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年末です。

少し前に宮沢りえちゃん主演の映画『紙の月』を観てきました。


https://www.youtube.com/watch?v=TcTe6m5U7ZI

りえちゃん扮する銀行の契約社員が、
ふと“魔がさして”金銭の横領を繰り返すのですが、
その落ちていく様が何とも哀れで切なくて、
実際にりえちゃんが若い頃、婚約のことや脱いだことで世間の話題になったり、
最近では、結婚、出産と、いろいろな経験を積み重ねたことで出ていると思われる、
大人の色気、妖艶さが、
演技の随所ににじみ出ていて、
何とかしてあげたい。
いや、むしろ、りえちゃんとなら
このままいっしょに奈落の底まで落ちてもいい。
とか、
絶対ありえないおバカなことを妄想しながら楽しみました。

 『紙の月』公式 H.P. ⇒ http://www.kaminotsuki.jp/

“魔がさす”を今年度話題になった人で勝手に振り返りますと、
理化学研究所の小保方晴子さんでは真相がよくわかりませんし、
元兵庫県議の野々村竜太郎氏は、
“魔がさす”のレベルをはるかに超えてしまいました。
従って佐村河内守氏のゴーストライターであった新垣隆氏に決定かと思われます。
しかし、哀れではありますが、大人の色気、妖艶さがないのが残念です。
彼では妄想ができません・・・。

さて、気が付くともう年の暮れです。
何かとあった1年でしたが、
ご支援くださった皆様のおかげで無事終えることができそうです。
感謝を申し上げるとともに、
来年が皆様にとって幸せな1年になることをお祈りいたします。

来年もよろしくお願い申し上げます。

[M M]
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聖なる空間

もうすぐクリスマスですねぇ。

クリスマスといえば、イエス・キリストの降誕を記念する祭日ですので、
4月のイースターほどではないものの、教会にたくさんの人が集まります。

このブログでは、しばしば、
仏教の教えに関することや仏像のことを書いていますので、
私のことを仏教好きだと思っている人も多いようですが、
必ずしも仏教が好きというわけでもありませんで、
教会も好きです。
というか、お寺より教会のほうが、私の出現頻度は高いかもしれません。

みなさんは、教会に行くこと、ありますか?

日本人にとって教会は、やや敷居が高いようで、
なんとなく行きにくいと思っている人も多いようです。
教会に行くのはドラクエの中だけって人も多いでしょう。
でも、おそらく、慣れれば行きやすいのは、お寺より教会だと思います。

教会のすごいところは、一貫してオープンなところです。
お寺だと、勝手に入って勝手に祈るなんて、あまり許されませんし、
文化財を有する場合など、拝観料を取られたりします。

教会は拝観料を取るところはあまりありませんし、
勝手に入って勝手に祈っていても、誰にも何も言われません。
それどころか、結婚式をやっている途中でも、誰かの葬儀の最中でも、
勝手に入って問題ありません。
お寺では許されないことでしょうが、教会は開かれた祈りの空間ということで、
他人の結婚式や葬式でも、教会内に入ってお祈りをすることが可能なんです。

首都圏では水道橋にある神田教会がイチオシです。
神田教会
http://blogs.yahoo.co.jp/annunziata075/63321086.html

私のかつての勤務地が近かったこともあり、
ちょくちょく通ったものです。

大正15年献堂の、文化財に指定されているというザビエル聖堂ですが、
ドラクエっぽいというか、ロマネスク様式の“ザ・教会”という感じで、
ステンドグラスも美しく、座っているだけで癒される感じがあります。
ザビエル聖堂という名が示すとおり、
この教会の守護聖人は聖フランシスコ・ザビエルなのですが、
なんと、その遺骨も安置されていて、
それゆえか、クリプタ(納骨堂)のような荘厳な雰囲気もあります。
 *守護聖人・・・その教会を守護しているとされる聖人

アクセスの良さでは、四ッ谷駅前の麹町教会もいいですね。
麹町教会
http://tokyokaiyu.blog5.fc2.com/blog-entry-332.html

この教会の守護聖人は聖イグナチオで、
さきほどのザビエルを日本に派遣した人物です。

なにしろ駅前だし、カトリック系の上智大学に隣接しているので、
楕円形の主聖堂には、会社員や学生など、いつ行っても、そこそこの人がおり、
思い思いに瞑目したり祈ったりしています。
私は、実は主聖堂よりも2階のマリア聖堂のほうが、明るくてお気に入りで、
ここに座っていると、なんだかウキウキして笑えてくるのです。

そうそう、マリアと言えば関口教会ですね。
関口教会
http://akindon.ohmi-kagu.jp/?eid=14

目白坂を学習院のほうに向かって上がった、椿山荘の向かいにあります。
駅から近くはないので、そんなに参拝者は多くありませんが、
カテドラル(大司教座)があるので、首都圏の中心的教会です。

この教会は、例えば“るるぶイタリア”とかに載っている教会とは全然違い、
端的に言うとシュールで殺風景ですらありますが、
場所柄か建物の構造からかとても静かであり、
祈りという意味では、私は気に入っています。

それと、守護聖人がマリアだからなのか、
大きなピエタが飾られていて、それも私のお気に入りです。
かつて、何に魅入られたのか、椅子もないピエタの前で、
小一時間、呆けたように立っていたことがあります。
あと、日本最大のパイプオルガンも素敵ですね。

さて、落ち着きのないというか、集中力に欠けるタイプの方は苦手のようですが、
私は、祈るという行為がわりと好きです。
ものを考えるのをやめ、心を平静にし、そのうえで深く祈るのです。
だいたい15分くらいそうして祈っていると、
人知を超えた存在への畏怖がそうさせるのか、詳しくは分かりませんが、
後頭部あたりがスコンと抜ける感じがして、
なにか悩んでいたことも楽になります。

だから、心を落ち着かせたい人に教会はお勧めです。

みなさんも、クリスマスぐらいは、教会に行ってみてはいかがですか。

ただ、普段は、そうやって静かに祈る場としての教会ですが、
ことクリスマスになると、教会には入りきれないほどの人で溢れます。
麹町教会なんて、700席もあるのに、
クリスマスのミサには収容人員を超えた人が集まります。
行くなら早めに行かないと、です。

[SE;KICHI]

地域行事・其の参

12月23日祝日。

本年最後の地域行事「子供クリスマス会」予定。

事前準備も含め、ほぼ大詰めまで終え、あとは当日を待つ。はず。
忘れていなければ。
家に集まる子供達も大変楽しみにしている様子。
結構結構。

昨年は体調を崩しており私のみ不参加だった為、今年は参加で。

話題の「妖怪なんちゃら」のおかげで、用意するプレゼントの選定も楽だったし。
ああいうのは男女問わず人気があり、園児、小学生ならかなりの勢いで食いつくハズ。
先回、BBQの時も、「妖怪なんちゃら」のパン食い競争やたらと人気だったし。
パンの袋の柄で少々の小競り合いはありましたが。

例にもれず我が家の子供達も首までどっぷり状態でして。
週末、土曜日に家にいると居場所が無くなります。
男女問わず4~6人程度子供達が集まっております。

私が小学生高学年の頃は女子と遊ぶ。なんて選択肢はなかったので不思議な感じです。
昨今の男子は草食系なんて言われておりますが、まさしく地で行っている感じです。
ゲーム機を介して遊ぶわけで、遊びが同じなら男子、女子の境目は必要ないんですね。
そういえば高学年の頃はサッカーよくやっていたな。「ボールは友達。」の影響で。
女子の遊びに興味が無かったので、何の遊びをしていたのかも知りませんでしたし。
今の子供達は同じ遊びをするので、性別問わない感じなんですね。

なぜ我が家に集まるのかは謎ですが。

親が居ると気を使って親の居ない家などに集まるかと思っておりましたが、
我が家は妻が仕事で私が居りますし。
娘の居ない私には、家に遊びに来る子供達が娘みたいなものですので、
私は結構なんですがねぇ。

ただ・・・・・ただねぇ・・・・・

女子と遊ぶ息子を見て少々の不安を感じてみたり。。。。
今の子供がそうなんだ。と自分に言い聞かせてみたり。
男子の友達の中には「俺もう女子とは遊ばないよ。」言い切る子もおります。
とはいえ、我が家に来ると男女問わずな形で仲よく遊んでおりますが。

その姿が微笑ましくて。

心の中で「お前この前女子と遊ばない。」って言うてたじゃーん。とか。
子供達って見ていて面白いですね。

本年最後の行事「クリスマス会」
また大勢の子供達が集まってやいのやいの騒ぐ姿が楽しみです。
どんな問題が発生し、どのように解決していくのか。
大人は子供達同士で解決できるよう促すだけで、答えは出さない。
揉め事大いに結構。
話し合いで子供同士で解決して下さい。

大人たちは・・・・
お酒の大いなる力の前に屈します。

[Y2K2]

揺れたら負け。

世の中には情報が氾濫し、雑念の素が溢れていますから、
優れた経営者ともなってくると、
テレビやインターネット、携帯電話や書物など、氾濫する全情報を遮断し、
意図的に何もせず、1人でただ沈々と思索する、座禅のような時間が、
1日のうち最低でも30分は必要なんだそうです。

以前から私が懇意にしている、九州のM社長は、
そういう時間を実践することで判断力が磨かれ、
売上高を10億円ほど押し上げることができたんだそうで、
なるほど、精神統一は大事なのだなぁと思わされます。

私は以前、このM社長に、教会に連れて行ってもらったことがあります。
彼は教会で、その精神統一を行うのです。

故人だとソニーの井深大さんとか、松下電器の松下幸之助さんとか、
現役では資生堂の池田会長とか、日航を再建した稲盛名誉会長など、
何を信仰しているかは個人の好みだと思いますが、
優れた経営者ともなると、自分の知識や能力を超える判断力を求められる場面があり、
そういうときの行動や経営判断に備えるため、
バックボーンとして、何がしかの信仰を持っているのが普通だそうです。
だから、M社長が教会に出入りすることは不思議ではありません。

きっと、社長ともなれば背負うものも大きいのでしょう、
私が隣にいるにもかかわらず、
黙って動かず、じっと祈るM社長の姿を、私は美しいと思いました。

さて、それはともかく、
私は、そのM社長と一緒に行った教会の司祭の話が印象に残っているのです。

それは、揺れたら負けという言葉。

釈尊の四諦を挙げるまでもなく、生きていると、苦しいこともありますよね。
それも、他人からの心ない一言とか、不当に理不尽な扱いとか、
自力ではどうにもならない、理不尽な苦しみというのも、あるでしょう。

しかし、揺れたら負けなんだそうです。
悪いのは心ない一言を浴びせた他人のほうかもしれないし、
理不尽な扱いで接してきた相手のほうなのかもしれないけれど、
それでも、心が揺れたほうの負け

だって、相手に悪気はなかったのかもしれません。
自分の行為で何か気に病んでいる様子もなく、しゃあしゃあと暮らしているとすれば、
つまり、相手は気にしていないのだとすれば、
ダメージを受けた自分だけが心を乱され、鬱々とした気分になっていることになります。
結局、損しているのはダメージを受けた自分だけ。
じゃ、ダメージを受けなければいい。

逆もあります。
生きていると、苦しいことばかりではなく、たまには嬉しいことも起きるでしょうし、
他人との関わりやスポーツなどで、感動することもあるでしょう。

しかし、やっぱり揺れたら負け
嬉しくて嬉しくて、つい他人にヘラヘラと話したくなる気持ちは分かりますし、
感動のあまり、興奮して他人の共感を求めたくなる気持ちも理解するのですが、
それも、心が揺れたほうの負け

だって、どんなに嬉しいことがあっても、どんなに感動しても、
所詮は本人の心の動きにしか過ぎないので、
そもそも、本質的には、周囲の人々が共感できるものではありません。
一方で、喜びのあまり興奮したことにより、視野が狭まることは否定できないので、
結局、興奮してしまった自分が損することになります。
ということは、興奮してはならぬということ。

まぁ、仏教にも論語にも同じような教えはあるのですが、
結局、この司祭が言いたかったのは、
物事に動じない心を作れということでしょう。

一水四見。
同じものを見て、悲しむか怒るか喜ぶか笑うかは、人それぞれ。
ただ、どれを選んでも、あとに引きずりやすいので、
何を見ても、つまり何が起きても、
一喜一憂というか、喜怒哀楽の感情で心が掻き乱されることなく、
いつも泰然としておれと、そういうことでしょう。

なるほど、冒頭の、経営者にとって精神統一が重要であるという話もそうですが、
喜怒哀楽の感情をベースにした判断は、結果的に誤ることも多いですし、
それが経営判断ともなれば、情に流される悪い経営ということになるでしょう。

何が起きても泰然とできていれば、
まぁ、喜びも苦しみもないわけだから、
常に心は穏やかで、判断にも胆力が備わっていると思うのです。
そういう意味でハッピーですよね。

心を揺らすな。
これは、それなりに修行がいることですが、なかなか大事なことかもしれません。

[SE;KICHI]

クリスマス

12月に入って、富山では雪が降りました☃

この季節&雪を見ると、
数年前のクリスマス・イヴを思い出します(笑)
その日も、雪で「ホワイトクリスマスだね!!」って確か言ったはず(*^^*)

毎年恒例の12月の誕生会を、
何故かクリスマス・イヴに開催(毎年、この日は避けてたはずなのに…)
今になって思うに、行きたかったお店の予約が取れたことで、
みんながテンションマックス状態で、
その日がクリスマス・イヴって事を忘れていたのでは(;^ω^)

まぁ、ランチならそんなにカップルだらけでないだろうと…
オープン時間より少し早く着いたが、お店の前にはもうお客さんが!!
女性ばかりが数名いたので、私たちと一緒の女子会だろうと勝手に予想。
いざ、お店の中に入ると女性グループは個室に通されていきました。
私達は、普通にテーブル席へ。
ぞくぞくとテーブル席が予約したお客さんで埋まっていきました。
数分後、私達のまわりは見事にカップルのみ( ゚Д゚)
そうだよね、クリスマス・イヴだしね。
でも、テーブル席がカップルだけとはビックリ!!

まぁ、そんな事は気にせずにランチを楽しむ私達ヽ(^。^)ノ
いつもは、ランチコースですが、
クリスマス期間とあってお昼でもディナーコースでした。
お昼からディナーコースは、かなりのボリューム。
デザートの前には、お腹がはち切れんばかりにパン×②になりました。(ふぅ~)
このデザートが、可愛くて思わず食べるのを躊躇うくらい!!
この時の、写真です📷↓
クリスマス

でも、最後にはペロッと全部いただきました(≧▽≦)

次の年からは、
また12月の誕生会をクリスマス期間中以外にした戻した私達でした。。。

[kome]

年末年始休業のお知らせ

平素より格別のご高配に預かり、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は年末年始につきまして、勝手ながら2014年12月27日(土)~2015年1月2日(金)を休業とさせていただきます。
2015年1月5日(月)より通常営業させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
猶、今後とも倍旧のご厚情を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

[AKA]

内観

先だっての一週間、社員研修の一環として、内観研修に参加してきました。
「んっ、内観って?」
初めて耳にする方も多いでしょう。
かく言う私も参加するまで知りませんでした。

簡単ですが説明させて頂きます。

内観は、日本の精神療法の一つです。
現在では宗教色はないのですが、
ベースには「他者から生かされている」という、
浄土真宗の教えがあります。
具体的には、母親や父親、配偶者、友人等々に対する自分を、
物心が付いた時から現在にかけて丹念に調べていきます。

事実に基づいて思い出していくうちに、
それまでの自分の思いの取り違いや気付きが得られ、
「一人では生きられない」「多くの人から生かされている」という実感が湧いてきます。
すると、感謝の気持ちでいっぱいになります。
そして、実に素直な自分になれるのです。
暗闇だった目の前がパッと明るくなったような気持ち・・・・
結果、家庭・学校・職場等々での対人関係が好転したり、さびしさが癒されたり、
将来に対して自分の進む方向が見えてくるのです。

以前、「人が変わる!」というタイトルで、
大々的にテレビや雑誌に取り上げられたこともあったようです。

では、私の内観研修がいかようであったか、
これまた簡単ではありますが、つらつらと書いてみましょう。

一日目は、部屋の片隅に座り、母親に対する自分を
①お世話になったこと
②して返したこと
③迷惑をかけたこと
の3点について、
小学校低学年、高学年、中学校時代、高校時代、大学時代、
就職してからは24歳~27歳というふうに区切って、
いま現在までを調べていきました。
1時間に1回の割合で、面接に来られますから、
それぞれ思い出したことを返答するのです。
その繰り返しで、朝の5時から夜の9時まで、
お風呂の20分間と食事を除き、ずっと内観作業でした。

二日目からは、父親、配偶者(妻)に対して同じように調べていきました。

さて、「調べる」というとピンとこないでしょう。
部屋の片隅、二枚折屏風で囲まれた約半畳の空間に座り、
じっと思いを馳せるのです。
思い返せばいいだけなので簡単だと思いますが、これがなかなかどうして。
特に、小学生低学年時の出来事は、なかなか思い出せず頭が痛くなりました。
また、トラウマのある人には、
思い返すこと自体がとてもキツいのではないでしょうか。

母親を思い返しますと、
「小学校の時、サッカーシューズを一緒に選んでくれて嬉しかったなぁ」とか、
「劣等生で迷惑ばかりかけた高校時代の自分に、
毎日、弁当を作ってくれたなぁ」とか・・・・。
数多くの様々なエピソードが、内観の深まりと比例して思い出されていきます。
その他、母親が自分に対して発した言葉のいくつかが、
今の今まで心に引っかかっていたんですが、
自分の思いの取り違いだったと分かったり。
最後には、実は愛されていたし、今でも愛されているということに気付くんです。
そうなると、息子なのだからしてもらって当然と、
「ありがとう」の言葉もなかった自分が、
どれだけ自分勝手な人間だったのかを思い知らされます。

もう「感謝、感謝」でいっぱいになりました。

色々と確執のあった父親に対しても、最後は「感謝、感謝、ありがとう」ですよ。

また、この内観研修。
母親に対する内観だけは一週間を通して必ず2回やります。
それだけ、母親を重視します。
これは、大人に成長してでも、その人の性格や行動が、
母親との関係から多大な影響を受けて連動していることの証と言えます。
母親との関係改善が最重要なのです。

私は、母親だけでなく、父親、妻も2回ずつ内観しました。
この3人は分け隔てなく大切ですし、
一人だけ1回だと、なんかイケない感じがして(汗)

ただ、妻に対する2回目の内観の後半でとんでもないことが起きました。
1回目からそれまで、妻に対して、
「あぁ、悪かったなぁ。
こんなにしてくれていたのに、ありがとうの一言すら言えてない。
私は自分本位で最低だ。」という気持ちだったのです。
ところが、2回目の終盤で、何故かわからないのですが、この気持ちが覆り、
「いや、それほどのものかな」に変わりました。
とても冷めた気持ちになったのです。
研修も最終日でしたので、
「うわっ、いけない。妻に対する気持ちがこのままでは家に帰れない。
2回目の内観をやらければよかった、しまった(涙)」という感じ。
母親、父親には確固たる報恩感謝の気持ちを抱いた自分。
なのに、一番身近にいる妻に対しては、今までと同じ気持ち・・・・
明るく「いってらっしゃい」と送り出してくれた妻に会わせる顔がない。
万事休す。
そう思いました。
だって、残るは、妻に対する40歳~現在までの自分を調べる一時間弱のみ。
実に焦りました。

ところが、最後の面接の、こちらに向かう足音が聞こえてきた、ちょうどその時、
ひとつの事実に気付いたのです。
その事実を突き付けられた私は、
「うわっ、妻には敵わない。」
まさに、一発逆転サヨナラ満塁ホームランでした。
その途端、涙ではなく、満面の笑顔の自分がいました。
妻に対する感謝の気持ちでいっぱいの中、最後の面接を終えました。

最終的には、母親、父親、妻の3人に対する報恩感謝の念を、
しっかり抱くことになりました。
今まで、感謝の気持ちがなかったのですから、全くもって真逆の心境です。
自分でもびっくりしています。
自分は愛されているんだということに気付くこと。
これは、とれも大きいことです。

自信にもなるでしょうし、3人に対してはもちろんのこと、
何事にも感謝でき、とても素直になれると思います。
自分が変われば、
周りも変わるのではないでしょうか。

世界が変わると言っても大げさではないような気がします。

最後になりますが、「妻には敵わない」と私にギャフンと言わせた、
一つの事実がいかなるものかは御想像にお任せしたいと思います。
恐らくは、私の大切な宝物の一つとなるでしょう。

家路についた、私は妻の顔を見るなり、照れながらですが、
これまでの自分を詫びたのでした。
妻は笑顔で一言、「ねっ、そうでしょ。」と。

学生の頃からほとんど朝食をとらなかった私が、
今では必ずとっているのですから、人は変わるものです。
妻も眠たい目を擦りながら、コーヒーを入れてくれます。

つらくて修行と言えなくもないですが、「内観研修」。
皆様もいかがですか。

北陸内観研修所 ⇒ http://www.e-naikan.jp/

[TOTSU]

飛鳥の執念④ ~アホは急に賢くならぬ

少し前の話になりますが、
加来耕三さんという歴史作家の方の講演を聞く機会がありました。

その中で印象に残ったのが、何度も繰り返される、
アホは急に賢くはならないんでございますという言葉。

織田信長しかり、坂本龍馬しかり、諸葛亮孔明しかり、
日本人に人気のある歴史上の人物には、
たいてい、「若いころはアホでどうにもならなかった」という、
破天荒エピソードがついているものですが、
加来耕三さん曰く、「そんなわけないだろう」と。

なるほど、と思うのです。

私自身は、信長の生涯にも龍馬の生涯にもそれほどの関心はないのですが、
最終的に歴史に名を残すような傑物の前半生が暗愚であったはずはないと思うので、
実際のところ、正真正銘のアホだったわけではないだろうと思います。

おそらくは幼少時から、傑物としての片鱗は見せていたはずでしょう。
ただ、大人物であったことをより強調する演出として、
あとから、前半生のダメだったエピソードを付け加えたのかもしれません。
日本人はそういう一発逆転エピソードが好きですからね。

では、信長や龍馬の前半生が美化されたものであったとしましょう。
そうではなく、本当に前半生がダメだった歴史上の人物というのはいないのでしょうか。
・・・いたかもしれませんよね。
しかし、前半生が本当にダメであったなら、歴史に名を残すのは難しいと思うので、
仮に、ある人物の前半生が正真正銘のダメであったとすれば、
そのダメな感じは、“世を忍ぶ仮の姿”的な演技だったのだろうと思うのです。

アホの振りをしていたというのは、あり得る話だなと思うのです。

私は思い出すのは信長でも龍馬でもなく、白壁王です。
以前紹介した持統天皇のひ孫にあたるのが、奈良の大仏で有名な聖武天皇ですが、
その娘に井上内親王というのがおりまして、白壁王はその夫です。
実は井上内親王の異母姉妹が、時の天皇である女帝・孝謙天皇なのですが、
権力争いに巻き込まれるのを嫌った井上内親王は、
わざわざ出世が大変遅く、権力争いに巻き込まれそうにない白壁王と結婚したわけです。

この時期は天皇家周辺に陰謀と暗殺が渦巻いた時代で、
何かと言いがかりをつけられ、多くの有能な親王が粛清されていましたが、
そんななかで、白壁王は、毎日酒を飲んでゴロゴロし、
無能さをさらけ出していたため、粛清の対象にならずに済みます。

その結果、どうなったか。
独身の女帝は後継者を指名せずに亡くなってしまいますが、
相次ぐ粛清のせいで有能な親王たちはこの世にはおらず、
なんと、異母姉妹の井上内親王のつながりから、
白壁王に時期天皇の座が転がり込んできたのです。
光仁天皇としての即位は62歳というので、当時としては超高齢での即位です。

でも、これだと、運の良いアホだったのか、アホの振りをして雌伏していたのか、
本当のところはわかりませんよね。

しかし、私は、
白壁王はアホの振りをして雌伏していたのだと思っています。

なぜなら、この白壁王、光仁天皇としての即位後、
突如として有能なところを発揮し、キナ臭いこともやってのけているからです。

たとえば、皇后になった井上内親王と、後継ぎの皇太子・他戸親王を幽閉し、
若いころからの側妾である高野新笠に生ませた山部親王を新たに皇太子に据えるなど、
単なる“呑んだくれ”とは思えない、意外とゴリゴリしたこともやっています。
この山部親王が、平安京を整備したことで有名な桓武天皇なので、
後継者の能力を見抜く目はあったということでしょう。

要するに、白壁王は、
アホの振りしておとなしくしていたら、
60過ぎて天皇に指名されちゃった
という人です。

何はともあれ、アホは急に賢くはならないという言葉は意外と深く、
学ぶべきことがあると思うのです。

たまに、龍馬の生きざまに心酔している若い方などが、
龍馬にあやかっているつもりか、
ただ感情の赴くままに振る舞っているケースがあります。

やはり、アホな振りをするというのと、
アホだというのは違うでしょう。


何も考えずに龍馬を真似してアホになっちゃうと、
おそらくその先に待っているものは単なるアホなのです。

気をつけないといけません。

[SE;KICHI]

ホテル選びの流儀

営業マンさんの出張の際の宿泊先手配などを担当していますと、
人によっていろいろこだわりがあるものだなぁと思います。

WAKA さんは、ご自宅の朝食ではグリーンサラダを食べる機会が少ないようで、
出張先でこそモリモリ食べてやれとばかりに、
朝食でサラダがたくさん食べられるホテルを要望されます。
TOTSU さんは、部屋を真っ暗にすると眠れないタチで、
テレビつけっぱなしで寝るそうですが、大画面すぎると明るくて逆に眠れないらしく、
その匙加減にこだわりがあるようです。

そういえば、当社にはかつてY取締役という人がおりまして、
もともと私はその秘書兼運転手の形で入社したわけですが、
このY取締役がホテルに一家言ある人で、まぁ、好みがうるさいうるさい。
やれ、部屋が狭いと疲れが取れぬだとか、
やれ、ウォシュレットじゃないと困るだとか、
やれ、ダウンライトでは新聞が読めぬとか。
なかなか手配人泣かせでした。

いつだったか、Y取締役がつける注文の多さに辟易し、
要望に合うホテルを探すのを鬱陶しく感じた時期があり、
Y取締役に自分で手配するよう頼んでみたことがありました。
Y取締役自身のセンスで選んだらどんなチョイスになるのだろうと注目していると、
Y取締役が予約を入れたのは、
なんと、ロビーには噴水があり、天井からはシャンデリアが吊られているような、
豪華ホテル。
これ、出張でなくて、結納とかで来るところだろう。
しかも、ネットとかではなく、何の予約特典も割引もない、直電話での予約。
出張経費の概念など、ゆうに飛び越えた予約スタイルに、
私は大いに舌を巻くと同時に、経理から怒られ、
次からは、喜んでこちらで手配させていただこうと心に誓ったのでした。

私自身が重視するポイントは1点だけ。
朝食が美味しいこと。これに尽きます。

これはね、意外と難しいんですよ。

ほら、最近は、朝食バイキングなど、
朝食の豪華さを売りにしたホテルも増えてきたじゃないですか。
でも、私が思うに、やっぱり、美味しいのと、豪華なのとは違います。

朝食バイキング会場には、卵焼きとか焼き魚とか、
品数豊富に並べられていて、なんとなくのお値打ち感はあります。
しかし、その卵焼きや焼き魚は、不自然にきっちり形が揃ったものであり、
きっと、業務用の食材屋から出来合いを納入してもらって、
それを皿に広げただけなのだろうなと思ってしまいます。
素人目にも、手作りな感じはしません。

私は、何も、出来合いは悪いと言っているわけではないのですが、
食事には「満腹感」だけでなく、
「幸福感」がなければいけない
と思っているので、
出来合いを出すにしても、ちょっとひと手間加えて手作りっぽく見せるとか、
それなりに、心のこもったものを食べたいのです。

しかし、朝食バイキングは多くの場合、悪く言えばスーパーのお惣菜を、
良く言っても生協のレトルト食品を買ってきたような、
並べただけ感があるんです。
それだと、自分でコンビニで何か買って食べるのと変わりませんよね。
ちょっと、幸福感の面では不満です。
地元のオバチャンが、そこで心を込めて卵焼きでも巻いてくれているなら、
手作り感もあって、幸福な感じもするんですけどね。

そういうわけで、ホテルについて、私自身が重視するポイントは1点だけ。
朝食は品数豊富なバイキングでなくても一向に構わないので、
その代わり、手作り感のある、心のこもった献立であること。

私にとって、それがどれくらい大事かというと、
極端な話、その条件さえ満たされていれば、
それがカプセルホテルでも構いません。
まぁ、私は、朝食以外の、
例えば部屋の広さとか、大浴場の雰囲気とか、ウォシュレットの有無とか、
そういうのはわりとどうでもいいほうなので。
まぁ、最近ではカプセルホテルでも女性を狙ってきれいになっていますし、
心を込めた朝食を出すところも増えてきましたので、ね。

逆に、チェーンホテルなどのほうが、意外とダメなんですよ。
一般的には、旅館や民宿みたいな宿泊施設のほうが条件に合います。

しかし、まぁ、宿泊施設について、
人によっていろいろこだわりがあるものだなぁと思いますが、
こんな、朝食にこだわる私が出張の際の宿泊先手配などを担当しているわけで、
あんまりチェーンホテルを手配することはありません。
実際にお泊りになる営業マンさんには、迷惑をかけているかもしれませんね。

[SE;KICHI]
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kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
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FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
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