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お世話になりました。

いつも大変お世話になっております。

早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。

ちょうど1年前に発足した第2次安倍内閣がアベノミクスを推進し、この2013年は賛否両論ありながら、アベノミクスに大きく影響を受けた1年でした。最優先課題であったデフレと景気低迷からの脱却を成し遂げえたかどうかは微妙な部分もありますが、とりあえずは思惑通り、輸出産業を中心に効果が上がっていようですので、今年だけを見れば回復傾向が見られるようです。

ただ、政府は10月1日に、2014年4月の消費税率引き上げを正式決定しました。そのため、当社でも、2013年度の第4四半期には消費税率引き上げ前の駆け込み需要があるとみていますが、逆に、2014年度の第1四半期以降はその反動が出ることに加え、税率引き上げに伴う可処分所得の減少によって消費が下押しされ、成長率の鈍化は避けられないと見ています。

増税と同時に発表された、公共事業や各種の給付措置等を中心とする5兆円規模の補正予算と、投資減税等を中心とする1兆円規模の減税措置により、いちおうは公共投資が高水準を維持することや輸出の増加が見込めることから、景気後退局面入りまでは至らないと考えてはいますが、2014年が厳しい年になることは間違いなさそうです。

当社はここ数年、「ニーズの創造」をテーマに掲げております。厳しい局面を雌伏の時期と観じ、また、お客様の幸福こそが私どもの幸福と心得、より一層の創意工夫でお客様から必要とされる会社でありたいと考えております。

今後ともよろしくお願いいたします。

それではみなさま、良いお年をお迎えください。

[AKA]
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祈り

今年も残すところあと数日になりました。

年が明ければお正月。
お正月といえば初詣、みなさんも行きますよね。

ここ数年私が気になっているのは、
みんながどういう基準で初詣の神社をチョイスしているかということ。

初詣の目的は、だいたい、事業繁栄・商売繁盛・家内安全・交通安全などでしょうか。

例えば、ここ富山県で1番、初詣参拝者が多い神社といえば日枝神社だそうです。

しかし、日枝神社の祭神は素戔嗚尊の孫・大山咋神です。
大山咋神は、酒造業・酒店・酒飲業者の繁栄を願う、酒の神です。
また神話では散歩中の建玉依比売命を妊娠させたことになっているので、
男女の縁結びの神としても信仰されているようです。

つまり、事業繁栄などは、あまり得意分野ではなさそうです。
私がいつも思うのは、
『みんな、「この神社の祭神は大山咋神だ」と知っていて集まっているのかしら』
ということ。

富山にはほかに、20万人の参詣者を集める射水神社というのもあります。
ここの祭神は天照大御神の孫・瓊瓊杵尊ですが、
この神は稲作文化を日本全土に広めたとされている農業神で、五穀豊穰が専門でしょう。
TPPやら減反やら、農業も大変なので、関係のある方は拝んでおくといいでしょう。
高天ヶ原から天孫降臨した神なので、子孫繁栄にも霊験がありそうな気もしますが、
天皇の寿命が有限になったきっかけを作った神でもあるので、そのへんは微妙です。

それから富山県護国神社というのも、そこそこの初詣客を集めているようです。
ちょっと怖いので祭神についてなどはコメントしませんが、
全国にある護国神社は特殊な神社で、
基本的に願いを叶えてくれる系の神社ではないと思うので、
みんな、いったい何を祈っているのか、すごく気になります。

・・・みなさん、その神社に祀られている神様が誰で、
その神様の得意分野が何か、ちゃんと知っていますか?

神様ですからそれなりにオールマイティーでしょうが、
それでも専門領域があるので、専門外のお願いは神様も困るでしょう。
言ってみれば、眼科に行って腰痛の相談をするようなものですから、
やっぱりお願いするなら得意分野をお願いしたいところです。

富山の初詣について、私見ですが、ちょっと答え合わせ。

富山には高瀬神社という一之宮もありますが、私はここが正解だと思います。
祭神は大己貴命、つまり大国主命。
これは、国造りの神、農業神、商業神、医療神・・・つまり福の神です。
出雲大社などでおなじみですが、縁結びの神としても有名ですよね。
また、この神社は無病息災の神である天活玉命と、
産業の神である五十猛命の二柱も併せて祀られています。

さっきの眼科の比喩ではないですが、総合病院的ですよね。

旧社格は国幣小社ですから、そう大きな神社ではないですが、
もともと富山県では最高位が国幣中社ですから富山では大きいほうです。
景行天皇の御代からの神社というので、それは相当に由緒正しい神社です。
(景行天皇;第12代天皇。今上天皇は第125代)

みなさん。
露店も出るし、多くの参拝客で賑わうし、
「みんな行くから自分も行こう」という、雰囲気依存の初詣も一興ですが、
自分の置かれた境遇に照らして、
何をお祈りしたいかをよく考えて、
それに見合った神様を選んで出向くのも、またいいですよ。


なにしろ、主体的に神様を選んでお願いに出向くわけで、
祈ったことによる充足感というか、
「これで叶うに違いない」という確信が違いますから。


よいお年を。

[SE;KICHI]

年の瀬

子供達のクリスマスプレゼントを早目にネットで購入し、
宅配便を本人達が確実にいない時間に配達指定したのですが、
業者が指定時間より1時間早く届けに来たので、
まだ家にいた本人達に思いきりばれてしまいました。

様子を察知した宅配のお兄さんが、
バツが悪そうに指定時間より早く届けたことを謝っていましたが、
その姿を子供達が楽しそうにニヤニヤ笑って見ていたので、
なぜか負けた気分になりました。

・・・もう家にはサンタはいません。


そもそもうちの子供達が欲しがるものは店に売っていないマニアックなものが多く、
中には会員にならなければ買えないものもあります。
子供達は未成年ですから当然代わりに私が会員登録をするのですが、
はたから見れば私がマニアかと思われます。
これまでのネットでの購入履歴を見ると
わりと危険人物に近づいています。

既に何者なのかよくわからない状態になっています。

毎年年末になると、
友人宅での餅つきに誘われて家族で行くのが恒例になっています。
今年もお誘いいただいており、
餅つきのあとはいつも宴会になるのも今から楽しみにしています。
昔ながら薪を燃やしてもち米を蒸し、杵でつくのですが、
あっという間に息が上がります。
年々体力の衰えを感じさせてくれる場にもなっています。

それでもつきたての温かいおもちをいただくと、
やはり市販されているものとは大違いで、大変柔らかく喉ごしも良くおいしいです。
また、その家のお母さんが漬ける大根がちょうど漬けあがる頃なので、
いつもおもちといっしょに出してくれるのですが、これがまた絶品です。
その年の気温によって毎年微妙に漬かり具合が違うのも面白いです。

私の家族にとって、年の暮れを味わうためのはずせない行事になっています。
後日激しく襲ってくる筋肉痛も、趣のひとつとして耐えています・・・。

さて、もう年の瀬です。
今年もいろんな方々にお世話になりました。
支えて下さったすべての方々に心から感謝申し上げます。
来年度は、皆様にとってさらに明るい素晴らしい年になることをお祈りいたします。

来年もどうかよろしくお願い申し上げます。

[M M]

第2回プレパパ奮闘記④

妻のお腹は更に大きくなってまいりました。
お腹がパンパンに張っており、
しきりに「痛たたっ!」と呟いています。
起き上がるのも大変そうで、何もしてやれず心が痛みます。
たまに、手を貸そうとすると、「何か企んでるやろ。気持ち悪い。」となります。
どうしたらいいの?

今回は立ち会い出産を考えていました。
妻に「立ち会ってもいい?」と聞くと、すぐに「いいよ。」との返事。
妻の周りでは立ち会い出産が当たり前のようで、
「最近、みんな、立ち会いやよ。」とのこと。
私は小心者なので、テレビで立ち会い出産のリアルさを目にしてから、
まったくもってビビッていました。
それでも、決めてからは、次第にドキドキ・ワクワク感が大きくなり、
滅多にない経験なのと、恐らくは待望の男の子なので、期待感で一杯になりました。

ところがです。
お腹の子の状態が逆子であることは、前回言いましたが、
何とここにきて前置胎盤の診断。
 前置胎盤って? ⇒ 日本産科婦人科学会

つまり、帝王切開の可能性大で、34週目になったら最終決定されるようです。
そうなると、大変残念です。
妻の体のことも心配です。
場合によっては、輸血が必要ですし(妻曰く、自分の血を予めストックしておくとのこと)
通い慣れた病院も他の大きな病院に移る必要があるとのことです。

立会出産というまたとないだろうチャンスが消えてゆく・・・(泣)。

まぁ、母子ともに無事であれば別にいいんですが。

さて、4歳になる長女は、ただいま「赤ちゃん返り」の状態です。
何はさておき、「ママ!ママ!」です。
以前は、私とよく二人でお出かけしたのに、妻が一緒じゃないと完全拒否。
「ママが一番好きで、パパは二番。」
そのうちに、「パパは七番、八番」
終いには、「ゼロ番」と、訳の分からないことを言います。

相手にしてくれるのは、娘が肩車をねだったり、
相撲をしようとねだったりする時ぐらいです。
最近、寂しい思いばかりしています。

ですから、私はお腹の子に勝手ながら「源之助」と名付けて、
「源之助は動いた?」「源之助は寝てる?」など、「源之助」を連呼。
娘が横から、「源之助じゃない!」「勝手に名前付けんといて!」
いつも睨み付けられています(泣)。

以上、近況報告をさせて頂きました。

[TOTSU]

飛鳥の執念③ ~強い執念は叶う

昨年の6月末に続いて、今年の4月に鸕野皇女について書きました。
歴史上、マイナーな人物ですので自由に書かせてもらって、
反響はないだろうと踏んでいたのですが、
それなりに感想をいただきまして、実は密かに驚いています。

鸕野皇女は、自分の息子・草壁皇子を皇位につけるため、執念を燃やした女性です。
そのために、姉の子である大津皇子などを次々と抹殺し、
息子のためにガンガン道を切り開いてあげました。
ところが、その草壁皇子は即位目前にして死んでしまいます。
鸕野皇女、どんなにかショックだったことでしょうね。
しかし、気を取り直し、自分が急遽即位して持統天皇となり、
今度は、亡き我が子・草壁皇子の子、つまり自分の孫の軽皇子に皇位をつなぐため、
再び執念を燃やすのです。
ここまでは前回書きました。

その執念は実を結び、
鸕野皇女すなわち持統天皇は、15歳になった孫の軽皇子に譲位することに成功します。
息子・草壁皇子の血筋を絶やさずに済んで、さぞかしホッとしたことでしょうね。

ところが、祖母の執念によって15歳で即位した文武天皇でしたが、
祖母の死から5年後、あっさりと病死します。
次代を担うはずの子・首皇子はまだ6歳、即位には早すぎる。

そこで、再び執念を燃やす人物が登場します。
阿閇皇女です。
阿閇皇女は草壁皇子の妻。
つまり、死んだ文武天皇の母であり、首皇子の祖母にあたります。
歴史は繰り返します。
この阿閇皇女、気を取り直して、自分が急遽即位して元明天皇となり、
亡き我が子・文武天皇の子、つまり自分の孫の首皇子に皇位をつなぐため、
再び執念を燃やすのです。

持統天皇(鸕野皇女)と元明天皇(阿閇皇女)、似てますよね。
まぁ、2人は草壁皇子を介して嫁姑の関係でありながら、
実の姉妹でもあったので、似ていて当然と言えば当然なのですが、
早くに死んでしまった息子に代わり、皇統を守るために執念を燃やす、
その行動パターンの共通性は恐るべきです。

しかし、考えてみれば、歴史とは、ほとんど執念でできているような気がします。

現在の私たちの生活には、歌舞伎などの伝統芸能の世界を除けば、
皇統をつなぐというような重要な役目は課せられていないのが普通ですが、
たとえば一代で大を為した方などの成功譚を聞いても、
執念が重要な役割を持っているようです。
執念という言葉がイヤらしく聞こえるなら、熱意でも使命感でもいいのですが、
ハッキリと目的を設定して熱意を持って取り組む人は、
やはり強いなぁと思います。

邪魔者は抹殺、というのはやりすぎですが、見習うべき点はありますよね。

元明天皇が執念を燃やして維持しようとした系譜は、
故文武天皇の姉の人生をも犠牲にすることで、なんとか孫の首皇子までつながります。
この首皇子が、教科書で有名な、東大寺を建立した聖武天皇です。
またしても、強い執念は実ったのです。

[SE;KICHI]

パワースポット③ ~聖域の岬

先日、パワーを求めて友人3人と石川県の珠洲市にある聖域の岬まで行ってきました。
石川県は隣の県ということもあり近いと思いますが、
能登半島の先端までなので車で3時間かかりました(>_<)

今回のパワースポットは
日本三大パワースポット
と呼ばれるくらい凄いのです!!

ちなみに日本三大パワースポットは・・・
・聖域の岬(石川県)
・分杭峠(長野県)
・富士山(山梨県)です。

なぜ聖域の岬がパワースポットかというと・・・
日本海に大きく突出している能登半島は、独特な地層構造のため、
気象的には寒帯ジェット気流と、亜熱帯ジェット気流が合流する地として、
海洋的には、海面での卓越風を含む暖流、寒流が能登先端で合流し、
表層循環・熱塩循環等の海洋循環が行われている、
気象学、海洋学的にも極めて貴重な半島の環境である。
このことから、能登半島最先端部には、
これらの気流、海流、大地の気流が複合的に凝縮され、
世界的にも稀な波動集積地となっているのです。

聖域の岬へ行くのには里山街道を通って行くのですが、
またこの街道、車のスピードが自然と出ちゃいます。
しかし、スピードの出し過ぎはNG!!
街道の途中でスピードを取り締まる警察官が出没する可能性大(;゚Д゚)

3時間かけてようやく到着

20131212パワースポット③
海は透き通るくらいめちゃ×②きれいでした(^◇^)
みんな、海がきれいすぎてテンション上がりまくりで写真撮影に夢中📷

夏になると限定で「洞窟探検コース」を開始するそうです。
またこのコースが人気で、その訳は・・・絶景の能登半島国定公園特別地域の景観と、
「能登」の語源となった空飛ぶ仙人が、
更なる力を得るために修行の場にと移り住んだと言われる、
500万年洞窟(パワーホール)を探検できるみたいですよ!!

私達も行ってから探検コースがあるのを発見し、参加したかったのですが、
少し時期が過ぎてしまって参加出来ませんでした(T_T)
もっと、事前準備をしてから行けばよかったと後になって、ちょっと後悔(-_-;)

しかもランプの宿が隣にあるではないですか(+o+)
 ランプの宿HP http://www.lampnoyado.co.jp/

こんなに近いとは思いもしませんでした。帰りの道のりを考えると1泊したかった(>_<)
「聖域の岬」に興味を持たれた方は7月以降で、
しかもランプの宿で1泊っていうコースをお勧めします。

[kome]

年末年始休業のお知らせ

平素より格別のご高配に預かり、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は年末年始につきまして、勝手ながら2013年12月28日(土)~2014年1月3日(金)を休業とさせていただきます。
2014年1月6日(月)より通常営業させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
猶、今後とも倍旧のご厚情を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

[AKA]

愛からの行為

禅寺などに泊まりますと、朝、朝食前に修行の一環として、
作務という掃除の時間があります。
ただ雑巾がけをしているだけに見えたりしますが、そうではないそうです。
自分に与えられている環境に感謝をしつつ、きれいに拭き清める。
もしくは、共に修行する仲間が気持ちよく使えるように、きれいにする。
自分自身の満足のためにやっているわけではない
というのがポイントです。
自分以外の存在のために床を磨くことは尊いことで、
それは心を磨くことであると教えています。

自分以外の存在のためという意味では、掃除だけではなく、炊事も洗濯も、
自分以外のために行うことは尊いことでしょう。
きっと、心を磨くことになりますね。

私は、家事が大好きです。
もちろん、作業としては面倒と感じる部分もありますが、
基本的に、自分の大切な家族に対する愛の行為なのですから、苦にはなりません。
早朝、家族が起きてくる前に便器を磨いたりしていると、確かに清々しく、
あぁ、こういう時間が大事なのだなぁ
と感じます。

炊事や洗濯が好きではない人は、
自分がしたいことのほうに意識が向きやすいのかもしれません。
言葉を変えれば「自己愛が強い」のかもしれませんね。
厳しい言い方をすれば、それは自慰的です。

特に男性に多そうですが、
本当は、炊事や洗濯という行為を通じて、
家族を幸せにすることも充分できるのですが、
そんなことよりも自分にしたいことがあって、
そちらを優先してしまう、のでしょうか。


仏教では、「私は」とか言い出したら、
自己中心になっているサインと言われています。

「私は、疲れてるから料理は無理よ!」とか。
「彼は」から始めると良いそうです。
「彼は、茶碗蒸しが好きだから、作ってあげたい」とか、ね。

確かに、炊事も洗濯も毎日のことですし、
義務感でやっているとつまらないでしょうし、意欲も維持できないでしょうが、
「大切なあの人のために」と思えば、それは愛の行為。
「あの人のために私ができることは何だろう」と
考えるだけで楽しくなります。

「便器を磨こうかしら、うふふ」「それとも茶碗蒸しをつくろうかしら」ってね。

別に褒めてもらえなくたっていいのです。心磨きなのだから。

そうなると、たとえば炊事のクオリティも上がってきます。
スーパーで買ってきたお惣菜とか、レンジで解凍したら完成した冷凍食品とか、
味付けを“Cook Do”に頼った料理とか、そんなのは食卓に出せなくなります。
手づくりは確かに面倒ですが、オリジナリティというか、工夫できる幅があるし、
なにより、「大切なあの人のために」と思えばこそ、
良い材料を使おうとか、薄味にしようとか、気を遣ってあげられる。

結果よりも、誰かのために気を遣ってあげられることが大事なのではないでしょうか。

休日など、ちょっと天気がよいと、すぐ出掛けることにばかり考えてしまいますが、
義務ではない家事は大事です。
なんたって心が磨けるらしいのですから。


余談ですが、仕事も構造は同じです。
自分や家族が食べていくためにではなく、
「大切なお客様のために私ができることは何だろう」と考えるところに、
成長の種がある気がします。

また、恋愛も同じです。
自分にかけてくれた愛情のクオリティについて考えてしまうと、
いろいろと不満も出ますが、
自分に愛情をかけてくれたという一点のみを見れば、ありがたい気持ちになるはずです。
その感謝の気持ちを持てばお返ししたくなるはずで、これが恋愛成就のコツでしょうね。

[SE;KICHI]

さて来年は

気づいたら、今年も早いもので、師走に入りました。

毎年この時期には、その年にし残したことが沢山あるような気がしますが、
毎日の日課をこなすのに精一杯で、今年一年の出来事を振り返るには、
まだ早いと思う自分もいます。

ところで、書店や雑貨屋の店頭では、
新しい年のサイズも色々、色も様々な手帳が並んでいます。
早いお店では、10月末から既に並んでいたように思います。

メモ好きで記録魔である私は、手帳にもこだわりを持って選んで来ました。

それまで愛用していた一般的な文庫本サイズよりも沢山書けるだろうと、
一回り大きいサイズを使った年もありましたが、空白が続き、
嫌気がさして記録そのものを止めてしまった年もあり、
もう、記録を止める前の何日かは、
当日の天気とか、食べたものとか、単語いくつかだけなのです。

今それを見ると、何とか一行でも記録をしようとして必死だった自分が愛おしく、
そして、過ぎ去った時間を、なんとなく切なく感じます。

手帳に関する迂余曲折を経て、今年からは、一日一ページ形式で、
手帳と言うよりも、日記形式に近いものを使っていて、
それが今の私には合っているようです。
勿論、月間ページもありますから、
予定をどんどん書き込める。(手帳会社の宣伝では無いですが)
一日の終わりに、出来事を振り返りながら、
手帳にその日にあった事を書き込むのが至福の時です。

そして、その手帳に、著名人から一般人までの、それぞれの素敵な言葉が書かれていて、
それもその手帳を使い始めるきっかけとなりました。

話は変わりますが、先日、今年の流行語大賞が発表され、
史上初の4つの言葉が大賞を受賞しました。
個人的には、どれも大賞にふさわしく、
審議会でもきっとまとまらなかったんだなと推測されますが、
どの言葉も、聞いてぱっと意味が描けるほど簡潔でいて、深い言葉ですよね。

滝川クリステル女史ではないですが、「おもてなし」をさらっと出来る日本人が、
私も含めていったいどのくらいいらっしゃるのだろうと考えたりもします。

さて、私が今年出逢った言葉で、素敵だなと思ったのは、
瀬戸内寂聴氏が雑誌の対談でおっしゃっていた「和顔施」(わがんせ)
氏がおっしゃるので、仏教用語でしょうが、まず音の響きにひかれました。
意味は、いつも笑顔で人と接する事だそうです。

インターネットに頼らず、新聞や本を読む時間をなるべく持つようにはしていますが、
まだまだ私には知らない言葉が多いと思っています。
そのうえ、友人や知人との交流は、メールばかりで手紙も殆ど書かなくなり、
書きたい漢字を直ぐに書けない、また、字を携帯電話で変換して出すことが続き、
たまりかねて先日、辞書を購入しました。

この年代になると、学生時代と違った、自発的な学びの楽しさがあるなぁと、
再認識した年の瀬です。
何に対しても前向きに。かつ、笑顔で。
言霊という言葉もありますよね。
美しい言葉、日本語には良い魂が宿ると思います。

来年も、いい言葉、そしていい人との出逢いがありますように。
あ、その前にベストな手帳を用意しなくちゃね。

[Y.T]

エクスリブリス

私は Exlibris が好きなんですよ。

Exlibris、ご存知でしょうか。

日本語では蔵書票と言います。
図書館で借りた本の見返し部分などを見ると、
「○○図書館蔵書」と書かれた印鑑が押されていること、ありますよね。
おおざっぱに言えば、Exlibris とは、あの印鑑をシールにして貼ったもののことです。

Exlibris は、蔵書票であることを示す“Exlibris”という単語と、
持ち主の名前を入れるというルールはありますが、それ以外は自由です。
実際は単純な印鑑のようなデザインではつまらないので、
趣味とか職業とか信条とか、持ち主を象徴する絵柄が用いたりして、
ひと目で持ち主が分かるように、デザインに工夫を凝らします。

個人が特定されてしまうので、私自身の Exlibris は公表しませんが、
たとえばこの Exlibris の場合、
釣りが趣味の Louis Rhead さんだということがわかります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:LouisRheadBookplate.JPG

ちなみに、私の Exlibris は Caduceusの杖をデザインした洋風のもので、
わりとおとなしいデザインだと思っていますが、、
一般的にはエロティックで幻想的な図案が多いように思います。
こういうのが、大きめの切手か、トランプほどの大きさのシールにされて、
本の見返しに貼ってあると思ってください。

もともとは本の所有者を示す、
言わば子供の「なまえシール」みたいなものだったのですが、
著名な芸術家の手によるものもあり、
現在では美術品として収集の対象にもなっています。
日本書票協会とか、国際蔵書票連盟(FISAE)というのもあるくらいです。

「自分を表す図柄」というコンセプトが面白いなと、私は思っています。
いわば、自分専用のエンブレム。

Exlibris の発祥は15世紀ぐらいのヨーロッパ。
少し違いますが、日本にもこれと似たの、ありますよね。

そう。家紋
自分専用というわけではないけれど、自分たち一族のエンブレム。

というわけで、ここ数年、私は家紋に関心を持っています。

日本の、どこの家にもある家紋は、その家に古くから伝わってきた大切な印です。
興味深いことに、西洋には、Exlibris のような、個人を示す紋章はありますが、
家紋のような代々伝わるものはないそうです。
家紋の図柄はなかなか変化に富んで面白く、
また謎めいています。

家紋と聞いてもなじみ薄いかもしれませんが、高島屋のロゴもJALのロゴも、
キッコーマンのロゴも警察のマークだって、もともとは家紋です。

ここ富山県には木瓜紋家紋(木瓜)とか丸に立ち澤瀉紋家紋(立ち澤瀉)
使っている家が多いみたいです。

私自身は特に名家の生まれというわけでもないのですが、
清和天皇系だということが分かっているので、
家紋は清和天皇の丸に笹竜胆家紋(笹竜胆)なのかと思っていたのですが、
今回、調べてみたら丸に蔦の葉紋家紋(蔦の葉)ということで、
あまりのオーソドックスさ加減にがっかりしたのでした。
まぁ、でも、その変遷の途中で何があったのか、調べるのもまた楽しいのですが。

皆さんもどうですか。
ただ、家紋って何千種類もあるし、五徳とか百足とか豆造とか、
訳の分からない図案もかなりあるので、
皆さんが思っているよりも奥が深く、不用意に入ると出てこれなくなります。
気を付けてお入りください。

[SE;KICHI]
プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
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FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
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TEL:(025)283-5311
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