押せば命の泉湧く。
さて、先週書いたようなことですが、私はマッサージとか、
自分の身体をいじくり回されるのが好きです。
そもそも、私の身体は、事故の後遺症で両脚の長さが違うとか、
総合的に歪んでいるため、ここ20年ほど、マッサージが欠かせません。
特に、「世界一気持ちがいい」とも言われるタイ古式マッサージがお気に入り。
“2人でやるヨガ”と言われるように、ストレッチ的な要素が入っており、
また、気の流れという概念から、下半身の施術にかなりの時間を費やすので、
下半身が弱い私にはうってつけで、よく通っています。
ちなみに、私が最高に気持ちがいいと思っているのは、グアムのスパで初めて体験した、
脳のマッサージと言われるシロダーラ。
第3の目と考えられている額の中心に、温かいオイルを細く垂らす、
いわゆる「アーユルヴェーダ」として有名なアレです。
その瞑想にも似た穏やかなリラックスは筆舌に尽くしがたいものですが、
一方で、たまに、身体がゴリゴリの指圧を求めるときがあります。
私がたまに施術してもらっている指圧屋さんは、おばあさんばかりです。
いや、患者さんがではなく、施術師さんが。
「全員国家資格保有」というのが謳い文句ですが、おばあさんばかりです。
白衣を着た背中の丸いおばあさんに案内され、パンツ一枚にさせられたら、
ベッドにうつ伏せになって待つように言われます。
顔のところに穴が開いたベッドにうつ伏せになっているので、
周囲の状況は分からない、まさに「まな板の鯉(うつ伏せ)」。
しばらくして施術師さんがやってきて、背中を押します。
すごい力で。
指圧の心は母心©浪越徳治郎と聞いていましたが、母がこれほどに屈強だったとは。
普通、序盤で「強すぎたら言ってくださいね」とか声を掛けられるものですが、
この施術院では一切何も言われません。
問答無用で、強力にツボを揉まれるわけで、
はっきり言って、声を上げるほどではないにしろ、痛い!という感じです。
思わず「グフッ」などと声が漏れてしまいます。
だいぶ経ってから、初めて施術師さんが口を開き、
「仰向けどうぞ」と言われます。
仰向けになって初めて目に入った施術師さんは・・・おばあさん。
招き入れたおばあさんとは別の、
白髪のロングヘアーを高めのポニーテールでまとめた、パワフルそうなおばあさん。
「えっ、こんな人があんな強い力で?」と動揺するほどのおばあさん。
仰向けになってからの施術は、よりパワフル。
どうも、この施術院では、タイ古式マッサージを取り入れているようで、
アクロバティックなポーズで背筋が力ずくで伸ばされていきます。
おばあさんに吊り天井のような技をキメられる、パンツ一枚の私。
周りを見回すと、見えるのは待機中のおばあさん施術師の面々。
・・・ちょっと恥ずかしい。
最終的に施術師さんは、うつ伏せになっている私の腰に跨がり、
私の首・肩を引き上げたりします。
こ、これは、ラーメンマンがブロッケンマンの背骨をへし折ったあの技では?
終わってみるとなんだかぐったりしているのですが、
それでも、リピートして行ってしまうのは、
施術後に歩き出した瞬間、身体が軽い感じで、効果を実感できるから。
「ココ、痛かったんだよね。」という箇所に意識を集中してみても、
なんの違和感も残っていなくて、ちょっと感動です。
施術中には、「世界一気持ちがいい」的な、
弛緩するようなリラックスは少しも感じないものの、
このおばあさんの強力指圧は、それとは別次元。
終わってみたら肩や腰が軽くなっていて、
指圧もいいね!と思っています。
[SE;KICHI]
自分の身体をいじくり回されるのが好きです。
そもそも、私の身体は、事故の後遺症で両脚の長さが違うとか、
総合的に歪んでいるため、ここ20年ほど、マッサージが欠かせません。
特に、「世界一気持ちがいい」とも言われるタイ古式マッサージがお気に入り。
“2人でやるヨガ”と言われるように、ストレッチ的な要素が入っており、
また、気の流れという概念から、下半身の施術にかなりの時間を費やすので、
下半身が弱い私にはうってつけで、よく通っています。
ちなみに、私が最高に気持ちがいいと思っているのは、グアムのスパで初めて体験した、
脳のマッサージと言われるシロダーラ。
第3の目と考えられている額の中心に、温かいオイルを細く垂らす、
いわゆる「アーユルヴェーダ」として有名なアレです。
その瞑想にも似た穏やかなリラックスは筆舌に尽くしがたいものですが、
一方で、たまに、身体がゴリゴリの指圧を求めるときがあります。
私がたまに施術してもらっている指圧屋さんは、おばあさんばかりです。
いや、患者さんがではなく、施術師さんが。
「全員国家資格保有」というのが謳い文句ですが、おばあさんばかりです。
白衣を着た背中の丸いおばあさんに案内され、パンツ一枚にさせられたら、
ベッドにうつ伏せになって待つように言われます。
顔のところに穴が開いたベッドにうつ伏せになっているので、
周囲の状況は分からない、まさに「まな板の鯉(うつ伏せ)」。
しばらくして施術師さんがやってきて、背中を押します。
すごい力で。
指圧の心は母心©浪越徳治郎と聞いていましたが、母がこれほどに屈強だったとは。
普通、序盤で「強すぎたら言ってくださいね」とか声を掛けられるものですが、
この施術院では一切何も言われません。
問答無用で、強力にツボを揉まれるわけで、
はっきり言って、声を上げるほどではないにしろ、痛い!という感じです。
思わず「グフッ」などと声が漏れてしまいます。
だいぶ経ってから、初めて施術師さんが口を開き、
「仰向けどうぞ」と言われます。
仰向けになって初めて目に入った施術師さんは・・・おばあさん。
招き入れたおばあさんとは別の、
白髪のロングヘアーを高めのポニーテールでまとめた、パワフルそうなおばあさん。
「えっ、こんな人があんな強い力で?」と動揺するほどのおばあさん。
仰向けになってからの施術は、よりパワフル。
どうも、この施術院では、タイ古式マッサージを取り入れているようで、
アクロバティックなポーズで背筋が力ずくで伸ばされていきます。
おばあさんに吊り天井のような技をキメられる、パンツ一枚の私。
周りを見回すと、見えるのは待機中のおばあさん施術師の面々。
・・・ちょっと恥ずかしい。
最終的に施術師さんは、うつ伏せになっている私の腰に跨がり、
私の首・肩を引き上げたりします。
こ、これは、ラーメンマンがブロッケンマンの背骨をへし折ったあの技では?
終わってみるとなんだかぐったりしているのですが、
それでも、リピートして行ってしまうのは、
施術後に歩き出した瞬間、身体が軽い感じで、効果を実感できるから。
「ココ、痛かったんだよね。」という箇所に意識を集中してみても、
なんの違和感も残っていなくて、ちょっと感動です。
施術中には、「世界一気持ちがいい」的な、
弛緩するようなリラックスは少しも感じないものの、
このおばあさんの強力指圧は、それとは別次元。
終わってみたら肩や腰が軽くなっていて、
指圧もいいね!と思っています。
[SE;KICHI]
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