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「ゆとり」でしょうか

銀行にお金を預けていると、
その銀行の営業マンというか外商担当の方が
自宅を訪問してくることがありますよね?

我が家を担当してくださっている、
とある銀行の担当者を仮にAさんとしましょう。
まだ20代の、若い営業さん(眉毛は細め)です。

少し前の話。
ちょっと取引上の所用があって、彼に通帳を預けるという場面がありました。
私が『また明日、持って来てくださいね。』と言い、
「はい、また明日、お持ちいたします。お預かりいたします。」って具合です。
なかなか、うやうやしいやり取りをして、通帳を預けました。

そして翌日。

彼はなかなか来ません。
電話すると、「大丈夫です。今日中にはお持ちいたします。」と言うので、
ずっと待っていたのですが、彼はなかなか来ません。

その日、彼はついに来ませんでした。
彼からは特に連絡はありませんでしたが、彼は来ませんでした。
そして、その翌日、彼はシレッと現れたのでした。

私は丁重に自分の通帳を受け取った後、
『もう信用できないので、
二度と来ないでください』
と言いました。
別に腹が立ったわけではないのですが、
ダイコンやニンジンではなく、通帳を預けているのですからね、
連絡なしですっぽかす人と、取引はできません。

ここまでがお話の前半です。
コミュニケーションは大切です、遅れるなら電話しましょうって話です。

それから少し経って、
彼が所属する支店の課長さんがいらっしゃいました。
特に用件はなさそうでしたが、アンケートに協力してほしいとのこと。

そのころには少し時間がたって冷静になっていたせいか、
『二度と来ないで』はかわいそうだったかなと思い始めていたころ。
玄関先でアンケートを書きながら、
『Aさん、どうしてます? 落ち込んでなければいいけど。』
と、なんとなく言ってみました。

課長はポカンとしています。

どうやらAさん、落ち込んでいないどころか、
顧客から『二度と来るな』と言われたことを、誰にも報告していなかったらしく、
この課長さんは初耳だったそうです。

私から事情を聞いた課長さんは平謝りして、血相を変えて帰って行き、
そのすぐ後、支店長とAさん本人が謝罪にいらっしゃいました。

Aさんが上司に報告しようがしまいが、私には関係ないのですが、
私も会社員ですのでね。
そういうの、報告しないで平気って、若い方はすごいなぁと、感嘆しました。

ちなみに、Aさんの心象はより悪化したため、
出入り禁止は現在も継続中です。

[SE;KICHI]
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ルーフクーリング

夏は暑いものと相場は決まっているのですが、
ここ数年の夏の暑さは尋常ではないですね。
室内にいても熱中症で死者が出るというのですから、
どこにいても安心ということはありません。

夏場における日射量は単位面積あたり最大1000wにもなるそうです。
そんななかで、鋼鉄製の屋根面は60℃を超えて熱せられます。
屋根がそんなに熱いのですから、室内が熱いのも当然です。

しかし、『節電の夏』などと言われて久しく、
暑いからと言ってどんどんエアコンを使うのもはばかられます。
だいたい、最近は部屋の気密性が高いので、
冷房の直撃を受けて体調を崩す人も増えているようです。

しかく、よく考えてみれば、
そんなに熱い屋根面を冷やせば、室内が涼しくなるのではないでしょうか。

そこで、「ルーフクーリング」をご紹介します。

屋根面に散水して、いわゆる、小雨状態にして、屋根自体を冷却します。
屋根が冷却されれば、室内への熱伝導が抑えられ、涼しくなるという寸法です。

2012.08.30 ルーフクーリング 2012.08.30 実写


なにしろ、天井から熱気が来ないので、室内も快適ですし、
室内の冷房負荷の低減により、電気代の節約にもなるというわけです。

2012.08.30-ルーフクーリングイメージ

たとえば、134m×70mの屋根に施工した場合、
仮にCOP3.2のエアコンで室内を冷やしているとすれば、
消費電力にして1日あたり255kWを低減できるそうです。
7~9月の3箇月のうち、7割にあたる65日で見れば、
電気代が 265,200円 オトク!(16円/kWとして)
電力量が低減できたので、さらに契約電力を下げたりできれば、
もしかしたら 100万円近くオトク かも!

メーカーの方にデモをしていただいたのですが、
エアーと細冷ミストの『エアーツイスター』も涼しかったですよ。

2012.08.30 実写1214+1217

まだまだ暑いです。ご検討くださいね。

[AKA]

ひと夏の経験

お盆休みに長野へ行って来ました。

長野にはそこらじゅうに温泉があるので、
思い付きでどこででも温泉に入れる環境です。
昼食をとった後、東御市にある布引観音温泉というところに行きました。
真っ昼間から温泉に入るなんてぜいたくですね~。

 *布引観音温泉 ⇒ コチラ

お風呂場に入ると、非常にレトロな風情で、
真ん中にメインの大きな浴槽と、隅の方に小さめの水風呂がありました。
露天風呂はありません。
お湯はトロッとしてやわらかい感じで、体にまとわりついてきます。
割と多めに湯の花が浮いています。
そのくせにおいはそれほど強くありません。
ぬるめなので、ゆっくりつかれます。
熱くなって水風呂に入ると大変気持ちいいです。
ついつい長湯してしまいました。

その後泊まりがけでさんざん遊んだ帰り道に、
また思い付いて真っ昼間から温泉に行きました。

木島平というところの山奥にある、馬曲温泉です。
望郷の湯と言われております。

 *馬曲温泉 ⇒ コチラ

標高が高く、露天風呂からは遮るものが無く、
晴天の青空や濃い緑の山々が目の前に広がり、壮大な大自然を満喫できます。
お湯もさらっとしていてとてもさわやかです。
やはり長湯してしまいました。

熱い夏の、しかも真っ昼間から温泉に入ったことなどなかったのですが、
やってみると最高です! 爽快です! 
すでに病みつきです!!


ただし、運転手なのでビールが飲めないところが残念!!!(とほほ。)

次は海が見える温泉に入りたいなぁ・・・。

【M M】

魅惑の・・・(2)

「地蔵盆」って、知ってますか?

地蔵盆は、簡単に言えば、道端のお地蔵さんの縁日みたいなもんですが、
だいたい8月23日とか、24日に行われます。

京都発祥の文化で、東海や関東にはほとんどないそうですが、
近畿地方では非常に盛んな行事です。
それが、どういうわけか、ここ富山では行われています。

気軽に『お地蔵さん』なんて呼んでいますが、
本当はすごい人なんですよ。

お釈迦様が入滅(死去)するとき、
自分が死んだら地上に仏が不在となって、
世の中が荒れ放題になるのではないかと心配されたそうです。
しかも後任のミロク(= 弥勒如来)は56億7000万年後にならないと来ない。
そこで派遣されたのが地蔵菩薩なのです。

つまり、仏教における「地上支店」。
「シャカ支店長」が退任するのに、
後任の「ミロク支店長」がなかなか着任しないもんだから、
支店長代理として派遣されたのがお地蔵さんってわけです。

「ミロク支店長」がなかなか着任しないのは、まだ修行中だから。
現在もその状態なので、地上はお地蔵さんの管轄なのです。

道端に気軽に立っているので、
なかなかそんなすごい人に見えませんが、
インドではサンスクリット語でक्षितिघर्भ、大地の子宮という意味で、
まさに地上の母のような、スケールの大きな人なのです。
子授けや水子、身代りや延命など、守備範囲は広いので、頼りになりますね。
一説には閻魔大王は地蔵菩薩の化身とも言われるので、
死後の往生を願うのもお地蔵さんが担当です。

みなさん。
たまには路傍のお地蔵さんにも、眼を向けてみましょうね。

最後に、オススメをご紹介しておきますね。
あまりに人間的な姿なので、文化財としての地蔵菩薩は多くはありません。

 法隆寺(奈良)六波羅密寺(奈良)福智院(奈良)

帯解寺(奈良)は皇室の安産祈願で有名ですね。

そういえばとげぬき地蔵(高岩寺;東京)もお地蔵さんですね。

一生に一度くらいは
見ておいて損はないと思いますよ。


[SE;KICHI]

Facebookページを開設

いつもかわいがっていただいております、セイシン楽天市場店ですが、
このたび、Facebookページを開設いたしました。

コチラ ⇒ Facebookページ

品揃えは同じですが、こちらもかわいがってくださいませ。

[AKA]

マインドコントロール

「マインドコントロール」という単語は、
某教団やら、謎の占い師やらのおかげで、
なんだかロクでもない印象しかありませんよね。

しかし、直訳すれば「心の制御」

仏教とは何かを端的に言えば、
『自分の心を見つめ、心を統御すること』です。
つまり、仏教ではマインドをコントロールすることを推奨しているのです。

心の統御はなぜ大切なのでしょうか。

それは喜怒哀楽によって心の平静が破られるからです。
喜怒哀楽を「生きている証拠」などと言う人もいますが、
それでは家畜と変わりません。
人間には高い精神性があるのですから、
心を統御して「自分」というものを構築していくことが可能です。

もともと人生が順風満帆であるはずはなく、
悲しいこと、つらいこと、苦しいことは起こるものです。

愛する者と別離しなければならない悲しみ(愛別離苦)や、
不快な相手とも笑顔で接しなくてはならない苦しみ(怨憎会苦)、
欲しいものは何でも手に入るわけではない悔しさ(求不得苦)など、
とかく思うがままにならないことの多い世の中です。

そういう苦境に遭遇した時、どうしますか。

怒りにまかせて暴れまわるのか。悲しみに沈んで自暴自棄となるのか。
他人に愚痴を語るのか。誰かのせいにして攻撃的になるのか。

そういうこともあるかもしれませんが、
それでは「喜怒哀楽に自分自身が振り回されている状態」です。
たまに、激しく走る犬に引っ張られている飼い主がいますが、
ああいう状態です。
激しい感情に自分自身が引っ張られている感じです。

マイナスの感情の威力は強いので、
その“怒り”や“悲しみ”、“苦しみ”で心は占拠されがちです。
どうでしょうか。心あたりはないでしょうか。
あることで心が一杯になってしまい、
一日中そのことを考えて怒っていたり、悲しんでいたりすることはありませんか。
それは、そのマイナス感情に心が占領されている状態です。

心の統御は大切です。

他人の心は自分の思い通りにはできませんが、
自分の心は、完全に自分のものです。
いつでも、好きなことを思えるのです。

怒りや悲しみで心をいっぱいにするのも自由ですが、
楽しみや幸せな気持ちで心をいっぱいにするのも自由です。

マインドコントロール。
他人からマインドをコントロールドされてはいけませんが、
自分自身でマインドをコントロールすることは、善でしょう。

オリンピックの次はパラリンピックです。
私はやはりスポーツに関心は高くないのですが、
挫折を乗り越えて、心を切り替えて笑っていられる人ほど、
感動を呼ぶものだなぁと思います。

[SE;KICHI]

ガンバレ、ニッポン

オリンピック、閉幕しましたね。

私はもともとスポーツに関心がないので、
オリンピック報道も、ほとんど見なかったのですが、
そうすると、この夏のオリンピック期間中、
テレビも新聞もオリンピック一色のため、
見るものがなくて困りました。

そんななか、地味に報道されたのが消費税増税法案の衆議院通過。
野田総理、うまくやったなぁと思います。
国民のほとんどがロンドンのほうを向いている隙に、するっと。

さすがドジョウ宰相、見事な作戦でした。

先日、日本総合研究所理事長の高橋進さんの講演を聞く機会がありました。

「良いものを作れば売れる」という日本古来の考え方の限界が指摘され、
消費者視点の付加価値は当然として、
製品開発から販売・流通までをトータルで「モノづくり」と捉えたとき、
必ずしも「良いもの」でなかったとしても、
どんな付加価値をどの部分に設定するかが重要であると、
それは膝を打つ内容でした。

ところで、併せて指摘されたのは、
恒常的になりつつある電力の不足による国内製造業の不調や、
増税や規制強化による国内産業の成長抑制・空洞化です。
消費増税の影響は大きいでしょう。

今回の増税の背景には、
高齢化とともに膨らみ続ける社会保障費の問題があります。
今回、消費税を増税するにあたっては、
社会保障制度を維持・確保するためにということが
大義名分になっているようです。

しかし、ちょっと待ってください。
なぜ、社会保障制度を維持・確保する必要があるのでしょうか。
普通に考えて、お金が足りないなら、出費を削るしかないと思うのですが。

そうすると、困る人が出てきますよね。
お金が支給されないと生活が苦しい人です。

でも、どうして国からお金をもらおうと思うのでしょうか。
そして、それをあてにして生活しているのでしょうか。
頑張って働いて、お金を稼げばよいと思うのですが、そうもいきませんか。
理想論かもしれませんが、
みんながお金を稼いで豊かになれば、
いいのではないでしょうか。


そのための機会の平等は与えられているでしょう。

人間はどこからでも成功の道に入れるのではないですか。
孫正義さんなど、努力して大成した好例でしょう。

いまの仕事でそこまでの収入を見込めないなら、
何か資格でも取ってみたらどうでしょうか。
資産運用が得意であれば、それを生業にしてもいいでしょう。
何をするのも自由、成功するのも自由です。

最近は、生活保護や各種の年金を受給している人よりも、
ちゃんと働いている人の方が収入が少ないケースもあると聞きます。
望んでか望まずか、非正規雇用の方も多いので、実態は深刻でしょう。

全国民に結果の平等を与えようとするから、
「頑張らなくても、どうせもらえるし」と思うと、
アリとキリギリスみたいなもので、そりゃ就労意欲も下がるのも当然ですし、
配布するための資金も足りなくなって増税も必要になるんじゃないですかね。

みんな、国に養ってもらおうとするのではなく、
各自が自分を鼓舞しないといけません。

「もらえるものはもらっとけ」ということではなく、
いま苦境にあって、国から助けてもらっている人も、
「いつか成功して苦境を脱し、もっと苦しい人に還元しよう」とか、
そういう考え方が豊かだと思います。

それこそ ガンバレ、ニッポン です。

もちろん、諸事情があって働けない方もいらっしゃることは承知しています。そのような方のために、各施策が有意義であることはその通りで、制度の趣旨に照らして受給されることに批判の余地はありません。ただ、一方で働けるのに働かない方も多いのも事実であり、拙稿は主としてそのような方々へ向けたものです。ご了承ください。

[SE;KICHI]

なでしこ最高~

ただいま、ロンドンオリンピックや高校野球など、
スポーツ真っ盛りです。
私はサッカー大好き人間ですので、
なでしこや男子サッカーの活躍はうれしい限りです。

さて本題に入りますね。
ここ半年で私の友人2人がアキレス腱を断裂しました。
友人Mは、地元・庄川町の獅子舞の練習中にブチっとやってしまいました。
友人Kは、フットサルの試合初参加中にブチっとやっていしまいました。
笑ってはいけないところですが、
あまりにもタイミングが良すぎてつい笑ってしまいました。
ごめんなさい。

Mは40代に入ったばかり。Kは30代後半に入ったばかり。
二人とも普段は全く運動をしない人間です。
ともに、張り切りすぎて事故ってしまったのです。
松葉杖をついた二人が並んでいる光景にみんな笑い転げました。

私もついに40代に突入しました。
アキレス腱断裂なんて他人事でしたが、
こうも身近で起こるとそうにもいきません。
私もたまにサッカーの試合に参加するのですが、5分で息切れです。
若造に取られまいとして、無理に足を延ばすこともあります。

危ないです。

ジョギングや体操、スポーツなど日々の運動は大事ですね。
これから何かやろうと思います。

中年の皆々様、一緒に何かやりましょう。
ではまた報告します。

[TOTSU]

シャバアーサナ

このブログは、心のことを書くと評判が良いようです。

私が通っているヨガ教室では、
いろいろな体位<アーサナ>のあと、すべての最後に
シャバアーサナというポーズをとります。

日本語で言うと「屍のポーズ」と呼んでいるもので、
要するに、仰向けになって目を閉じ、脱力するというものです。

スタジオの照明は落とされ、BGMも消されます。
目を閉じるとインストラクターのナレーションが聞こえてきます。

深い深呼吸をしましょう。
吐く息とともに、あなたの苦しみや悲しみが、身体から出ていきます。
すべては過ぎていくものです。
どんなに苦しい時間も、どんなに悲しい時間も、過ぎ去っていきます。
また、吸う息とともに、あなたの身体に光が差し込んできます。
すべては過ぎていくものです。
どんなに楽しい時間も、
いつまでもにぎりしめていることは不可能です。
新しい光を身体に入れ、新しい時間を創って行きます。
目を開けたら、新しい自分になって帰ってきます。


このポーズは、一見ただ寝ているだけのようなポーズなのですが、
これは一種の瞑想で、心を静かな状態に保つことが難しいため、
実はこのポーズは最も習得が難しいといわれています。

ただ、慣れるとかなり気持ちいいです。

ヨガというのは、自分を見つめる、意識するものです。
ヨガを、仙人のような半裸の老人が、奇妙な恰好をするものだと思っている人も
多いようですが、本当はそういうものではなくて、
ヨガというのは、まず呼吸に意識を向けて呼吸を整え、
次に身体に意識を向けて体位<アーサナ>をとるというものです。
だから、体の硬さなどは関係なく、完成のポーズは人それぞれです。

私の教室のインストラクターは、こういうことも言います。

この世界には、あなたしかいません。
誰の目も気になりません。
誰に何を思われても、関係ありません。
他人と自分を比べても、何もいいことはありません。
あなたは自由です。
あなたが、他人の価値観で縛られることはありません。
あなたは、あなただけを見つめましょう。


確かに、自分を誰かと比べても劣等感や嫉妬心などが募るばかりで、
良いことなど少しもありはしません。
自分が他人にどう思われているかを気にして、
虚勢を張ったり、自分を演じてみたりする。
他人と自分を比べても、
何もいいことはありません。

私は、これは至言だと思っています。

そう言えば、少し前に、fu~maさんがエアロの話題を書いておられましたが、
きっとエアロも同じです。
他人に比べて自分の動きはどうだろうとか、あの人の踊りは変だわとか、
他人と自分を比較し始めると、ついていけなくなったりします。

要するに、他人と自分を比較しないことですね。
他人のことも自分のことも気にならない、そういう自分になりたいものです。

[SE;KICHI]

開発してくれればいいのに

毎日、かなり暑いですね。

ところで、暑いときとか、寒いときとか、それを口に出す人、いますよね。
「あ~暑い」とか「あっついな~」とか。
誰かに言っているのではなく、自分自身で反芻してる感じで。

口に出してみても、別に暑さが和らぐわけではないのに、
どうしてわざわざ言ってみるのでしょうかね。
言葉にして出して、それを自分の耳から聞かせちゃうのって、
むしろ逆効果なのではないかと思うのですが。

私は、両親から
思ったことをすぐに口に出すのは
みっともないから慎みなさい

と言われて育ってきたため、
「暑い」とか「寒い」とか、言っても仕方のないことは、
めったに口に出しません。

言っても仕方のないことを口に出しても、意味がないし、
自分も他人も、誰も幸せにはならないから。

そんな私ですが、昨日8月1日は、意味のないフレーズを連発しちゃいました。

富山では、8月1日に、北日本新聞納涼花火というのが催されます。
戦没者の慰霊のためという、いたって真面目な花火大会で、
約1時間かけて3000発、神通川という川の河川敷を会場として開催されます。

実は私は、その会場のすぐ近くに住んでいるので、大変なんです。
自宅が交通規制のエリア内なので、早く会社から帰らないと家に着かないなど、
それなりの苦労はありますが、この際それはいいでしょう。

問題は花火の打ち上げ中です。

19時30分、打ち上げが始まりました。
自宅の屋上から、かなり大きく花火が見えます。
そりゃそうです、打ち上げ場所まで300mくらいですから。
大輪の花火は、それはそれはきれいですよ。

みなさん、間近で見られて羨ましいでしょうか?
しかし、花火が大きく見えるということは・・・

・・・うるさい!

実際は本当にうるさいので、屋上になど上がらず、
家に入って窓を閉め切り、終わるのを待ちます。
会話はおろか、かなり音量を上げないと、テレビも聞き取れません。
自宅の窓は二重サッシですが、花火が打ち上がるたびに音波でビリビリ揺れます。
というか、鉄筋コンクリートなのに、家鳴りのようにミシッとなります。

せっかく、大きくきれいに見える花火ですが、
住む人にとっては、風流とか、そういう感じではありません。
癒しのクラシックも耳元で鳴らされるとやかましいものです。
毎年のことですが、聞けば、近隣住民もみんな耐えているそうです。

昨日、私は誘惑に負け、何度か「うるさいなぁ」と口にしてしまいました。
言ってみたところで何ともならないのに、品のないこと。

今回は「開発してくれればいいのに」というタイトルをつけてみました。

私は本気で思っています。
大輪の花を咲かせる美しい花火、
無音の花火を開発してくれればいいのに。

[SE;KICHI]
プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
TEL:(076)451-0541
FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

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