわざ産地から取り寄せて、
おろしたものをお餅にからめたり蕎麦に入れたりしたのですが、
辛いのがおいしいと皆さんに好評でした。
ねずみ大根の産地である長野県の坂城町では、
ねずみ大根のおろしではなく、
搾り汁にうどんをつけて食べる“おしぼりうどん”というものがあります。
初めて食べたときは、あまりの辛さにむせてしまいました。
その姿を見たお店のご主人から、
一緒にお出しした信州味噌を搾り汁に溶かして、
辛さを調整しながら食べてくださいと言われました。
なるほどと思い味噌を溶かしましたが、辛いものは辛く、
汗をかきながらなんとか完食しました。
地元では昔から冬の寒い時におしぼりうどんを食べて体を温めたそうで、
いわゆる郷土料理です。
大根はすりおろしてから10分以上経過すると徐々に辛味が薄くなるので、
食べる直前に手早くおろすのが良いそうです。
福井県の三国町のお蕎麦屋さんでも、
冷たい蕎麦に辛味大根の搾り汁をぶっかけたものをおろし蕎麦として出していますが、
これもまた強烈に辛く、やはりむせました。
こぢんまりとしたお店の壁には数々の有名人のサインが貼られており、
知る人ぞ知る人気店です。
みなさん辛いものが好きなのですね。
辛いものといえば、あまり知られていないと思いますが、
意外にも富山はカレー王国で、
それもインド・パキスタンカレーを食べられるお店がたくさんあります。
20年近く前からロシア向けの中古車販売業を営むパキスタンの方が増え、
今はだいぶ少なくなりましたが一時は国道沿いに百数十軒もありました。
そして、パキスタンの経営者が故郷の味が食べたくて、
カシミール地方から五つ星レストランのシェフを連れてきたのが、
始まりと言われています。
もともと富山には、
日本のカレー屋さんや、
インド人シェフが作る本格インドカレーのお店がいくつもあったのですが、
さらにパキスタン系のカレー店が増えたわけです。
そういったお店は、パキスタン人がパキスタン人のために開いたので、
当初お客さんはパキスタン人ばかりで日本人は入りにくかったようですが、
料理が大変おいしいためか、徐々に日本人のお客さんが増えて、
今では皆さん普通に食べに行きます。
味は日本人向けにアレンジしたものではなく、
パキスタンの方が食べたい本場の料理を提供するので、
宗教上、豚肉は出ませんが、チキンやマトン、
野菜や魚が本場のスパイスに絡まり大変おいしく食べられます。
先日食べに行った時に、
ブレインマサラというカレーが今日のおすすめと言われ、
ブレインとは何か聞いたところ、羊の脳ミソのことでした。
すすめられるがままに食べてみると、魚の白子のような見た目で、
食べてみるとクリーミーな食感で辛さもまろやかなとてもおいしいカレーでした。
また、カレー以外の料理もすごくおいしいです。
というわけで、
富山はカレー好きにはたまらないHOTな場所なのです。
富山に来られる際は、新鮮な魚だけではなく、
カレーの食べ歩きもいかがでしょうか。
富山の中の外国が体験できますよ。

左上「ねずみ大根」http://nezumi-daikon.com/modules/about/index.php?content_id=1
右上「おしぼりうどん」http://nezumi-daikon.com/modules/daikon_recipe/index.php?content_id=1
左下「羊の脳」http://blog.goo.ne.jp/kazumin123a/e/b7247adcaf95e484c26174ad114ce23a
右下「ブレインマサラ」http://gigazine.net/news/20141230-brain-masala/
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お餅の出来はなかなかの評判だったのですが、
杵でつくのにかなり握力を使ったので、次の日に右手親指の付け根の筋肉が痛くて、
食事の際お箸を使うのが大変でした。
まぁ、しかし、会場が盛り上がって皆さんに楽しんで頂けたので良かったです。
ねずみ大根という、一般的な大根より小ぶりで非常に辛い大根があるのですが、
今回わざわざ産地から取り寄せて、
おろしたものをお餅にからめたり蕎麦に入れたりしたのですが、
辛いのがおいしいと皆さんに好評でした。
ねずみ大根の産地である長野県の坂城町では、
ねずみ大根のおろしではなく、
搾り汁にうどんをつけて食べる“おしぼりうどん”というものがあります。
初めて食べたときは、あまりの辛さにむせてしまいました。
その姿を見たお店のご主人から、
一緒にお出しした信州味噌を搾り汁に溶かして、
辛さを調整しながら食べてくださいと言われました。
なるほどと思い味噌を溶かしましたが、辛いものは辛く、
汗をかきながらなんとか完食しました。
地元では昔から冬の寒い時におしぼりうどんを食べて体を温めたそうで、
いわゆる郷土料理です。
大根はすりおろしてから10分以上経過すると徐々に辛味が薄くなるので、
食べる直前に手早くおろすのが良いそうです。
福井県の三国町のお蕎麦屋さんでも、
冷たい蕎麦に辛味大根の搾り汁をぶっかけたものをおろし蕎麦として出していますが、
これもまた強烈に辛く、やはりむせました。
こぢんまりとしたお店の壁には数々の有名人のサインが貼られており、
知る人ぞ知る人気店です。
みなさん辛いものが好きなのですね。
辛いものといえば、あまり知られていないと思いますが、
意外にも富山はカレー王国で、
それもインド・パキスタンカレーを食べられるお店がたくさんあります。
20年近く前からロシア向けの中古車販売業を営むパキスタンの方が増え、
今はだいぶ少なくなりましたが一時は国道沿いに百数十軒もありました。
そして、パキスタンの経営者が故郷の味が食べたくて、
カシミール地方から五つ星レストランのシェフを連れてきたのが、
始まりと言われています。
もともと富山には、
日本のカレー屋さんや、
インド人シェフが作る本格インドカレーのお店がいくつもあったのですが、
さらにパキスタン系のカレー店が増えたわけです。
そういったお店は、パキスタン人がパキスタン人のために開いたので、
当初お客さんはパキスタン人ばかりで日本人は入りにくかったようですが、
料理が大変おいしいためか、徐々に日本人のお客さんが増えて、
今では皆さん普通に食べに行きます。
味は日本人向けにアレンジしたものではなく、
パキスタンの方が食べたい本場の料理を提供するので、
宗教上、豚肉は出ませんが、チキンやマトン、
野菜や魚が本場のスパイスに絡まり大変おいしく食べられます。
先日食べに行った時に、
ブレインマサラというカレーが今日のおすすめと言われ、
ブレインとは何か聞いたところ、羊の脳ミソのことでした。
すすめられるがままに食べてみると、魚の白子のような見た目で、
食べてみるとクリーミーな食感で辛さもまろやかなとてもおいしいカレーでした。
また、カレー以外の料理もすごくおいしいです。
というわけで、
富山はカレー好きにはたまらないHOTな場所なのです。
富山に来られる際は、新鮮な魚だけではなく、
カレーの食べ歩きもいかがでしょうか。
富山の中の外国が体験できますよ。

左上「ねずみ大根」http://nezumi-daikon.com/modules/about/index.php?content_id=1
右上「おしぼりうどん」http://nezumi-daikon.com/modules/daikon_recipe/index.php?content_id=1
左下「羊の脳」http://blog.goo.ne.jp/kazumin123a/e/b7247adcaf95e484c26174ad114ce23a
右下「ブレインマサラ」http://gigazine.net/news/20141230-brain-masala/
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