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豊田綱領にシビれるっ!

3年前の実にくだらない記事でしたが、
例年、夏は暑いから静岡の別荘地で過ごすことが多いのだと書いたところ、
思いがけず、その部分の反響が大きく、
「なんで静岡なのか」と、そこそこの件数のお問い合わせをいただきました。

まぁ、ひとつは気候がいいから、です。
ここまで酷暑になってしまうと、もうどこでもいっしょですが、
湖畔などでは涼しく、過ごしやすい感じがします。

もう一つはですね、
私が、この地区出身の豊田佐吉さんのファンだからです。
ご生家なども遺されていて、感慨深いのです。

豊田佐吉翁

握手券が手に入るなら、20枚くらいはCDを買うかもしれません。
まぁ、それくらいのファンです。

さて、豊田佐吉さんを敬愛する私は、
ときどき、名古屋駅近くにあるトヨタ産業技術記念館を訪問します。
そこは、1918年に豊田紡織株式会社の創立総会が開かれた地、
つまりトヨタグループ発祥の地で、今年は発祥から100年ということになります。

トヨタ産業技術記念館

豊田佐吉先生は、貧しい大工の生まれなのですが、
本をたくさん読み、周りをよく観察してニーズを探り、
23歳でトヨタ式木製人力織機を発明して以降、
生涯において84件もの発明特許、13件の外国特許、
35件の実用新案を生み出した偉大な発明家です。
私は、この、貧しい大工から、智慧を蓄えて形にするところが特に好きですね。
果たして自分は、考えに考えを重ねて、
世界一の価値を生み出そうとしているだろうか

考えさせられます。

佐吉先生の作った自動織機は実に優れていて、
世界中からその特許を買う交渉が持ちかけられます。
普通は売り惜しみそうなもんですが、
佐吉先生は、これからは自動車の時代が来ると踏んでおり、
あっさり売却して、その売却益を自動車の開発にあてます。
これが、現在まで続いているトヨタ自動車ですね。

自動車開発を受け継いだ息子の喜一郎氏も、
外国からエンジンを買ったのでは世界一にはなれぬと、
エンジンの自作にこだわりました。
こうした善なる執念が、現在の強いトヨタ自動車を生んだのでしょう。
私は織物屋でも自動車屋でもありませんが、学ぶところは多いですね。

それにしても、この記念館の規模というか、充実度ったらないです。
展示されているほとんどの機械は動き、実演して見せてくれます。
入館料は500円なのですが、そんな廉価でこれだけ見せてくれるのも、
先人から受け継がれた誇りの賜物でしょう。

トヨタ-繊維機械館 トヨタ-綿から糸を作る実演
トヨタ-ジャカード織機 トヨタ-蒸気機関
トヨタ-自動塗装ロボット

もちろん、自動塗装ロボットの稼働もカッコよくて見入ってしまうのですが、
豊田綱領も私好みでシビれますよね!

豊田綱領

分かりやすくすると、
一、全員で協力し、誠実に働き、国のため社会のために貢献しよう。
一、常に時代を先取りした研究をしよう。
一、派手にせず質実剛健であろう。
一、思いやりを大切にし、家庭的な気風を高めていこう。
一、神仏を尊び、恩に報い感謝で生活しよう。
ってところでしょうか。

説明書きによれば、
この綱領は、1935年に豊田利三郎(佐吉の娘婿)や豊田喜一郎(佐吉の息子)が、
トヨタグループの創始者である豊田佐吉の遺訓をまとめたものです。
どうでしょうか。
すでにもう80年が経過しているものですが、色褪せていないと感じます。

企業は、その存続のために利益を生み続けることが宿命づけられていますが、
その宿命ゆえ、ともすれば利益のことばかり考え、ニーズを忘れがちです。
本当は、ニーズに沿ったサービスを提供できれば、
利益はイヤでも創出されるもの
なのですが、私たちはついそれを忘れます。
少し立ち止まって、自身の事業が正しいのかどうか、
客観的に見る目が欲しいものです。

[SE;KICHI]
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孫子の兵法

こんにちは、先日再び胃腸系の疾患で入院を余儀なくされた、器官弱兵野郎です。
2年前にも虫垂炎、昨年はインフルエンザにかかってしまったものですから、
私にとって3月は毎度警戒すべき呪われた月になっています。
入院中時間があったものですから、以前よりYouTubeなどで鑑賞していた、
2007年の大河ドラマ「風林火山」のいくつかのシーンを観ていました。
これについてはどこかのタイミングで触れたいとも思っている、
好きな大河ドラマの1つでありますが、それは置いておいて、
ドラマ中で登場する武将や軍師たちが度々兵法について語り、
これ見よがしにお披露するもので、テロップまで付いてくるもんですから、
耳に残ったりしてしまいます。

風林火山
http://blog.livedoor.jp/umiyamaniji/archives/71976228.html

その中でもやはり印象的なのは、
古代中国の戦略家孫武による「孫子の兵法」でしょうか。
まあタイトルそのものが、それに由来するのは皆さんご周知の通りでありますし、
有名な軍学書であることは古今東西、言わずもがなであります。
(まあ読んだわけではないので、全く偉そうなことは言えませんが・・・。)
ドラマの中でもやはり多用されていましたが、これが特に残りましたね。

「勝兵は先ず勝ちて而(しか)る後に戦いを求め
敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む」


【現代訳】
「勝つ者は、先に勝ってから戦い
負ける者は戦ってから勝つ方法を模索する
勝敗は戦う前から決まっている」

とても有名な文言ですね。
1度は聞かれたことがあるかと思いますが、
これはつまり何を言いたいかと言いますと、
「事前にしっかりと準備を整え、
勝てると思える戦いに無理なく自然に勝つ事、これが肝要である」ということです。

しっかり調べ、備え、ともすれば剣を交えることなく戦に勝つ。
これは古来より、
様々な戦国大名(謀将甘子経久、武田信玄の軍師山本勘助、宇佐美定満、竹中半兵衛、黒田官兵衛等)らにも、
調略や実戦での作戦といった形で用いられてきました。
(全員がこれを用いたかは別として、共通する目的感といったとこです。)
また現代社会においても、
人気漫画「キングダム」、啓発本や哲学書でも様々多用されている気がします。

さらにこれは、現実生活にまで落として考えると、
仕事の段取りと捉えることができると思います。
仕事の段取り次第で、
やる前から9割は終わったようなものだと言われたりします。

まさに兵法で言うところの“無理なく勝つ為の事前の準備”といったところでしょうか。

世の中多様に仕事はありますが、
何かしかのゴールがあって、その為にどのようにして進め、
何を目的としているのかを考えながら、計画的に進めていく。
目的目標を明確にし、期日を設け、
優先順位の高い事柄を優先しながら然るべき手を打っていくことが大事だ
と、
若者向けのコラムにもありました。

またこれは天性ではなく、しっかりと訓練を行えば身についていくとも。

私はこの段取りが下手です。
以前の職場でも同じことを言われました。
また弊社においても、仕事の段取りはとても大切であると説かれます。
特に現場で工事なんかしてると、
てきぱきと段取りを組んで作業するM.MさんやWAKAさんは仕事が早い為、
余裕ができ、他の物事にもよく耳や目が届き、さらに良い仕事をされています。

鏡であり、凄いな~と思っているだけでは駄目ですし、
それと比べたら自分にはできないと卑屈になるのも違いますが、
そう簡単にも真似はできません。
ただ、訓練で先輩たちも身に着けてきたならば、自分にもできると信じ、
目や動きで盗んで、実践し続けていこうと思います。
思えば先日入院した原因である胃腸系の疾患は、
2週間無休で働き続けたことによるものが遠因になっていると言われましたが、
突発的なお客様への対応は仕方ないとしても、
段取り良く準備して行っておけば避けることができたのではないかと、
今更ながら反省しているところがあります。

孫子の兵法
http://www.g-rexjapan.co.jp/ishikawahironobu/archives/1754

ともあれ、冒頭の文脈とはズレてきましたが、
先人や先輩たちの”兵法”から学んで、身に着けていきたいと思います。
時には競争にもなるかもしれません。
戦国時代と違った形で戦うことになる社会において、
事前に準備を整え、無理なく勝つ為=結果を出す為にも、
大事な実践学として、気付かせ教えてくれます。
勉強になります。

[K.K]

「ロードヒーティング」をご存知でしょうか。

雪の降る地域にお住まいの方にはなじみ深いかもしれませんが、
みなさん、「ロードヒーティング」というのをご存知でしょうか。

都会の方には想像もつかないことかもしれませんが、
冬、雪の降る地域では、積雪によって道路が覆われてしまい、
歩くことがままならなくなってしまいます。
そのため、除雪して路面を露出させる必要があるのですが、
この作業は、降り積もるのが早いか、除雪が早いかの、
まさにいたちごっこの様相を呈するうえに、
実に腰に負担のかかる作業で、本当に大変なのです。
特に、老人の独り世帯などであれば、
その負担感たるや、推して知るべしといったところです。

そこで有益なのが「ロードヒーティング」です。
「ロードヒーティング」というのは、
道路・歩道・駐車場など、人が歩く場所の雪を融かしたり凍結を防ぐために、
地中に放熱体を設置して、地面の温度を上げて雪を融かす装置のことです。

放熱体には、熱の出るパイプや、電熱線など、いろいろありますが、
弊社では nvent/RAYCHEM の電熱ヒーター EM2-XR を扱っています。
この電熱ヒーターは、まぁ、要するに特殊な電線なのですが、
自己制御型といって、電線自身が自動的に、
埋設したコンクリートの温度に感応してヒータの出力を調整するため、
コントローラを使用せずに使用することができます。

たとえば、石川県のTさんという方のご自宅。
自宅前の道には市の除雪車が来てくれるけれど、
玄関から道に至るまでの数段の階段が雪に閉ざされるわけです。
そうなってしまうと、結果的に引きこもらざるを得なくなりますので、
玄関から道へのアプローチにロードヒーティングを導入していただければ、
おそらく、冬場の足回りが快適になるはずです。

しかし、雪が降りそうな前夜に忘れずに電源を入れ、
雪が降らなかったら忘れずに電源を切るという作業は、
ご高齢であればあるほど難しくなるものです。
したがって、電源が入れっぱなしでも大丈夫であったり、
勝手に ON になったり OFF になったりしてくれたほうが、
煩わしくなくていいですよね。
この電熱ヒーター EM2-XR では、自己制御型のおかげでそれが可能で、
施工さえしてしまえば、ぼんやりしていても大丈夫ということです。

T様邸 施工前T様邸 施工後

写真はヒーターを地中に固定しているところです。
この後、上からコンクリートを流し込んで、
ヒーターを閉じ込めた階段という形になります。

ちなみに、電気料金などが気になる向きもあるかもしれません。
ロードヒーティングは、そもそも降ってきた雪を融かすためのシステムで、
積もってしまった雪を融かすものではありません。
そのため、温度出力はそれほど高く設定されていないのです。
ヒーター EM2-XR の場合、運転時の地表温度は、せいぜい5℃くらいで、
猛烈に熱くなるヒーターというわけではありません。
したがって、そんなに高い消費電力にはなりません。
みなさんのご自宅の便座を穏やかに温めるくらいの消費電力です。

というわけで、ご自分で除雪しなくて済む「ロードヒーティング」。
その負担軽減効果は、実は高いと自負しております。
ぜひご検討ください。

[AKA]

開発の動機

「あゆみ」というピンクの靴があるのをご存知ですか。
徳島の徳武産業という会社が展開している高齢者用ケアシューズです。

以前、十河会長にお聞きしたところ、「あゆみ」は、
施設の床を工夫しても転倒がなくならないという老人施設からの声に応え、
2年もの試行錯誤を経て開発されたものだそうです。
そもそも、開発に着手した1993年当時、
施設内で高齢者が履くシューズなどというジャンルはありませんでしたが、
十河会長は、
ただひたすら、「お年寄りの歩行を助けたい」という一心で、
会社を傾けながらも開発に没頭したとおっしゃっていました。

こうやって書けば、たいしたことでもないように思えるかもしれませんが、
これはかなりエポックなことです。
そもそも、老人施設には、いろいろなタイプの老人がいらっしゃるわけで、
たとえば、何かの後遺症で歩行の左右バランスがイレギュラーな方もいるし、
代謝の関係でむくみやすく、朝晩で足のサイズが違う方もいるしと、
転んでしまう要因は千差万別です。
そういう方々に、まんべんなく貢献したいと思えば、細かいケアが必要になり、
歩行の左右バランスが違う方には左右違うサイズのシューズを売り、
朝晩でサイズが大幅に変わる方にはマジックテープで締めるシューズを売るなど、
徳武産業ではきめの細かい対応をされてきました。

あゆみシューズ
https://www.tokutake.co.jp/beginner/

在庫や手間を考えたら、なかなか踏み切れることではありません。
実際、シューズ業界では異端で、
最初は効率を捨てたバカな経営だと笑われたそうです。
しかし、私は、お客様のために、そこに踏み切った、
十河会長のその心意気に感銘するのです。
それどころか、通常品の「あゆみシューズ」で、
お客様のお悩みや不便を充分に解決することが難しい場合など、
“パーツオーダー”と言って、通常品にパーツを追加して加工し、
お客様の症状になるべく合う商品をオーダーメイドすることも可能だそうです。

「大事にしてもらってね、頑張っておいで」と、
大事な娘をお嫁に出す気持ちで、一足一足を出荷していると言いますから、
いや、凄いですね。

ところで、少し前、富山にも「乃が美」というパン屋ができました。
5年ほど前に大阪府の総本店をオープン以来、
「生でもおいしい食パン」ということで評判を呼んでいるパン屋さんです。

一口食べると、分かる人には分かるマーガリンの味で、
実は、その点では賛否両論あるようで、
知り合いの建築会社社長など、苦手だという意見も多いようなのですが、
そもそも、“高級「生」パン®”という商標で売り出していますので、
自らハードルを上げている感がありますね。

乃が美の創業者・阪上雄司代表は、20年以上、飲食業界に身を置きながら、
大阪プロレスの会長も務めており、老人ホームへの慰問活動を続けていたとのこと。
そこで、「朝食はパンが多いけど、耳は硬くて食べにくい」という入居者の声を聞き、
やはり、何より、『食』が一番の楽しみになっているお年寄りに対し、
ただひたすら、「お年寄りの食を豊かにしたい」という一心で、
柔らかい、とにかく柔らかい食パンを作ろうと思いついたとのこと。

高級「生」食パン
https://townwork.net/detail/clc_3760334001/

もともと、長年の飲食店経営の経験から、
「やわらかくて甘いもの」は流行の定番であると感じていたそうですが、
それにしても、誰かのために作ろうと一念発起した心意気、素敵ですね。
私自身はあんまり得意な味ではないのですが、この話は勉強になりました。
2斤サイズで800円ちょっとする、ちょっと強気の価格設定ですが、
いまでは、「ウチの子、ここの食パンじゃないと食べないの」という、
舌の肥えた子供まで出現しているそうです。

徳武産業と乃が美、共通して感じるのは、
信念は力なりということですね。
たまたま老人ホームだったのは偶然だとしても、
誰かのために作る、どうしても作るという思いで産み出された商品で、
それがヒットするのは当然という気もします。

ちなみに、私の家では朝食の食パンは自家製のことが多いですが、
どこからか買うときは金谷ベーカリーのロイヤルブレッドを買います。

買いに行くにはちょっと遠くて困るのですが、お店は駅前のいいところにあるし、
1斤くらいのサイズで500円ちょっとと乃が美よりも高いですが、
なんといっても、みっちり詰まっていて私好み。
生でも美味しいかどうかは不明です。
私は食パンを生で食べたいとは思っていませんので。

金谷ベーカリー

この金谷ベーカリーだって、
大正14年(1925)年に金谷ホテルに入った川津勝利さんの信念の賜物。
外国人が日本に観光でやってくる時代になることを見越して、
ホテルに宿泊した外国人へ、
たとえば、アメリカ人は、やわらかくてあったかいのが好きとか、
イギリス人はパリッとした耳を好むとか、その国に応じて、好みのパンを出し、
そのことを通じて日本を好きになってもらおうという信念を持っていたそうです。

やっぱり信念は力なり
誰かのために作るという思いで産み出された商品は強いですね。

[SE;KICHI]

ご来場ありがとうございました。

先日、富山市の富山県民会館で行われました「ゆきみらい 2018 in 富山」は、
盛会のうちに閉幕いたしました。

会場は県庁の隣の、富山の“メイン催事場”のような施設で、
弊社ブースにもたくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

ゆきみらい 2018

なかでも、「ソーヒーター」という、融雪ゴムマットに関心が集まっていたように感じました。
やっぱり、展示品に通電していたため、インパクトがあったのかもしれません。

この「ゆきみらい」、雪の降る地域で毎年持ち回りで開催しています。
次回開催地は山形県新庄市。
ご期待ください。

[AKA]
プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
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FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

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