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ドゥケルバン

当社には、耳鳴りがしていたり、膝に水が溜まっていたり、
痔の出血がひどくて貧血になったり、性器から膿が出たり、
なんというか、生命に関わらない、微妙な持病を抱えた方が多くいます。

私はと言えば、これまで、そういうのとは無縁だったのですが、
このたび、ついに私にも持病が発生いたしました。
それがドゥケルバン病

あまり聞き慣れない病名かと思いますが、
それはそれは恐ろしい病気です。(私にとって)

まぁ、簡単に言えば、腱鞘炎の一種なんですが、
腱鞘炎と言ってもバカにはできません。
半年前から右の手首が痛み、最近では骨も変形し始めており、
激痛のため、箸を持つのも鉛筆を持つのも厳しい状況で、
お尻を拭くのさえ、ままならないありさまです。

右手の痛みに耐えかねて、整形外科に行くと、医師の質問。
「えぇと、ギターとか、されます?」
いやいや、弾いたことないっす。
「じゃぁ、重い中華鍋を振るうお仕事ですか?」
いや、ヒマなときに自宅でちょっと使うくらいですよ、中華鍋。
・・・・・・というか、
風貌から行動を予想するの、やめてもらっていいすか?

医師は、二度も原因をハズしたくせに、
「あぁ、最近多いんですよ。スマホの使い過ぎ。」と言います。
聞けば、スマホは片手で持って、親指でフリックすることが多いので、
ここ数年、腱鞘炎になる人が増えているんだとか。
なるほど、現代病かぁ。
・・・・・・いやいや、じゃ、なんでさっき、ギターとか中華鍋とか言ったのかね?

しかも。
昔、『デキの悪い子の成長』という記事で書いたことがありますが、
私は右利きでありながら、スマホなど、携帯端末だけは完全に左手。
右手の痛みの原因がスマホの使い過ぎなんてこと、あり得ません。
・・・・・・またハズしたな、医師よ。

そのことを訴えたところ、医師は悪びれもせず、
「あ~、じゃぁ、ストレス性だねぇ。」と言います。
・・・・・・はぁ?
出ましたっ、伝家の宝刀、ストレス。
ストレスって言っときゃハズさないと思って、テキトーなこと言いやがって。
なんでもかんでも、
ストレスとか言ってんじゃねーよ。


かくして、ストレス性のドゥケルバン病ということになった私の右腕。
ストレスを避けることと、手首をできるだけ使わないことを指導され、
つまりは、いい子にしていることを余儀なくされたのでした。

・・・・・・いやいや、ストレス性の腱鞘炎とか、聞いたことないし。
右手首を使わないって、大変だし。
右手首を使わないで日常生活って、むしろストレス溜まるわぁ。

そういうわけで、ろくに治せもしない病院に行くのはやめにして、
お灸やテーピングやストレッチで何とかしようとしているところです。

ちっとも治らない、恐ろしい病気、
それがドゥケルバン病なのです。

[SE;KICHI]
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体調不良

ちょっと汚いですが、割と規則正しい生活をしているせいか、
朝のお通じは毎日しっかりと出ます。

年齢のせいもあるのか、
休みの日でも、おおよそ変わらない時間に目が覚め、
朝食らしい物を食べ、一定の時間でトイレに行きます。

トイレで今日の予定や失敗した事を思い出しブツブツと喋っています。
奥さんからは気持ち悪いから声に出して喋るなとは言われますが(汗)
それが私の朝のルーティンです。

目覚めから20分程で出掛ける人も聞きますが、
私がすると忘れ物をしたり不調不良を感じたりと、
気持ち悪い一日の始まりになってしまいます。

しかし、出張などで朝早く出掛ける事があると、
朝食を食べず朝のルーティンが守れず、
何とも言えない体調不良になります。
とりあえずトイレには行くのですが、食べても無いのにスッキリ出ない。
ところてんかよって感じです。
おまけに我が家はウォシュレットではないので、チョコチョコ行くとお尻が痛い。
切痔になりそうな勢いです。

最近では極稀ですが、
夜遅くまで飲んでいると、翌朝の目覚めが少し遅くなり、
何となく翌朝をダラダラと無駄に過ごし時間がずれてしまいます。
そんな時も二日酔いとダブルで体調不良です。
翌日が2日分出るわけでもなく、
スッキリせず二日酔いが長引くのかと思うくらい調子が悪いです。

友人で、一週間は出ないという人もいましたが、どんな感じだろう?と思います。
その方は悩んでいる感じではなく、
そんなもんだと思っているようでしたが、
薬を使って調整しておられる方もいることを考えれば、
私はただタイミング良く出てないだけですから、深刻ではないですが、
やっぱり気持ちよく過ごしたいです。

ではどうするか?

本当は単純な事で、朝早く車で出掛けるなら、
いつもの時間帯あたりで、サービスエリア等で用を済ます。
電車であれば電車のトイレを使うだけです。
割と長く入るので迷惑でしょうが(汗)

でも問題がありました。
ブツブツと喋っているのを聞かれると危ない人に思われるかな?
自宅でゆっくりと入っているのが一番幸せですね。

なんてことの無い下世話な話でした。

[WAKA]

めんそーれ沖縄(後編)

世界遺産に登録されている複数の城跡が見たくて、いくつか行ってきましたが、
その中でも中城城跡という城跡は特に高台にあり、
天空の城といった風情です。

城に立つと、東に太平洋、西に東シナ海と二つの海が同時に見渡せます。
石積みのアーチがとても美しく、景観に圧倒されます。
日本に開国を促したアメリカのペリー提督も訪れたことがあり、
その時すでに400年以上も風雨に耐えた城壁を築いた、
琉球人の建築技術の高さに、大変驚いたそうです。

また、城跡と共に世界遺産に登録されている、
琉球王朝で国家的な祭事を行っていた中でも最高位である、
斎場御嶽(せーふぁうたき)という聖地にも行ってきました。

聖地とよばれるだけあってとても静かで、
緑の隙間から差し込むさわやかな日差しや、
時折スゥッと吹き抜ける涼しい風が、より崇高な気配を感じさせました。

この後首里城に行き、前回は改修中で見られなかった守礼門もくぐり、
ここだけは行っておきたいというところはほぼ全部行けました。

食べるほうも、ステーキハウスの老舗であるジャッキーステーキハウスで、
Lサイズのヒレ肉をモリモリ食べ、
ハンバーガーの老舗A&Wでバーガーを頬張り、
沖縄でしか味わえないものをお腹いっぱい食べました。
なかでも、よくテレビで見る、
沖縄の青い魚イラブチャー(アオブダイ)のお刺身が、
想像以上においしくて2回もおかわりしました。
どれもこれもおいしいものだらけです。

さて、これは食べておきたいというか、挑戦したいという食べ物があったのですが、
後悔しないように、それがメニューにあるお店に行きました。
食べたのはヒージャー汁(山羊汁)です。
匂いが大変きついことで有名なやつです。

私が食べたものは、下処理が丁寧に施されてあり、ヨモギで匂いが消してあったので、
思ったほど臭くなく、肉そのものはしっかりとした歯ごたえで、
味はマトンに近くおいしくいただきました。
勇気を出してよかったです。

地元スーパーで郷土色の濃いお土産を探しに行きましたが、
野菜や魚、お惣菜と初めて見るものが多く、とても新鮮でした。
ランチョンミート(スパム等)ひとつとってもメーカーや種類が豊富にそろっています。
見ているだけでも楽しめました。

最後の日の夜、
食事の後に「ネーネーズ」という全国区で名の知れたグループのライブに行って、
歌で盛り上がりました。
その店のメニューはほとんどが沖縄料理でしたが、
なぜかその中にホタルイカの沖漬けが・・・意外なところで富山に出会いました。

というわけで、すべてが充実した大満足の旅になりました。
気候も良く、食べ物もおいしく、沖縄に移住する人が多いのもうなずけます。

いやぁー、また行きたいなぁー。

沖縄の思い出

[KAZSOU]

だってさぁ、なんかさぁ。

先般、関西電力高浜原発の再稼働差し止めを求めた仮処分の申し立てに対し、
福井地裁の樋口英明裁判長は、再稼働を認めない決定を出されましたね。

高浜原発は、新規制基準による原子力規制委員会の安全審査に合格しており、
今年11月ごろの再稼働が見込まれていましたが、
仮処分は訴訟と違って即時に効力を生じるため、
今後、決定が取り消されたりしない限り、再稼働できなくなりました。

既に何度かこのブログでも発信していますが、私は、原発については推進派です。

しかし、推進か反対かという立場は一旦置いておくとして、
この仮処分はすごい話だなと思います。

国家として、原発を再稼働させたいという方針が打ち出されていて、
それを実現するため、専門家が知恵を出し合い、
原子力規制委員会を含め、たくさんの大人が右往左往しながら、
推進派にしてみれば難癖つけているようにしか見えないほどの細かさで、
世界一厳しいと言われる安全基準を定め、
どうにかこうにか、それをクリアした高浜原発だったのですが、
今回の仮処分は、
専門的な知見に基づいて2基の安全性を認めた原子力規制委員会の行政判断を、
真っ向から否定した形です。

何が言いたいかというとですね、
専門家が議論を積み上げて積み上げて、やっとここまで来たのに、
裁判官といえども専門家ではない人物の判断で台無しになる無力感。
そして、この裁判官の判断基準は、専門家の助言を受けてということでなく、
『だって、なんか危ないじゃん』という、
わりと感情的な、個人の感覚に立脚しているという点。

たとえるなら、超頑張って受験勉強してるのに、
合格を阻止する秘密結社によって、試験直前に試験範囲が変更になった、
みたいな、「え~、ソレ卑怯じゃん!」って感じです。

原発推進か反対かという立場は一旦置いておくとして、
こういう、感情的なプロセスで物事を決めて、
本当に大丈夫なのかという危機感を感じます。


要は、福島第1原発事故の教訓をもとに、
行政や電力会社が積み上げてきた科学的な、高度に専門的な議論を、
先入観をもとにした判断ですべて否定することが、是か非かという話です。

樋口裁判長は、原発の安全性に関する判断について、
「必ずしも高度の専門的な知識を要するものではない」と言っており、
原子力専門家の証人尋問は回避されたとのことで、
つまり『科学的な議論なんて関係ないぜ』という姿勢がはっきりしています。

原発が立地する以上、リスクがゼロなどということはないのですが、
それは火力発電所や水力発電所、さらに鉄道や飛行機も同じことで、
リスクがゼロなどということは、できるはずがないのです。
大人たちは、そのことを知っていながら、
それを少しでもゼロに近づけられるよう、
頑張っているんじゃないですか。

それなのに、「リスクがゼロにならないと許さない」という仮処分は、
事故を起こさないクルマを作れとか、燃えない紙を作れとかのような、
一休さんみたいな話になっていきます。

そういえば、この仮処分が決定されたまさにその日、
広島空港でアシアナ航空のエアバスA320型旅客機が着陸に失敗しましたね。
怖いですねぇ。
飛行機は危ないですねぇ。
事故の危険性を皆無にはできないので、飛行機を地球上から一掃しましょうか。

……まぁ、ナンセンスな話ですよね。
でも、そういう、「飛行機怖ぇ~」という感覚を持つ裁判官に当たれば、
もしかしたらそういう決定になるかもしれないということです。
今回の高浜原発の仮処分決定は、そういう示唆を残しました。
つまり、たまたま「原発怖ぇ~」という裁判官に当たったから、
専門的知識とかそういうことではなく、
この裁判官の感覚でこの結果になったということです。

まぁ、市民団体のほうもそれを分かっていて、
わざわざこの裁判長に当たるように申し立てたようですが。

市民目線といえば聞こえはいし、何でも許される感じですが、
国の専権事項(に近い施策)を、個人の感覚がブロックできるというのは、
それはそれは恐ろしいことではないでしょうかね。

沖縄もね。

[SE;KICHI]

名水を飲みながら①

私事ですが、来たる5月24日、
カーター記念黒部名水マラソンに参加することになりました。
この大会は今年で第32回。
地元富山の黒部市で毎年5月に開催される伝統ある大会です。

実は、これまで走ることに全く関心の無かった私は、
この大会のことを知りませんでした。
何の縁か、今回、この伝統ある大会に、
フルマラソンではありませんが、10㎞の部に参加することに。
参加といってもボランティアでランナーのお手伝いをするほうではありませんよ。
走るんです、私が。

生まれてこの方40数年、
それなりの距離を走ったのは学生の時以来でしょうか。

参加が決まった当初、特に不安はありませんでした。
なんせ10㎞で、競技場ではなく一般道。
小学生の頃、夏休みでしたか、田舎にある母の実家に行った折、
スポーツ万能ないとこ達と山道を競走することに。
結果は、私の圧倒的勝利。
トータル3~4㎞はあったんじゃないでしょうか。
他を引き離して快走。
凄く気持ちよかった。
いとこの一人は不貞腐れてましたけど。
今でもこのイメージが強くて、いわゆるロードはそこそこいけると。

高校の体育での1500m走は苦手でアップアップでしたけど、
それはトラックであってロードではありません。
くどいですけど、今回は10㎞のロード。
心の中では「楽勝!」
タイムは別としてですが。

ところがです。
最近通い出したスポーツジムで、その自信が打ち砕かれました。
ランニングマシンでとりあえずどこまで走れるかやってみたんです。
結果は2㎞がやっと。
汗ダクダクで、息も絶え絶え。
しかも、タイムが17分。

本大会10㎞の部は90分で足切りです。
つまり、スタートから90分経った時点で終了。
遅くとも90分以内でゴールしなければいけないのです。

何とか2㎞17分のペースで行けたとしても、ゴールまで85分。
ギリギリです。
「ヤバイ!」
「ゴール目前でタイムアップはシャレにならん。」(汗)

大会のホームページに「10㎞スタートの様子」という写真が載っています。
結構真剣、しかも本格的。
そりゃそうでしょう。
最前列はほとんどプロみたいなランナーばかり。
過去の大会最高記録は30才以上男子で31分14秒。

私は圧倒的に甘かった。
一瞬、5㎞や3㎞の部にしとけば良かったという思いがよぎりました。
果ては、フルマラソンのほうがリタイヤしてもカッコがついたかもなど。
10㎞って中途半端な分、逆に本格的なのかななんて考えたりして。
情けないですね。
まぁ、決まった以上はそんなこと言っても始まりません。

さて、自信を失くした私は、
日を改めて、もう一度ランニングマシンに挑みました。
2㎞を14分。
そのペースで何とか3㎞を走りました。
つまり、3㎞を約21分。
10㎞で70分になります。
このペースで走り切れればですけどね。
まぁ、若干進歩しました。

本番まで、少しずつマシンで走れる距離を伸ばして、
合わせて一般道でも走ってみようと思っています。
まだ時間はあります。
頑張りますよ。

次回、途中経過を改めて報告させて頂きます。

[TOTSU]

日本一美しい

このところ、WAKA さんが盛んに、
富山の魅力の発信などについて考えていらっしゃるようです。
大事なことで、頭が下がる思いです。

ここ富山県は日本海側に位置する県ですが、
この地方には、自らに対する呼称として、『裏日本』というのがあります。
東京などの太平洋側を「表」と見たときに、日本海側は「裏」だということなのですが、
なんだか卑屈だということで、ここ最近はあまり使われない呼称のようです。

私は、「裏」というのも意外といいと思っているのですがね。
裏ビデオについては言うに及ばず、裏ワザとか裏メニューとか裏事情とか、
なんだか「裏○○」には、“通好み”というか、
“秘されたもの”といった趣が感じられます。
『裏日本』という呼称からも、東京などにはない、秘された日本が連想され、
興味を掻き立てられるような感じもします。
知られざる県として、富山県は『裏日本』を、
もっと積極的に使っていったらどうかと思うのですが。


以前にも少し書きましたが、
この富山という県は、わりと観光資源が豊富な県だとは思うのです。
しかし、それらはテーマパークとか、有名な温泉地とかではありません。
日本一大きなダムとか、日本一長い滝とか、日本で唯一の氷河とか、
まぁ、見てみたところで普通の人は興奮しないであろう、「静」のスポットばかり。
あとは以前「アングラ富山」という記事で紹介した皇祖皇太神宮とか?
さすが『裏日本』、玄人好みの渋い観光地ばかりです。

さて、今日ご紹介するのは東山円筒分水です。
円筒分水というのは、
いくつかの用水に公平に水を分配するための分流器のようなものです。
渋いですねぇ。


http://www.youtube.com/watch?v=Zjqqkhe8aUA

真ん中から水が湧いていて、周辺の水路に溢れ出していますね。
円筒の円周にはところどころに階段があって、それが仕切り代わりとなり、
この仕切りによって作られる中心角で、各水路への流入量が決まります。
こうしておけば、水が多い時期も少ない時期も、公平に分配できるわけで、
たとえば渇水期に集落間でケンカしなくても済みます。
いや、人が作ったものや奇妙な建造物に目がない私としては、
これは画期的な大発明だと思います。

円筒分水は、全国的に米どころなど、水のことで苦労した地域にある施設です。
なぜ全国にあるものをここで紹介したかというと、
円筒から溢れる水の落差がこれだけあるものは珍しいようで、
インターネットなどでは“日本一美しい”円筒分水槽と言われています。
実際、私も現地で、
首都圏からこれを見るためにやってきたという女性に出会ったことがありますから、
玄人好みの観光地なんでしょう。

いやいや、“日本一美しい”って、なかなか名誉なことですよねぇ。
『裏日本』の富山にある、少なくはない日本一の数々。
「裏」だからこその渋さを生かして、
というか、「裏」であることをむしろ付加価値として、
そこを強みにしていけばどうかと思っているのです。


[SE;KICHI]

めんそーれ沖縄(前編)

数年前からコツコツと積立をして、
満を持して沖縄へ旅行に行ってきました。

現地に着いてすぐ、まずはあいさつ代わりに、
地元の食堂で沖縄そばとジューシー(沖縄風炊き込みごはん)をいただきました。
どちらもカツオだしが利いたやさしいうま味が、
あぁ、ようやく沖縄にこれたんだぁとしみじみ思わせてくれました。

やはり地元の食べ物を食べると旅の臨場感が倍増します。

お腹が満たされた後、美ら海水族館へ直行です。
3回目の沖縄にして、初めて行きました。
例の巨大水槽を目の前にして、
あまりの青の美しさに口をぽっかりあけてしまいました。
思っていた以上に大きく迫力のあるジンベイザメと、
優雅に泳ぐマンタの競演に吸い込まれそうです。
時間があればずっと見ていたかったです。

翌日には多少肌寒かったものの、せっかくの沖縄なので、
がんばってビーチでシュノーケリングなんかもしました。
ウエットスーツを着用するので、
水の冷たさがさほど気にならなかったので良かったです。
色鮮やかな魚が目の前を泳いで行く様子は、
日常の生活を忘れさせてくれるほど夢見心地になれました。
やはり海の色が違います。
それだけでも行く価値がありました。

コンビニに行くと、沖縄ならではの品が並んでいます。

沖縄①

那覇の国際通りの路地を歩いていると、
立て看板にアメリカナイズされた地元の小学生の標語が、

沖縄② 画像は一部加工しています。

うろうろしているだけで楽しめます。

つづきはまた。

[KAZSOU]

何が?

例えば、京都のお寺などで庭園を観賞した人がいるとします。
その感想を尋ねたところ、「良かったですよ~」という返答をされる時があります。

は? 何が?

いや、京都のお寺の庭の善し悪しを言っているのではありません。
「良かったですよ~」では、何がどう良かったのか、伝わらないじゃないですか。
伝わらないから、自分も行ってみたいなとか、自分は行かなくていいやとか、
自分に合うかどうかの判断の参考にならないじゃないですか。

例えば京都のお寺の庭園と言えば龍安寺の石庭が有名ですよね。
「見る人の感性でどんな解釈も可能な石庭の懐の深さに癒された」とか、
「静謐な庭に心を集中していたら時間を忘れて惚けてしまった」とか、
実際に見て感じたことを、感じた通りに伝えてくれればいいのです。

その話を聞いて、行ったことのある人はその経験を思い出し、
行ったことのない人は行くか行かないかを含め、思いを馳せるのです。
ここで「良かったですよ~」とだけ言ってもらっても、
さっぱり伝わらないのです。

そういう意味では、
「もっと大きいと思ってた」とか、「あの塀はないほうがいい」とか、
なにしろ個人の感想なので、そういう感想でも構わないのです。
極端な話、「私には、石庭はよく分からなかったわ」でもいいのです。

「どうだったか」を質問されているのだから、
「こうだった」と答えなくてはいけないのです。

○×で答えてもらっても伝わらないので、
自分なりの内容で構わないから、心の動きを伝えて欲しいのです。

どうも最近、ガイドブックに書いてあったから良いものにちがいないとか、
ネットで紹介されていたからきっと素晴らしいのだとか、
あらかじめ予備知識が過剰に入ってしまっているせいで、
せっかく出かけて自分の目で見ても、その情報を追認するだけという人、
多いような気がします。

ガイドブックやネットの情報は、
ある程度まではそのとおりかもしれないけれど、
行ってみて自分がどう感じたかが肝なんじゃないんですかね。

あらかじめガイドブックやネットで良いものであるという確信を得てから出かけ、
実際に見てみたら、なるほど確かに書いてある通りだったと。
で、それを表現した感想が「良かったですよ~」って、

は? 何が?

それでは何も伝わらないのです。

それは見た人の感性の問題。
逆に言えば、自分の感性で感じられないなら、実物を見る必要はないですよね。
ガイドブックやネットで、良いものだということはあらかじめ分かっているのだから。

なんでも同じです。

美術館で素晴らしい絵画を鑑賞したとします。
映画館で話題の映画を鑑賞したとします。
おいしいと評判のイタリアンのお店で食べたとします。

だいたい予備知識はあるわけだから、良いものだというのは知っていて出向くはず。
さぁ、あなたにとってどうでしたかって聞かれているのに、
「良かったですよ~」って、

は? 何が?

画家の作風が自分に合っていたとか、俳優の演技力が優れていたとか、
食材の使い方に意外性があったとか、
細かいことはともかく雰囲気が好きとか、
見てきたんならネットに書いてないこと、言わなきゃ。

[SE;KICHI]

普段あたりまえに感じていること② ~ご当地グルメ

幸せだったとおも~う~♪
わたくしは現在進行形ですが。

ご当地グルメなるものが御座います。
新潟には【のっぺ汁】【笹団子】【たれカツ丼】等々。
下越地区は上記が名だたるラインナップでしょうか。

笹団子・のっぺ汁・タレカツ丼
http://www.iwasaki-iroha.jp/goods010-01.html
http://matome.naver.jp/odai/2135633862962155401/2135761853117601103
http://blog.goo.ne.jp/mond_bar/e/a1be5e9cf610ec783b1066f23545382e


【笹団子】は全国発送も行う優れもの。
私が子供の頃は、各家庭で作るものであって、購入するものではありませんでした。
たくさん作って冷凍保存等々可能なので、相当量、自家製しておりましたが、
私も含め、兄弟で争奪戦が繰り広げられておりました。
現在当家のレシピは失われており、
食べたい場合は購入が主体となります。

が・・・高価な感じが。
作っていた=購入 の図式にはなりません。
作っていた<購入 なので高く感じるのでしょうか。
ヨソのお宅から頂く笹団子のありがたいこと。
あっという間に子供たちの栄養になりますが。
ここ数年食べてないなぁ・・・・

【のっぺ汁】は里芋等々入ったお正月に出る汁物。
銀杏もはいっております。
家庭によっては食べる前にいくらのせたり。
お正月にしか出ないので、時折無性に食べたくなります。
各地域、家庭で味付けが変わり、どのお宅で食べても美味しいです。
あ、私が味覚音痴で何食べても美味しい人だからか。

【たれカツ丼】、これ嫌いだっていう人にあまり出会ったことがありません。
我が家は家族全員で好きです。
新潟のとんかつ屋さんにはほぼ存在します。
全国展開しているチェーン店さんは分かりませんが。

他県のメーカーさんとご一緒した時に、よく食べていただきます。
実際はどうかは分かりませんが、皆様美味しいと言ってくださいます。
が・・・・
私はあたりまえに食べているので、味が付いているのを知っているのですが、
たれが薄色なので、器の蓋とれらるとパッと見、
「かつ」がのせてあるだけにしか見えません。
初めて食べられた東京のメーカーさん・・・・・
蓋開けて速攻でソースかけたのには反省させられました。

普段あたりまえに感じていること。
地域が変わると普通じゃない未知の世界。
上記事件以降、初めての方には必ず味は付いています。と一言添えております。

[Y2K2]
プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
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FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

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