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開発の動機

「あゆみ」というピンクの靴があるのをご存知ですか。
徳島の徳武産業という会社が展開している高齢者用ケアシューズです。

以前、十河会長にお聞きしたところ、「あゆみ」は、
施設の床を工夫しても転倒がなくならないという老人施設からの声に応え、
2年もの試行錯誤を経て開発されたものだそうです。
そもそも、開発に着手した1993年当時、
施設内で高齢者が履くシューズなどというジャンルはありませんでしたが、
十河会長は、
ただひたすら、「お年寄りの歩行を助けたい」という一心で、
会社を傾けながらも開発に没頭したとおっしゃっていました。

こうやって書けば、たいしたことでもないように思えるかもしれませんが、
これはかなりエポックなことです。
そもそも、老人施設には、いろいろなタイプの老人がいらっしゃるわけで、
たとえば、何かの後遺症で歩行の左右バランスがイレギュラーな方もいるし、
代謝の関係でむくみやすく、朝晩で足のサイズが違う方もいるしと、
転んでしまう要因は千差万別です。
そういう方々に、まんべんなく貢献したいと思えば、細かいケアが必要になり、
歩行の左右バランスが違う方には左右違うサイズのシューズを売り、
朝晩でサイズが大幅に変わる方にはマジックテープで締めるシューズを売るなど、
徳武産業ではきめの細かい対応をされてきました。

あゆみシューズ
https://www.tokutake.co.jp/beginner/

在庫や手間を考えたら、なかなか踏み切れることではありません。
実際、シューズ業界では異端で、
最初は効率を捨てたバカな経営だと笑われたそうです。
しかし、私は、お客様のために、そこに踏み切った、
十河会長のその心意気に感銘するのです。
それどころか、通常品の「あゆみシューズ」で、
お客様のお悩みや不便を充分に解決することが難しい場合など、
“パーツオーダー”と言って、通常品にパーツを追加して加工し、
お客様の症状になるべく合う商品をオーダーメイドすることも可能だそうです。

「大事にしてもらってね、頑張っておいで」と、
大事な娘をお嫁に出す気持ちで、一足一足を出荷していると言いますから、
いや、凄いですね。

ところで、少し前、富山にも「乃が美」というパン屋ができました。
5年ほど前に大阪府の総本店をオープン以来、
「生でもおいしい食パン」ということで評判を呼んでいるパン屋さんです。

一口食べると、分かる人には分かるマーガリンの味で、
実は、その点では賛否両論あるようで、
知り合いの建築会社社長など、苦手だという意見も多いようなのですが、
そもそも、“高級「生」パン®”という商標で売り出していますので、
自らハードルを上げている感がありますね。

乃が美の創業者・阪上雄司代表は、20年以上、飲食業界に身を置きながら、
大阪プロレスの会長も務めており、老人ホームへの慰問活動を続けていたとのこと。
そこで、「朝食はパンが多いけど、耳は硬くて食べにくい」という入居者の声を聞き、
やはり、何より、『食』が一番の楽しみになっているお年寄りに対し、
ただひたすら、「お年寄りの食を豊かにしたい」という一心で、
柔らかい、とにかく柔らかい食パンを作ろうと思いついたとのこと。

高級「生」食パン
https://townwork.net/detail/clc_3760334001/

もともと、長年の飲食店経営の経験から、
「やわらかくて甘いもの」は流行の定番であると感じていたそうですが、
それにしても、誰かのために作ろうと一念発起した心意気、素敵ですね。
私自身はあんまり得意な味ではないのですが、この話は勉強になりました。
2斤サイズで800円ちょっとする、ちょっと強気の価格設定ですが、
いまでは、「ウチの子、ここの食パンじゃないと食べないの」という、
舌の肥えた子供まで出現しているそうです。

徳武産業と乃が美、共通して感じるのは、
信念は力なりということですね。
たまたま老人ホームだったのは偶然だとしても、
誰かのために作る、どうしても作るという思いで産み出された商品で、
それがヒットするのは当然という気もします。

ちなみに、私の家では朝食の食パンは自家製のことが多いですが、
どこからか買うときは金谷ベーカリーのロイヤルブレッドを買います。

買いに行くにはちょっと遠くて困るのですが、お店は駅前のいいところにあるし、
1斤くらいのサイズで500円ちょっとと乃が美よりも高いですが、
なんといっても、みっちり詰まっていて私好み。
生でも美味しいかどうかは不明です。
私は食パンを生で食べたいとは思っていませんので。

金谷ベーカリー

この金谷ベーカリーだって、
大正14年(1925)年に金谷ホテルに入った川津勝利さんの信念の賜物。
外国人が日本に観光でやってくる時代になることを見越して、
ホテルに宿泊した外国人へ、
たとえば、アメリカ人は、やわらかくてあったかいのが好きとか、
イギリス人はパリッとした耳を好むとか、その国に応じて、好みのパンを出し、
そのことを通じて日本を好きになってもらおうという信念を持っていたそうです。

やっぱり信念は力なり
誰かのために作るという思いで産み出された商品は強いですね。

[SE;KICHI]
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ご来場ありがとうございました。

先日、富山市の富山県民会館で行われました「ゆきみらい 2018 in 富山」は、
盛会のうちに閉幕いたしました。

会場は県庁の隣の、富山の“メイン催事場”のような施設で、
弊社ブースにもたくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

ゆきみらい 2018

なかでも、「ソーヒーター」という、融雪ゴムマットに関心が集まっていたように感じました。
やっぱり、展示品に通電していたため、インパクトがあったのかもしれません。

この「ゆきみらい」、雪の降る地域で毎年持ち回りで開催しています。
次回開催地は山形県新庄市。
ご期待ください。

[AKA]

『ゆきみらい 2018 in 富山』

今年の冬将軍はなかなかの猛者らしく、
しばしば、東京を含め、全国を銀世界に変えました。
特に、今年は年末年始の好天っぷりとのツンデレ感が半端じゃなく、
銀世界なんて言うとちょっとオツな感じに聞こえますが、
実際は物流や交通に影響が出ててんやわんやでしたね。
雪に対して脆弱な東京の交通麻痺は毎度のことですが、
今シーズンは、雪に慣れているはずの雪国でも被害が出ており、
付き合いの難しさが突きつけられたシーズンです。

地震とか噴火と同じで、雪が降ること自体はどうすることもできません。
日本に住む以上、豊かな自然の恩恵を受けつつ、
同時に、厳しい環境と共存することが求められます

雪国では長年、未来を展望し、地域の活性化を図ることを目的として、
雪のある生活についての試みが展開されています。

ゆきみらい 2018 in 富山

この「ゆきみらい」というイベントは、北海道や東北、北陸など、
雪の降る地区を中心に、毎年、リレーで開催されているもので、
今年は、弊社の所在する富山県富山市での開催です。

http://www.hrr.mlit.go.jp/yukimirai-toyama/

弊社も、主力商材の Raychem 自己制御ヒーターを引っ提げ、出展します。
実は、この自己制御ヒーター自体は必ずしも雪とは関係ないのですが、
そのへんは、“寒冷地”ということで、貢献できればと。
ほかにも、融雪ゴムマットや水道凍結防止帯などの雪関連商材から、
蓄熱式ホット座布団やパネルヒーターなど、
“親戚”と都合よく解釈し、各種ヒーター全般を出展します。

富山開催ということで、名産のマス寿司食べ比べなどもあるそうです。
お近くにお寄りの際は、どうぞ、よろしくお願いいたします。

[AKA]

ご来場ありがとうございました。

昨日まで富山県の高岡テクノドームで行われました、
「とやま夢づくりフェスタ2017」は、盛会のうちに閉幕いたしました。
弊社ブースにもたくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

フェスタ全景

この展示会は、
子ども達が地元に根付くようにという点を主眼に据えたもので、
彼らが仕事というものを身近にイメージでき、将来の夢を描きやすいようにと、
クレーンのオペレーターやらロボットのプログラマーなど、
出店各社ごとに趣向を凝らし、体験型のブースが多く並んでいました。

まぁ、弊社のブースは体験型と言っても、
温かくなっているヒーターを、
実際に触ってもらうくらいしかできなかったのですが・・・。
それでも関心を持った来場者さんに来ていただき、ありがたい限りです。

弊社ブース①弊社ブース②

地元密着型のイベントでしたので、
キッズチアダンスチームの公演やマジックショーなど、
ちょっとしたアトラクションもあって、場を盛り上げていました。



趣旨の通り、子ども達が地元に根付くように、
職業についてイメージできる場になっていたなら、とても嬉しいですね。

さて、次は2月の「ゆきみらい2018 in 富山」です。

ちなみに、今回は子供の将来を考えた、意外と崇高なイベントだったのですが、
弊社の営業マンは接客そっちのけで他社ブースを巡り、
言葉巧みなお姉さんにハンドクリームを売りつけられたり、
あろうことかベルトまで外して寝そべってマッサージを受けたり、
いやあ、土日ということもあって、実に呑気に過ごしておられました。
次の「ゆきみらい」こそ、しっかり働いてもらえるよう、祈るばかりです。

さぼる社員

次回も、みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

[AKA]

とやま夢づくりフェスタ2017 出展のご案内

今年はどういうわけか、やけに展示会に出展する機会が多いのですが、来週、また展示会に出展いたしますのでご案内をさせていただきます。

それは、とやま夢づくりフェスタ2017
きたる12月9日(土)と10日(日)の両日、開催されます。

とやま夢づくりフェスタ 2017

商材はいつもの自己制御ヒーターですが、開催期間が土日と、一般のお客様向けの展示会になっているので、いつもとは違ったお客様とお会いできるのではないかと、楽しみにしております。

お休み中のところとは存じますが、ぜひご来場いただけますよう、お願いいたします。

[AKA]
プロフィール

kkseishin

Author:kkseishin
株式会社セイシン
私たちは工場設備機器を中心に、お客様にご提案・販売をしている総合商社です。

■富山本社/〒930-0821
富山県富山市飯野16番地の5
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FAX:(076)451-0543

■新潟営業所/
〒950-1142
新潟県新潟市江南区楚川甲619番地6号
TEL:(025)283-5311
FAX:(025)283-7469



URL:http://www.kk-seishin.com/

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